2009年10月24日 (土)

メキシコ

評価 8

入店日時 平成12年9月27日(日)15時頃   過去入店回数 なし

かなり更新をサボってしまった。「食」に対するストレートな欲望が若干薄れてしまった代わりに、釣りや自転車など釣った魚やイカを食べたり(今までの釣果→イカ1パイ、タチウオ1匹、名も知れぬ小魚1匹、岩2個 ナマコ1体、ゴミ無数)、サイクリングで訪れた街で美味しいものを食べたりする方が、単に普通の生活の中でレストランや居酒屋に訪れるより楽しくなってしまった。最近では四万十川やしまなみ海道を自転車で走り、地の魚や讃岐うどんなどを食べ歩き、200キロ走ったにもかかわらず体重がむしろ増えていたという悲しい出来事に見舞われたばかりだ。それでも何もしないで食べるよりはずっといい。そんなわけでこのブログの更新がサボりがちになっている。ちなみに「日本の島を旅する」、「オヤジのコモノ」というブログも始めているので興味のある方は見て欲しい。もっともこちらも中途半端で全然更新出来ずにいるのだが。

ところで9月の終わりに行ったこの店、メニューは「タコス」のみである。こういう潔い店は例外なく美味しい。先週行った讃岐でも、うどんのメニューが少ない店ほど美味しかった。タコス。日常あまり食べる機会はない。それでも歳柄TEXMEXブームというのが20年ほど前であろうか、巷で耳にするようになり、メキシコ料理店が急に増えた時期があった。我輩もにわかブームに乗っかり、コロナビールとトルティア(やわらかいタコス)の組み合わせが好きで結構通ったことがあった。10数年前ではグローバルダイニングが「ZEST」を都内に展開し、恵比寿の大箱でフローズンマルガリータとでずいぶん盛り上がったりもした。しかし「食事」としての機会は果てしなく乏しい。それでも沖縄にはタコライスを出す店が少なくないから、そういう店ではたいていタコスも用意している。でも美味しいと思ったことはなかったな。この店で食べるまでは。この日はテイクアウトしたが、この店のタコスの真髄は「皮」である。トルティア(トルティージャ)を揚げるのだろうが、よくあるパリパリの食感ではなく、パリモチって感じなのだ。そう、皮がウマイのだ。4個で500円。1人では少し多いかなと思って買ったが、4個食べても物足りなかった。とにかく美味しい。車の運転をしながら食べたので、サルサソースが洋服にボタボタ落ちたが、そんなのが気にならないくらい美味しい。聞けばずっとこの値段でやっているらしい。タコスを美味しいと思ったことのない人、食べたことのない人はぜひ試して欲しい。メニューを絞り込んでいる店に間違いはない。

メキシコ                                                                                                        宜野湾市伊佐3-1-3                                                                                    098-897-1663

 

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2009年7月23日 (木)

もりやま唐揚店

評価 7

入店日時 平成21年7月20日(月)午後17時頃  過去入店回数 なし

海の季節になった。休日の夕方から出かけ、1時間ほど泳いで帰る途中の南部の道が好きだ。さとうきび畑を貫く道の向こうに大きな入道雲。泳ぎ疲れて少しけだるい車内で頬張る天ぷらが好きだ。そして天ぷらのみならず、「唐揚」が本日追加された。もともと唐揚は好きだ。居酒屋のでも、カラオケボックスのでも、どこのでもいい。唐揚が好きだ。「フライドチキン」ではない。唐揚なのだ。会社の元後輩に「ブログネタに」と教えて貰ったこの店。まさに唐揚店の名の通り、①骨なしからあげ100g 170円 ②骨なしピリカラからあげ 100g 170円 以外のメニューはない。3連休の最後の日、午後の殺人的な太陽光線に若干緩みが出た頃、この店の前にいた。「店」というより「スタンド」だ。スタンドだから持ち帰り専用だ。そのスタンドに人はいない。「ブーッ」とクラクションを短く鳴らすと、「アイヨッ」と隣の自宅の2階から店主と思しき男性が顔を出した。①と②をそれぞれ300gづつ注文する。もちろん注文を聞いてから粉を付けて揚げはじめるので、しばらくして「ジョワーッ」という油がはぜる音が聞こえてくる。蝉の声に増して、非常に暑く感じる効果音だ。ここでどうしても店主と会話を交えることになる。店主によると、この唐揚のスタイルは、大分県の中津市というところのもので、実際店主もこの店(スタンド)を開けるにあたって数ヶ月とある中津の名店で修行をしたらしい。中津が「唐揚のまち」ということも知らなかったが、聞くとケンタッキーを追い出したほど唐揚の店が多いらしい。今で言うと「ご当地グルメ」ということになるが、背景に中津には戦前から養鶏場が多かったからとか、戦後中国から唐揚という調理法を持ち帰った人が店を始めたからとか、諸説あるがどれも定かではないらしい。そんな話をしていると店主の携帯が鳴った。「え、全部同じ大きさ? そりゃ無理だ、一つ一つ包丁で切ってるんだからあ。」  という会話が聞こえてくる。どうやら電話の向こうの主に、「全部同じ大きさにそろえてくれ」と言われているらしい。「そうだよなあ、ケンタッキーにしてもコンビニのフライドチキンにしても、全部同じ大きさだからなあ。同じ大きさに揃ってるのが普通と考えてる人が出てきても不思議じゃないか…。 それにしても、コンビニのチキンって整形してるんだろうなあ、全部同じ大きさだもんなあ。」などと思うのである。店主も「そんなの出来るわけねえじゃないか。」と文句を言っていた。 唐揚が揚がるには5分くらい要する。もし待つのが嫌なら先に電話をしておけばいい。しかしここで会話するとしないとでは後で食する時の「味」が変わってくるであろう。会計は600gで1020円だった。2人で食べるとなると600gは多いが、100gだけ、というのも注文しづらい。早速一つ頬張る。味はかなりしっかりめだ。ニンニク、生姜、醤油に長時間漬け込んでいるからであろう。冷めても美味しいとのことだが、やっぱり揚げたてを頂きたい。さすれば文句なしに美味しいのだ。ビールが欲しくなる味でもある。熱々のまま家に持ち帰り、ビールとともに食べれたらどんなに幸せだろう。そんなことを考えつつ、帰路の車の中で半分以上平らげた。 ①と②は袋の中で一緒に混じってしまっていて、味の違いが最後まで分からなかった。

もりやま唐揚店                                            糸満市阿波根576-6                                       080-1718-9379

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2009年6月27日 (土)

笑味の店

評価 7

入店日時 平成21年5月3日(日)午後13時  過去入店回数 なし

前後してしまったがまたGWの更新である。一度更新すると続けて出来るもんですネ。   このお店も2週間くらい前に、体の調子が悪い母のために「長寿膳」と予約制のメニューを頼んでいた。この店がある大宜味村は長寿の村として有名である。長寿県としての沖縄が、その食生活の変化から地位を下げてからもこの村民は変わることなく長寿を保っているのである。素晴らしいことである。店は質素でお世辞にも綺麗とは言えないけど、店内に流れる時間はまさにやんばるのそれである。ここは自家製の食材の販売にも力を入れていて、店内でもシークワーサージュースやドレッシングなどが買える。長寿膳は手間が掛かるのか予約が必要だが、同時に席も予約が出来るので連休などの繁忙期には調度いい。この店が満員だとまわりに店はないので、大変なことになってしまう。お店は結構込んでいたが、我々の席はキッチリ確保されていた。みんな静かにやんばるの雰囲気と味を楽しんでいる午後のひと時。天気もいいし道中綺麗な海も堪能できた。最初にシークワーサーそばが出てきた。ほのかにシークワーサーの香りがして美味しい。その後にお弁当式の長寿膳が運ばれてきた。いかにも体に良さそうなものばかりが並んでいるが、偏食の人は苦行に近いこととなろう。ニガナやスルルー、竹の子イリチーやラフティなど、地元で取れた自然の素材ばかりを調理しているらしい。どれも「すんごくウンメエぜ! も、サイコー!!」 というほどではないが、どれもカラダにすんなり吸収されるようで、元気が出てくる。昔は嫌でもこういうものを食べていたのであろうが、今はお金を払わないとこういうものが食べられない時代である。もっとも調理に手間が掛かっていそうで、自分で作るもの大変だと思うが。 夕べは新しく松川に移った"そばーじゅ"でフレンチを腹一杯食べたので、両親ともに食欲が進まないようだったが、それでも健康のため、と頑張って食べている。まさに"ぬちぐすい"(命の薬)である。実際帰ってから母の体調が少し良くなったようだ。都合のいい話かも知れないけど、カラダにいいものは何でも試してみたい。シークワーサーそばや紅芋チップを買って、この後自分の好きな場所である古宇利島に向かった。申し訳ないような素晴らしい天気の初夏の1日だった。

笑味の店                                               国頭郡大宜味村字大兼久61番地                                0980-44-3220

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2009年1月23日 (金)

こぺんぎん食堂

評価 7

入店日時 平成21年1月10日(土)午後2時頃  過去入店回数 なし

こぺんぎん食堂。石垣島ラー油で有名な石垣の名店「辺銀食堂」の支店らしい。「辺銀」はぺんぎんの当て字なのかと思ったが、何と石垣店オーナー夫婦の本名ということだ。で、その支店だから「こぺんぎん」。かわいらしい店名ではある。昼の遅い時間に行ったので、店舗には3人ほどの客があるだけだった。とはいってもカウンター8席だけの小さい店なので、我々が入ると後は3席を残すだけである。看板メニューの5色水餃子(島餃子とこの店では呼んでいる)、スーチキーそば、ネギそばを注文する。他にもジャージャー麺、トムヤムそばなど変り種メニューがある。麺は生麺を使用しているから注文してから結構待たされる。腹が減っている上に、狭いカウンター席で待たされるのは結構辛いが、初めての店だし、注文したものへの期待も高まるので、じっと我慢する。石垣島ラー油はこの店舗で食事をした人に限って購入できるらしい。石垣島ラー油。一度お土産で貰ったが、イマイチ辛さが足りなかったような。ラー油というよりも香味油といった感じだった。もうちょっとパンチがあればと思ったのを憶えている。もちろんこの店にもカウンターにラー油が完備されている。10分以上待ったであろうか。島餃子とそばが出来上がった。島餃子の彩りが鮮やかで、見た目にも美しい。そばもいい香りを放っている。腹が極限状態まで減っているので、早速そばを飲み込む。スープは後だ。麺は...沖縄そばとは違う。ラーメンでもない。でだこそばや与那原そばの生めんに近いが、こっちの方がより柔らかい気がする。個人的にはもう少し硬めに茹でて欲しかったんだけど、これはこれで喉越しが気持ちよくて美味しい。少しお腹が落ち着いたところでスープを味わう。あっさりしていてすごく上品な味だ。TVレポーター風に言えば、「優しい味ですね。」といったところか。話はそれるが、グルメ番組のTVレポーターは、どうして皆同じ表現をするのだろう。人と違う表現をすればいいと言うわけではないが、いつも見ていて腹が立つ。「美味しい。」とか「うっまーい!」で十分なのに、「深みがあって、あとからじわーって海の香りが口いっぱいに広がりますね。」とか、何とかいい表現をしようという根性がアサマしい。その中でも最もしらけるのが、「あっまーい!」とか「これは甘くて美味しいですね。」だ。海老や蟹を食べて「あまーい!」、ステーキを食べて「脂が甘いですね。」とか訳知り顔でコメントするレポーター。そのくせ、ケーキとかのスイーツだと、「甘くなくて美味しい!」だって。 って「お前どっちなんじゃい!」って殴りたくなることしばしば。一番嫌いなコメントである。話を戻そう。こぺんぎん食堂である。麺にはシークワーサーがついている。これを絞ってスープをよりあっさり飲むということだろう。しかしあまりにあっさりしてしまうので、カウンターの「ラー油」を大量に投入する。するとスープに若干のパンチが効いて、より美味しくなる。もしかすると、ラー油を堪能するために、あっさりに仕上げているのかもしれない。島餃子は皮にそれぞれにんじんやウコンなどが練りこまれて、カラフル5色展開になっているのだが、中身もそれぞれ味が違って楽しい。若干ジューシーさに欠け、すごく美味しいってほどじゃないけど、手間は掛けられていて、丁寧に作られているのがわかる。これを石垣島ラー油とともに口に入れると、ほのかな辛さと、それぞれの食材の香りがミックスされてさらに美味しい。爆発的な辛さにしていないのは、それぞれの食材の持ち味を生かすためなのかも知れない。女性2人が楽しそうにやっているこの店、自分の店を持ち、自分が美味しいものを提供したいなあ、そう思わせ、それがすぐに出来る気にさせてくれる気がした。全体的にあっさりしていてパンチに乏しかったが、ジャージャー麺やトムヤンクンなどもあるので、今度はそちらを試してみたい。女性にもお勧めの店である。

こぺんぎん食堂                                           那覇市安里388-150                                       098-887-4645

ペンギン夫婦がつくった石垣島ラー油のはなし

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2008年12月30日 (火)

しむじょう

評価 8

入店日時 平成20年12月30日(火)午後2時過ぎ 過去入店回数 なし

国の登録有形文化財に指定されたその建物は、沖縄の古民家の風情そのままで、静かな周辺の環境と相まって、たいへん美しい佇まいをしている。しむじょう=下門、屋号の名称らしい。静かな環境にあるために、その道のりは厳しいが、十分苦労してたどり着いて欲しい。3時までの営業に対して入ったのが、2時過ぎだ。会社を抜け出しての遅いランチだが、意外にも店はほぼ満員だった。セットメニューやじゅーしーはすでに売り切れと言う。カメラを持った客が目立つ。ガイドブックにでも掲載されているのであろうか。ソーキそばを注文する。店内には鰹の香りが充満し、否が応でも出汁への期待が高鳴る。それにしても那覇市内のそば店で、このようなおいしそうな店にまだ行ったことがなかった事実に驚いていた。まだまだ食べ歩かねばならないらしい。(好きでやってるんだけど) ほどなくして運ばれてきたそばは案の定、鰹の濃い香りを湛えていて、さらに紅生姜ではなく、針生姜というのがこだわりをじゅうぶんカンジさせる。ソーキも黒光りしていて十分に味が染み込んでいるのを想像するに難くない。さて、儀式である。スープを飲んでみる。「ズズッ...。ズズッ。  ...。 ゴクゴク...、うっ うっめい!」 こんなカンジであろうか。 「おっとっと、麺を食べる前にスープを全部飲むところだった...。」 若干塩気が強いが、強すぎるということはない。ただ個人的好みからすると、ほんの気持ちだけ抑えられていてもいい気がする。麺は...。 これまたウマい。平打ちの細麺だが、コシがしっかりしていて少し縮れているからスープがしっかり絡まる。 久しぶりに沖縄そばらしいそばを食べている。そばには漬物と苦菜の白和えがついてくる。これはいらないから、じゅーしーも食べたかったな。 店はおおかた埋まってはいるが、とても静かだ。時間がゆっくりと過ぎている。それにしても、台風のときなどこういう古民家はどうなってしまうのだろう。見るからに雨が吹き込んできそうだ。 

しむじょう                                               那覇市首里末吉町2-124-1                                   098-884-1933

総覧 登録有形文化財建造物5000 総覧 登録有形文化財建造物5000

著者:文化庁文化財部
販売元:海路書院
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今日は30日。今年もあと1日となった。明日は家でもそばを食べるだろうから、これが今年最後の更新となるはず。 本ブログをいつも応援してくださる方々、1年間本当にありがとうございました。来年からは本ブログとは別に、「ブランド・ファッション裏ミシュランガイド」を始めるつもりです。こうご期待!

2009年のテーマ。  「不景気でもいい、カラダさえ健康ならば。」

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2008年11月17日 (月)

麦麦

評価 5

入店日時 平成20年11月14日(金)午後11時頃 過去入店回数 1回

臭い。とにかく店内が臭い。同じような臭いを放つラーメン店は少なくないが、食べ物を商う店である。何とかならないだろうか。しかしここまで臭い店は、そうはないなあ。池尻大橋に和歌山ラーメン「まっち棒」という店があったがあの店なみに臭い。どうしてこういう臭いになるのだろう。スープの仕込みに手を抜いているのではないだろうか。麺は自分好みの博多細麺で美味しいが、とにかくこの臭いがすべてをぶち壊している。前回来た時にはさほど気にならなかったが、もう来ようという気持ちにはどうしてもなれないなあ。接客も客から何か言われて動くと言う感じでどうにも居心地が悪い。外国人を使っているようだが、店長は奥で楽してないで、しっかり店内全体を見渡して欲しい。どうにもダメな店である。

らーめん 麦麦(バクバク)                                     那覇市泉崎1-7-1                                         098-862-7974

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2008年10月 9日 (木)

追風丸 久茂地店

評価 8

入店日時 平成20年10月4日(土)午前0時頃  過去入店回数 なし

やってしまった。 深夜のラーメン。 飲んだ後のシメ。 久しぶりに。1軒目のイタリアンを若干軽めにしたので、BARを出たときにすごい空腹を感じたのだ。こうなるんだったら、最初からいっぱい食べておけばよかった。そんなことをボヤキながらも心の奥底ではヤケクソ的な幸福感で満たされている。何とか自分自身を納得させようとする理由を探すが、んなものあるわけない。食べたいから食べるんじゃい。で、バーバリーコーストの並びにあるこのお店。 以前から気になっていたのだ。深夜になろうというのに、結構客が入っている。博多ラーメンの店かと思ったが、北海道ラーメンらしい。よくありがちな、「XX流」という大そうな副店名がついている。何だかなあ、こういうのって気恥ずかしいなあ。ラーメンなんて美味しきゃいいじゃん、って思うのだが、こういうことで差別化ってことも意識しているのだろう。"つけ麺"がある。つけ麺で一番好きなのは新宿・満来なのだが、今までそこより美味しいと感じた店はなかった。ここのは満来とはスープの基本が全然違うようだが、メニューの写真が美味しそうだったので注文した。彼女は店のお勧め"白味噌ラーメン"を選んだ。ラーメンはほどなく来た。つけ麺にトッピングされている具の種類が豊富で嬉しくなる。"白味噌"の方は、筍の大きなスライスが載っていたりする。 で、味だ。はっきり言おう。すごくウマい。独特の濃くと旨み。麺のコシ、酔っていたからなのかも知れないが、つけ麺としてはかなり美味しかった。これだったらメタボになってもいいなあ。(うそ)  スープを1滴も残さず、彼女の残した分までしっかり食べて、突き出た腹を抱えて金曜日の夜も更けていくのだった。 シメのラーメン、1杯で1年寿命が縮まらなければいいが...。(うしろの百太郎かい!)

追風丸 久茂地店                                            那覇市久茂地3-15-1                                         098-861-0239

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2008年9月11日 (木)

暖暮 那覇店

評価 7

入店日時 平成20年8月28日(木)午前11時半頃  過去入店回数 なし

一蘭のラーメンが好きである。福岡の店にも数回行ったことがあるが、渋谷に店が出来たときは、よく終電間際に食べて帰ったものだ。周りの酔客を気にしないでいいのもいい。替え玉をしていたばっかりに、終電に乗り遅れたこともある。ラーメンはそれほど好物ではないが、一蘭のは臭みがなくて好きである。沖縄にあるラーメン店で、博多風は実は少ない。それにスープが豚骨臭くてあまり美味しい店もない。仕事中であったが、ちょうどランチだったので、「九州ラーメン総選挙第1位」の堂々たる看板に釣られて、昼前の店に入った。店に入った瞬間、苦手な豚骨の臭みが若干鼻腔を突いたが、それも微かである。ラーメンの種類は一蘭のように単一ではなく、いくつかのバリエがある。その中から「ネギごまラーメン」を注文する。注文したあとに、餃子とチャーシュー高菜ご飯のランチセットがあるのに気づき、そのセットにしてもらう。餃子は5分くらい掛かるらしい。今日はランチなので、あまり気にしないが、夜ビールのツマミに餃子とラーメンを同時に注文すると、まあ10中8,9はラーメンが先に来てしまう。で、やむなくラーメンを食べるともうビールは美味しくなく、で、ラーメンも半分くらい食べたところで餃子が来たって、その時点ではビールのツマミにはなり得ないのだ。この辺、何とか工夫が欲しい。ラーメン作るのを遅らせるとか、すぐに焼ける餃子を開発するとか、少しは考えて欲しい。この店でもビールとラーメン、餃子を同時注文すると、間違いなくラーメンが先に出てくるクチであろう。ま、それはさておき、ラーメンである。ラーメンを注文すると、麺の固さ、辛味ダレの辛さ、脂の多さなどを聞かれる。博多ラーメンの店ではこれは珍しくない。特に重要なのが、麺の固さである。博多ラーメンは細麺が基本で、大抵の地元客は「固め」を注文する。一風堂などでは、「バリ固」、「ハリガネ」なるものもある。自分も固めの麺が好きなので、当然ここでも「固め」となる。あとは大抵「普通」である。麺を固めで注文すると、茹でる時間も短いのだから、運ばれてくるのも早い。ここもラーメンはすぐに運ばれてきた。ラーメンで700円。少し高いな。セットで900円。うーん、ランチでこの値段はさすがに高い。強気である。高菜ご飯が運ばれてきて、カウンターに予めセットされた高菜に気づいた。高菜も好物である。くそ、白いご飯を頼んでも、高菜ご飯は保障されたわけだ。気を取り直し、ラーメンを観察する。一蘭のように、真っ赤な唐辛子ダレが艶かしくトッピングされている。ネギとごまの量は、もっと多くてもいい。スープからはやはり少しだけ臭みが感じられる。が、食べてみると美味しい。豚骨に煮干などの和風系の出汁が加えられ、複雑な味に仕上がっている。うん、おいしい。一蘭ほどではないが、美味しいぞ。ただ麺が少ない気がする。高菜ご飯と小さ目の博多餃子とこの麺の量では足りない男性も多いのではないか。しかしこれに替え玉を追加すると、ランチなのに1000円を軽く突破する。うーん。替え玉は我慢することにする。しかし、高いけど、沖縄では美味しい方だと思うな。(福岡のチェーンだけど) でも九州で一番美味しい店でもないと思う。その看板に釣られて入ったわけだから、お店の思惑は当たったのだけど。夜の2時までやってるもの県内では貴重である。

暖暮 那覇店                                             那覇市牧志2-16-10                                       098-863-8331  

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2008年7月14日 (月)

