ホテル

2011年6月 9日 (木)

JAL プライベートリゾート オクマ

評価 5

宿泊日 平成23年6月4~5日

県内在住でも県内のホテルに泊まって観光客の気分で沖縄を楽しみたい時はある。だから本島、離島含めいくつかのホテルを巡ってはいるが、今までそれを評価することはなかった。しかし、これは沖縄に限ったことではないと思うが、あまりにも(日本におけるリゾート地の)ホテルのサービスレベルが低いのに比較して料金が高いので、改善を促す意味でも更新を重ねていきたい。今回はその記念すべき第一弾である。

はっきり言おう。このホテル。ロケーションに胡坐をかいて、ロケーション以外に何も特筆すべき点がない、リゾートなどと銘打って欲しくない非常にダメなホテルである。特に朝食の料金の高さは呆れて笑ってしまうほどである。

フロント・ベル / 普通。不快な思いはしなかったが、ベルがチェックインをしている間、ずっとベル同士で話をしてた。駐車場が遠いためバスで送迎してくれるのだが、チェックアウト時は荷物を持ってエントランスの外に出たのに何の声も掛からなかったので、そのまま荷物を持って駐車場に歩いて帰った。その駐車場、廃止になったのか、今回はたまたまなのか、料金が500円のはずだが課金されなかった。もっとも那覇市内のホテルでさえ駐車場無料なのに、ここに来て500円払わされようものなら暴動が起きても不思議ではない。車以外でこのホテルに来る客がいるのだろうか。だったら最初から客に分からないように宿泊料金に含めておけ、と言いたい。チェックイン時はワゴン車でフロントから部屋に案内してくれるが、チェックアウト時の案内はなかった。結局帰りは部屋→フロント→駐車場と歩いた。ダイエットしろということだろう。

部屋 / 安普請であるが、手入れはされていると思う。ロッジ風なので、虫など入ってくるが、これは仕方ないだろう。バルコニーにデイベットがセットされていなかったのは残念だが、これは部屋のグレードによって変わるのか。ガーデンもよく手入れされててフロントやレストランまでの距離も散歩ににちょうどいい。ただソファのシミ汚れが目立った。

ビーチ・アクティビティ / 海は文句なく綺麗だ。本島でもここまで来れば透明度は高い。ただその折角の海を、例によってバナナボートやジェットスキーが縦横無尽に走り回り、泳いだりビーチチェアで昼寝する気分には到底なれない。ビーチ = ジェットスキー。なんなんだ、この短絡的かつ非自然的日本人のリゾート思考は。都会の喧騒から離れたくて来ている客に、趣味の悪い音楽やエンジン音をぶちかましてどうするんだ。そこまでして金を落として欲しいなら、もっと沖合いに出てやって欲しい。そんで戻ってくるな。そんなものに頼ってでしかこの美しい海を楽しめない利用者は、江ノ島か東京湾でやってろ、と言いたい。敷地内には体育館やパターゴルフ場があるのでこちらはやってみた。いずれにしてもアクティビティは全部アウトソースなので、ホテルは業者に任せっきりだ。

レストラン / 夕食はビーチフロントのビーチハウスでBBQを食べた。予約していたにも拘らず、海が見えない奥の席かテラスと言われたのでテラスを選んだ。しかし自分達がレストランに入ったのは19時半なので既に日は暮れて暗かった。異様に暗い中でのBBQは、自分の視力がここまで低下しているのかと慄いたが、照明が壊れていただけだったらしく、途中から明るくなった。食事の途中大雨が降ってきたが、スタッフに「どうしますか?」と聞かれて驚愕した。雨に打たれたい顔でもしていたのだろうか。申し訳程度のサラダバーはいいとして、焼きそばのトッピングもビュッフェコーナーからご自由にお取り下さいと言われ、期待して取りにいったら、青海苔と天かすと紅生姜があるだけだった。「ご自由にお取りください。 」ってなんだ。単なる手抜きじゃないか。暗くなると何も見えなくなるので、日が落ちる前に席を取ると綺麗な夕暮れの海をおかずに夕食を取れる。これだけがプラスポイントだろう。 朝食はひどい。「いじゅ」というレストランでビュッフェなのだが、2570円という料金を考えると、到底満足のいくものではない。和食と洋食と選択は出来るのだが、サラダは夕べのBBQレストランにあったサラダミックスと水で戻した海草サラダだけ。スープはコーンスープと味噌汁、卵はゆで卵とスクランブルと温泉卵のみ。後はビジネスホテル並みのウインナー、ベーコン、ポテトフライに何故かミートソース。地のものは一切なし。沖縄の最奥部のホテルに来てる観光客に、このメニューは何なのだろう。これで1000円だったら文句も言うまい。2500円以上なのだ。那覇市内のホテルでこの値段を出せば、普段食べられない内容のランチビュッフェを楽しめるはずだ。以前訪れた日航八重山でもまったく同じ光景を目にしたが、スタッフは片付けに奔走して、料理がなくなっていたり、トングが汚れたりしていることに全く気が付いていない。そのワリに時間が来ると片付けだけは一生懸命で、「サービスとは自分達の都合を優先して行うもの」という姿勢を崩さない。アリビラでは感じなかったが、八重山とこのホテルはいったい何なのであろうか。

それにしても日本のホテルは、どうしてこうも宿泊者から出来るだけ搾取しようとするのか。何気なく見た駐車場の自動販売機のジュースの値段が200円だ。どうせ補充は業者がするのだろうに、結局多くの宿泊客は近くのコンビニで飲み物を買って持ち込んできている実態をどう考えているのか。通常の価格だって利益は出るんだから、顧客サービスだと思って、無駄な電気代を回収するのだと思って、値段を修正出来ないものなのか。 日本人のホテルの利用の仕方が下手で洗練されてないのは、日本のホテルがどんなサービスに対してもいちいち値段をつけてもったいぶるのが原因の一旦だと思う。もっともこのレベルのホテルにそこまで求めるのが酷なのだろうか。

と、いうわけでこのホテルに泊まることはもうないだろう。そうなるとホントに沖縄で泊まりたいホテルは少なくなってしまうのだが。

このホテルとはもう全く関係がなくなってしまったけど、沖縄のホテルは次のことを実施すれば印象はかなり変わると思う。

①ビーチやプールサイドに音楽は流さない。もしくは三線の生演奏。

②ジェットスキーの類をビーチに持ち込まない。シュノーケル禁止などとケチなことは言わない。

③自動販売機を廃止し、売店で定価で販売する。

④料理は地産地消の努力をする。

⑤ビーチパラソルやプールサイドのタオルの完全無料化。

そんなに難しいこととは思わないし、これに不満をいう客がいるだろうか。

| | コメント (7) | トラックバック (0)