与論島

2006年8月23日 (水)

かよい舟

評価 6

入店日時 平成18年8月18日(金)午後8時半頃 過去入店回数 なし

与論島シリーズもこれでおしまい。与論は知ってのとおり沖縄ではなく、鹿児島県なんだけど、沖縄の辺戸岬からも見えるくらい沖縄に近いし、文化や生活様式にも共通点があるので、載せてみました。今回は那覇からフェリーで5時間かかったけど、本部港からなら3時間。たまには船の旅もいいものです。

この居酒屋は茶花の商店街の中心にあるんだけど、中が見えないので入るのに少し勇気がいる。かつて博多の居酒屋に入ったとたん、中の客に全員「何者?」って感じ注目されて焦ったことがあるので、遠征先ではその思いが時々よぎる。ここはドアを開けても誰にも注目されることなく、普通に席に座れた。取りあえずのビールを頼みながらメニューを見る。種類が多い。メニューは土地のものだけでなく、定番居酒屋メニューも豊富だ。しかしここは土地のものを注文する。エイヒレの唐揚は迷わず2つ。スーナの酢味噌和えは絶品。スーナは沖縄では見たことがなかったが、与論の居酒屋にはどこもおいているようだ。海草なんだけど、コリコリしててとても美味しい。チヌモーとティダラの酢味噌はここの看板メニューのようだ。ホタルイカのわさび漬けなんてのもあったけど、何で与論でホタルイカなんだろ。それらを肴に、今日は与論島最終日なので、700mlの有泉を1本。結局2人で空けてしまった。店自体はいたって普通の居酒屋だ。

それにしても今回はプリシアに泊まりながらホテル内でディナーを食べることはなかった。朝食の寂しさに夕食のレベルも想像してしまったのだ。与論でプリシアに泊まる人は多いと思うけど、このホテルはすごく中途半端なホテル。だって、ホテルの敷地にあるビーチのチェアやパラソルが有料だし(2人で1日3000円って)、ホテル内や敷地にワープロで打った張り紙がペタペタで高級感のかけらもないし、チェックアウトが10時で東横イン並みだし、借りたレンタサイクルはメンテが全くされてなく空気も入っていないし、プールが呆れるほど小さいし、趣味の悪い色で歩道がペイントされているし、海を見ながらのバーベーキューやバーも営業していなかったし、数え上げたらキリがない。ホテルの名誉のために言っておくが、いい面も多くある。スタッフはテキパキしているし、冷蔵庫にドリンクが入っていないから敷地内にあるコンビニで買えるし、立地条件もいい。完全なファミリー用ホテルであろう。おっとと、ホテルミシュランになってしまった。

日本の旅館の中には値段は高いけど、風景に溶け込んだ建物、地の物にこだわった食事、付かず離れずの絶妙のサービス、とバランスの取れたところが近年劇的に多くなっている。それに引き換えリゾートホテルの後進ぶりはどうだろう。リゾートとは全くの名ばかりの偽ホテルが沖縄にも沢山ある。8月1ヵ月で1年分の売上を稼いでやろうと思っているのか、法外で粗末なサービス。不味い食事。それに喜ぶ客。日本のリゾートは西洋のそれをマネてみても所詮サルマネにしかならないのか。いや、日本にもクラシックホテルと言われる質の高いホテルはある。が、沖縄にはない。何故だろう。誰も求めてないからだと思う。蒼い海と空と土地の食べ物以外に求めるものがあるはずがない。もう沖縄にホテルなんていらない。

居酒屋 かよい舟                                          与論町茶花35-1                                          97-3189

| | コメント (0)

2006年8月22日 (火)

シャロン

評価 7

入店日時 平成18年8月19日(金)午後2時半頃 過去入店回数 なし

与論島の地図を見ていると、内陸部にちょっと洒落た名前のカフェがある。今日は島内をジョギングで廻るつもりだったので、トレーニングウェアに着替え茶花海岸をゆっくり走る。が、暑さに負けてウォーキングに変更。しかし行けども行けどもつかない。あれー、島の反対側に出ちゃうぞー、ってところで道を激しく間違えていたことに気付く。彼女の機嫌が悪くなる。2時間くらい歩いたか、汗びっしょりクタクタになったところでようやく着いた。遥かなサトウキビ畑に囲まれて、静かな場所にある。果樹園やハーブ園の真ん中にカフェの建物がある。落ち着いた雰囲気で、ハイビスカスに囲まれて綺麗だし、苦労して来た甲斐があった。島魚のパスタセットと彼女はバジルとベーコンのパスタを頼んだ。20分以上待ったか。もうオーダーを忘れてるんじゃないか、と思うころ注文の品が運ばれてきた。島魚のパスタは普通だったが、彼女のバジルのパスタはバジルの香りが濃厚で美味しかった。ここで採れたバジルだろう。アーサのスープも優しい味で美味しかった。普段なら食べないが、疲れて甘いものを食べたかったので、島バナナのアイスとハイビスカスのシャーベットを食後に頼んだ。これが絶品だった。バナナなんて普段全く食べないんだけど、島バナナの味の濃厚さに鮮烈な衝撃を受けた。ああ美味しい。ハイビスカスのシャーベットは花を煮出して作るらしい。ああ、また走れそうな気になってきた。最後にグアバをサービスで頂いて、またゆっくり歩き走りホテルに戻った。これだから旅はやめられない。台風はどうやら与論には来ないらしい。トンボが嬉しそうに頭上を舞っていた。