中本鮮魚店

評価 7

入店日時 平成20年7月12日(土)午後4時頃  過去入店回数 7~8回

2回目の登場である。基本的に同じ店の再評価は行わないのであるが、最近痛風の発作の恐怖感から食べ歩くことがないので、完全にネタ不足である。そこで、このところ毎週のように行ってるこの店を載せることにした。言わずと知れた南部・奥武島の天ぷら屋である。梅雨が明け、溶けそうな日々が続いている。朝起きて、部屋の窓から慶良間諸島や青い海が輝いていると、いても立ってもいられない気分になる。もともと海男ではない。どちらかというと山男である。実際高校時代は山岳部に属していたし、社会人になっても北アルプスや八ヶ岳など、足繁く通っていた。北海道・知床の山で熊に遭遇したこともある。自分の趣味の中で、唯一本格的と言えるのが登山である。そんな気にさせるのは、梅雨が明けた直後の安定した晴天を目の当たりにした時だ。もちろん冬山もやる。でも一番好きなのは、やっぱり真夏の北アルプスである。あの強烈に発達した入道雲を想像した瞬間、装備を点検している、そんな感じだ。しかし沖縄には真夏に登る山がないので、そういう時は、慶良間や南部の海にシュノーケルをしに行く。今年も梅雨明け以来、南部には毎週通っている。しかしそれも遅い午後からだ。実は泳ぎは得意ではない。というより苦手である。息継ぎが上手く出来ないのである。ちょうど10年前くらいになるであろうか、急に取れた休暇で石垣に行った。それが初めての沖縄でもある。白保の民宿に10日間くらい滞在したであろうか。当時流行ったドラマ、「ビーチボーイズ」を気取っていた。1階が食堂になっていて、夕朝食はそこで食べる。地元の人も夜はそこに飲みに来るから、一人で食事をしていると、当然それらの人々と会話をすることになる。ちょうどその夜は、女子大生4人グループがその民宿に泊まってきており、夕食はなんとなく皆ソワソワした気分になっていた。当然お近づきになりたい、そう思うのが人情、いや男心であろう。とはいうものの、自分のテーブルには初日にキープした泡盛の1升瓶が鎮座しており、何となく周りの人からは疎ましく見られていたはずだ。普段は色白な我輩も、数日も南の島に滞在していれば、それなりに色黒の野生児になっていた。隣のテーブルで女子大生4人組にちょっかいを出していた地元の海人が言っている。「おう、ネエネ、明日はオレッちのサバニ出してやるから、白保の珊瑚見に行こうな!」 女子大生が「キャーッ、行きたい行きたーい!」騒いでいる。 (ちきしょう、海人の野郎、上手く誘いやがって...) 自分の顔はそんな気持ちを反映して苦々しく映っていたのであろう。「よー、ニイニ。 そんな一人で気取ってないで、ニイニも3000円で乗せてやるから行こうよ!」 (な、女子大生がタダで、オレ一人が有料かいっ!) (ん、しかし待てよ、この女子大生とお近づきになれる絶好のチャンスかも。一人で4人も、フフッ) が、そんな下心をおくびにも出さず「はいっ、行きます、乗せて下さーい、ハハ。」 っと、気がついた時にはカラダが反応していた。あくまでも爽やかにである。次の日の朝、女子大生4名と我輩は白保の小さい桟橋に立っていた。が、まだ仲良くなるきっかけは作れずにいる。キャーキャー舞い上がっている女子大生を尻目に、目を細めながら遠く沖を眺めているボク。その時までは、そんなに海が好きなわけではなかったけど、そんなの関係ねい。ここは沖縄。女子大生からは、海が好きな孤独な旅人、に見えていたはずだ。頭の中は、この後のプランを組み立てている。 海人がサバニで桟橋に迎えに来た。思った以上に小さい船だ。というより、まさにサバニである。(おいおい、こんな船に6人も乗れるのかよ...。カヌーじゃねえか、これ。) 我輩の不安を尻目に女子大生はキャピキャピ騒ぎながら船に乗り込んでいる。船は意外なスピードで思っていたよりはるかに沖合いに出た。途中、海人が言う。「おう、この辺は流れが速くてな、ネエネ達はそこのライフジャケット着てなー。」 (あ、あれ、我輩のライフジャケットは...。) 「ニイニはかなり潜れそうだから、着なくても大丈夫だな。ってか、4人分しかないや。ははっ。」  (ははっ、てオイ。 って言うか、舞い上がって忘れてたけど、俺、泳げんだっけ...。) (まあ、足が着くとこなら、何とか...大丈夫だろう...。) 「さー着いたぞ、降りていいぞー。」 「さあ、ニイニっ! 先に行きな!」 (先にって、オイ...。) 船の梯子をつたって恐る恐る海面に浮かぶ。(げっ、ふ、深っ! っていうか足なんて届くどころじゃないじゃん、ゲーッ、深ッ!) 「しかし海面から顔を出すと、ライフジャケットを着けた女子大生達が歓声を上げながら次々海に飛び込んでいる。」 (ま、マズイ...。 このままじゃ泳げないのがばれる。) 皆に気が着かれないように、そーっと背後から船に近づき船の梯子に掴まる。 が、無情にも海人が気づき言う。「よう、ニイニ、どうした? フィンの調子が悪いんけ?」 なんて言ってくる。「いや、ちょっと水が冷たくて、ハハッ。」 (く、くっそー、あ、あそこにいい感じで岩が張り出している。) 何とかそこにたどり着き、フィンを履いた足をそこにそーっと置き、顔を出す。(フッーッ、これでよしと。ゼイゼイ。) その時だ。信じられないことが起きたのが。崩れたのだ。足を置いていた岩が。ガラガラと。溺れるオレ。(ゴフッ、う、し、沈む、ゴボゴボ...。) この瞬間だ。立ち泳ぎを無意識にしていた。(あ、あれ、浮くじゃん。っていうか、シュノーケルで息も出来るぞ!) 人間、死ぬ気になれば、何でも出来るという象徴的な出来事だ。その後は言うまでもない。女子大生にコバンザメのように張り付き、白保の珊瑚を満喫したのだった。珊瑚も美しかったけど、女子大生の水着も眩しかった。まあ、その時の感激がいまこうして沖縄にいるきっかけにもなっているのだから、人の運命なんて分からない。女子大生とはお近づきになれなかったけど(というか、水中ストーカーとか後の民宿で言われた)、シュノーケルも楽しめるようになったのだ。

そんな我輩も今じゃ毎週南部の海に浮かんでいる。この季節、それをしないと気持ちが悪いのだ。そして、必ず帰りにここで天ぷらを買って帰るのだ。もっとも家に着く前に、運転しながら全部食べちゃうんだけど。そんな中、この店も昨今の原油高騰の波には抗えず、10円ずつ値上がりをしていた。しかしもともと50円足らずだ。10円上がったくらいじゃ人気も衰えないだろう。相変わらず行列が出来ている。メニューから「アーサ」が消えたが、サカナ、もずく、イカ、野菜、イモ、ウインナー、ハッシュポテトは健在である。この日、初めて「カマボコ」を買ったが、これも絶品であった。これらを全部2つずつ買っていく。他の人たちは10個20個単位で買っている。減量のため、毎週欠かさないシュノーケリングだが、体重が減らないのはここの天ぷらを一気に食べてしまうからであろう。黒烏龍茶と一緒に食べているが、あまり効果はないようだ。ま、見方を変えれば、ここの天ぷらを食べるために潜っているとも言える。店頭にある塩を掛けて車を運転しながら食べる。相変わらず美味しい。しかし、買ったら直ぐに食べること、美しい南部の海を見ながら食べること、これが条件だ。家で温めなおしてはそれほど美味しくはない。さあ、海から帰ったらジョギングだ。

中本鮮魚店
玉城村字奥武9番地
098-948-3583

ジョン万次郎漂流記 (偕成社文庫) ジョン万次郎漂流記 (偕成社文庫)

著者:井伏 鱒二
販売元:偕成社
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2008年4月29日 (火)

浦添そば

評価 6

入店日時 平成20年4月26日(土)午後3時半頃 過去入店回数 なし

戦争の激戦地、嘉数の丘の下、伊祖トンネルの手前のバイパス沿いにある。 車だと、結構スピードがノる辺りなので、最初からこの店に行こうと思っていなければ、「あ、こんなところにそば屋が、あーっっあっ」と通り過ぎてしまうだろう。この日は牧港に用があってバイパスを走っていたが、空腹だったのと、たまたま左車線を走っていたので、気が付いたときには駐車場に車を止めていた。昼下がりなので、客は誰もいなかった。店内はわりかし広い。食券を最初に買う方式だ。あまりに空腹すぎてソーキが重たく感じたので、「浦添そば」にする。だいたい店名がついているのは「沖縄そば」だ。所在なく手のひら等を掻いていると、すぐにそばは運ばれてきた。3枚肉とロース肉が1枚づつ載っている。なかなか太っ腹だ。出汁を啜る。しっかりした味付けだ。あじくーたーの部類に入るだろう。しかしこの日、空腹だったため、この濃い目の味付けが妙に美味しく感じてしまった。出汁は豚骨ベースだと思う。麺は黄色くて八重山麺みたいだが、それほど歯切れがいいわけではなく、もちもち、いや、もそもそしている。全体的に作りが荒い気がするなあ。 「おもろそば」が消えて以来、久しくそばを食べていなかったから、ちょっとそばに対する味覚が鈍ってしまった気もするが、やはり少し塩気が強い気がする。食べた後に少しお腹がもたれてしまった。そば以外に定食などのメニューも充実している。ファミリー、もしくは近辺の労働者向けだろう。特に特筆すべき点もなければ致命的な欠点もない。ああ、こういう店が一番コメントしずらいのだ。

浦添そば                                               浦添市伊祖4丁目8-3                                      098-879-3170

オキナワ 沖縄戦と米軍基地から平和を考える—岩波DVDブックPeace Archives

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2008年3月16日 (日)

我部祖河食堂

評価5
入店日時 平成20年3月16日(日)午前10時半  過去入店回数 なし

夜のドライブが好きだ。それも交通量が少なくなる夜明け前に限る。沖縄ではあまり長距離を走ることがないから、最近車の吹け上がりが悪い。たまには高回転でエンジンをブン回し、日頃のストレスから解き放ってやらなければ、人間と同じで衰えも早い。横浜に住んでいたときは、夜のヤビツ峠や道志渓谷をよく攻めたが、一番好きだったのは首都高速だった。それも湾岸線の葛西から荒川沿いに北上するルートが最高だった。スティングなんかをBGMに一人で走っていると、気を失う直前まで頭の中が真っ白になる。そんな感覚は久しく味わってない。
金曜日に深酒をしたせいで、土曜1日潰してしまった反動で日曜は朝5時に起きた。こういうことは滅多にない。支度をして会社まで車を取りに行く。まだまだ暗いが天気は良さそうだ。西原から高速に入り巡航速度150キロでひたすらセンターラインを睨み走る。宜野座まで20分足らずだ。辺野古を過ぎ奥に向かう県道に入ると大浦湾辺りで日の出が見れた。カヌチャより先に入るのは初めてだ。驚くことに信号が全くないヤンバルのワインディングロードを軽快に走る。ヤンバルクイナを轢いてしまうかもしれないから限界で攻めることはしない。たまに出くわす先行車を次々パスし、開け放ったサンルーフから吹き込む、濃密に溶け合った潮の香りと森の香りにむせかえる頃、辺戸岬に着いた。出発から約2時間。ピレリーに触れると焼けるように熱い。岬は今年一番だろう綺麗な青空と深い色を称えた海に囲まれている。久しぶりに味わう濃い空気だ。
帰りは58号線から南下する。奥間を過ぎ、大宜味村から見る海の色も美しい。私的風景のランキングを付けるとすれば、6位くらいに入るな。じゃあTOP10はどうなるのかな。思い返してみた。
1位月が浜(西表島)
2位川平湾(石垣島)
3位ニシハマビーチ(波照間島)
4位古宇利大橋
5位コンドイビーチ(竹富島)
6位大宜味郵便局前の海岸
7位くるくまから見下ろす知念の海
8位はての浜(久米島)
9位白保の海岸と珊瑚
10位古座間味ビーチ

あれ、宮古がないなあ。そう、宮古は行ったことがないのです。
大宜味村の道の駅でしめじを購入し、古宇利島に向かう。ここまで来ると、すっかりうりずんの青空に強い日差しが照りつけている。久しぶりの快晴からか、バイクや自転車のツーリングがやたら多い。古宇利島でウニを買おうと思ったが、まだ店が出てなかったので、諦めて名護に向かう。大家に行きたかったが、11時の開店までまだ時間があったので、ここも諦めて我部祖河食堂に入るとする。この店は県内何ヵ所かにあるが、初めてである。チェーン店ということで敬遠してたが、ここが本店というなら食せねばならない。大家もそうだったが、駐車場が広く観光バスにも対応できそうだ。店内もやたら広い。おきなわそばの店は比較的こじんまりした店が大いが、ここは広さでは突出している。一説によるとこの店が野菜そばの発祥らしい。しかし一昨日P-Timeで野菜そばを食べたばかりなので肉そばの大を注文する。店内はまだ早い時間だからか空いている。そばは直ぐにきた。まず出汁をすする。ん、濃い。というか塩辛い。鰹の風味は殆どない。空港食堂の味に似てるな。でも麺がいけない。ちぢれ麺を使ってるんだけど、このタイプ、イマイチなんだなあ。肉の味付けも卵焼きをかまぼこもイマイチだ。マズいわけではないんだけど、残念ながら全てがイマイチなのだ。ああやっぱり別の店にすればよかったなあ。なんか腹ももたれる気がする。あーあ。でも5人以上のグループ客とか子供連れには便利な店だと思うな。八重食堂みたいな小さい店に4-5人で来られると、すごい迷惑だもんなあ。場所柄ドライブイン感覚で発展した店なのかも知れない。いずれにしてもこのまま帰るのでは悔しいので、かんなタラソで癒されることにする。デッキチェアで寝てると最初は吹き抜ける風が寒かったが、そのうち日差しが心地よくなってウトウト。気が付くとお腹の上で組んでいた手の跡がクッキリ。油断してた。帰りは日焼けで痛い肌を擦りながら帰路に着いた。300キロを走り抜き、沖縄の美しさを再認識したうりずんの日のドライブでした。

我部祖河食堂 名護店
名護市為又15
098-052-3081

Nothing Like the Sun Music Nothing Like the Sun

アーティスト:Sting
販売元:Universal Japan
発売日:1990/10/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2008年2月21日 (木)

ラーメンさんぱち

評価 6

入店日時 平成20年2月20日(水)午後2時半頃 過去入店回数 1回

「おもろそば」が消えた。その衝撃的な出来事はある冬の日突然起きた。いつものように遅い昼食を取りに店の前に行くと、沖縄そば屋の面影もなく、ラーメン屋になっていたのだ。「え?」 自分の目を疑った。どこかに移転したのだろうか。でもその案内はない。新しい店は「ラーメンさんぱち」とある。県内にも何店舗か既に展開している北海道のチェーン店だ。札幌に行った時、「味の時計台」同様あちこちで見かけたので覚えている。首里の坂下にあった店がなくなっていたので、こちらに移転ということなのだろう。それにしても何故だ。経営が苦しかったのだろうか。言ってくれれば毎日でも行ったのに。久しくP-Timeの食堂に行っている間に消えてしまった。「すまぬ。」 もっと早く気がついていれば、会社の人間でもっとこぞって行ったのに。「さんぱち」の主人に聞くと、「移転ではなく、店自体をやめたんだと思う。」と言っていた。細かい視点で見ていたつもりの自分が恥ずかしい。そこまで経営が苦しかったとは。何故気がつかなかったのだろう。それなりに繁盛しているものと思っていた。出来れば最後に食べに行った午後に言って欲しかった。「実は...私たち、お店を閉めることになったんです。だから、あなたにお店を引き継いで欲しいの!」と。 そんな話があれば、今頃「新おもろそば」として、出汁にこだわるそば屋の頑固オヤジとしての自分があったかも知れない。

それはともかく、「ラーメンさんぱち」である。味についてはここで語らない。あくまで仕事場に近いランチとして評価する。最近「おもろそば」に行かなかった原因のひとつとして、ラーメンの「シーサー亭」に通っていたこともある。食券のわかり難さや、意地でもセルフでやろうとする意固地さ以外はまあまあかなと思っていた。そこに新しいラーメン店の登場である。新都心らーめん戦争勃発である。種類は圧倒的にさんぱちの方が豊富である。全国チェーンの強みにモノを言わせている。ここはちゃんとラーメンを運んできてくれるし、自分で下げなくても良い。お絞りも出てくるし、セットのバリエも多い。喫煙である。ランチを考えるとこちらに軍配が上がろう。ただ、それだけである。でも夜も来たいとは思わないな。所詮は化学調味料で作られた人工の味である。ま、店の前に出し骨の臭いが漂っているどこかの店の方がいいとも思わないが。

それにしても「郷土おもろそば」。ニューヨークに旅立った友も、最後に食したがっていた。さんぱち ならひょっとすると彼の地にもあるかもしれない。

ラーメンさんぱち                                           那覇市おもろまち4-7-18

【ラーメン詰合せ】全国繁盛店ラーメン乾麺 20食

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2008年1月31日 (木)

波蔵

評価 6

入店日時 平成20年1月29日(火)午後2時頃 過去入店回数 なし

この店の前の泊大橋に続く道は、日中でも比較的よく通る道であり、好きな道の一つだ。晴れた日は慶良間や那覇市の眺望が素晴らしい。この店の存在は随分前から気になっていたが、駐車場が狭くいつも空きスペースがないので素通りしてきた。「なみくら」と読むものと思っていたが、「なみぞう」らしい。2時で一旦昼の部は閉店らしく、先客は座敷席に1人いるだけだった。メニューが見にくく選ぶのに時間が掛かったが、結局「塩ラーメン全部のせ」850円にした。ワリと高い。細麺らしく茹で上がりが早いので、大して待つこともなく運ばれてきた。スタッフのユニフォームの背中に「武蔵家」とあるからきっと系列店なんだろう。ま、「武蔵家」にも行ったことがないので関係ないのだが。「クサい。」 これが第一印象だった。店からもこの臭いは感じたが、実際ラーメンからも臭う。苦手だ。東京の有名店「まっち棒」と全く同じ臭いがする。この臭いは何なのだろう。自分的には仕込みの雑さからくる出汁骨の臭いだと思っているのだが。まあ強烈!というほどではないから食べるのに支障はない。器の周りが全て海苔で囲まれていて迫力だ。ツユに浸した海苔でご飯を食べたくなる。実際ライスを注文しようか迷っていたが、壁に「2時まで替え玉1回無料」の張り紙が見えたので、ライスは我慢し替え玉を注文することにした。時計を見ると1時55分だ。麺を食べるペースが例によって速くなる。麺は大好きな「一蘭」の麺にそっくりの極細麺で、硬めに茹でられていて美味しい。いや、麺は美味しいぞ。しかしスープがいかん。少ないし塩辛い。自分の体調のせいかもしれないが、それにしても濃い。

大昔、確か小学生か中学生の時に読んだ漫画「包丁人  味平」にこんなシーンがあった。不思議とそのシーンだけ妙に印象に残っているのだ。ある頑固オヤジが一人で作っている食堂で、工事関係者風の2人組がラーメンとカレーを食べながら「マズい、マズい」と騒いでいた。オヤジが「迷惑だから静かにしてくれ。」と頼むと、マズいからいけないんだと余計騒ぎ出した。で、オヤジが「じゃあもう1回同じものを作る。それを食べて、もし <ウマい>という言葉を発したら、お代はいらねえから即出てってくれ。」とタンカを切ったのだ。で、結局その労働者風2人そろってカレーとラーメンを食べ、「う、うめえ...。」 と思わず唸ってしまうのだ。「な、なぜ?」と不思議がる労働者にオヤジは「あんた達は汗をかいているから塩気を強くしたのさ。」と種明かしをするのだが、なぜ最初からそう作らないのか?という疑念を解く理由は忘れてしまった。まあラーメンやカレーごとき、客の様子をいちいち見て作っていたらたまらない、ということだろう。しかしこのストーリーのことはずっと記憶に残っていたが、イマイチ釈然としない。汗をかくと濃い味を美味しく感じるのだろうか。確かなことは言えないが、では暑い地方は塩気が強くて、寒い地域は薄味なのだろうか。必ずしもそうではない気がする。いや、むしろ逆の場合も多いのではないか。例えば東北地方は一般に濃い味だし、逆に沖縄料理が塩辛いというわけでもなかろう。汗をかくとカラダが塩分を必要とするのは分かるが、濃い味をより美味しいと思うのか。何を言いたいかと言えば、この塩ラーメンを塩辛いと感じるのは、我輩が発汗していないからであろうか、ということである。食べ進むうちにだんだん暑くなって発汗はしてきたが、だからといってより美味しく感じだしたというわけでもない。むしろ塩辛さに発汗しているような気もし、いずれにしてもよくわからないのだ。

とにかく、麺は好みだが、スープは自分にとっては若干塩辛いということが言いたい。まあ文句をいいつつも、替え玉を頼んだのだが。で、「全部のせ」だからトッピングも充実している。チャーシュー、海苔、煮卵、青ネギ、クラゲ、梅などなど。ああ、これだから太るんだなあ。全部のせ+替え玉。ラーメン食べると1年寿命が縮まる気がするのは我輩だけだろうか。うしろの百太郎みたいだなあ。罪悪感がまた新たな食欲を呼ぶ。

波蔵                                                  那覇市辻2-28-9                                         098-862-1806

包丁人味平 (5) (集英社文庫―コミック版)

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2008年1月29日 (火)

若狭パーラー

評価 7

入店日時 平成20年1月25日(金)午後2時頃 過去入店回数 なし

若狭の住宅街に、何故かカウンター式のそば屋が忽然と存在する。駐車場はない。近くの路上に車を停め、誰もいないカウンターに座る。カウンターは外にむき出しになっており、5席しかない。夏は暑くて厳しいだろうなあ。強い雨の日なんかでも簡単に濡れそう。この日は涼しくてむしろ外が気持ちいい。メニューは卵焼きそば、豚肉そば、生卵そば、肉卵そばの4種のそばといなりずしのみ。肉卵そば450円を注文する。や、安い。一番高いメニューである。注文した後、空なんかを見上げてボッーと「パーラーってどういう意味かな?」と考える。「パーラー」。パチンコ屋なんかもパーラーって言うよね。「資生堂パーラー」とか「高野フルーツパーラー」とか。「資生堂パーラー」とこの店は随分違うなあ...。  で、気になって調べると 「1. 洋菓子や飲み物を主とした軽飲食店。 2. ホテルなどの休憩室・談話室。」とある うーん、この店は1に属すのかな。資生堂パーラーなんて結構本格的な料理出すし、イマイチ曖昧な言葉であるな。そんなどうでもいいことを考えているうちに、肉卵そばが完成した。平たく焼かれた卵焼きが中央に鎮座し、肩ソースのブロック肉がいくつか見え隠れしている。フーチバ、青ネギも忘れられていない。まず出汁を啜る。しっかり味だ。このロケーションであるから当然薄味であろうハズがなかろう。納得の濃い味である。うまい。固めの麺とも合っている。さらに卵焼きが香ばしくてこれまたウマい。揚げるように焼いてるのかな。変わった食感でそばの満足感を高めてくれる。そして肉。ソーキではない。まさに肉。ニク。にく。遭えて繰り返す必要もないのだが、脂身が全くない肉は適度に噛み応えがあってしみじみウマい。紅生姜やサービスの漬物をダイレクトに入れ物から出さなくてはならないが、この値段だから文句を言う人もいまい。一人でブツブツ唸っていると、狭い店の真ん前の道に車を停めて客が来た。我輩のカラダに掠りそうだったであるぞ。うーん、ここに停めていいのか。さらにその先に車が停まり、いなりを3個テイクアウトしている。さらにまた一人客が隣に座った。うーん、若狭の住宅街が急に活気を帯びてきた。

若狭パーラー                                             那覇市若狭2-14-16                                                                                    098-861-8861

資生堂パーラー【全国送料無料】スイーツ人気ベスト3のケーキ、チョコ、クッキーのスイーツの詰合せセット資生堂パーラースイーツ詰合せギフトセットB50

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2008年1月 9日 (水)

琉球茶房すーる

評価 7

入店日時 平成19年1月9日(水)午後1時頃 過去入店回数 なし

正月明けの挨拶参りの最中、以前から行ってみたかったそば屋でランチをとった。よく通るモノレール沿いの通りにあるのだが、車を止められなくていつも前を過ぎるだけだったが、この日隣の駐車場が空いていたのでそのに車を突っ込むと、お店から人が出てきて手前にある駐車場を教えてくれた。奥の駐車場は関係がないらしいので注意が必要だ。店内は和風カフェっぽい作りで、場所のワリにはゆったりした空気が流れている。半分くらい客で埋まっているが、1人客が多い。確かに1人でも落ち着く雰囲気だ。ゆしどうふが看板らしいが、久しぶりのソーキそばを注文する。名店「淡水」と関係があるのか、麺は「淡水」と同じものを使用しているという。運ばれてきたソーキそばは器が随分小さいと思ったが、よく見ると「淡水」と同じ素材の陶器を使っている。ソーキは小ぶりながらあばら骨付きで4個のっている。淡水ほど鼻を突くほどの鰹出汁の香りはないが、麺は確かに同じだ。この麺は太らない麺だという。ホントかな。ちょうど見ていた新聞が県民の肥満と長寿について警告を発信していて目に止まる。が、取りあえず食べ進む。出汁をすする。淡水ほど上品で奥深い香りはない。塩気も淡水より少し強い。だがこれはこれとして美味しい。うん、美味しいぞ。あっさりしているけど、味はしっかりしている。ソーキも淡水ほど食べ応えはないが、しっかりした味付けでこれまた美味しい。全体的に小振りだが、全体としてのレベルは高い。夢中で一気に食べてしまった。しかしこれといったパンチはない。何だか店もそばもホンワカしている感じだ。お茶やコーヒーがサービスなのは珍しくないが、サーターアンダーギーも食後のお菓子としてサービスされる。量的に物足りない人には嬉しいサービスだろう。この界隈には意外にそば屋が少ないんだけど、1人で落ち着いてランチにそばをという人にはお勧めだ。ランチ時は結構込みそうだから、気だるい昼下がり午後2時くらいがいいだろう。今回は我輩の文も気だるくなってしまった。

琉球茶房 すーる                                           那覇市久茂地3-25-7                                      098-861-5155

NHKスペシャル プラネットアース Episode 2 「淡水に命あふれる」(HD-DVD)

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2008年1月 7日 (月)

富士家

評価 8点 

入店日時 平成2016()午後2時半頃 過去入店回数 なし

珍しく天気が良かったので自転車で波の上神宮に初詣に行った。三ヶ日の人手は相当なものだったはずだが、もう6日なので正月の喧騒から落ち着きを取り戻し、出店の数も参拝者の数も随分減っていた。参拝の後、泊大橋を越え、長い坂道の汗を落ち着かせるために、ここ富士家で休憩することにした。何回か店の前まで来たことがあるが、車を止めるのにえらい不便なので、実は今日が初めてだ。以前近所にも店があったが、今はラーメン屋に変わっている。ここ泊の店が本店らしい。言わずと知れた沖縄ぜんざいの店だ。店内はテーブル席、座敷席、小さい個室とバラエティに富んでいる。懐かしい気持ちになるようなレトロな雰囲気だ。ちょっと男性だけで行くには気恥ずかしい雰囲気だけど。ぜんざいをと思ってきたのだが、少し空腹を感じたので沖縄そば()とミニタコライスを注文した。雰囲気だけの店だと思ったが、さほど待たずに来た沖縄そばは意外に美味しかった。いや、かなり美味しい。()なのに結構大きなトロトロの三枚肉が載っていて、女性だとこのサイズで十分ではないか。鰹出汁ベースで麺は中平打ちの縮れ麺だ。ああ美味しいなあ。タコライスも程よい量で、サルサソースに辛口甘口の2種類があり、自分で好きなだけ掛けられるのが嬉しい。いやいや、そばもタコライスもウマい。結構サルサソースをケチっている店も多く、吉野家なんかでも追加料金が取られるのに、ここは気前がいい。水ではなく麦茶というのも気が利いている。店の接客態度もいいと思う。食後の後に結局ぜんざいを食べたが甘さが抑えられていて美味しいと思うな。メニューも豊富で生姜焼きや唐揚なんかもある。夜は居酒屋としても使えそうだ。似非お洒落なカフェなんかより全然いい。

お腹も満たされたし汗も引いたところで県立博物館に向かう。ここもOPEN当初はかなり賑わっていたはずだが、今は落ち着いている。かなり豪華な建物で、この建築費用に多大な税金が使われたことは想像に易い。相変わらずの箱物行政ぶりだ。国立劇場にしても、この博物館にしても県民が本当に望んだものなのかな。しかも、驚いたことに入館料がエラく高い。中は博物館と美術館に分かれていて、博物館の常設展が400円、特別展が1000円。美術館が1200円。これらのパッケージチケットが2320円。って...おいおい。こんな新都心のど真ん中に博物館おっ建てて、副知事がまたまた天下って館長やって、この料金は何のつもりなのか。 小中学生及び70歳以上は常設展の400円だけ無料? 何てセコい。だったら建物なんかプレハブで、さとうきび畑のど真ん中でもいいから無料にしてくれよ! 冗談じゃないぞ、オイ! しかもだ、何で駐輪場が駐車場より遠いところにあるわけ? これ以上新都心の渋滞に輪を掛けてどうするつもり? 自転車を推奨しておきながら、自転車の安全性とか利便性とか全然考えてないじゃない。 南部のサイクリングロードも中途半端なままだし。県民からこんな高い入館料巻き上げて「文化に触れましょう」って、おい沖縄県立博物館、フザケルな! 結局お手洗いだけ借りて憤懣やるかたなく帰途につきました。

ぜんざいの富士家 泊本店                                                                                                              那覇市泊2-10-9                                                                                                                       098-869-4657

MICHELIN GUIDE東京 2008 (2008)

不二家 ネクターピーチ350g 缶×24本入

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2008年1月 4日 (金)

那覇そば

評価 6点 

入店日時 平成19年12月26日(水)午後3時頃  過去入店回数 1回

年末も押し迫った忙しない日の午後、遅いランチを取るため選んだのが、 2年ぶりに入るこの店だった。2年前、この店が開店してまだそう経っていない時だったと思うが、たかがヨモギそばを頼んだものの、ゆうに30分以上も待たされた苦い思い出が薄れていたのだろうか。その時も今回と同じような時期時間だったと思うが、他に客がいないにも関わらず、忘れ去られていたわけでもなかろうが、たっぷり30分以上も待たされたのだ。もっとも、店にだけ非があるわけではない。ランチタイムが過ぎればどこの厨房も「締め」の作業に追われ、注文に応じて料理を作る作業は2の次になってしまうことが多い。だから暇な時間帯であろうが、料理が早く出てくるわけではない。この日も「台風カオソイそば」を注文した後15分待った。まあギリギリセーフという感じだ。以前のヨモギそばは平凡な出来であったが,今回のこの料理はスゴい。創作系沖縄そばの範疇を超えている。が1日30食と勿体ぶっているワリには午後の3時過ぎでも食べられるのだから、皆挙ってこれを食べる、というわけでもないのだろう。「台風カオソイそば」。どのようなものかというと、沖縄そばの汁の代わりにタイ風カレーをかけ、さらに沖縄そばの揚げ麺を上に大量にトッピングし、さらに白飯が付いてくるという,まさに炭水化物のカオスなのだ。 一口食べる。ココナッツの聞いた「台風」どころか甘口カレーのまろやかな液体に浸され柔らかくなりながらも微かに香ばしさを残した揚げ麺がウマい。上品な美味さではないが、まあウマいという感じだ。うん、まあウマい。かた焼きそば好きだし。ところが食べ進んでいくと、奥のほうから沖縄そばの麺が大奥のように現れ、人々(及びわたくし)に戸惑いを与える。これをオカズに飯を食わねばならない。「ライス付」を選んだ自分を早くも呪う。 取り急ぎ、揚げ麺、普通麺、飯時々カレーという具合に食べ終えたが、「台風」を謳うんだから、もっと辛くして欲しいなあ。付いてきた豆板醤のようなものを全て投入したが、元が甘すぎてどうにも食べ進むにつれて飽きてしまう。別に激辛好きというわけでもないのだが、「台風」という文字に脳が臨戦態勢を整えていたせいか、少しがっかりしてしまった。関係ないけど、去年タイに行った時、やっぱり思ったほど辛くないので、店の人に「観光化客向けでないもっと本格的な辛さの料理を」とリクエストしたことがあった。その後の結末は語るまでもないだろう。2,3日体がおかしくなってしまったのだ。この時から辛さへの味覚が若干麻痺しているような気がするので、ここの「台風」で十分辛いと感じる人もいるのかも知れない。これでドリンクが付いて950円だった。うーん。この店、綺麗だし駐車場も広いので便利なんだけど、その分高い。全体的に高いな。それと欲張りすぎ。もう少しメニューを絞って食材のロスを防いだ分、50円でも安くして欲しい。イカに客単価を上げようか、という魂胆がミエミエだもん。

那覇そば                                               那覇市金城2-18-7                                        098-857-9504

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2007年10月17日 (水)

シーサー亭

評価 6

入店日時 平成19年10月16日(火)午後2時頃 過去入店回数 なし

会社の近く、おもろまちに半年まえくらいであろうか、開店した新鋭のラーメン店である。ランチを食べるのにいい店が少ないこの界隈で、ラーメン店の登場は、その選択の幅が少しだけ広がり嬉しい。「コラーゲンを使ったカラダにいいスープ」というのがウリらしいが、だからといって女性客が大挙押し寄せてくるとは思えないな。ラーメンってやっぱり「カラダに優しい」とかより「美味しい」の方が先に来るべきものだと思うもん。カラダにいいから少しくらいマズくても仕方ないや、と思いながらラーメン食べに来る客なんて、いないと思うな。昼時は過ぎていたが、店内には先客が数人いた。カウンター席に2人。テーブル席に2組。店に入って壁に貼られたメニューを見るとなかなか種類は豊富だ。TVで取り上げられたらしく、その点も結構アピールしている。魚出汁スープ煮卵チャーシューを注文しようとすると、食券を先に買ってくれという。「え、食券なんてどこにあるの?」と見渡すと、一風変わった缶ドリンクの自動販売機が目に入った。食券機をこれで代用しているらしい。各ドリンクにメニューが貼られてあり、好きなドリンク且つメニューのボタンを押すらしい。何てわかりづらいんだろう。っというか、初めての客はまずここで戸惑うはず。結局店の人が使い方を説明しに来るんだけど、だったら最初から口頭で注文を聞けばいいのにと思う。説明が親切じゃないから、欲しくもない水のボタンを押してしまった。これいらないから、50円でも安くして欲しいなあ。厨房に1人。フロアに1人。この規模のラーメン屋としては十分だろう。なのに完全セルフサービスらしい。自動販売機の説明を毎回しているフロアの女性も心なしか疲れている。ダメな店だなあ。客に器まで下げさせるなんて、完全に手抜きだ。800円もするんだから、これくらいはやって欲しい。500円程度の沖縄そばの店でもセルフの店って少ないんだから、頑張って欲しい。そこでお店の人と必ずコミュニケーションするわけだし。ラーメンはさほど待たずに出てきた。表面の油が少し気になるが、スープを一口飲むとあっさりしていて美味しい。が、あっさりだけど、ほんの少し、塩気が強い気がするな。で、スープを良く見ると、何か焦がしネギのようなものが沢山浮いている。食べると鰹節か鮪節のようだ。「何か出来損ないの鰹出汁みたいだなあ。」 この出汁のカスみたいなのは、ない方がいいと思う。麺は好みの細麺で、茹で加減も硬めで美味しい。チャーシューは普通だけど、煮卵は半熟じゃないし、全然味が沁みこんでいない。何か全体的に仕込みに手を抜いているんじゃないか。味自体は普通だし、決してマズくないんだけど、店の雰囲気もこのシステムも、自分には合わないかな。でもあまりにも他で食べるところがおもろまちにはないからまた来ちゃうとは思うな。

ラーメン食堂 シーサー亭                                      那覇市おもろまち4-16-18                                    098-862-3666

琉球 ちむどんどんの12か月
配信元:電子書店パピレス
提供:@niftyコンテンツ

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2007年9月 3日 (月)

そば家7号線

評価 7

入店日時 平成19年9月2日(日)午後3時半頃 過去入店回数 なし

県道7号線沿いにあるから「7号線」なんだと思う。大渡海岸に行く途中にあるので気になっていたが、閉店時間が早いらしくいつも閉まっているところ、この日は早い時間に通りかかったので、嫌がる彼女を無理やり誘って寄ってみた。外観は、沖縄そば屋というより寂れたラーメン屋風情だ。場所も辺鄙な場所にあり、知らないと入ろうとは思わないだろう。店に入ると夕刻になろうというのに、結構客がいて驚いた。それも皆、作業着を着ている付近の現場労働者風...。全員オトコもしくはオヤジ。浮ついたピンクのショートパンツを穿いてきたことを後悔する。中途半端な時間なので、本来なら迷わず「ソーキ」なのだが、「沖縄そば」で我慢する。彼女は「ぜんざい」を。 そばにご飯をつけますか、と聞かれた。サービスらしい。反射的に「はい」と言いそうになるのを堪えたが、周りを見ると皆そばと白米をパクついている。ご飯には油味噌が載っているようだ。この辺がこの客層の要因となっているようだ。さぞかしそばも大盛り、と思いきや、これは適当な量で運ばれてきた。大きめの三枚肉が2枚とカマボコ2枚。ごくシンプルな外見だが、青ねぎが若干多めか。麺とともに食べるといいアクセントになっていて美味しい。そばは縮れ麺。見た目は手打ち風だが、違うようだ。 出汁は少し色が付いている。出汁を啜る。「う、うまい...。」 思わず唸ってしまった。とんこつとカツオのバランスがよく、味付けもしっかりしている。麺とのバランスもいいと思う。 三枚肉は若干の歯ごたえを残しつつ、しっかりした味が染み付いている。うん、これならいっぱい汗をかいても美味しいはず。その証拠に次から次へと男臭いオトコどもが入ってくる。浮ついた観光客などいない。「オトコのそば屋」だ。そば自体に特筆すべき点はさほどないが、ソーキ、軟骨ソーキ、フーチバが追加料金でトッピング出来る。メニューはチャンプルー等炒め物もあるので、そば屋というより「食堂」という感じ。地元に根付いたわりかし好きな店だな。久しぶりのそばだったが、沖縄そばの美味しさを再認識した。

そば家7号線                                                                                                 糸満市座波1806-2                                                                                        098-992-7417

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2007年8月 8日 (水)

島菜

評価 7

入店日時 平成19年8月8日(水)午後3時半 過去入店回数 7~8回

2年前くらいだろうか、新都心に店が増え始めた時期に開店した気がする。「美味しくない」という声も聞くが、個人的には結構好きな店である。最近は「化学調味料・添加物なし」をウリにしているようだ。メニューを見ると1品1品カロリー表示がしてある。うーん、ここまでしなくてもいい気がするけどなあ。ファミレスじゃないし。そばの他に定食も充実しているが、ここではそば以外食べたことがない。そばも単品だけでなく、そばとじゅーしーセットなんかが目立つ。そばとじゅーしーセットにしようとしたが、カロリーを見ると「じゅーしーセット → +426カロリー」とある。  ...テビチそばの単品にする。 ここのいいところは店内は広々としており明るいのと、料理が比較的早いのだ。車も止めやすい。 1人客のために新聞も多めに用意されていて、小さなことだけど嬉しい。仕事の合間の遅い午後だったが、店内は半分ほど埋まっていた。開業当初はあまり客の入りは良くなかった気がするが、結構認知されてきたのであろうか。新聞をめくるまもなく、テビチそばが運ばれてきた。テビチは中サイズが2個載っている。青菜も飾りではなく、ちゃんとした量が盛られている。他に付けあわせが2品。これはなくてもいいと思う。紅しょうがは無着色だ。てびちは臭みもなく、プルプルで美味しい。最近は食べていないが、軟骨ソーキも美味しかった記憶がある。ただ出汁が薄い。ここがこのお店の評価を分けるところだと思うけど、かなりの薄味なのだ。自分はカツオベースの上品な薄味が好きだから美味しいと思うんだけど、あじくーたーには物足りないだろうなあ。でも薄いけど、出汁はちゃんと効いている。麺もコシがある中細麺で好きなタイプだ。量は普通か若干少なめかも知れない。店内は禁煙でタバコを吸ってのんびりは出来ないけど、なんかこの店の雰囲気が好きなんだなあ。この日は仕事中だったので、食べ終わってすぐ店を出たけど、久しぶりの味に満足した。でも店の周りのノボリはやめて欲しい。すごく街の景観を壊していると思うな。いまどき「化学調味料未使用」なんてアピールもないだろう。

島菜                                                  那覇市銘苅1-3-47                                             098-941-2111

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2007年6月18日 (月)

いしぐふ~

評価 6

入店日時 平成19年6月17日(日)午後11時半頃 過去入店回数 なし

カヌチャベイホテルからやんばるに向かって車で5分ほどのところに忽然と現れるカフェらしき小屋。それがこの店だ。あぐー餃子とあぐー出汁のそばがウリらしい。ホテルで朝食も食べなかったし、雷雨の真っ只中行くアテもなかったので、この店に駆け込んだ。店内は一組の客がいるだけだった。単品メニューもあったようだが、「あぐー餃子セット」と「そばセット」を注文した。雨は強弱を繰り返しながら梅雨の大詰めを否定するかのように荒らぶっている。雨の音に溶け込んで、厨房から餃子を焼く香ばしい音が聞こえてきた。夫婦でやっているのであろうか。奥さんらしき人が無農薬のサラダを運んできた。サンチュのような葉っぱに肉味噌を付けて食べるシンプルなものだが、瑞々しくて美味しい。大して待つこともなく、料理が運ばれてきた。あぐーそばのセットはそばとジューシーのセットで、餃子セットは餃子、白米、スープのセットだ。じゅーしーも白米もしっかり盛られている。まずそばの出汁を啜ってみる。あれ、何かラーメンみたいだ。あぐー出汁というワリには鳥がベースになっている気がする。ラーメンのスープのワリにはあっさりし過ぎている。沖縄そばとラーメンのちょうど中間くらいであろうか。これはこれで美味しい。麺は弾力が強く、ラーメンのようだ。与那原そばやてだこそばの麺に近い。こうなると沖縄そばではなく、ラーメンと言った方がいいだろう。しかしトッピングはソーキと玉子焼きだ。この辺は沖縄そば的だが、思い切ってチャーシューと煮卵の方が会うかも知れない。しかし先にも言ったがこれはこれで美味しい。限定40食らしい。ジューシーは少し柔らかめかな。味付けがもう少しあってもいいと思う。餃子はあぐー肉を使っているらしいが、特に素晴らしく美味しい、というわけではない。不味くはないが、餃子としては普通である。焼き音から想像はついたが、焼くときに相当に油を使っているようだ。これは少し気になった。ニンニクも結構使っている。ウチで作る餃子の方がヘルシーだし美味しいな。でもやんばるの静けさを味わいにくる途中に立ち寄る店としては、お勧めだと思う。なんせこの辺全く店がないから。お茶だけでも歓迎してくれると思うし、食後に出してくれたティラミスのようなデザートは秀逸だった。HPを覗くとFCを募集しているようだったが、餃子チェーンでも展開するつもりであろうか。実際那覇や北谷には既に支店があるようだ。都市部にないからわざわざやんばるまで食べに行くような店を目指して欲しいのにな。

いしぐふ~                                              名護市安部505                                          0980-55-8081

500ピース 琉球・守札の門

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なーざと屋

評価 8

入店日時 平成19年6月16日(土)午後12時半頃 過去入店回数 なし

久しぶりの沖縄市、そして沖縄そばの専門店である。ここ久しく沖縄そばを食べていなかったが、この日突如として食べたくなったので、北部のホテルに泊まりに行く途中、沖縄南で高速を降り、この店にたどり着いたのだ。沖縄市にも多くのそばの名店があるが、この店はその名店の一つとして、前々から来てみたかった。店は昼時だったが、比較的空いている。名店なので、入れないのではないかと思ったが、若干拍子抜けだ。しかし、それでも客足は途絶えない。2人でソーキそばの(大)と(中)を注文する。店は広くないが、座敷席とテーブル席、それにカウンター席が備えられている。土曜の昼らしく、店内にはゆったりとした時間が流れている。ほどなくしてそばが運ばれてきた。丼の中央に三段重ねのソーキが鎮座している。飴色に炊かれたそのソーキはいかにも食欲をそそる。一口にかぶりつきたいくらいだ。ま、実際にかぶりつくのだが。錦糸玉子、というより玉子焼きの千切りもたっぷりソーキの横にその存在感をソーキを二分している。うまそうだ。まず例によって出汁を一口。「う、濃い。」 鰹の風味がとてつもなく濃いぞー。 うっひゃー、何てうまいだろう。 今まで食べた沖縄そばの中で、鰹風味の強さでいうと間違いなく一番である。これは鰹出汁好きにはたまらないなあ。相当な量の鰹節を使っているのだろう。今まで食べた鰹ベースの美味しい出汁を「ほんわり香る」と表現するなら、この店は「ズドンと鼻腔を貫く」と言わねばなるまい。では麺はどうなのか。ハッキリ言おうスゴく旨い。プチッという食感ではなく、中細麺ながらモチモチとした食感がたまらない。だけど(大)はさすがに量が多い。麺の量がなかなか減らないのだ。甘辛のソーキに風味濃い鰹出汁、モチモチの麺と全てにおいてガッツリ系なので、(中)で十分だったな。ソーキも実に食べ甲斐がある。軟骨までトロトロに炊かれていて、それが風味豊かな出汁とモチモチの麺とマッチしている。ああ腹一杯。満足満足。沖縄そばってやっぱりいいもんですね。

なーざと屋                                              沖縄市宮里528-2                                              098-938-9477

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2007年5月14日 (月)

Gate 1

評価 5

入店日時 平成19年5月5日(土)午前11時頃 過去入店回数 なし

言わずと知れたタコライスの元祖である。隣の「パーラー千里」とどちらが先なのか分からないが、この2店舗から沖縄全島にタコライスが広まっていったのは事実のようだ。キャンプハンセンのゲートのまん前にあり、この界隈の雰囲気はアメリカの田舎町のようだ。当然オフで暇を持て余した米兵たちもこのあたりをうろつく。それもこの店の一部だ。店内は円とドルで値段が表示されている。換算すると1ドル100円がこの店の円レートのようだ。ずいぶん円高に設定している。「タコライスチーズヤサイ」が6ドル。600円だ。これを2人で1個注文する。初めてだが、量が多いのは有名だ。イートインのスペースとは逆のキャンプ側にテイクアウトのカウンターがある。そっちが優先のようで、店内の注文は後回しのようだ。しばし待たされる。スタッフは見る限り女性ばっかりで忙しそうに動き回っている。メニューはタコライス以外にタコスやフライドチキンなど揚げ物が多い。ようやく注文を聞いてくれ、しばし待っているとカウンターから声がかかる。「タコライスチーズヤサイ」。タコライスというのは当然トマトとレタスの千切りが載っているものと思ったが、ヤサイが載っていない「タコライスチーズ」というのもある。ちょっとこれは不健康そうではないか。でも隣のカップルはそれぞれ1人前ずつのタコライスチーズと、フライドチキン(これも量が多い)もそれぞれ1人前ずつ食べている。どうも客もアメリカンだ。で、味はというと...微妙だ。他に美味しい店は沢山ある。ソースもチーズも少ないし店も綺麗じゃないし。金武という町の雰囲気は兎も角、タコライスだけを味わいたいんだったらここまでくる必要はないだろう。明らかに歴史に胡坐をかいている店だ。

Gate 1                                                 金武町字金武4257                                        098-968-3743

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2007年5月 2日 (水)

織姫らーめん

評価 8

入店日時 平成19年4月26日(木)午後8時半頃 過去入店回数 なし

鉄人坂井の弟子の店だという。坂井シェフはフレンチなのに、何故弟子がラーメンなのか。鉄人坂井の弟子ということを自慢げにアピールしているようだが、フレンチの道を極められずにラーメンに逃げたのではないか?フレンチのシェフがラーメンを作ると果たして美味いのか?様々な疑問が生まれる。最近ネタに困っていたので、取りあえず南風原のマックスバリューの中にある店に行ってみた。ここは昔PIZZA HOUSE Jr.があった場所だが、綺麗に改装されている。店内も綺麗だ。食券を最初に買うシステムだが、種類が多いからこれが結構迷う。苦労して「とんこつ醤油」を選ぶ。ここのウリはミネラルの含有量でギネスの『雪塩』を使っていることらしい。ということは「塩ラーメン」を選ぶべきなのだろうが、敢えて外してみる。確かにこの塩はしょっぱさの中に甘みがあって美味しい。鉄人坂井の店でもこの塩を使っているらしい。どうにも宣伝の仕方に若干のいやらしさを感じてしまうが、要は味だ。運ばれてきたラーメンは特に奇を衒ったものではなく、ごく普通の盛り付けだったが、一つ違うのは、野菜か何かのピューレが浮かんでいるのだ。これを溶かしながら食べるらしい。スープはあっさりしている。麺は意図的なのか固めに茹でられている。この固さは好みだ。チャーシューも柔らかくて香ばしい.。ハッキリ言おう。かなり美味しい。絶妙の塩加減。あっさりしていながら複雑なコクがあるスープ。コシのある麺。期待は外れてチャンと美味しいのだ。スープは全部飲み干してしまった。ギトギト系とは対極にある味だと思うが、個人的にはあっさり系が好きなのでかなりハマッてしまった。また他の味も試してみたい。久しぶりに美味しいと思ったラーメンだった。

織姫らーめん                                             南風原町兼城530                                         098-888-2711

ウォールピュア浄水器 料理の鉄人も愛用!