ハーブ&フルーツガーデン シャロン                               与論町茶花1194-1                                            97-3544

| | コメント (0)

地中海

評価 7

入店日時 平成18年8月17日(木)午後8時頃 過去入店回数 なし

与論に4日しか滞在しなかったので大きなことは言えないが、ホテル以外で食事をするとなるとここが一番美味しいのではないか。地中海という店名通り、ワインにブイヤベースやパエリャ、パスタなどが食べられるが、有泉に刺身と唐揚、という選択も出来る西洋居酒屋。店に入ると魚拓が壁一面に貼られているのだが、どの魚もバカでかくて驚く。小さな子供だと不気味で泣いてしまうかも知れない。昔東京のフレンチレストランで修行をしたというオーナーシェフと、その妻(?)の2人でやっている。時々シェフが奥さん(なのか)を怒鳴りつけるので、カウンターで食べているとどうにも落ち着かない。そのシェフの顔は気のせいか赤い。いかにも「飲兵衛」という面持ちでアクも強そうだ。まあ人のことは言えないが。この日は大ジョッキで薩摩地鶏のタタキ、グルクンのカルパッチョ、夜行貝の刺身を食べ、エイの軟骨唐揚、飛魚の一夜干し、海の幸サラダで有泉を飲む。エイの軟骨唐揚がちょっとびっくりするほどうまい。ホントにうまいぞ。また揚げ加減が抜群だった。カルパッチョや刺身も新鮮でかなり美味しい。残念ながらブイヤベースやパエリャまでは食べられなかったけど、かなり期待が持てるはずだ。しかし、与論にあって、「地中海」という店名はないだろう。これだけ地の魚にこだわってるんだから、「東シナ海」に変えて欲しい。でも与論に滞在するなら一度は寄るべきだろう。

地中海                                                 与論町茶花20-15                                          97-3086

| | コメント (0)

蒼い珊瑚礁

評価 5

入店日時 平成18年8月17日(木)正午 過去入店回数 なし

空港から程近い食堂。兼母海岸を見渡せる絶好のロケーション。店名は洋食レストランっぽいけど間違いなく食堂。朝食がホテルのビュッフェだったので、まだ全然空腹ではなかったのだが、これから自転車で島内一周するので無理にでも腹ごしらえをする。やけに店が大きいなあと思って見回していると、店の奥で名産もずくそばを作っているのだから、当然注文したくなる。塩やもずくそば等お土産も置いている。「もずくそば」とは何か。沖縄そばにフーチバを練りこんだようなものをイメージしていたが、そうではなかった。2人揃って「冷やしもずくそば」を注文する。10分くらいで出てきた。見ると「日本そば」にもずくを煉りこんでいる様だ。越後の「へぎそば」のようなものか。食べる。え?え? うーん、どうなんだろうなあ、美味しいのかなあ。麺も喉越しはツルツルしてていいけど、どうにも味がない。出汁も明らかに旨みが足りない。ひょっとしたらマズいのかもしれんぞー。テーブルにセットされている麺つゆを大量投入。トッピングの肉もハムみたいだし、何だか期待はずれ。店構えが美味しそうだっただけに、がっかりした。さあ気を取り直して島内一周の旅に出るぞー。

蒼い珊瑚礁                                              与論町立長637-1                                         97-3599

| | コメント (0)

海将

評価 6

入店日時 平成18年8月16日(水)午後7時半 過去入店回数 なし

茶花商店街の角にある普通の居酒屋。メニューの種類もそれほど多くはない。1品の量も少なめ。味も普通。但し島のイキのいい魚は食べられる。この日フェリーで那覇から渡って来たが、船中何もすることがなく、ずっとビールを飲んでいた上に、ビーチでシャンパンまで空けたので、この時点でかなり飲み過ぎ。ビールを瓶で乾杯。もずく、かつおタタキ、豚みそ、タカセ貝等地の物を中心に注文する。変わっていたのは、貝を酢味噌で食べること。他の居酒屋でもそうだった。ビールの後は当然与論唯一の黒糖焼酎「有泉」を。3杯飲んでこの日は早々に切り上げる。が、外に出ると商店街には人1人いない。島の生活は太陽が昇るとともに始まり、沈むと早々に床に就くのか。台風が近づいているからか、波の音だけがやけに高い。

炉ばた居酒屋 海将                                        与論島茶花223                                           97-2215

| | コメント (0)