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2007年3月23日 (金)

チムドンドン

評価 3

入店日時 平成19年3月20日(火)午後11時半頃 過去入店回数 なし

悪いことは続くものだ。物足りない、というか美味しくないフレンチを食べた後、ラーメンを食べるためにこの店まで歩いてきた。といっても大道と安里は隣りあわせだ。飲み足りなかったので、ビールと「島餃子」を注文する。餃子...小さい。甘い。この甘さは何だろう。玉ねぎをじっくり炒めた甘さだろうか。まさか砂糖ということもあるまい。が、砂糖っぽい甘さだ。何とか選手権で優勝した餃子らしいが、「嘘でしょう?」って感じだ。ウチの方がはるかに美味しい。文句を言いながらビールをもう1本追加し、ラーメンを注文する。それぞれチムドンドン塩とチムドンドン豚骨だ。ビールを飲んでいるせいか、外からの風が寒い。香水のやたらキツい女性スタッフがラーメンを持ってきた。この時点で食欲喪失。気を取り直して胡麻をたっぷり擦りかけスープを味見する。う、薄い。豚骨なのにコクのかけらもない。そうだろうなあ、湯切りを全然してないもん。さっきから見ていたが、湯から麺を上げてそのままドボッと丼に投入。おいおい、こんないい加減な店あるかよー。チャーシューにもブったまげた。エースコックの「沖縄そば」に入っている豚肉そっくり。薄くて甘いから、ホントにフリーズドライの肉を使っているかな。とにかくラーメンでそれほどマズいとか思ったことなかったけど、ホントに最悪でした。最近、美栄橋や松山に立て続けに出店してるけど、その影響かな。そば文化の沖縄といえども真面目にやって欲しい。

チムドンドン                                              那覇市安里2-3-4                                         098-868-1511

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2007年3月19日 (月)

Fuji

評価 8

入店日時 平成19年3月17日(土)午後12時半頃 過去入店回数 なし

沖縄大学のまん前にある少しカフェ風なお店。そばだけじゃなく、タコライスやカレーライスなどもある。店の前に写真入りのメニューが立てられてあり、結構気になっていたのだ。店内は土曜の昼時だが空いている。まあこの辺の店は場所柄満員になるということはないのだろうけど。店内にも写真入のメニューがあり、空腹には少々ツラい。どれも美味しそうなのだ。先客にタコライスが運ばれている。量が多いがヒジョーにいいにおいを放っている。心が揺れ動くが、やはりここはそばでいこう。「雲南百薬そば」という、いかにも体に良さそうなものを選んだ。三枚肉の代わりにソーキに変えてもらって、それでも600円。安い。若干待たされて待望のそばが運ばれてくる。何が練りこまれているのか分からないが、麺がきれいな緑色をしている。ソーキが大きい。スープは綺麗な透明で、鰹のいい香が鼻腔をくすぐる。いつになく、ソーキからかぶりつく。美味しい。ちゃんとリブのいい部分を使っていて、余計な脂身がない。味もしっかり染みこんでいて、肉を食べているという満足感に満たされる。 出汁。ああぁ...。美味しい。上品な鰹に仄かな豚骨のコク。すごくいいバランスだ。もっと早く来ていれば良かったなあ。 麺。フーチバに似た苦味を少々感じるが、とても美味しい。手打ちなので、コシもいい。すごくこだわっているし、丁寧に作っているのが分かる。ここのそばは全て手打ちらしい。彼女もトマトそばを食べながら「美味しい」を連発している。ここのトマトそばは「松そば」のようにスープがトマトベースというわけではなく、麺にトマトが練りこまれているのだ。だから麺がほんのり赤い。他にもフーチバそばやカボチャそばがあるらしい。2人ともあっという間に食べてしまった。もう1杯いけそうだ。久々に心底旨いと思うそばに出会った。それが以外にも家の近くにあったのだ。今度はタコライスとカボチャそばを試してみたい。ブレークすると混む事必死なので、しばらく店舗情報は控えさせて頂きます。

Fuji 

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2007年3月 8日 (木)

与那原家Ⅱ

評価 6

入店日時 平成19年3月7日(水)午後9時半頃  過去入店回数 5回

夕食に沖縄そばを食べるのは、実はすごく難しいことだ。遅くても20時くらいまでの営業が大半で、それ以降となると本当に少ない。この店は24時までやっている貴重な店だ。もっとも夜は「沖縄そば&泡盛」の看板通り、居酒屋となる。この業態はさほど珍しくない。この日はどうしてもそばが食べたくなり、結局この店しか開いていなかったのだ。以前にも何回か訪れたことがあるのは、那覇市内には珍しく駐車場が広いので便利で来易いからだ。もっとも、ここのウリである熟成麺と豚骨ベースのスープがあまり好きではなかったので、久しく足が遠のいていた。店に入ると豚骨の野生的な香りが鼻を突く。店内は座敷席、テーブル席、カウンター席があり、広い。2階もあるようだ。従業員の元気がいいのはそば屋では珍しい。まるでどこかのチェーン系居酒屋のようによく教育されている。でもそば屋としての風情はない。こういうのはあんまり好きではないなあ。なんかけたたましくて。挨拶を掛け声として捉えている店は多いが、まだ店に残っている客のことも考えて、ほどほどにして欲しい。メニューを見ると、昼とは違って居酒屋メニューになっている。それでもメニューの右隅に追いやられていたソーキそばの文字を見つけ注文した。サイズは(大)と(小)がある。ここでも思うのだが、「普通」というのがどうしてないのか。(大)では多すぎる、(小)では少し物足りないという人も多いはずだ。どうして(普)と(大)じゃいけないのか。一考を促したい。で、結局(小)を頼んだ。すると例によって、スープは「あっさり系かこってり系」かを聞いてくる。「その中間くらい!」って頼みたい人も多いのではないか。この辺、店側の迷いを感じる。どうして1本で勝負出来ないのか。どうして"最良のスープ"を研究しないのか。そば専門店の名が泣く。結局「あっさり系」を注文するのだが、その後今まで聞かれたことのないことを聞かれた。「麺は熟成麺か茹で麺か」だと。従業員に「どちらが美味しいのか?」と聞くと「当然熟成麺」だと。じゃあ何故茹で麺があるのだ。どうにも色々勝負どころを絞れないようだ、この店は。ソーキそばを注文するのに、(小)→(あっさり)→(熟成麺)の三段階のステップがあるのだ。「熟成麺は茹で上がるのに時間が掛かる」といっていたわりにはすぐに来た。スープには油がたくさん浮いている。前も何回か食べたから分かっているのだが、ここのスープは少し豚臭すぎるのだ。それでも啜ると後を引く。臭みを消すためにコーレグースと紅生姜をたっぶりかける。ここの麺。まるで「日清ラ王」だ。これラーメンじゃないのか? いつもそう思う。プリプリで美味しいのだが、沖縄そばとは大きくかけ離れている。浦添の「てだこそば」によく似てる。ソーキも油があまり抜けていなくて大味だ。全体的に作りが荒い気がする。通販で忙しいのだろうか。良くも悪しくも商売熱心の店であることは確かだ。でも沖縄そばの不思議ではあるのだが、どこで食べてもそれなりに美味しいのだ。ここのも細かいことを抜きにすれば美味しい、と言えるだろう。スープも最後まで飲み干したし。でも細かいのがこのブログの命なので、ご容赦願いたい。

沖縄そば&泡盛 与那原家Ⅱ                                   那覇市鏡原10-20                                          098-858-8992

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2007年2月 5日 (月)

最強食堂

評価 5

入店日時 平成18年2月1日(木)午後1時頃 過去入店回数 なし

奥武山公園の前に忽然と姿を現した「最強食堂」。何と言う強烈かつストレートな店名だろう。確か豊見城か糸満にあったはずだが、最近県内に多店舗展開しているらしい。店内はセルフサービス形式で、食券をまず買う。「最強ランチ」にしてみた。480円。殆どのメニューが450円か480円で構成されている。安い。購入した食券を厨房のカウンターで仕切っているオヤジに渡す。「はーい、最強ランチ2個追加!」の指示が店内にこだまする。水を飲んで待っていると、次々に客が入ってくる。その度に店内に「はーい、最強ランチ2個! つごう5個!」、「はーい、最強ランチ2個! つごう7個!」の声が響き渡る。って、おいおいオーダーが溜まっていくばかりで料理が全然あがってこないじゃん。厨房を注意深く見ていると、ここにひとつの社会の構図が垣間見られるのであった。通常ファミレスなど比較的回転の早いレストランは、「センター」と呼ばれる指示役がいる。オーダーを読み上げ各各担当に作るべき料理とその順番を指示するのだ。他にもご飯をよそったり、盛り付けをチェックしたりするが、基本的には今何を作るべきかを指示するのが重要で、ここがうまくいかないと、全く料理が上がって来なくなるのだ。ここのオヤジは声はデカイのだが、オーダーを読み上げるだけで作っているオバちゃん達に全然指示出来てないから、いつまでたっても料理が出てこないのだ。そのうちオバちゃんの1人が、その「センター」の仕事を見かねてそのポジションを奪い取った。するとそのオバちゃんの的確な指示により、次々に料理が完成し、店内にもホッとした空気が漂い始めた。ポジションを奪い取られたオヤジは所在投げに厨房の掃除を始めた。競争に敗れたオヤジの哀愁を帯びた背中が寂しい。それはそうと食券と引き換えに貰った番号札の番号をようやく呼ばれて料理をカウンターに取りに行く。「最強ランチ」。トンカツとポーク玉子とキャベツの千切りが盛られている。うーん、いかにも太りそうな組み合わせだ。「男の昼食」というべきか。実際料理を見ると480円という値段がそれほど安いものとは感じない。「安いんだからいいだろう?」的な気配がしなくもない。量が多ければいいというものでもあるまい。今の時代、特に沖縄では480円で満足できるものも多い。これで美味しければ文句はないのだが、トンカツの固さと薄さが悲しい。お子様ランチじゃあるまいに、ご飯くらいまこいによそって欲しい。他のメニューも試してみないと良くはわからないが、また行きたいとは思わないな。ただ腹を満たすだけで十分、とか、女子供がいるチャラチャラした食堂にはいかねえ、という人には文句はないだろう。24時間営業というのも沖縄では珍しい。結局何が「最強」か分からないまま店を後にした。外に出ると店内の油の匂いが服に染み付いていた。今後のオヤジの巻き返しは気になる。

最強食堂

沖縄ノニの力 500ml

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2006年12月25日 (月)

浜屋そば

評価 8

入店日時 平成18年12月23日(土)午後3時頃 過去入店回数 なし

砂辺の堤防近くにあるので、ダイバーを中心に色々な人が集まるようだ。周辺の道路も路駐が激しい。外人も多いので、店のメニューもバイリンガルだ。しっかり食べたかったが夕食を早い時間に予約してあったので、浜屋そばの(小)を注文する。サイズは(大)と(小)しかないようだ。ソーキそばはないのかと聞けば、浜屋そばがそうだと言う。他に中味そばやてびちそば、ゆし豆腐そばなど基本バリエーションが揃っている。ソーキカレーというのにも惹かれてしまった。だが今回は(小)だ。ほどなく運ばれてきたが、おいおいホントに(小)だぞ。お椀サイズだからおやつにどうぞという感じだ。出汁は限りなく透明だ。うまい。いや、ホントこれはうまい。あっさりしてるけど、塩気の具合がちょうど良くて若干の甘みもある。久々のヒットである。鰹と豚の按配が丁度いいんだろうなあ。やっぱり人気店だけのことはある。そばは中太の縮れ麺だけど、この出汁が良く絡んで美味しい。プツプツッと切れる典型的な沖縄麺だ。ソーキがこれまた旨い。色は殆どついてないんだけど、泡盛でちゃんと煮込んであるんだろうなあ。柔らかいだけでなく、豚肉の味がしっかり残っている。(小)といえども結構満足感はある。美味しいそばを食べたなあという満足感も。砂辺の堤防から海を見ると驚いたことにダイバーの姿が多く見えた。もうクリスマスだというのに。沖縄にいることを実感する。

浜屋そば                                               北谷町宮城2-99                                         098-936-5929

沖縄・北谷・美浜~カラハーイ・スペシャル! 

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2006年12月11日 (月)

花織そば

評価 7

入店日時 平成18年12月9日(土)午後2時半頃 過去入店回数 なし

「はなうい」と読むそうだ。読谷では一番有名なそば屋だろう。昼をかなり回った時刻だったが混んでいて、後からもどんどん入ってくる。メニューはすごい豊富で、そば屋というより食堂である。「おかず定食」というのが気になったが、ここはキッチリそばを食べよう。「花織そば」がソーキそばらしいので、それを注文。すぐに湯気を立てたそばが運ばれてきた。ソーキや三枚肉が惜しげもなく載っている。出汁を啜る。うまい。豚系だけど、全然臭みがなくて美味しい。少し塩気が強い気がするが、麺が淡白な味なので、これでいいのだろう。夏に海行った帰りだともっと美味しく感じるはず。洗練とは程遠いが、典型的な沖縄料理をこの店では食べられる。何故かそばの通販もしているらしい。難点と言えば、駐車場に入りにくいことか。バックで電信柱にぶつけてしまった。トホホ。

花織そば                                               中頭郡読谷村字波平2418-1                                  098-958-4479

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2006年12月 9日 (土)

八重食堂

評価 8

入店日時 平成18年12月3日(日)午後3時半頃 過去入店回数 なし

那覇マラソンの日、渋滞を避けてちゅら海水族館に久しぶりに行くことになった。当然久しぶりの北部でそばでも食べようということなる。この八重食堂は、やかんにスープが入っていることで有名。つまり出汁が入っていないそばに、客が自分で好きなだけ出汁を掛けていいのだ。いつも出汁を全部飲み干しても物足りないと感じているので、これは嬉しい。昼はひっそりしている名護の飲み屋街に鰹のいい匂いが漂っている。店に入るとすかさず珍しそうに八重子おばあさんに「どこから来たのか」と話しかけられた。このおばあちゃんは別に店を手伝うと言う様子もなく、常連の客と話をするのが仕事らしい。かつてはこのおばあちゃんがそばを作っていたらしいが、今は子供に任せているようだ。そばはソーキそばと三枚肉そばの2種類しかない。ソーキそばを注文する。湯がいたそばに青ねぎとソーキが載って運ばれてきた。あるべきスープはない。そう自分で掛けるのだ。やかんからアッツアツの出汁を注ぎ、まずその出汁を味わってみる。美味しい。すごく美味しい。しみじみ美味しい。麺はまるできし麺のような平打ち麺。北部は平打ち麺が主流だ。この麺がまたこの出汁とよく合っている。平打ちのワリにコシもあり、かなり美味しい。ソーキは少しだけ豚臭いが、これまた絶品だ。『小』を注文したが、結構麺の量は多い。全部食べた後、空になったどんぶりにやかんから出汁を注いでまた味わう。ああ美味しい。まるで蕎麦湯を飲んでいるような満足感だ。八重食堂。きしもと食堂と並び、沖縄そばの元祖のような店だ。このそばも八重子おばあちゃんも、ずっとずっと変わらずにあって欲しい。この後ちゅら海水族館に向かうが、八重食堂でゆっくりしすぎたせいか、閉館に間に合わなかった。が、そばを食べに来たと思えばいいのだ。

八重食堂                                               名護市城1-9-3                                         0980-52-3286

 

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2006年12月 1日 (金)

どらえもん

評価 8

入店日時 平成18年11月27日(月)午後9時頃 過去入店回数 なし

1人で夕食。当然どこのそば屋に行こうかと考える。夕食にそばなんて以前は考えられなかったけど、今は完全な中毒になっている。だって最近休日だってイタリアンやフレンチなんて行こうという気にならないしなあ。で、国際通りのどらえもん。国際通りを1人でシラフで歩くのは気が重いけど、この店は国際通りに面しているのに入り口は脇にあるので国際通りを歩かないで済む。店に入ると2組の客が静かにそばを食べている。何だかとってもひんやりした店だ。席に着くとこれまた静かなおばさんが水を持ってきてくれた。そこで三枚肉そばを注文した。以前このおばさんの娘がやっているという「こどら」に行ったが、かなり美味しかった。お母さんがやっているこの店は当然それ以上のものが食べられるはずだ。期待は大きい。水を飲みながら静かに待つ。「ゲッ...! ま、不味い!!」 そばではない。水が恐ろしく不味い。そりゃそうだよ、この辺どう考えたって水まずそうだもん。ってことはそばも...。急速に怖くなるが、時すでに遅し。おばさんがそばを持ってこちらに向かってくる。「うう、あの水から作るそばは、きっときっと...くくっ」 そばを見る。「こどら」と同様に長ネギが薬味だ。三枚肉は5、6枚載っている。見た目はとても美味しそうだ。出汁を啜る。「ゲッ、う、うまい! うんまいぞー、この出汁はー、ウ、グオオオオオ。」 この時1人で星一徹のように燃えていたので、気がついたら店にいる人が全てわたくしを見ていた。知らずに声を出していたのかも知れない。うまいのだ。あの水でも旨いのだ。ってことは「東村の天然水」なんかで作ったら、もっと美味しいのだろう。いや、ここは宮古そばの店だから、宮古の水だったらもっと素晴らしいのだろう。 香りと塩気と甘みのバランスが非常によい。 麺? 麺は多分亀濱製だと思うんだけど、そのワリには随分柔らかい。が、その柔らかさがこの出汁には合っている。とってもシミジミ美味しいのだ。ああ来て良かった。その反面、三枚肉は固めに茹でられて、噛み応えがある。ああバランスが絶妙だなあ。今は静かに洗い物をしているおばんが、何かとてつもない料理人に見えてきた。この店。まだまだ通うことになりそうだ。このあと国際通りをストリーキングで走りたくなる衝動を抑えるのが大変だった。

どらえもん                                               那覇市久茂地3-2-17                                                                                     098-862-3525

齋藤孝のドラえもん読み解きクイズ

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2006年11月27日 (月)

真昼御麺

評価 7

入店日時 平成18年11月26日午後1時半頃 過去入店回数 なし

「まっぴらごめん」だそうだ。なんだか入るのを躊躇してしまう店名だ。ワリに車で通る場所にあるのだが、今まで見落としていた。駐車場はないので車を向かいのコインパークに止める。店は狭い。テーブル席x2、座敷席x1、後は壁に沿ったカウンター席だ。壁に貼られたメニューを見て、まずその値段の安さに驚く。そば定食500円。写真をみると沖縄そばの他に、ポーク玉子、ウインナー、サラダ、ライスが付いている。これを美味しそうに食べている男性客1人以外客はいない。ねぎ丼150円や卵焼き丼200円というのにもそそられる。学生そば200円、キャベツ玉子丼250円もだって。学生向けに営業しているのであろうか。メニューの豊富さに迷ったが、「田舎そば」に落ち着く。この「田舎そば」だけが手打ち麺を使用しているらしい。ソーキそばがないのが残念だ。女性が1人で切り盛りしているように見えたが、壁に貼られた薀蓄を見ると、多分仕込みは主人がやっているのだろう。頑固オヤジの姿が目に浮かぶ。10分ほど待って「田舎そば」が運ばれてきた。出汁が綺麗に白濁している。上品にもレンゲがついているので、それで一口啜ってみる。「甘い。」が第一印象だ。何だか不思議に甘い。砂糖を使っているのであろうか。野菜の甘みだろうか。豚骨がベースな気がするが、昆布や鳥がらも使っていそうだ。いや、美味しい。かなり後を引く美味しさなんだけど、得体の知れない不思議な甘さに不安を感じる。初めての味だ。麺がこれまた凄い。このまま席を香川県に移動させれば紛れもなく「讃岐うどん」になってしまう、うどんと紙一重の麺だ。いや、紙一重の差さえないかも知れない。まさにうどんだ。コシが凄い。美味しい。昔からうどんは好きでなかったが、讃岐うどんを食べてからはその嗜好が変わった。そもそも「う どん」という語感が間延びしてて美味しそうでない。「そばっ」見たいに歯切れもないし、実際歯応えもないので好きではなかったのだ。ところが驚愕の讃岐うどんを食べて、その素晴らしさに開眼したのだ。ここの麺はその讃岐うどんに酷似している。沖縄そばとしてはかなり好き嫌いが別れるとは思うが、個人的には好きだなあ。何だか不思議な店だけど、他の料理も食べてみたいと思わせる店だ。

真昼御麺                                               那覇市安里381                                          098-887-5586

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よね食堂

評価 6

入店日時 平成18年11月25日(土)午後2時頃  過去入店回数 なし

以前から気になっていた店だ。二日酔いの次に日にいく店は、出汁の旨さが重要だ。体に染み渡っていかなければならない。ここはその出汁が美味しいとの評判を聞いていた。昼時をだいぶまわっていたが、客は結構入っている。座敷で寝ている夫婦もいたりする。のどかな食堂だ。駐車場が広く入りやすいのがいい。そば屋が少ない南部にあっては貴重な存在なのだろう。メニューはそばの他に沖縄料理が充実している。が、当然食すべきはそばだ。だって店の看板が大々的に「沖縄そば専門店」と謳っているじゃん。ソーキと三枚肉が載っているという「与根そば」とを注文する。待つこともなく運ばれてきた。まずその評判の出汁を啜る。旨い。鰹と野菜ベースだろうか、結構甘口だが美味しい。驚くほどの美味しさではないが、ホッとする味だ。麺はダメ。好みと言ったらそれでおしまいなんだけど、この真っ白い無味な麺は苦手だ。だって美味しくないんだもん。って可愛く言って見てもダメなものはダメだ。向かいでは彼女がてびちと格闘している。見るからに硬そうだ。コリコリ音がしている。いわゆる「トロ~ン」としたてびちではなく、内地の居酒屋でよく見る酢味噌をつけて食べるコリコリタイプのてびちだ。臭みはないらしいが、そばと一緒に食べるのにコリコリタイプはしんどい。単純に煮込みが足りなかったのか、もともとここのはこういう出来栄えなのかは分からない。珍しく残している。美味しくない食事をすると何か損した気持ちになる。時間やお金もそうであるが、人生の中の重要な部分を占める食事を1回とはいえ、自分の納得しないカタチで終えたことが口惜しいのだ。口直しにサーティーワンでアイスを食べながら、人は一生の間に何回の食事をするのか考えた。

よね食堂                                               豊見城市字座安337                                       098-850-4029

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SAKURA

評価 7

入店日時 平成18年11月25日(土)午前1時半頃 過去入店回数 なし

以前コスコスってレゲエバーの跡に何故かつけ麺屋が出来た。とってもつけ麺屋とは思えないロケーションと入り口にまずたじろぐ。酔っていると入り口に頭をぶつけるだろう。店の中はまんまバー。カウンターの他にテーブル席と穴蔵の座敷?席がある。バーとしても使えるし、ラーメン屋としても使えるだろう。が、シラフではちょっとビビるはずだ。店のウリのつけ麺とラーメンを注文。久しぶりの飲んだ後のラーメンだ。客は酒を飲んでいる2組と、つけ麺を食べに来た1人客。我々の後に4人組という客が表れたが、スープがもうないと、店の人が断っていた。午前2時で閉店らしい。桜坂のど真ん中にあるわりには早い閉店時間だ。ラーメンとつけ麺が来た。つけ麺は具が別の皿に盛られている。スープはかなり濃い色をしている。飲む。美味しい。かなり和風な味だ。いりこだろうか煮干だろうか、かなりインパクトがある。カウンターにはいりこの粉末が置かれている。物足りない人は、これを更に入れろということか。メニューをよく見ると、鶏がらや野菜をベースに、このいりこの粉末をスープに溶かしているらしい。結構後を引く味だ。麺はかなり太麺。コシがあって美味しい。スープとの相性もいいと思う。具はゆで卵、根昆布、チャーシュー、ゴーヤと玉ねぎの薄切り、支那竹だ。ラーメンにはさらに海苔が2枚トッピングされている。飲んだ後だからであろうか、かなり美味しく感じた。店員が「武蔵家」のTシャツを着ていたので、最近積極的に沖縄に展開している東京・吉祥寺の「武蔵家」の系列なのだろう。随分思い切った場所で営業を始めたものだ。片づけを始めている店を後に桜坂をそぞろ歩く。ああやってしまったという後悔と、満足感が心地いい。誰もいない壷屋の石畳に足音が響き渡る。

SAKURA                                               那覇市牧志3-9-27

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2006年11月25日 (土)

そば to そば

評価 8

入店日時 平成18年11月23日(木)午後4時頃 過去入店回数 なし

どっかで聞いたことのある店名だが、沖縄そばではなく、日本そばの店である。以前偶然見つけて入ろうとしたのだが、その時は満席だった。この日は祭日の夕方だったが、それでも片付けられていないテーブル席が一つ空いているだけだった。メニューを見る。十割そばと韃靼そばの2本柱がウリのようだ。ちゃんと日本酒もおいてある、肴の酒類は少なめだが、そばがきや鰊など基本的なものはちゃんとある。店内はJAZZがかかっていて、なかなかお洒落だ。「韃靼そば」と「十割天そば」を注文する。「韃靼そば」とは何か?と聞くと、店の主人が丁寧に教えてくれた。「韃靼そばは普通のそばよりルチンが100倍以上含まれており、血液の循環や肌にいい。元来中国山岳地方で食べられていたもので、寒暖の差が激しい高地や乾燥地がその栽培に適している。少し苦味があるので、食用としては敬遠されてきたが、その効用から昨今注目され始め、北海道や新潟などで栽培されている。普通のそばは白い花が咲くのに対して、黄色い花が咲き。そばも茹でると鮮やかな黄色となる。」てな感じだ。十割そばは言わずもがな、そば粉100%でつなぎを使っていない生粋のそばだ。店は夫婦2人でやっているようだ。感じはいいが、あまり商売慣れしていないようで、イマイチ動きが悪い。10分以上待ったであろうか、ようやくそばが運ばれてきた。韃靼そばは確かに黄色い。味見する。「う、うめい。」 美味しい。そばの香りが濃い気がする。苦味は全く気にならない。美濃作の月桃そばも名品だったが、この韃靼そばも素晴らしい出来だ。そばつゆに甘さが足りないのが惜しいところだが、そばの香りとコシはそれを補って余りある。十割そばも素晴らしい。韃靼そばの野生的な香りとは逆で、繊細で上品な味わいだ。歯応えもいい。やはりそばつゆがイマイチだが、そば好きだったらツユは要らないかもしれない。天ぷらも美味しい。美濃作といいこの店といい、沖縄にいるのを忘れてしまうような日本そばの名店だ。今度はぜひ飲みに来たい。そうそう、ルチンは水溶性だから蕎麦湯にその成分が溶け出す。忘れずに蕎麦湯も頂こう。この蕎麦湯がまた美味しい。

そう言えば以前、司馬遼太郎の「韃靼疾風録」を読んだことがあった。司馬遼太郎の作品の中では難しく、内容の記憶も曖昧だが、中国の明から清への大変換気期に翻弄される女真族の女性と日本の武士を主人公にしたものだった。広辞苑で「韃靼」を調べてみる。

だったん【韃靼】
モンゴル系の一部族タタール(塔塔児)の称。のちモンゴル民族全体の呼称。明代には北方に逃れた元朝の遺裔に対する明人の呼び名。また、南ロシア一帯に居住したトルコ人も、もとモンゴルの治下にあった関係から、その中に含めることもある。「―海峡」(間宮海峡の旧称)

ふむ、韃靼は「タタール」から来ているわけだ。ということは韃靼そばは古来中国ではなく、ロシアやモンゴルなど中央アジアから来たのだろう。庄助もアビアもこのそばを食べたのだろうか。モンゴルの高原に思いを馳せる。

そばtoすば                                              那覇市久茂地3-29-24                                      098-864-1223

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2006年11月20日 (月)

がじゅまるのそば

評価 6

入店日時 平成18年11月19日(日)午後2時頃 過去入店回数 なし

骨汁が名物らしいが、開店から2時間半経過した時点で売切れであった。今日の営業時間は午後8時まで。1日限定XX食、ということでもなさそうだ。いったいどういうつもりであろうか。この時点で1ポイントの減点である。ジューシーも品切れ。結局ソーキそばを注文する。店の人の愛想がない。というか結構ぶっきらぼう。少しムッとしたが気を取り直す。5~10分くらい待った後に運ばれてきたソーキそばの出汁は、若干豚骨が勝っているが、無色透明のあっさり系だ。麺は亀濱製だと思う。美味しいけど、特に他店に比べて特に秀でたところはない。フーチバは言えば出してくれる。客は入れ替わり立ち代り入ってくるが、骨汁そばが売切れでがっかりしている。他にカレーそばやカレーライスがあるが、食べている人のを見ると結構美味しそうだった。今度は早い時間に骨汁そばを食べて再評価したい。

がじゅまるのそば                                          西原町徳佐田1番地                                       098-944-2707

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2006年11月18日 (土)

美濃作

評価 9

入店日時 平成18年11月16日(木)午後7時半頃 過去入店回数 なし

沖縄そばにハマるまでは、「麺類で何が好きか?」と聞かれれば、迷わず「日本そば」と答えてきた。うどんなら讃岐、沖縄そばは当然沖縄、パスタはイタリア、とそれぞれ本場はあるが、日本そばの本場となると特定は難しい。「日本そば」の名の通り、日本全域に美味しいと言われる店が拡がっているからだ。強いて言えば、東日本に美味しい店は多い気がする。学生の時からそば屋で飲むのに憧れていた。板わさや鴨ロースなどをアテにぬる燗などを2合ほど飲み、ざるで締める、みたいな。しかし実際にやってみると江戸っ子のように2合で締めるなんてことはできずに、閉店で店を追い出され、「次行こ次!」と元も子もなくなるのだ。そば屋って閉まるの早いからね。

自分が思うそば屋の条件とは次の通りである。

①手打ち。                                              ②カレー南蛮はあってもカレーライスがあってはならない。                        ③酒と肴がなければならない。

銀座や赤坂あたりのそば屋だと何てことはない条件なのだが、これを沖縄で求める訳にはいかない。沖縄には「沖縄そば」があるからだ。しかし、今の時代、ニューヨークやパリにも美味しいそば屋があるのに、沖縄にあってはならないということもなかろう。で、今回の「美濃作」だ。パレットで映画を見る前に軽く食事をということで、この店に来た。「月桃そば」が有名らしく、よく媒体などにも露出している。店に入るとカウンター席と座敷席が見える。2階にはテーブル席もあるようだ。カウンター席に座り、メニューを見る。意外にそばの酒類が多い。鰊そばや鴨南蛮そばは沖縄では珍しい。関西はともかく、東京でも鰊そばを置いていない店が多い。苦労して、合盛天月桃そばと琉球割子そばを注文する。その間に「肴」と書かれたメニューを見る。煮つぶ貝や鴨ロース、板わさ、そばがき、そば味噌など、かなり本格的なそば屋の肴が載っている。どれも美味しそうだ。車なのを非常に悔やむ瞬間である。10分ほど経ってあろうか、天ぷらがはぜる音が大きくなり、やがて2つのそばが運ばれてきた。月桃そばと割子そばである。2つとも天ぷらがついている。月桃そばは鮮やかな緑色で見るからに喉越しが良さそうだ。月桃の葉がそばの下に敷かれている。味見する。「な、何だこりゃあ!」といつもの松田優作登場である。月桃の仄かな香りも然ることながら、コシがすごい。いや、これは本格的な日本そばだ。先入観として、そばに何か混ぜ込んだそば、例えば「へぎそば」とか「ヨモギそば」は亜流だと思っていた。もちろんその土地の地理や歴史的背景がそういうものを作り出してきたんだけど、やはり「生粋のそば」には勝てない、そういう思いはあった。そばに何かをつなぎとして使った場合、喉越しなどはとても良くなるけど、そばとしての味わいは薄れる。それは否めない。ところがこの月桃そばはどうだ。素晴らしいコシと歯応え、そして香り。これほど完成されているものだとは思わなかった。我輩の割子そばは3種類のそばにそばつゆを掛けて食すものだ。オクラ、山芋と玉子、アロエがそれぞれにトッピングされている。こちらも素晴らしい。まさか沖縄でここまで本格的なそばを食べられるとは思わなかった。天ぷらも沖縄らしい食材が使われている。アーサー、もずく、アロエ、紅芋など、天ぷらも下手な専門店より美味しい。ああ美味しい。難を言えばフロアの女性達が固すぎる気がするが、不快になるというほどでもない。沖縄にも「日本そば」の名店ありだ。ここの主人は沖縄で育てた蕎麦を打つのが夢らしい。何か嬉しい気分になって店を出ると、パレットの交差点で菅直人が糸数けい子の応援演説をしていた。知事選も近い。

名代蕎麦処 美濃作                                        那覇市久茂地3-8-1                                        098-861-7383

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2006年11月15日 (水)

がちまい処 すばやぁ

評価 7

入店日時 平成18年11月9日(木)午後7時頃 過去入店回数 なし

「がちまい」とは食いしん坊のことらしい。家の近くにあるので以前から気になっていたが、閉店が早いのでなかなか行く機会がなかった。営業中も、あまり人の気配がしないので、美味しくないのかな、って思っていたが、店に入ったら結構混んでいて驚いた。ソーキそばを注文すると、麺を細麺か太麺か聞かれる。細麺にしたが、太麺は平打ち麺のようだ。待つこともなく運ばれてきたそばからは、鰹の濃い香りが漂っている。これは期待できそうだ。出汁を啜る。美味しい。あっさりだけど薄くなく少し甘みある。だけど出汁の量が少ない気がする。麺は文句なし。亀濱製だと思う。フーチバがカウンターの上に載ってて取り放題だ。ソーキも本ソーキで少し小さい気はするが、丁度良い味付けで美味しい。出汁が少なめなのを除けば、全体的にすごくバランスのいいそばだと思う。が、何にしても出汁が少ない。しかもコーレグースーがないのは寂しい。それにしても最近不味いそば屋を見つけるのが難しくなってきた。それはそれで少し寂しい。

がちまい処 すばやぁ                                        那覇市国場1169-5-101                                     098-855-8535

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こどら

評価 8

入店日時 平成18年11月13日(月)午後15時頃 過去入店回数 なし

ここはよく車で通るが最近まで店があることに気がつかなかった。言わずもがな国際通りにある「どらえもん」の姉妹店だ。「どらえもん」は最近浦添にも支店を出したらしい。とはいってもその両店にも入ったことがない。ここでフと思ったのだが、何故兄弟店ではなく、姉妹店というのだろう。それはさておき、「どらえもん」の流れを組み、宮古そばがこの店の特徴だ。宮古そばといっても具を麺の下に隠すという無意味なことは今はしない。メニューが豊富で結構迷ったが、ジューシーとセットの「こどらそば」を注文した。三枚肉やソーキ肉が載ったそばに、ジューシーがついて800円だ。午後遅い時間だったが店には2組ほど客がいる。メニューが豊富というのは、トッピングの種類が多いのだ。キムチそばや納豆そばなんてのもある。食欲をそそる組み合わせである。色々研究しているのであろう。丼物にも力を入れているようだ。待つこともなくそばとジューシーが運ばれてきた。この一瞬、なぜかそばを持ってきてくれた奥さん(多分)がどらえもんに見えてしまった。 ああこどらという店名は、この人から来ているんだ、などと1人で納得してしまったのである。お店の人にとっては、失礼極まりない話である。そばに目を戻すと色々な部位の豚肉が載っているのが楽しい。万能ねぎではなく、長ねぎというのも珍しい。ジューシーの色は薄く、ごぼうの香りがふんわり漂っている。まずいつもどおり、出汁をチェック。ああ、美味しい。あっさりしていて少し甘めだけど塩加減が丁度いい。鰹出汁と豚骨のバランスがすごくいい。店名からあまり期待していなかった分、美味しさひとしおだ。それにソーキや三枚肉がまた美味しい。惜しげもなく載っているこれらのお肉をジューシーと一緒に食べるとこれまた2度美味しい。じゅーしーは珍しくごぼうが入っているけど、これがまたいい仕事をしている。そばとじゅーしーの組み合わせって、「炭水化物+炭水化物」で結構抵抗あるんだけど、ここのは両方ともあっさりしているからいくらでも食べられそうだ。店内は他の2組の客が帰り、1人になってしまった。TVが午後の緩やかな時間をさらにけだるくしている。ここでこうして座敷などに座っていると、「さあ、午後もやるぞ !」という気にはならず、ああこの座敷で昼寝したい、などと思ってしまう。オレにも「ドラえもん」が必要だ。

こどら                                                 那覇市壷川238                                          098-831-9112

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2006年11月14日 (火)

けんぱーのすばやー

評価 7

平成18年11月10日(金)午後13時半頃 過去入店回数 なし

以前は駐車場の一角で屋台風に営業していたが、いつの間にか一応建物に変わっていた。新都心にそば屋は少ないので、昼食となると結構困る。おもろそばが珍しく混んでいたので、その先のこのインパクトのあるネーミングのそば屋に始めて入った。店に入ると結構広いので驚く。まず食券を買う。昼はジューシーがサービスというので、この店の普通のそば、三枚肉そばを選ぶ。500円也。 2, 3分で自分の引き換え番号が呼ばれ、そばを取りにいくセルフサービスのシステムだ。ジューシーは言わなくても付いてくる。これで500円は安いなあ。そばも意外に本格派。期待していなかっただけに驚いた。鰹風味がしっかりしていて、仕込みを丁寧にしていることが分かる。 麺は亀濱製だろうか、かなりイケる。出汁も美味しいし、何かうまくまとまっている。ジューシーもサービスだからといって手を抜いていない。ちゃんと美味しい。外見と店名から敬遠した人もいたはずだが、いい意味で期待を裏切られると思う。何か得した気分で店を出た。

けんぱーのすばやー                                        那覇市おもろまち4-9-11                                    098-869-9281

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大勝軒

大勝軒のラーメン2人前入り

評価 7

入店日時 平成18年11月12日(日)午後1時頃 過去入店回数 なし

東京池袋の名店が何故か沖縄に展開していた。先日国道58号を宜野湾から那覇に向かって走らせていたときに偶然見つけたものだ。午後1時を少し廻っただけの時間だったからか、店内は結構混んでいる。最初に食券を買うシステムだが、当然看板メニューであるつけ麺を選ぶ。普通のつけ麺は650円だが、チャーシューつけ麺は950円。東京並みの強気価格に驚くが、お腹が空いていたので、チャーシューつけ麺にする。ここはカップラーメンとか通販の麺も出していて、商業的には随分派手に展開しているラーメン屋だ。もちろん沖縄以外にも多数出店している。大勝軒の特色である、チェーン展開ではなく、暖簾分けなのであろう。席に座って10分くらい待たされたであろうか、チャーシューつけ麺が運ばれてきた。麺の量は普通かな。つけダレの色が濃い。が、啜ると見た目ほど濃くはなく、煮干か鯖節の和風味だからどちらかというとあっさりしている。が、つけ麺のたれは、酸っぱいのが好みなので、普通のラーメンならいざ知らず、つけ麺のタレとしては物足りない。お酢を大量投入する。個人的には新宿西口の満来のつけ麺が好きだなあ。平打ち麺のコシもさることながら、酢の利いたつけダレの按配が非常にいいのだ。ここ大勝軒のは麺にそれほどコシがなく、太めなのでタレも絡みにくくイマイチだ。なにしろこの麺とつけダレを敢えて、つけ麺として食べさせる意味がない。ラーメンとしての方が相性がいいのではないか。それにもまして、ソーキそば700円が一般的な価格の沖縄の物価を上げないでもらいたい。これで950円は非常に不満が残る。狭い店内は手入れはされていて綺麗だ。それにしても沖縄そば全盛の状況の中、東京のラーメン店がこぞって沖縄に進出しているが、果たして生き残っていけるであろうか。今後の進退に注目したい。

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2006年11月 8日 (水)

鶴小 壷川店

評価 5

入店日時 平成18年10月31日(火)午後8時半  過去入店回数 なし

ちるぐゎーと読む。この日そばが食べたくて彷徨ったあげく、この店に辿りついた。20時を過ぎると極端に営業している店が少なくなるのが沖縄のそば屋だ。この店は22時までやっている。店の見た目は沖縄風のファミレスといった風情だ。店に入るとスタッフもそれらしい衣装を着ている。店は広いが客は3組くらいだろうか。スタッフも既に閉店の準備に忙しそうだ。メニューを見る。そば、餃子、とんかつ、天ぷら、牛丼、お子様セット...っておいおい。店の看板に「そば屋」と銘打っているのに、この節操のなさは何だ。おまけにそばの通販までやっている。「専門店の味を全国の家庭にお届け!」 この嘘つき! ちっとも専門店じゃないのに誇大広告じゃないの、これ? よく見ると、あららステーキハウスの"キャプテンズ"がやってるよ、この店。この時点でこの店に入ったことを後悔していたが、料理は食べて見なければ分からない。そばとどんぶりもののセットメニューにも惹かれたが、「三枚肉そば」単品を注文する。単品で630円。チャーハンそばセットで780円。カツどんそばセットで880円。単品だと何か損した気持ちになる。待つこともなく、そばが運ばれてきた。見た目はほんと普通。三枚肉が5枚載っている。出汁を啜ってみる。若干塩気が強い。が、マズいというほどじゃない。「こんなところかな。」というのが正直な感想だ。「こだわりそば」とあるが、どの辺にこだわっているのかは分からない。麺は細麺の好きなタイプだが、柔らかくてコシはない。ひょっとしたら、通販用をそのまま店頭でも使っているのかもしれない。肉の形が整いすぎてるし。いずれにしても中央工場で生産したものを、各店で使っているのだろう。味気ないなあ。それでもしっかり完食し、「沖縄そば」ってどこで食べてもそれなりに美味いなあ、などとひとりごちながら帰途についた。

鶴小 壷川店                                             那覇市壺川1-3-7                                         098-836-3719

【簡単】【美味】【安い】沖縄そば好き ! 集まれ〜鶴小の沖縄ソーキそば【1119_10周年10】【2007冬ボーナス】

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2006年10月30日 (月)

しまぶく

評価 7

入店日時 平成18年10月28日(土)午後2時頃 過去入店回数 なし

中部の雄の登場である。老舗である。同時に沖縄市のそば屋もこのブログ史上始めてである。北谷の謝刈から沖縄市に向かって伸びている坂道をズンズンくねくね上がって行くと、右手にある。建物の1階は駐車場だ。昼時は過ぎていたが、新聞を読みながらそばを食べている男性の1人客が目立つ。土曜日の昼下がりのゆったりした時間が流れているようだ。そばは「大」か「中」のみ。「中」を頼む。メニューは他に「めし」、「ジューシー」、「いなり」だけだ。待つこともなくそばが運ばれてきた。"ぷーん"と鰹の濃い香り。いい匂いだ。出汁を啜る。「うう、うまい」。ああ、文句なく美味い。二日酔いの体に染み渡るようだ。一気に半分ほど飲み干す。この出汁は沖縄そばの中でかなり上位にくるなあ。鰹系では1番かも。さて、そばだ。ずずずっ。「あれっ...。」「あれれ、うーん、何か足りないなあ。」 味がないっていうのか、コシがないのか。これで亀濱の麺だと文句ないのにな。麺との絡みもイマイチのような気がする。でも出汁は文句なく美味しい。那覇から食べに来る価値はある。客が出ては入ってくるのに、あくせくした雰囲気はない。窓から桃原の景色をぼんやり眺めながら、これからどこに行こうか考える。週末の素敵なひとときである。 

しまぶく                                                沖縄市南桃原1-6-2                                       098-932-0445

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月桃

評価 7

入店日時 平成18年10月27日午後15時半頃  過去入店回数 1回

真和志のJAに入っていてアクセスしやすいし、わりと自宅の近くにあるので、これから利用率が高くなりそうな店。そばもジューシーも美味しい。例によってそばは「あっさり」か「こってり」か選べる。あっさりは鰹ベース、こってりは豚骨ベースだ。迷わず「あっさり」を選ぶ。店内はわりと広くて綺麗だし、女性一人でも抵抗ないと思う。2回とも中途半端な時間だったので、店内に他の客はいなかった。ここのそばは木灰を使った手打ちだ。最近じゃ珍しくないし、だからといって必ずしも美味しいわけではないのだが、ここの麺はコシと喉越しがよくて好きだ。出汁も鰹の香りがプンプンで文句ない。が、若干ソーキが甘すぎる気がする。最初はいいのだが、最後はその甘さが出汁に溶け出して、出汁自体かなり甘くなってしまった。ソーキ自体はおっきくて美味しいのだが、ここは「沖縄そば」がお勧めかもしれない。サイズが「大」「中」「小」全て同じ値段というのが面白い。大食いはいいが、少食の人は割り高に感じてしまうかも知れない。ジューシーはニンニクが入っているのか、香ばしくてこれもまた美味い。

すば処 月桃                                             那覇市寄宮3-10-1                                        098-835-0979

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2006年10月23日 (月)

てんぷす

評価 7

入店日時 平成18年10月21日(土)午後1時半頃 過去入店回数 なし

琉球大学が見渡せる浦添市と西原町の境目、前田の高台にポツリとある。店内はいたって普通で女性が2人で切り盛りしていた。そばは、沖縄そば、ソーキそば、てびちそば、野菜そばがラインナップ。ソーキそばとてびちそばを注文すると、ソーキそばだけ「鰹出汁か豚骨出汁か。」聞かれた。てびちそばは豚骨に決まっているらしい。個人的にはそれらをいい塩梅にブレンドして欲しいのだが、あっさりかこってりか選べても、鰹か豚骨か聞いてくるのは初めてだった。テーブルの上にはフーチバが山盛り用意されている。そばを待っていると、サービスだといなりを持ってきてくれた。かなりお腹が空いていたので、喜んで食べた。そばが運ばれてきた。てびちそばの出汁は若干白濁している。鰹出汁のソーキそばは透明だ。大きなソーキが3つ載っている。早速出汁を啜る。うん、美味しい。固まってしまうほどの衝撃はないけど、素直に美味しいと言える優しい味だ。塩気が割りあいしっかりしている。麺は亀濱製麺だろうか、コシのある細麺でこちらも美味しい。てびちそばは器からしてとっても大きくて、中味も器どおりに沢山入っているようだ。本ソーキも美味しいなあ。半分くらい食べ進んだところでフーチバを投入。すると余計食欲が増して一気に食べてしまった。鰹出汁と豚骨出汁を飲み比べたが、最近食べているそばは殆ど鰹系なので、豚骨が少し臭く感じてしまった。が、しつこいという感じはなく、丁寧に灰汁と油を抜いているのがよく分かる。全部食べ終わったところで島ぜんざいを注文。こちらも黒糖を使った雪の様なぜんざいで美味しかった。全体的に他店と比べて秀でた特徴はないけど、仕込みをキッチリやっているなというのが分かる。てんぷすとは沖縄の言葉でヘソの意味。

てんぷす                                               浦添市前田1531-8                                        090-7585-7218

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2006年10月21日 (土)

宜保食堂

評価 6点 

入店日時 平成18年10月17日(火)午後10時半頃 過去入店回数 なし

サザンプレックスで「ワールドトレードセンター」を見た後、食事をしたかったので以前見かけて気になっていたこの店に来た。23時までなのでギリギリだった。作り置きの惣菜が整然と並べられていて、好きなものを好きなだけ取っていくシステム。昔東京の月島に勤務していたときがあったが、あの周辺ではこのタイプの店が多かった。タクシードライバーがこぞっていく店。「月一」とか。懐かしいなあ。でもあの当時の経験から知っているのだが、少ないポーションの料理が種類いっぱいあるから得てして取りすぎて、結局結構高くなってしまうのだ。まあこの日は時間も遅かったので、セーブしながらイカフライ、なす味噌炒め、ととろ玉子を取り、後はご飯と味噌汁だ。ご飯は大中小どれも値段は同じ。2人で1400円くらいだったから、まあ値段的にも量的にも普通かな。店内は閉店間際だったから客はまばらだったが、昼なんてもの珍しくて結構混むんじゃないかな。沖縄にはこのシステムは社員食堂とか学食くらいしかないだろうし。料理は冷めてるからチンしないといけないんだけど、待つ時間とかないし、個人的にはこのシステムは結構好きだな。まあ時間もお金もないときに、だったらだけど。ただ、沖縄料理が全くないのが残念。チャンプルーとかあったらもっと頻繁に行きたいのに。おかずの味はいたって普通。ご飯と味噌汁は美味しい。大阪のフードチェーンがやってるんだと思うけど、もっとリサーチしないと上手くいかないだろうなあ。何か一つでも看板料理を開発したらいいと思う。でも沖縄の食堂は早く閉まってしまうし、独身の社会人には便利だな。

「ワールドトレードセンター」は、いかにもアメリカ映画なんだけど、久しぶりにいい映画を見た気がした。あの事件は皆目の当たりにしてるわけだし、実話だから思いっきり入り込みました。「みんなー、ニューヨークに行きたくないかーい!」

宜保食堂                                               豊見城市宜保302                                         098-890-4885

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2006年10月16日 (月)

大学食堂

評価 7

入店日時 平成18年10月15日(日)午後14時頃 過去入店回数 なし

「沖縄そば博物館」に初めて行った。ここはその中にある8店のそば屋のうちの1店。説明にはこうある。「昭和31年創業、首里城近くの琉球大学そばにあったすば屋です。当時、学生達はもちろん、老若男女に親しまれた味を、創業主の孫たちによって再現しました。地産地消をテーマに、地元の食材をふんだんに使ったすばを是非お楽しみ下さい。」 ということはここは支店ではなく、本店ということだろう。他のそば屋は、御殿山、うるくそば、歓会門、我部祖河食堂など有名店の他、「すば屋 川」やこの大学食堂のようにここが初出店という店もある。食べたい店の食べたいそばを選んで食券を買う。そばはざっと見て550円から880円までのレンジで量は普通。おいおい、博物館なのにこれじゃあ1杯しか食えないじゃん。店内を見渡すと学園祭の屋台村風情だ。これじゃあいつでも撤退出来るなあ。本腰入れてやってないのが良く分かる。ともあれメニューを見ながらどの店にしよう、どのそばにしようと選ぶのは楽しい。結局「大学食堂」の「沖縄カリーそば」を選ぶ。二日酔いの次の日はどうしてもカレーかそばが食べたくなる。「沖縄カリーそば」はその二つの欲求を一度に満たしてくれる。程なくして運ばれて来たそばはまさに「カレーそば」。ゆで卵半分とチャーシューが3枚載っている。早速出汁を啜る。うん旨い。沖縄そばの出汁にカレー粉を混ぜているのだろうが、いわゆる「カレーうどん」などの出汁より随分あっさりしている。麺は細平麺。あれ、この出汁とこの麺。どこかで食べたことのある味。そうだ、「カップヌードル」の「カレー味」に似てる。麺が少し柔らかめなのも、間を置き過ぎたカップヌードルに似ていて悲しい。この日は入り口で偶然元同僚夫婦と会ったので、4人(+赤ちゃん)で席に座ったのだが、注文した店によっては随分待たされるようだ。「麺そーれ」は10分くらい掛かっていた。出汁を最後まで飲み干すと、汗がどっと噴き出してきた。やっぱり二日酔いの次の日は、カレーそばだ。周りを改めて見渡すと、子供連れが多い。観光客より地元客の方が多いのだろう。1人でも気軽に食べれる雰囲気はいい。近くに来たらまた他のそばも試してみたい。それにしても、「博物館」と銘打っているからには、もう少し工夫が欲しい。これで博物館とは恐れいる。

大学食堂 (沖縄そば博物館内)                                           那覇市牧志2-2-6 ゼファー那覇タワービル2F                       098-869-4376

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2006年10月15日 (日)

亀かめそば

評価 8

入店日時 平成18年10月14日(土)午後1時半頃 過去入店回数 なし

この有名店に今まで来たことがなかった理由は、いつも来た時間には売り切れになっていたという理由だけだ。22時半閉店とは謳ってはいるが、その時間まで開いていたことを見たことがない。沖縄そば350円。フーチバそば350円。驚愕の値段。で美味しくなければ驚くこともないのだが、美味しいので2度ビックリだ。麺はここを経営する「亀濱製麺所」の細麺。ここの麺は美味しいそば屋ではよく使われているのだが、コシがあって美味しい。この店は「亀濱製麺所」のアンテナショップというところか。店内は地元客やガイドブックを持った観光客で満員。だが回転が速いのですぐ座れる。美味しいのは麺だけではない。少し麺が茹で過ぎだったので、余計出汁の美味しさが際立った。フーチバがたっぷり入ったフーチバそばに大き目の3枚肉が2枚。かまぼこ1枚。350円だからってケチケチしていない。ここ以外の店だったら550円でも文句はない。ああ美味しい。豚骨ベースで少し塩味が強い出汁。麺との愛称もバッチリ。何だか面白い店の作りだが、それもまた楽しい。何だか得した気分で店を出た。それにしても来るのがあまりにも遅すぎた...秋。

亀かめそば                                                                                                   那覇市西2-21-16                                                                                       098-869-5253

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2006年10月 6日 (金)

通堂

評価 7

入店日時 平成18年10月3日(火)午後7時頃  過去入店回数 2回

カップラーメンや新横浜のらーめん博物館にも出店したことのある沖縄の超有名店。「通堂」とは那覇フェリーターミナルがある地名なんだけど、店は何故か小録にある。居酒屋「りょう次」や「わたんじ」と同系列。後で聞いた話だが、戦前栄えた港町「通堂町」をイメージした店の作りらしい。沖縄そば全盛の中で、根強いファンを持つ名店である。ここではらーめんを「琉球新麺」と名づけてご当地感を演出しているようだ。他にも県内に2店展開している。店に入ってまず食券を買う。つけ麺や辛みそ味もあるが、基本はこってり「おとこ味」とあっさり「おんな味」の2種類だ。彼女は「おとこ味」、自分は「おんな味」を選ぶ。それと餃子だ。カウンター席につくと、目の前で餃子を焼いている。餃子は新入りの仕事なのか、イマイチ焼く手付きが危なっかしい。各席にはピリ辛もやしと大根の酢漬けが2種類口直しとして用意されている。お腹が減っていると、ラーメンが来る前にこれをかなりの量食べてしまう。が、こういうのが食べ放題というのは嬉しい。程なくして餃子とラーメンが同時に運ばれてきた。「おとこ味」は白濁豚骨系で、「おんな味」は鶏がら透明系のようだ。スープを啜ってみる。うん、美味しい。あっさりではあるが、しっかりとした味付けで、まさに「おんな味」という名の通り舌に優しい。後味もスッキリ。「油少な目」にしてもらったので、余分な油も浮いていない。麺は細麺で茹で加減は「固め」にして貰った。「おとこ味」だと「バリ固」まであるのだが、「おんな味」にはそれがない。何でだろう。同じ麺ではないのかな。それはそうと、麺とスープがよく絡んで美味しい。さすが「一風堂」がプロデュースしただけのことはある。もっとも以前「一風堂」を食べたときはそれほど美味しいとは思わなかったのだが。チャーシューや煮卵もちゃんと仕事がされていて美味しい。きくらげかと思ったら代わりに細切り昆布が入っていた。この辺は沖縄らしい。さらにつまみの「ピリ辛もやし」と胡麻を投入し、あっという間に食べてしまった。店内には随分従業員がいる。相当儲かっているようだ。餃子は不味くはないが、いたって普通。沖縄でらーめんを食べる人は、沖縄そばに比べれば圧倒的に少ないけれど、らーめん店も少ないから商売としては十分成り立っていけるのだろう。ま、沖縄じゃなかったらいたって普通の店なのだが...。

通堂町にはかつて鉄道が通っていたと言う。旭橋にある今のバスターミナルが与那原線、糸満線、嘉手納線の起点だったらしいが、旭橋から通堂町まで貨物線が敷かれていたらしい。今となってはその跡形もなく、それを証明する資料も少ないが、戦争によって失われたことだけは我々の記憶に留めておきたい。

通堂                                                  那覇市金城5-4-6                                         098-857-5577

金子賢

横浜ラーメン博物館で知名度をあげた!沖縄のやさしいとんこつらぁめん『通堂』

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2006年10月 4日 (水)

御殿山

評価 5

入店日時 平成18年10月1日(日)午前11時半 過去入店回数 なし

ガジュマルの木灰をつなぎに使った先駆的名店。木灰そばの元祖と言ってもいいかも知れない。場所がまたいい。石嶺町の高台にぽっつりと建つ古い沖縄家屋。これを見るだけでもここに訪れる価値があるかも知れない。そういう意味では観光地と言ってもいいだろう。開店が11時半なのに、もう店内は半分以上埋まっている。泊めてあった車は「わ」ナンバーが多かったから、朝の早い観光客が大勢来ているということだろう。それにしても古い建物だ。心なしか傾いてさえいる気がする。そばは(大)か(中)の2種類しかない。ソーキそばもないのだ。店の自信が窺い知れる。店は高校生だろうか、アルバイトが3人、あまり動きがいいとは言えないが、一生懸命注文を聞いたりそばを運んだりしている。が、目の前の仕事が終わるとボーっとしてしまう。注文を取りに来てくれないので、自分から注文しに行った。アルバイトに店をまかせっきりにしてしまう店主。こういう店は大体ダメな店である。案の定、そばは美味しくなかった。いや、最近マズいそばを食べるのが困難なほど沖縄そば全体としてそのレベルが格段に向上して来ている中で、こんな老舗でこんなマズいそばを食べさせられるとは思わなかった。麺はいい。少しポソポソしているが、固めの細麺で好きな麺だ。が、灰汁を使えば美味しいのかと言えば、決してそうではないことがよく分かった。出汁は全然ダメ。香りが全くないし、薄い塩水かと思うほどだ。肉は三枚肉と赤肉が1枚ずつ載っている。これもダメだった。3枚肉は脂が抜けていないし、赤肉はポソポソで美味しくない。おまけに出汁に3枚肉の油が浮いてしまっている。昨日「安珍」に行ったことも余計マズさを助長する要因になってしまったのかも知れない。彼女は全部食べられずに残してしまっている。何とか全部平らげ、釈然としない面持ちで店内を見渡してみると、「ん?」 "10月1日沖縄そば博物館オープン"の張り紙が。どうやらこの日三越の隣に長い間空きビルになっていた"コムディ"に"沖縄そば博物館"が開店するらしい。ここ御殿山も出店するのだ。他にも有名店が6店、展開している。が、衰退していく国際通りへの観光客呼び戻しの打開策として、鳴り物入れで開店するわりには顔ぶれがいささか寂しい。これで成功するのかな。甚だ危なっかしい。これしきの施設で国際通りに人を集められると真剣に考えているのであろうか。まさかとは思うが、いい加減修学旅行生から少ない小遣いを取り上げるだけのセコい商売を見直す時期だと思う。どこも一様に「沖縄で一番安い店」の張り紙を掲げ、同じお菓子を売っているだけじゃ衰退はしなくても発展はしないでしょうが。それよりもお店の個性を出すための知恵をなぜ考えないのかな。もっと客に来て欲しいんだったら団体バス用の駐車場だって必要でしょう。歩道だって広げなくちゃならないし、変な客引きもやめた方がいい。御殿山もこの日の出店にこぎつける為に、相当忙しかったのだろう。だから本店が片手落ちになってしまったのだと思いたい。が、片手落ちになるくらいだったら出店する資格はない。260円の恐ろしく小さいぜんざいを食べながら「奇跡の1マイル」の将来を憂う。

御殿山                                                 那覇市首里石嶺町1-121-2                                                                          098-885-5498

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2006年10月 3日 (火)

安珍

評価 8

入店日時 平成18年9月30日(土)午後1時半頃 過去入店回数 なし

気持ちが張り詰めている時や、時間に余裕がなかった週の週末に、この店に行って欲しい。ここでそばを食べるだけで、気持ちにゆとりが出てノンビリとした気持ちになるだろう。「癒し」ってこういうことなんだなあ、って思う。与那原小学校の裏手に、まさに民家で営業している。店の入り口は紛れもなく「玄関」だ。「ごめんくださーい」と言いたくなる。「いらっしゃいませ」という声にホッとして「部屋」に入ると、まさにおばあちゃんの家に遊びに来たような錯覚にとらわれる。広ーく立派な家だ。緑豊かな庭が見える座敷に座ると爽やかな秋の風が吹き抜けてゆく。今日は久しぶりに暑い日なのだが、ここでは扇風機やクーラーは必要ない。「安珍そば」と「てびちそば」を注文して店内をゆっくり見渡す。大きな仏壇が中央にある。大きなテーブルが2つあり、カウンター席もある。いずれも民家を少し改造したがけなので、リビングと言った方がしっくりときそうだ。とても掃除が行き届いていて綺麗だ。品のいい夫婦が2人でやっているらしい。与那原は戦前は交易地として相当賑わい栄え、鉄道も通っていたらしいが、今はその面影は感じられない。周りの町村が南城市として合併した後は、本島で一番小さな自治体になってしまった。それにしても静かだ。こんな家に住んでみたいなあ。奥の厨房では旦那さんがいそいそとそばを作っている。他に客はいない。ほどなくして湯気を上げて2種類のそばが運ばれてきた。「安珍そば」。とんかつに出来るような豚ロース肉が2枚、卵焼きと共に鎮座している。旨そうだ。そばは明らかに手打ちとわかる、太く縮れて真っ白い麺だ。出汁は少しだけ白濁していているが、油は全く浮いていない。啜ってみる。鰹より豚骨が少しだけ出張しているが、塩気とのバランスがすごくいいので美味しい。すごく上品な味だ。麺がまたいい。モチモチで力強い弾力がある本格的な手打ち麺。この麺はスゴいぞ。ガジュマルの木を燃やした灰汁をつなぎに使っているらしい。しかもよくあるのは茹でたのを油をまぶして冷ましたものを、注文を受けて再度湯がいて暖めなおすのだが、ここのは茹で上げらしい。どうりてコシがあるわけである。そして安珍そばに鎮座するロース肉。う、うまい。柔らかくホロホロに口の中でほどける。厚みがあるので、味も染み出してくるようだ。卵焼きも香ばしくてそばによく合う。全てに丁寧な仕事が施されているのは1度食べれば分かる。彼女はてびちと格闘しているが、そちらもかなり美味しいらしい。美味しいを連発している。それにしてもこんな落ち着いた雰囲気の中で初秋の風に吹かれて食べるそばというのは、何て贅沢なんだろう。そばは昔風で文句なく美味しい。店の雰囲気も最高とくれば言うことはない。また来るのみである。

安珍                                                  島尻郡与那原町与那原1761                                  098-945-1913   山田優国仲涼子ちゅら海水族館ダイビング涙そうそう              

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2006年9月29日 (金)

だるまそば

評価 7

入店日時 平成18年9月27日(水)午後7時半頃 過去入店回数 なし

今日は1人で夕飯を食べることになってる。家で簡単に済まそうとも思ったが、ここのところ「そば」中毒になっていて、1週間に少なくとも2回は食べないと気が済まない。ところが夜そばを食べるとなると、意外に営業している店は少ない。ここは20時くらいまでやっている貴重な店。店は小さく、ちょっと入り口を開けるのを躊躇ってしまうような質素な建物だ。わりと最初はビビるかも知れない。しかし、そばは寿司の食べ方で粋とされるように、ささっと食べて速やかに店を出るのが基本だから、店のキレイキタナイはあまり関係ない。店内は雑然としてるけど、しっかり手入れはされているようだ。店に入ると壁に貼ったメニューが目に入るが、左手にある食券を買う。「宮古そば」の(大)か(中)でしばし悩む。夜にそばを食べる風習は元来なかった。そば、というより麺は昼に食べるものという考えがある。そもそも夜は必ず酒を飲むので、麺では肴にならないからだ。ラーメン屋に入ることもあるが、まず餃子でビールを飲んでからラーメンを注文する。しかし今日は車だし、どうしてもそばが食べたかったので、(中)だけでは物足りない。結局(大)のボタンを押して食券をおばちゃんに渡す。(大)でも500円だからすごく安い。狭い店に他に客は6人。女性の3人連れが1組。他に女性客1人。男性客は2人だ。3人連れはそばより会話に忙しいようだが、他の1人客は皆黙々とそばを食べている。待つこともなく、すぐにそばがテーブルに置かれた。麺がすごく多い。 わりと小さな器に麺が山盛りになっている。(大)にしたことを少し後悔しつつ、よく見ると具が全く見えない。そう、宮古そばは具が麺の下に隠れているのだ。まず麺をすする。直線的で細めの平打ちは亀濱製麺所のものではないだろうか。一番好きなタイプの麺だ。麺を勢い込んで3分の1ほど食べて気付いた。出汁が少ないのだ。小さな器に麺がどっしり入っているから、当然出汁の分量が少なくなるのだ。その出汁はしっかり塩味が効いていて、多目の麺にもすごく味が絡んでいる。味のわりに風味が乏しく若干大味だが、麺との相性は抜群だ。素直においしい。大き目の三枚肉とかまぼこが2枚ずつ麺の下に隠れていた。量はいっぱいだが、美味しいのでスープまで飲み干すのに10分も掛からなかった。お腹はいっぱいだが、沖縄そばの場合、消化がいいので気持ち悪くなったりはしない。ここのそばの食べ方は、オトコが仕事の合間に1人で来て、ワシワシと食べ、また仕事に戻る、という素早い行動が似合う気がする。女が3人で来てペチャクチャ喋ってちゃいけないのだ。壁のメニューを見ると、「そば」の他に「みそ汁」にも力を入れているようだ。この店は前回の「てぃあんだー」と対極にある店。洗練とは程遠いけど、本当の沖縄そばを沖縄らしい食堂で食べたい人にはお誂え向きだろう。                               

だるまそば                                              那覇市辻2-28-3                                          098-868-1812

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2006年9月28日 (木)

てぃあんだー

評価 8

入店日時 平成18年9月24日(日)午後12時半頃 過去入店回数 なし

美味しいそば屋の少ない新都心にあって、絶好の立地にある。不味くてもある程度の客は入るだろう。ところがここのそばは美味しいから客はひっきりなしに来る。日曜のお昼時に行ったが、偶然空いていた1卓を我々が埋めた後、席が空くことはなかった。以前は首里にあったらしいが、ここ天久の新しい店は何だかお洒落で綺麗な建物にある。隣がコーヒーショップで上が美容室だ。こういうイカにもお洒落な建物にそば屋があるのは珍しい。店内もカフェのような感じで、平日なら女性でも1人で入れそうだ。もし沖縄の「お洒落なそば屋ミシュラン」をすれば、1、2位を争うことは間違いないだろう。ま、こういうところはそっちにこだわり過ぎて、味が二の次になっていることも多い。重要なのはそばが美味しいかだ。2人で「フーチバ・ソーキそば」と「沖縄そば」を注文する。麺は細麺・太麺のいずれかから選べる。店内を見渡すと、「当店の麺は手打ちの生麺を使用しているので、茹で上がりに時間が掛かります。」と書いてある。その割には混んでいるにも拘らず5分ほどで運ばれてきた。麺が緑だ。「フーチバ」がトッピングされているのかと思ったが、麺にしっかり練りこまれている。ソーキはしっかり味付けされた大きなものが3枚、別皿に盛られている。これは出汁が濁らないとの配慮だろう。紅生姜はテーブルにはなく、針生姜がトッピングされている。これは首里そばと同じだ。フーチバも少し入っている。沖縄そばに入る3枚肉は既にそばの器に浮かんでいる。小鉢にニラの白和えが付いてきた。コシのありそうなちぢれ麺が透明な出汁に艶かしく光っている。思わず麺を「ワシッ」と食べた。歯に力を入れると、そのまま押し戻されそうになるが、構わず力を込めると「プツッ」と気持ちよく切れた。「うまい!」 喉越し、歯応え、味、香り、どれも素晴らしい。うーん、ここの麺は美味いぞー。しっかり沖縄そばの麺として主張している。フーチバの香りも芳しい。出汁は塩気は丁度いいが、若干香りが薄い。もう少し鰹の香りと甘さが欲しいか。麺との相性は素晴らしい。ソーキも美味い。しっかり醤油の色が浸み込みで、艶・味申し分ない。麺に1つ1つ浸しながら食べていくと、味の変化も楽しめる。うーん、全体のバランスがいいなあ。見た目も味も、とっても洗練されているし、そして美味しい。特に麺は秀逸だ。難点をいうと値段か。今回は(中)を頼んだが、もしソーキそばでなかったら物足りなかったはず。しかし「フーチバ・ソーキそば」の(大)だと940円だ。ひょっとすると沖縄そばの最高値かも知れない。もちろんそれくらい手間とコストが掛かっているのだろうし、食べた後、「高いな。」とは思わなかった。ただ沖縄そばの(大)でも620円だから、他の店から比較すると50円くらい高いのかも知れない。

沖縄そば。あっさり洗練系としっかり昔系、2極分化の方向に向かうのだろうか。いずれにしてもまだまだ進化していきそうな勢いである。

てぃあんだー                                             那覇市天久1-6-10                                         098-861-1152

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2006年9月 5日 (火)

あさひ

評価 6

入店日時 平成18年9月2日(土)午後11時半頃 過去入店回数 1回

昔、ぜんざいの冨士家があった後に出来たのがこのラーメン屋だった。毎日のように店の前を通るがいつも空いている。始めて食べた時、結構美味しいと思った。ただ味噌ラーメンを食べたのだが、少し甘過ぎるのが気になった。この日は辛味噌らーめんという、激辛系を頼んだが、辛いの前にコチュジャンの甘さがやたらに際立った。そして辛くなかった。ここは全体的に甘口のようだ。スープは豚骨ではなく、透明に近い鳥系だと思う。麺は細めのちぢれ麺。チャーシューは軽く炙ってあって、柔らかすぎず、美味しいと思った。ただラーメン屋なんだから、もう少し遅くまで営業して欲しい。飲んだ後に食べれないではないか。いや、飲んだ後にラーメンなど食べてはいけないのだ。だから今のままでいいのだ。それでも久しぶりにラーメンを食べたので満足であった。もっとも飲んだ後のラーメンだったので、確実にまた太るであろう。遅くまで営業している沖縄そば屋があればいいのだが...。他に客は1組だけだった。店内はとれもきれいだ。

ラーメン屋あさひ                                            那覇市長田1-23-17                                       098-831-6628

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大東そば

評価 8

入店日時 平成18年9月3日(日)午後14時半頃 過去入店回数 なし

国際通りから1本奥に入った通称パラダイス通りにある。緑ヶ丘公園も近い。店名通り、南大東島に本店があり、ここはその支店らしい。最近国際通りに那覇2号店も出来たとのことだ。南大東島。絶海の孤島。波荒々しく、風もまた吹き荒ぶ。そんなイメージだ。那覇から飛行機で1時間強。フェリーだとたっぷり15時間を要する。遠い。しかも台風の通り道になることが多く、行っても予定通り帰って来れない可能性も高い。そんな感じだ。では、「大東そば」とはどういうものか。結論から言うと沖縄そばと何が違うのかは分からなかった。いや、多分違いはないだろう。ただ、大東島で麺を作っているから大東そばなのだ。そう、ここの麺は南大東島の本店から空輸している自家製だ。木灰をつなぎに海水で延ばしているらしい。カウンターに座り「大東そば・寿司セット」を注文する。厨房では3人のおばさんが黙々とそれぞれの仕事をこなしている。店内はほぼ満席で、その殆どは観光客のように見える。黙々とそばを啜る人、ガイドブックを捲る人、カメラにそばの写真を収めたりしている人。日曜の午後の緩い時間が流れている。そばと寿司がきた。そばは一見して、食べ応えがありそうな太い麺が透明な出汁の中で鎮座している。寿司は白身魚をたれに漬け込んだらしく、いわゆる「づけ」っぽい。小粒だ。思わずそばより先に寿司を口に放り込む。う、うまい。魚はさわららしい。たれがほんのり甘くてわさびのアクセントと絶妙なハーモニーを奏でている。ハーモニー、なんてかなり照れくさい表現だが、それが一番相応しい気がする。「へー、これが大東寿司かあ、うまいなあ。」という言葉が思わず口をついて出る。我に返ると寿司の横に湯気を立てて「そば」が今か今かと待っている。まさに「わしっ」という感じで麺を食べる。「もぐもぐっ...」 何だこの麺の存在感は ! まず出汁を味わうのを忘れてしまったではないか! 噛めば噛むほどに小麦粉の味わいが滲み出てくる。仄かな塩気は海水のものか。このコシ。そして歯切れのよさ。太麺の傑作だ。喉越しもいい。出汁は豚骨と鰹がバランスよく、どちらも突出していない。が、少し塩辛いか。いや、これくらいじゃないと麺に負けちゃうかな。うーん、でももう少し塩気を抑えたほうがいいような。そんなことを考えながら食べているといつの間にか全部食べ終えていた。

家に帰って大東島について調べてみた。大東島は八丈島の開拓者によって開かれたとある。「そうかあ、大東寿司のルーツは八丈島の『島寿司』に違いない。」と1人納得する。沖縄本島から360キロ。今日も大東島の人たちは、台風情報に一喜一憂しているのであろうか。

大東そば                                               那覇市牧志1-4-59                                         098-867-3889

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2006年8月28日 (月)

松そば

評価 8

入店日時 平成18年8月26日(土)午後11時半 過去入店回数 なし

南風原に変わったそばを出す店があると言う。既に2回足を運んでいたが、2回とも閉店だった。閉店といっても定休日とかではなく、そばが品切れだったからだ。1回目は午後2時半、2回目は午後1時半。そんなに遅い時間ではないのに、もう閉店とは何て身勝手なそば屋だろう、と怒っていた。この日は絶対食う、という意気込みで開店と同時に店に到着。店はめちゃくちゃ分かりずらい場所にある。例によって住宅街のど真ん中だ。店は民家をそのまま使っていて、きれいに手入れされている庭が美しい。店内は冷房がなくて暑いが、沖縄の民家は風通りがいいので、たまに吹き抜ける風が気持ちいい。メニューを見ると、4種類のそばがある。トマトそば、胡麻そば、味噌そば、そして普通のそばだ。普通のそばを頼んでこの店の実力を拝見しようと思ったが、店の人のお勧めはトマトそばと胡麻そばらしい。この2つを注文した。沖縄そばの「トマト」と「胡麻」とはどういうものか。5分ほどして運ばれてきたものは、全く沖縄そばとは異なる物体だった。胡麻そばを食べる。見た目はひき肉のない坦々麺だ。青梗菜とチャーシュー、煮玉子が載っている。創作系のそば屋は何回か行ったことがあるが、ここまで沖縄そばの概念を打ち破っていると、むしろ好感がもてる。スープを啜る。う、残念だがうまい。今まで2回も無駄足を運ばせておいて、もし不味かったら最低の評価をしてやろうと勇んできたのだが、しっかり美味い。中華の坦々麺よりあっさりしていて、それでいて深い。ちゃんと沖縄そばの出汁をベースにしているのが分かる。胡麻の香りも香ばしい。じゃあ、麺との相性はどうなの?というところだが、淡水の麺に似た、固めの麺との相性がすごくいいのだ。確かに沖縄そばの麺は、色々な料理に適している。焼きそばはもちろん、鍋の締めにも美味しい。これは「沖縄そばじゃなくて、坦々麺でしょ?」という声もあるだろうが、いやこれは確かに「沖縄そば」だ。ちゃんと五感に沖縄そばとして訴えてくるものがある。チャーシューは硬かったが、煮玉子は美味しい。彼女はトマトそばを食べている。スープを味見する。うまい。注文する時に粉チーズをかけるかどうか聞かれていたが、その粉チーズがいい仕事をしている。恐らく玉ねぎで取っているのであろう甘めのスープが麺にあっている。だが食べ進んでいるうちに、飽きてくるらしい。もう少しトマトの酸味を生かした方がいいとの意見だ。なかなか厳しい。それにしても最近の「沖縄そばラーメン化現象」を危惧していたが、ここのは沖縄そばをいい方向に拡げている。麺や出汁の基本はそのままに、その可能性を拡げているのだ。考えてみると、日本そばやラーメンも、そのバリエーションは豊富だ。坦々麺もあれば、タン麺もある。鴨南蛮があれば、納豆そばもある。そうなのだ。だから沖縄そばだって、こういうバリエーションがない方がおかしいのだ。いつまでもソーキそばやフーチバそばだけでは寂しい。ここのは毎日食べたいそばじゃないけど、不意に食べたくなる、そういうそばかも知れない。こういうのがヤだったら、行かなければいいのだ。

松そば                                                 南風原町宮平87                                          070-5272-8184

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2006年8月22日 (火)

蒼い珊瑚礁

評価 5

入店日時 平成18年8月17日(木)正午 過去入店回数 なし

空港から程近い食堂。兼母海岸を見渡せる絶好のロケーション。店名は洋食レストランっぽいけど間違いなく食堂。朝食がホテルのビュッフェだったので、まだ全然空腹ではなかったのだが、これから自転車で島内一周するので無理にでも腹ごしらえをする。やけに店が大きいなあと思って見回していると、店の奥で名産もずくそばを作っているのだから、当然注文したくなる。塩やもずくそば等お土産も置いている。「もずくそば」とは何か。沖縄そばにフーチバを練りこんだようなものをイメージしていたが、そうではなかった。2人揃って「冷やしもずくそば」を注文する。10分くらいで出てきた。見ると「日本そば」にもずくを煉りこんでいる様だ。越後の「へぎそば」のようなものか。食べる。え?え? うーん、どうなんだろうなあ、美味しいのかなあ。麺も喉越しはツルツルしてていいけど、どうにも味がない。出汁も明らかに旨みが足りない。ひょっとしたらマズいのかもしれんぞー。テーブルにセットされている麺つゆを大量投入。トッピングの肉もハムみたいだし、何だか期待はずれ。店構えが美味しそうだっただけに、がっかりした。さあ気を取り直して島内一周の旅に出るぞー。

蒼い珊瑚礁                                              与論町立長637-1                                         97-3599

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2006年8月14日 (月)

一方通行

評価 6

入店日時 平成18年8月13日(日)午後 1時半頃 過去入店回数 なし

浦添のこれまた分かり難い場所にあるそば屋である。「一方通行」の道から少し入ったところにある。昼時だったので、お店は地元客でまだ賑わっている。広い店がほぼ埋まっているのだから、相当に人気店なんだろうと思う。2人で「一通そば」と「ソーキそば」を頼む。ここも注文は食券方式だ。そばの種類は豊富だ。店内のTVの高校野球を見ながら待っていても、一向にそばが出てこない。見ると先に入っていた客のテーブルにも何も載っていない。少し時間が掛かりすぎるなあ。生めんから茹でているのであろうか。沖縄そばは注文してから出てくるまでのスピードも、重要な要素だと思う。手軽さが特徴なんだから。ようやく出てきたそばを見て「あっ」と思った。トッピングにソーキ、万能ねぎ、そしてからし菜が載っている。これは珍しい。彼女の一通そばにもからし菜が載っているが、肉がチャーシューのようだ。麺はツヤツヤ光っている。出汁を啜る。「ん?何か酸っぱいなあ。」「うーん。」 美味しいんだけど、後は引かないなあ。酸っぱいのが気になるし。何の味なんだろ。醤油かなあ。でも無色だからそんなには使ってないな。 麺。「こっこれは!」 ツルッつるで凄くコシがある。ラーメンというよりも稲庭うどんみたいだ。いや、うどんとは違う。ギリギリのところで沖縄そばを保っている。でもこの出汁はなあ。からし菜もいらないしなあ。このシャキシャキした食感は麺の邪魔をする。だったらカマボコでも載せて欲しいなあ。一通そばに載っている肉は味もチャーシューそのものだ。どうも全体的にラーメンっぽい。敢えてラーメンっぽくしたかったのであろうか。少し沖縄そばを逸脱している気がする。いやいや、不味くはない。まあ、美味しい。でもまた食べたいとは思わない。

店内はギャラリーさながらで、絵が掛けられている。そば屋にしては店内は小ざっぱりしていてきれいだ。冷たいさんぴん茶を飲みながら外を見ていると、にわか雨がすごい勢いで降り出した。

一方通行                                               浦添市内間4-22-30                                         098-877-8655

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千日

評価 7

入店日時 平成18年8月12日(土)14時半頃 過去入店回数 なし

ぜんざいなんて女子供の食い物、なんて今まで口にしなかった。沖縄のぜんざいはあずきじゃなくて、金時豆にかき氷をかけたものだ。すなわち「氷あずき」なんだけど、小豆ではない。金時豆。あずきは好きだけど、金時豆はイマイチ、という人も多い。でもあずきだったら「ぜんざい」じゃあない。とはいうものに、今まで1人で一人前すら食べたことがないので偉そうなことは言えない。言うけど。今日も彼女のをひと口ふた口貰えばいいや、と思っていた。ところが、店に入ると冷房が全く効いてない。扇風機だけだ。堪らず2人前頼んでしまった。出てきたぜんざいは超山盛り。でもとっても涼しげだ。どこからスプーンを入れていいのか分からず、一番下から掘っていく。向こう側が見えるくらい掘っていく。まるで北海道のパウダースノーのように柔らかくフワフワ。エアコンなんかなくても十分涼しい。こんなにかき氷のきめが細かいのは、削り器の刃の鋭さと、氷の硬さが重要らしい。もうこの地で代々40年も営業している証しだ。上の白いパウダー部分は食べ尽くしたが、まだ下に金時豆が沢山隠れている。これは夏バテで食欲のない人にいいかも。海の家みたいな店には次々涼を求めて客が入ってくる。これで300円。向かいのコンビニとはまるで対照的な店だけど、癒しはコンビニじゃ買えない。

お食事と喫茶 千日                                         那覇市久米1-14                                         098-868-5387

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2006年8月 7日 (月)

玉家

評価 9

入店日時 平成18年8月6日(日)午後2時頃 過去入店回数 なし

北部にそばの名店は多いが、那覇以南となるとその数は少ない。ここはその数少ない南部の名店の呼び声高い有名店だが今まで行くことはなかった。この日重い腰を上げて行ってみると那覇からそれほど遠くない。が、辺りは南部らしいサトウキビ畑の風景だ。それにしても、沖縄そば屋は辺鄙な場所にある傾向が強いなあ。久しぶりに止みそうにない雨と、昼をだいぶ過ぎていたが、店内はほぼ満員だった。入り口でソーキそば(大)の食券を買って席に座ると、「観光客ですか?」と店員に声を掛けられた。「いいえ。」と答えて会話はそれで終わったが、「はい、そうです。」と言っていたらどうだったのであろうか。5分ほどしてソーキそば(大)が運ばれてくる。大きなソーキが2個載っている。フーチバの入った器が別にあり、入れ放題だ。出汁は透明に近い。啜る。 ...う、うっめーい! 何だこれは、すんごく美味しいぞー。鰹の香りが前面に出て、少し甘口。あっさりしてるけど、コクがあって塩気も丁度いい。ああ完璧だー。自分はこういう出汁が好きなんだと再認識させられた。そばは亀濱製麺所のキレのある麺。歯応えが気持ちいい。ここの麺は大好きだ。何というか、日本そばっぽい切れ味があるというのか。沖縄そばも最近では、4種類のタイプがあると思う。うどんっぽい麺。(ぐーし小) きし麺っぽい麺。(きしもと食堂・新山食堂) 日本そばっぽい麺。(淡すい・首里そば) ラーメンっぽい麺。(与那原そば・てだこそば) 強引な分け方かも知れないが、自分はこの中で日本そばっぽい麺が好きなのだと思う。歯切れのいい、プツップツッと切れる感じの。亀濱製麺のがまさにそういう感じなのだ。 この麺とここの出汁が最高に合う。バランスがすごくいいのだ。ああホントに美味しいなあ。そしてソーキも最高。ソーキのいい部分を使っているのがよく分かる。味も濃すぎずしみじみ美味しい。ああ、まさにソーキそばの完成形だ。半分ほど食べた後に、フーチバを投入、すると出汁がまた違った味わいになりこれまた美味しい。何でフーチバってそばに合うのかなあ。これだけ苦味が強いのに、出汁を全然壊さない。そしてこの日は紅生姜を全く使わなかった。吉野家からさえも恐れられた「紅生姜荒らし」のわたくしが、この日全く紅生姜を食べなかったのだ。紅生姜で風味を壊したくなかったのだ。そう、それだけここのそばそのものが美味しかったってこと。ソーキもあっさりしてたし。

ああ、沖縄そばってホントにいいもんですね。

玉家                                                  南城市大里字稲嶺57                                      098-946-8885

南城市(旧佐敷町・知念村・玉城村・大里村)(200602)

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2006年7月31日 (月)

歓会門

評価 6

入店日時 平成18年7月30日(日)午後13時半頃 過去入店回数 なし

那覇市のはずれ、殆ど浦添市に近い住宅街にある変わった建物。とてもそば屋とは思えぬ立派な店だ。店内に入ってまた驚いた。厨房がでかい。まるでキッチンスタジアムだ。そば屋でこれだけ広い厨房が必要なのだろうか。フロアはテーブル席が4席と、小上がりが数席ある。天井が高くて、全体的にすごく広々とした店だ。小上がりに座ると、食券を先に買ってくれと言われる。入り口にあるのを見落としたらしい。この食券機を使うそば屋も増えてきている。どうせだったら高松のセルフの讃岐うどん店のように、出汁やトッピングも全部セルフの店があってもおもしろいのになあ。葱も自分で切ったりして。それはそうと、そばの種類が豊富で迷ったが、結局歓会そばにする。いわゆる普通の沖縄そばだ。彼女は軟骨(ソーキ)そばを頼む。ここは沖縄市の名店、「しまぶく」のお孫さんがやっていて、麺は木灰を使った手打ち麺らしい。その味に期待がもてる。それにしても最近そば屋が激増している。全国的な沖縄そばブームというが、単なるブームではなく、どの店もレベルが格段に向上しているのだ。新しい店でもあっという間に人気店になることも珍しくない。沖縄そばで一旗上げようと内地から沖縄に移り住んでくる人も多いらしい。まさに沖縄そばラッシュだ。そばジョーグーにとっては嬉しいばかりである。店の裏手にあるテニスコートで、サーブの練習をしている高校生をぼんやり眺めながら、そんなことを考えていると、そばが運ばれてきた。7~8分というところか。少し遅い。その味は...。結論から言おう。味を忘れてしまったのだ。まだ30時間くらいしか経過していないが、その味を思い出せないのだ。バカバカ。美味しくはあった。でも印象が薄いのだ。記憶に全く残らない。麺は木灰がつなぎだったはずだが、弾力があってもコシがない。出汁も美味しかったが何だかぼやけている。決して不味くはない。美味しい。が、舌に記憶が残らないのはどうしでだろうか。自分でも良く分からない。最近自分の舌の沖縄そばに対する評価が厳しくなっていることは確かだろう。もう一度、自分の中で採点の基準をしっかり持たなければならないのかも知れない。美味しければそれでいいのだろうが、美味しさにも色々ある。

窓の外では燃えるような炎天下の下、まだ高校生が1人サーブの練習をしていた。

歓会門                                                 那覇市銘苅211-1                                          098-862-1712

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新山食堂

評価 7

入店日時 平成18年7月29日(土) 過去入店回数 なし

名護の入り組んだ住宅街のど真ん中にその老舗はある。駐車場に車を止めた時、店内から「2名ね」の声が聞こえた。この段階でそばをゆで始めたのだろうか。もうそろそろ正午になろうという時間だったが、店内に入ると他に客は1人だけだった。沖縄の休日の昼は遅い。2人で三枚肉そばとてびちそばを頼む。頼むと言ってもここは食券だ。メニューは他にも野菜そばやフーチバそば、ソーキそばなど沢山ある。注文したそばは5分ほどで運ばれて来た。彼女が頼んだてびちそばは、てびちが飴色に艶やかに光っている。早速頬張りながら、美味しい美味しいを繰り返している。こちらは三枚肉そばだ。肉の他に昆布と厚揚げが載っている。昆布がそばに入っているのは名護の特徴だろうか。出汁をすする。うーむ、うまい。今日も例によって二日酔いだったから、出汁がよけいに体に染み渡る。あっさりしているのに、ずいぶんコクがある。塩気もちょうどいい。そばをすす...なんだこりゃあ! きし麺じゃねえか。きし...ん、きし麺っぽいけど違う。太さや平べったさは、明らかにきし麺のそれなんだけど、味が違う。ちゃんと沖縄そばの味だ。うん、この出汁にはこの幅広の平麺がよく合う。ちゃんと美味しいぞー。三枚肉は厚みがあり、少し固めだけど噛むとジュワっと肉汁が湧き出す。平麺はあまり好きではないんだけど、ここのはまさに麺を食べるといった感じで、出汁ごとワシワシ食べる。気がついたらあっという間に3分の1になってた。ここでコーレーグースーと紅生姜を投入。ちょっとアクセントをつけて食べ続ける。うんまいよー。あっと言う間に間食。彼女もてびちをしゃぶり、麺を食べ食べで忙しそうだ。彼女に言わせると、ここのてびちは絶品らしい。ちょっとつまませて貰っただけだが、トロトロで確かに美味しい。ふと店内を見渡すと、壁にぎっしり色紙が飾ってある。懐かしいカタチのジュースの自動販売機がある。でも70年以上の歴史は店内からではなく、味が語っている。昨日今日に完成したわけではない、古くから伝わる味。これを多くの人が美味しいと感じるわけだから、人の味覚も70年前とさほど変わっていないのだろう。世の中変わったと人はいうけれど、変わらないものもまだまだ沢山ある。

外に出ると一気に汗が吹き出てきた。それでもやっぱり沖縄の夏には、アチコーコーのそばが合う。

新山食堂                                               名護市大東1-9-2                                          098-053-3354

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2006年7月24日 (月)

あじゃず

評価 6

入店日時 平成18年7月23日(日) 過去入店回数 7~8回

安謝にあるジャズが掛かる店だからあじゃず。店名は美味しくなさそうだが、ここはこの界隈に仕事で訪れる際によく利用する。観葉植物に覆われた、何だか虫に食われそうな外観だが、店内はすっきりしている。前の日行った「宮里そば」とは対極的だ。一時ここのそばにハマって、数回立て続けに来たことがあるが、最近は他にも美味しいそば屋を沢山知っているので、久しぶりだ。ここではいつも「三枚肉そば」にフーチバーをサービスで入れてもらう。「フーチバーそば」に三枚肉をサービスで入れてもらうことは出来るのかと聞いたことがあるが、もちろん断られた。沖縄そばの他にうどんや日本そばもあるようだ。麺の総合店を目指しているのであろうか。2~3分でそばが運ばれてくる。この三枚肉が、っていうか見た目も味もチャーシューなんだけど、とても好きだ。柔らかくて、味がしっかり染みててホントに美味しい。が、一度職場の大先輩とこの店に来たことがあるが、その方に言わせると「これは三枚肉じゃない」そうだ。だから好みは分かれると思う。確かに普通の三枚肉とは随分歯応えも味も違う。中華味だ。チャーシュー好きなので、これは嬉しい。そばは細麺で出汁はあっさり系だが、この日改めて食べて少し塩気が強い気がした。出汁に鳥系が入っているのかも知れない。塩気の強さはフーチバーを入れればちょうど良くなる。麺は歯応えがあって美味しい。が、ここのは不思議と後を引かないんだよなー。美味しいのに。近くを通るから行くけど、「田そば」や「淡すい」のように、後味がいい訳ではない。やっぱり塩気の塩梅なのか。最近美味しいそばを食べなれているせいか、ここのそばを特別美味しいと感じなくなってしまった。

店内も緑が多く、そばを食べた後もゆっくりしたくなる雰囲気だ。ジャズは耳を凝らさないと余り聞こえないほど控えめにかかっている。外に出ると、こちらは耳を塞ぐほどの大きな音で蝉が鳴いていた。夏だなあ。

あじゃず                                                那覇市曙2-9-18                                              098-868-7488

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宮里そば

評価 7

入店日時 平成18年7月22日(土)午後12時頃 過去入店回数 なし

この日は宜野座でマンゴーを買って、古宇利島に遊びに行く。朝から軽い二日酔いで何も食べていなかったので、名護でそばを食べることにする。深酒した後のそばは格別うまいんだよなー。既に名護市内に入っていたので、一番近くにあった宮里そばに入った。何だか外国の田舎町にあるような、いい意味でさびれた店だ。が、中はさびれていない。ちょうど正午ということもあるが、広い店内はほぼ満員御礼だ。食券を買ってちょうど空いた席に座る。この間にも客が次から次へと入ってくる。すんごい人気店なんだなあ。地元の客から観光客まで客層も様々だ。周りのテーブルを見回すと、ちょうどこの時間に客が集中して入ってきたからか、どのテーブルにもそばがない。まだ皆待っているのだ。厨房の方を見ると、ものすごいペースでそばをアップしている。が、フロアにはすごくバッチリメークしたおばー(A)が1人しかいないので、そばは出来てても運ぶのが追いついていないのだ。思わず手伝いたくなったが、じっと我慢する。しばらくすると、フロアにもう1人のおばー(B)が現れた。っていうかもっと早く出てこいよー。この忙しいのに昼飯食ってる場合じゃねーよー。厨房の中は4人くらいいるのに、フロアが1人じゃ廻るわけないでしょう。が、急に出てきたおばーは直ぐには波に乗れず、非常に動きが鈍い。座敷席に10人くらいの団体が3組いるのに、まだそちらにもそばが行き渡っていない。す、すると、何を思ったのか、おばー(A)が急にフロア隅にあるシンクでコップを洗い始めた。「現場放棄」だ。ここは水やお茶はセルフなのだが、そのセルフ用のコップはまだ沢山ある。おいおい、コップ洗ってる場合じゃねーよー。カウンターに湯気上げたそばが沢山溜まっちゃってるジャン。なのに、何故今コップを洗うの! と半ばキレつつも状況を冷静に観察すると、そこにはおばー(A)とおばー(B)の静かな抗争が繰り広げられていたのだ。想像するに、状況はこうだ。

おばー(A) 「このクソ忙しいのに、おばー(B)ったら先に昼ごはんを食べちゃって。私に『先に行くねー』、の一言もありゃしない。まったく忙しいわねー。プンプン。」

おばー(B) 「ありゃりゃ、昼食終わってみたらこの有様だよ。テーブルは空いてても、器が下げられてないから客が座れないじゃないさー。たくっ、トロイんだよー、おばー(A)は、動くのがー。」

おばー(A) 「だったら、あんたがやってみればいいじゃないのさー。自分の方がトロいのに、何を生意気なこと言ってるのさ。わたしゃ、ここでコップ洗ってるから、あんたが1人でやってみればいいさー。」 

おばー(B) 「何さー、化粧が濃すぎるのよ、あんたはー。わたしゃ、マイペースでやらせてもらうよ。そばだってか弱い私には1つずつしか運べないのよ。はーっ、でーじー忙しいー忙しい。」

まあ大体こんな感じであろう。そんなことを考えていると、ようやく「三枚肉そば」と「そば(小)」が運ばれてきた。そばには昆布がトッピングされてる。三枚肉は甘辛いたれで煮込んだのだろう、ツヤツヤいい色に光っている。まず出汁を啜る。う、うまい。鰹と豚がいいバランスだぞー。あっさりしていて、ほんのり甘口で後を引くなあ。まさにはらわたに染み込む感じだ。実際染み込んでいるのだろう。麺は中細麺で硬すぎも柔らかすぎもしない。ちょうどいいなあ。出汁もしっかり絡むし。三枚肉もしっかり味がついてて美味しいぞー。昆布がのっているのがまた沖縄らしい。食べ進むうちにそばが少なくなっていくのが、悲しいくらいだ。ここのそばは誰が食べても美味しい、って思うだろうなあ。店の雰囲気もおばー同士の静かな抗争も、ここのそばの味付けになっている。本当に沖縄らしいお店である。今度はここの「スパゲッティ」を食べてみよう。

店を出るとすっかり二日酔いから醒めていた。ウコンも利くが、そばの出汁も二日酔いにはいいはず。さあ、これから古宇利島にうに丼を食べに行こう。

宮里そば                                               名護市宮里1-27-2                                        098-054-1444

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2006年7月19日 (水)

てだこそば

評価 6

入店日時 平成18年7月16日(日)午後3時半頃 過去入店回数 なし

浦添市役所にほど近い明るく開けた場所にある。駐車場の広さから相当な人気店であることが窺える。もう夕方に差し掛かる時間帯だったので、店内は空いていた。ソーキそば(中)と彼女はムージ(田芋)そばを注文した。待っている間、メニューを見るとタコスそばなんてのもある。写真を見ると、先日久米島の「三坊」で食べたものと全く同じである。豆腐そばはゆし豆腐ではなく、麻婆豆腐っぽい。他にも変わりそば系が多い。ソーキそばが運ばれてきた。 ...博多ラーメンっぽい。スープが白く濁っている。啜る。豚骨ベースだ。ラーメンのそれに似てるなあ。でもしっかりコクがあって美味しい。美味しいぞ。麺。啜る。こ、これは...。ラーメンか冷麺みたいだ。少し透き通っていてゴムのような強いコシがある。これは好みが分かれるなあ。いや、誰が食べても美味しいと思うはずだが、沖縄そばという概念からすると、好みが分かれるのではないか。聞くと手打ちの生麺を使っていて、注文を受けてから湯がいているらしい。与那原そばにも似てるなあ。じゃあ、不味いのか、と聞かれれば「うまい」のだが、沖縄そばっぽくないのだ。美味しいんだけど、沖縄麺特有の小麦っぽさが感じられない。ガチガチの沖縄そばがベストとは思わないので、このような進化はいいと思う。能書きはいい。美味しければいいのだ。とはいいつつ食べ慣れないと最初は面食らうはず。まさに麺食らうだ。おっと、繰り返してしまった。で、ソーキ。う、油っぽい。と思ったら、煮込んだ軟骨が溶けだして殆ど液体化している。あ、あっつい。これは女性だったら喜ぶぞー。コラーゲンそのものだもん。でもソーキの軟骨があまり好きではないので、かなりしつこく舌に纏わりつき、食べ終わっても長い時間胃がもたれた気がした。しかし、普通の沖縄そばでは物足りない、という人にはここはお勧めである。ラーメンっぽいけどそれを好きな人も多いはず。

それにしても最近は沖縄そば屋の急進が目覚しい。店の数もさることながら、味もかなりこだわっている店が多い。競争が激しくなれば質も高くなっていくのが当たり前で、消費者にとってはいいことばかりである。ここ、てだこそばも様々な試行錯誤を繰り返している努力が窺われる。

ちなみに「てだこ」とは、今の浦添市がその昔、琉球王国の首都であったときの王「英祖王」の父が太陽であったという伝説があり、それにちなんで「英祖王」を、沖縄の方言で太陽を意味する「てだ」と、子供を意味する「こ」をくっつけ「てだこ」と呼んでいたと言われている。すなわち「太陽の子」という意味だが、今では浦添を象徴する言葉のようにも使われている。

てだこそば                                              浦添市仲間1-2-2                                         098-875-5952
  

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2006年7月13日 (木)

ステーツサイズ

評価 6

入店日時 平成18年7月12日(水) 午後10時半頃 過去入店回数 2~3回

この界隈には他にも戦後直後から営業しているステーキ屋が数店ある。その中でも歴史を感じさせる寂れた雰囲気と、丁寧な焼き方からここが一番という声も多い。はっきり言って、肉そのものは美味しくない。石垣牛ややんばる牛など、県産牛の品質から比較すると、ここが使用しているニュージーランド産のビーフは雲泥の差だ。でも、サシが程よく入った油っぽい牛肉はあまり好きではない。生来貧乏性なのか、むしろ豚肉や鶏肉が好きだ。だからサシが全く入っていないここの牛肉は、小さい頃よく噛み切れないで延々口の中で噛んでいた固めの牛肉を思い出させる。といってここの肉が固いわけではない。あくまで昨今の県産和牛と比較すればだ。ステーキはテンダロイン(ヒレ)とアメリカン(サーロイン)の2種類から選ぶ。他にもエビフライやタコスなど、洋食メニューが豊富だ。いつもは柔らかいテンダロインを頼むが、今日はアメリカンを頼んだ。ここは黙っててもスープとサラダとパン(もしくはライス)が付く。ここのパンは、素朴でとっても柔らかくて美味しいのでパンを頼んだ。先に出されたスープを飲み、サラダを食べていると程なくステーキがジュウジュウ鉄板の上で音を立てながら運ばれてきた。焼き方を聞かれるが、焼きすぎるとすごく固くなるので、レア目をお勧めする。肉には塩コショウで基本的な味付けはされているが、沖縄でステーキを食べるときは、「A1ソース」をたっぷりかけるのだ。A1ソースは沖縄のスーパーならどこでも売ってるステーキ用(ハンバーグや焼肉でももちろん良い)ソースだ。これがないとステーキじゃない、という人も多い。付け合せはオニオンソテーと大き目のフライドポテトだ。A1ソースをたっぷり肉につけて食べる。う、うまい。何がうまいって、このA1ソースがここの肉によく合うのだ。グルメ番組のレポーターがここのステーキを食べたら何というか。馬鹿の一つ覚えみたいに、「キャー、柔らかい」とか「キャー、甘ーい」とは言えまい。「ウォー、ニックー」という表現がいいのではないか。肉を食ってる。大袈裟だが、そういう感覚が一番当てはまるような気がする。カロリーも国産和牛よりかなり低いはずだ。実際次の日の朝体重を量ると、遅い時間に食べたにも関わらず、体重は減っていた...。A1ソースをかけなければ、ダイエットメニューにもなるのではないか。最近の日本人はいい肉を食い過ぎてる。ステーキとはこういうもの、だと再認識させられた。で、値段。今日食べたアメリカンは1250円。一番高いテンダロインでも1500円。そりゃ地元客だったらファミレスよりこっち来るよね、絶対。

店内は特に音楽がかかっているわけでもなく殺風景だ。戦後進駐軍が足繁く通ったというこの店が、戦後の遺物だとすれば少しだけ救われる気がする。

ステーツサイズ                                            那覇市辻2-5-18                                          098-868-4318

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2006年7月 8日 (土)

ぐーし小

評価 7

入店日時 平成18年7月8日(土)午後2時半頃 過去入店回数 なし

何だか路地裏にひっそり佇むこの店は、店の前に大きな木が生い茂り、店内にも緩やかな時間が流れている。平日は混んでいるらしいが、土曜の昼下がりということもあり、客は他に男性客が2人いるだけだ。この日は南風原の「松そば」に行ったのだったが、早くも閉店していたので、彼女の勧めで浦添のこの店に。彼女は何度も来ているらしい。メニューは沖縄そばとソーキそばのみ。でもソーキはすでに売り切れだったので、それぞれ沖縄そばの(大)(小)を注文すると、5分も待たず運ばれてきた。(大)には大きな皮付き三枚肉が3つも乗っている。鰹のいい香りが鼻腔をくすぐる。出汁は少し濁っていて、豚骨ベースを想像させる。啜る。う、うまい。コクは確かに豚骨のそれなのに、鼻を抜けるのは鰹の強い香りだ。何だ、この出汁は。少し甘めだけど、とっても優しくてまろやかだぞー。やっぱりこういう正統派の出汁もウマいなあ。麺は見るからに不揃いで、手打ちっぽい。かなり太めだ。食べる。ん、ん、何だ、この麺は ! すんごくモチモチしてて、で、コシがある。何か麺を食らっている、と表現すればいいのか。んまーい。下手したらうどんなんだけど、下手してないから、小麦の味までちゃーんと分かります。あー麺ってこういう味してるんだなあ、と改めて分かります。あー、じみじみ沖縄そばっておいしいなあ、と目が遠くを見ちゃいます。何だか最近マズい沖縄そば屋や見つけるのが難しくなってきたなー。でもここのは本当においしい。バランスもいいなあ。テーブルの上のお茶はルイボス茶だそうです。食べた後なのに、お腹すっきり。

外に出るとボンネットの上に折れた枝木が落ちていました。台風もだいぶ近くなっているようです。

ぐーし小                                                浦添市内間5-8-6                                          098-879-4733

 

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2006年7月 6日 (木)

田そば

評価 8点 

入店日時 平成18年7月5日(水) 午後7時半頃 過去入店回数 なし

以前から気になっていたのだが、勤務先の近くに美味しいそば屋があるということで、この日1人で会社帰りに寄ってみた。閉店が20時なので、もう店じまいを始めているかと思ったら、まだ満席に近い状態だった。これほどの人気店とは思わなかったので、少し面食らった。店はこぎれいで落ち着く雰囲気だ。駐車場に「わ」ナンバーが目立ったが、地元の人も多い。コーヒーやアイスティーがセルフで飲み放題だから、皆食後もゆっくり歓談している。メニューは看板の三枚肉そば、田そば(沖縄そば)、ソーキそばの定番メニューにジューシーなどご飯系のみ。そば専門店だ。三枚肉そばは、豚の三枚肉が3枚、器から豪快にはみ出ている。どこかで見たなあ、と思ったら、前に行った「花そば」にも同じものがあった。そういえば店の作りも似ているし、ドリンクのサービスも同じ。おまけにテーブルに七味やコーレーグースー、紅生姜と一緒に「胡麻」があるもの同じだ。系列店かと思ったが違うらしい。田そばの(大)にしようか迷ったが、 ソーキそばを注文する。

ほどなくソーキそばが運ばれてくる。デザートのサービスなのかオレンジのゼリーも付いている。こういうのはいらないなあ。そばの値段を10円でも下げて、デザートはサイドメニューにして欲しい。そばを見る。出汁の色が濃い。見た目はきしもと食堂や花そばと同じように、醤油で色をつけている。最近の傾向として、全くの無色透明か、日本そばの出汁のように色がついているものと、2分化しているような気がする。鼻腔を鰹の甘い風味が抜ける。出汁を啜る。う、うっまーい。見た目通り醤油の味が強い気がするが、すごくあさっりしているのにコクがある。このコクは昆布と鳥のものか。鰹と豚のバランスもいい。豚はアグーを使っているらしい。これだけ出汁がしっかりしているなら醤油はいらないのになあ。でも後を引くので麺を食べる前に、スープが半分になってしまった。見た目は花そばに似てるけど、こっちの方が全然美味しいなあ。きしもと食堂よりもコクがあって、これはかなり自分の舌に合う。

そばが大きなソーキに隠れて見えないので、先にソーキを食べる。うーん、旨い。しっかり甘辛味が染み込んでて、それでいてよく油が抜けている。ソーキ3個のうち1個を食べると麺が見えてきた。

今、ふと思ったのだが、「うまい・おいしい」の表現は、どれが一番美味しそうに伝わるのか。「旨い」「美味い」「ウマい」「うまい!」「美味しい」、表現にも色々ある。「美味い」「美味しい」はやはりフレンチやイタリアンなど洋食に合う気がする。「ウマい」や「うまい!」は寿司やそばなど和風だろう。では、「旨い」はどうか。「旨い」は今一つその使い分けが難しい。今までは感覚的に使ってきたので、これからもそうするつもりだが、試しに辞書を引いてみた。「旨い」は「話が旨い」「都合が旨い」など、味以外にも表現されるようだ。個人的には「じわり」というニュアンスを込めている。すぐに「うまい」ではなく、口に入れて「...う、うまい」という感じだ。わかるだろうか。これに対して、笑っちゃうくらいおいしい場合は「ウメーイ」という表現も使ってきた。が、どの表現が最上級かは自分でも分からない。

話は戻る。麺を啜る。ウメエ。ちょっ、ちょっと待ってくれ。啜る。うまいよーん。平打ちの細麺にしっかり味があり、コシがあってこの出汁とすごく合う。夜にそばを食べることが少なかったので、今日は自分の味覚がおかしいのか。これはもう一度来てみる必要がある。ところで「胡麻」をそばに掛けるとどうなのか。これが香ばしさと食感が増して旨いのだ。どんどん食べていくと、今度はソーキを2個残して麺がなくなってしまった。沖縄そばはどこも結構麺の量がたっぷりなので、少ないと感じることはあまりないのだが、それだけうまいということなのだろう。ところでこの店を含めて最近いくつかの店で、小皿にタクアン2切れを出してくるのだが、これはいったいどのタイミングで食べればいいのか。タクアンのように味の濃いものを口直しとしているのか。ご飯じゃないのに、そばとタクアンを一緒に食えるかい。だったらタクアンをやめて、カマボコの一切れでも増やして欲しい。

でもすごくバランスのいい店だと思う。従来の沖縄そばとは違うけど、こういう変化はあってもいいなあ。出汁の好みは分かれるところだけど、個人的は大好きな味。薄味こそがうまい!見たいな最近の傾向に、一石を投じられた感じです。家に帰っても、口の中で出汁とソーキの余韻が残っていた。明日も行こうかなあ。

田そば                                                 那覇市真嘉比3-5-6                                       098-884-5150

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2006年7月 4日 (火)

お食事処 てっちゃん

評価 6

入店日時 平成18年7月2日(日) 午後12:30頃  過去入店回数 なし

久米島から沖縄本島に向かうフェリーが午後2時出港なので、まだしばらく時間があった。朝はホテルのビュッフェだったので、あまりお腹は減ってなかったが、船の長旅に向かうわけで、イーフビーチ周辺を車で走りながら、良さそうな店を探す。店にメニューのボードが外に立てられているのを見ると、「久米島そば」とキッチリ書かれていたので、この店に入る。チャンプルーや天ぷらなどに心も動かされたが、あまり時間もないので久米島そばを頼んだ。昼のいい時間だったが、店には泡盛を飲んでいる男性が1人だけで、他は我輩だけだ。何だか時間がゆっくり流れている。午前中ははての浜で結構泳いだので、体もけだるくて心地いい。が、そばなのに出てくるのが遅い。15分くらいたっぷり待たされた。この店も食堂というより居酒屋という感じで、夜はきっと地元客や観光客で賑わうのだろう。でもコーレーグースーがないのが、少し寂しかった。久米島そばはやはり沖縄そばと変わりはない。久米島の素材で作れば何でも久米島そばなのだろう。出汁を啜る。ちょっと塩気が強いが、豚骨の出汁もしっかり効いているので、海で遊んだ後には丁度良い。その辺のところを計算しているのであろうか。いや、そんなはずはない。面は平打ちの中麺だが、麺自体に味がないので、濃い目の出汁を丁度いいバランスだと思う。これも計算なのか...。いや、違うだろう。三枚肉は美味しかった。あと蒲鉾。味が濃厚で後を引く味だ。全体的に丁寧に作られていて、専門店と遜色はなかった。あまり期待してなかったので、どの店もより美味しく感じられる。但し、評価はそば限定だし、那覇近辺の標準とも合わせています。

店の外に出ると、午後の日差しがまだまだこれからだとでもいうように、原色の風景を更に強く照らしていた。美しい島、久米島への小旅行ももう終わりを迎えようとしていた。

お食事処 てっちゃん                                        久米島町比嘉160-59                                        098-985-7713

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2006年7月 3日 (月)

三坊

評価 6

入店日時 平成18年7月1日(土) 午後13:30頃  過去入店回数 なし

久米島に来た。那覇からフェリーで4時間。途中渡名喜島を経由して久米島の兼城港に入港。レンタカーをピックしてイーフビーチに向かう。イーフビーチはこの島の唯一のリゾートエリアで、ホテルや民宿が集中している。既に船内でまぐろジャーキーを肴にビールを4本空けて、それほど空腹ではなかったが、「久米島そば」の暖簾がいたるところに見られたので、発作的に空腹になる。「久米島そば」の店は専門店ではなく、居酒屋の昼メニューとして出しているところが多いようだ。というか、専門店はイーフビーチ周辺にはないと思う。そこで「三坊」という居酒屋に入るが、店内はこの時間でも混んでいる。メニューはチャンプルーなど定食もあるが、ここはわき目も振らずタコスそばを注文する。タコスそばとは何か。これは出てきて分かるのだが、まさにタコライスのライスの代わりにそばが代用されているのだ。

混んでいたのか、結構待たされ、15分ほどしてようやく注文の品が運ばれてきた。店の中央の大きなテーブルに何組かと相席だったので、他の客の視線がタコスそばに集まる。こ、これは...。ボロネーゼのフィットチーネのようだ。見た目は悪いが、意外にうまい。が、次も食べたいほど美味しいわけではない。意外にうまい、という程度だ。この店は夜も人気店らしく、そばを食べたそばから夜の予約をしていく客が何組かいた。我輩も夜ここに来ようと思っていたが、夜も昼相席した客と再会というのではカッコ悪いので、他の店を探すことにして、店を出た。なので、評価は昼限定です。

気がつくと、島の午後の日差しに、白いTシャツについた赤い斑点がいくつも輝いていた。久米島の午後は長い。

三坊                                                  久米島町比嘉160-56                                       098-985-8883

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2006年6月26日 (月)

花そば

評価 6

入店日時 平成18年6月25日(日) 正午頃 過去入店回数 なし

通勤路にあるここの捨て看板がずっと気になっていたので行ってみた。何が気になっていたかというと、看板に写っているそばの写真から三枚肉がまさに3枚、器からはみ出るくらい大きいのだ。スープの色が濃いのも気になる。日曜日の昼時だったが、店には3組ほどの客がいた。行列が出来る店ではなさそうだ。三枚肉そばにも食指が動いたが、沖縄そばである「花そば」を注文した。店は比較的新しく、きれいだ。そばの種類は「花そば」の他に、ソーキそば、三枚肉そばの勝負系で、あとはジューシーがあるくらいだ。選択の幅はあまりない。三枚肉そばは仕込みが大変なので、1日10食限定らしい。ほどなくして注文したそばが来た。やはり出汁の色が濃い。啜る。見た目ほど濃くない。っていうか全然濃くない。鰹の風味が強い。また啜る。ん、少し甘いな。店の人がフーチバ入れますかって聞いてきた。あるなら最初から言ってよ。入れるに決まってるでしょ。来たフーチバは、今摘み取ってきたかのような瑞々しさと、苦味が何ともいえない。が、ここんちの出汁はあっさりしているので、このフーチバの香りは強すぎるなあ。そんなことを思いながら麺を啜る。ん? 啜る。うーん。あんまり美味しくない。中細麺なんだけど、最近手打ち系を食べ続けているので、ここの麺はそれらに比較するとずいぶん引けを取る。はっきり言ってあまり美味しくない。麺に味がなく、まるっきりダメなうどんなのだ。出汁との絡みも悪い。残念だ。「花そば」には三枚肉が2切と赤肉が1枚入っているが、まあ普通。三枚肉そばを頼まなくて良かった。出汁はいいのに麺がダメだなあ。近所にあれば行くけど(実際近所ではあるが)、もう行かないと思うな。頑張ってるのは分かるけど。きしもと食堂と淡すいの後に行っただけに、この店には酷な評価となった。今後もこの2店舗を中心とした評価になっていくだろう。食後にコーヒーの無料サービスあり。

花そば                                                 那覇市三原2-29-17                                       098-831-9903

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2006年6月19日 (月)

淡すい

評価 8点↓

入店日時 平成18年6月18日(日) 午前11時半頃 過去入店回数 なし

かなり美味しいとは聞いていたが、ここまでやるとは思わなかった。糸満市の外れのとんでもない場所に、このような名店があったとは。駐車場は広くとっても入りやすいが、なんせ建物はプレハブで、ちょっと見は工事現場の事務所のようだ。が、中は綺麗でジャスなんかがお洒落に掛かっている。メニューはそば(大)(小)及びソーキそば、ジューシーのみ。例によって1点勝負系の店だ。2人でソーキそば、(大)、ジューシーを頼む。店の人はまあまあ愛想がない。が、不快になるほどではない。メニューの裏面にはこの店のこだわりが書き記されている。器→ブラックシリカ含有遠赤外線陶器使用、出汁→100%天然出汁使用、水→πウォーター使用、肉→100%県産豚使用、塩→特殊波動塩使用、お茶→無農薬薬草茶使用、と何だかよく分からないがすごいのだ。まあこれらを使用すると、どのように美味しくなるのかは分からないが、そばを待っている間にかなり期待が高まってくる。5分もおかず注文したものが運ばれてきた。この日は昼前に入ったからか、店に他に客はいなかった。帰るまでにも2組入ってきただけだ。これから混むのだろうか。で、まず出汁を啜る。う、うっすい。何か薄いぞうー。でも旨い。もう一回啜る。薄い。でも旨い。もう一回啜る。ん、それほど薄くないか。味はしっかりしている。多分鰹と昆布だけで、豚系で出汁は取っていないのではないか。すごっくあっさりしている。色は限りなく透明だ。ごくごく飲んで、先に汁が少なくなってしまった。次に麺。う、うっめえ。今まで食べた沖縄そばの麺の中で、一番うまい。コシがしっかりあって、麺自体に味がある。これはうまいぞう。最後に肉。文句なし。ジューシー。炊き具合よし。美味しい。店を出た後も不思議とお腹がもたれなかった。あっさり系が好きな人は絶対に行って欲しい。それにしても何で今まで来なかったのか。この味を知らなかったことが悔しい。淡すいの店名は、「荘子」の「君子の交わりは淡として水のごとし」からつけたという。ま、いずれにしてもよく分からないのだが。

淡すい                                                 糸満市武富603-2                                          098-992-1302

平成18年8月12日(土)再訪 薄めの出汁は絶妙で後を引いたが、麺が前回よりゆで過ぎていて、コシがイマイチだった。相変わらず客は入っていたが。↓

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2006年6月12日 (月)

きしもと食堂 八重岳店

評価 8

入店日時 平成18年6月11日(日) 午後14時半頃  過去入店回数 なし

明治38年創業という、沖縄そばの店としては老舗中の老舗である。沖縄そばは戦後小麦粉が安定して供給されるようになって普及したと聞くが、100年前のこの時代は小麦粉も大変貴重品だったはずである。今でこそ庶民の味である沖縄そばが、その当時はどのような人が食べていたのであろうか。一説によればこの店が沖縄そばの元祖という話もある。今日は八重岳入り口にあるその支店にいった。噂どおり並んでいたが、そば屋なので回転が早く、5分くらいで相席だったが席につけた。オーダーは食券方式だ。2人できしもとそばの(大)(小)、それにジューシーを一つ頼んだ。メニューはこの他にライスのみ。つまりそば1本で勝負しているのだ。選択の余地はない。作り手の自信に当然食べるほうにも力が入る。ほどなくして注文したそばとジューシーが運ばれてくる。えっ...。第一印象→「色が濃い」。透き通ったスープになれた目には、それは関東のそばつゆに見えた。啜る。ん、見た目ほど辛くない。と、いうかむしろあっさりしている。ちょっと醤油が強いように感じるが、甘い鰹の香りと味が前面に出て、控えめに豚骨が深みを加えている。おそらく丹念に灰汁をすくっているのであろう、スープには全く油が浮いていない。すごく綺麗なスープだ。今まで食べた沖縄そばで一番かも知れない。次に麺。ここんちのウリ、木灰をつなぎに使った手打ち麺というのは誰でも知っている。しかし、今までの経験からいうと、木灰を使ったからといって、必ずしも美味しいとは限らないのだ。最近は乱立するそば屋で他店と差別化するため、この木灰水を使った店も増えている。木灰を使わない店はかんすいをつなぎに使っているのだが、味にはそれほど大差はない。っていうか味からは分からないはずだ。何故なら灰のアルカリ性を生かして麺にコシを与えるのが木灰を使う目的で、人工成分であるかんすいを使ってもそのコシは出せるからだ。もっともかんすいと木灰、特にガジュマルの木を燃やして作った灰汁となると、気分的に木灰の方が全然いい。しかし、かんすいが嫌だなんて言っていたら、ラーメンなんか食べれなくなってしまう...。で、麺を食べる。モチモチッ、プツッ。うーん。このモチモチ感は茹で上げた麺が空気中で伸びきってしまったものだ。つまり一般的には「大失敗作」ということになるが、沖縄そばはさにあらず。敢えて茹でを強制的に抑えるのではなく、自然放置が沖縄そばの最大の特徴である。ここの麺はそれが一層強調されている。でもこの歯ごたえはこの出汁と合っている。麺を啜るというよりは、まさに麺を食べる感じだ。能書きはともかく美味しい。そしてトッピングの豚肉とかまぼこ。うまい。特に豚ばら肉と豚赤肉の味付けは、上品な甘辛さで絶品である。柔らかすぎず、肉の食感を残しているのもいい。全体的なバランスがすごく取れているそばだ。すごく丁寧に作られているのも分かる。しっかりとした味付けのジューシーも美味しい。創業100年の看板に偽りなしだ。

そばを食べた後、ここから車で10分ほどの、今や県内のみならず全国的に有名になった「よへなあじさい園」によった。最近TVや新聞でよく取り上げられている。何でも「日本あじさいの名所30選」に選ばれたそうだ。紫陽花は昔から好きな花だが、艶やかな色彩の花が多い沖縄にあって、淡い花色の紫陽花というのもピンとこない。でも来てみて驚いた。すごい数の見学客だ。それもそうだろう。おばあちゃんが25年掛かって1人でコツコツと育て上げたというあじさい園は、山の斜面一帯を多い尽くすほどの数で、今までこんなに見事な紫陽花のお花畑は見たことがなかった。2週間以上降り続く雨に、気持ちにまでカビが生えかけていたが、久しぶりに晴れ間を見た気がした。そしてもっと嬉しかったのは、紫陽花を見る人々の晴れやかな顔々だった。梅雨の合間の北部遠征でした。

木灰沖縄そば きしもと食堂 八重岳店                             本部町字伊野波350-1                                     0980-47-6608

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2006年6月 9日 (金)

おもろそば

評価 8

入店日時 平成18年6月9日午後3時頃  過去入店回数 10回以上

自分の中では那覇市内でTOP3に入るそば屋である。おもろまちの裏道にある雑居ビルの1階にひっそりとあり、あまり混んでいるのを見たことがない。この日はもう夕方が始まる時間だったのか、他に客はいなかった。店内は広めに席を取っているが、他に特徴はない。ちょっと殺風景さを感じるかも知れない。夫婦でやっていると思うのだが、フロアを担当している奥さん(と思われる)の感じもよく、かといって馴れ馴れしく話しかけてくるということもない。もう数え切れないくらい通っているが、いやな思いをしたことがない。観光客は全くおらず、昼下がりに1人でそばを食べるのに、すごく向いている店だ。会社の部内にもここのファンがいる。彼は沖縄出身だが、ここで生まれて初めてゆし豆腐そばを食べて、そのうまさに感激したそうだ。自分はここでゆし豆腐を食べたことがないから、その感激すべき味が分からないのだが、いつも食べるソーキそばや三枚肉そばも非常においしい。「絶品」というのとは違う。これぞ沖縄そば、なのだ。透き通ってるのに、しっかりした味のスープ。鰹と豚骨のバランスがすごくいい。麺は八重山麺と沖縄麺から選べるようになっていて、八重山麺はラーメンのストレート麺を太くした感じ、沖縄麺は平打ちでしっかりコシがある。八重山麺は腹持ちがいいのでお腹がすいているとき、沖縄麺は消化がいいのでお腹がもたれているとき、というように食べ分けている。量は多めだが、多すぎはしない。トッピングなしの沖縄そばでなければジューシーやいなりはいらないだろう。忘れてはいけないのが、ここのソーキだ。ソーキそばには「軟骨ソーキそば」と「ソーキそば」があるが、個人的はソーキそばの方が好きだ。ソーキは甘辛の出汁でしっかり煮込まれているが、煮込まれ過ぎてもなく、適度な歯ごたえが残っていて食べでがある。肉を食ったああ、という気になるのである。ここではソーキで出汁が濁るとかいう細かいことは言わず、紅生姜をドンっとのっけてコーレーグースをパッパとふりかけガシガシ食べて欲しい。それが沖縄そばの正しい食べ方だと思う。決して奇を衒ったっておらず、伝統的な沖縄そばの味を追求しているその姿勢。沖縄そばの味を守ることは、沖縄文化の伝統を守ることに等しい。

郷土 おもろそば                                          那覇市おもろまち4-7-18                                       098-864-2111

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2006年6月 2日 (金)

守礼そば

評価 7

入店日時 平成18年6月2日(金) 14:30頃  過去入店回数 10回以上

ここは仕事柄空港に立ち寄った際に、よく行く店である。雰囲気が沖縄っぽいし、メニューがすっごく豊富なので気に入っている。「沖縄そば。ソーキそば。以上!」というように、そば1本で勝負している店も潔くて好きだが、だからといって美味しいとは限らない。その勝負玉が美味しくなければ2度と行かないだろう。単品で勝負している店に行くにはある意味覚悟も必要である。作り手が、「これ1本」で勝負している以上、中途半端な気構えで訪れることは出来ない。受け手(食べ手)もそれ相応の気構えで臨まなければならないのだ。だからけだるい平日の昼下がりに、「はあ、やっと金曜日かあ」というダラけた気分のときにはあまり直球勝負の店は行きたくない。もう勝負したくないのである。その点、メニューが豊富な店はいい。「今日は何を食べようかな、エフッ。」というヘラヘラした気分でも、お店側も「何を食べてもいいのよ、フフッ。」と微笑んでいる気がするのだ。だから勝負したいときは「首里そば」や「てんtoてん」のような単品勝負の店、勝負したくないときは「うるかそば」やここ「守礼そば」のような店がいい。勝負云々というのも、所詮独りよがりで、「おいおい、何を気張ってるんだよ!」と言われるかもしれないが、外食は金銭のやり取りが絡む真剣勝負と捕らえているので分かって欲しい。そして私が訪れた際は心して作って欲しいのだ。ふーっ、ちょっと冒頭から力が入ってしまったが、ここ守礼そばはメニューが豊富な方だ。すごく多い。日本そばやうどんまであるのはいかがなものかと思うが、店いわく「美味しければいい」のだそうだ。トンカツそばや唐揚そばまである。色々試行錯誤しながら、沖縄そばの可能性を拡げているそうだ。メニューが多くなると、無駄になる食材も多くなるから店の維持からみると大変だと思うが、まあ不味そうなものは頼まなければいいのだから良しとしよう。もし不味くても、「そっかあ、注文の仕方が悪かったんだな。今度来た時は、これを食べようっと。」と次に来る気が失せるということもないのだ。さてさて、また「守礼そば」の話だが、琉球音楽が常に流れていて、時には店内で三線のライブもやっている。店も広々としていて落ち着く。駐車場も広いし、何かと来やすいのである。そばは、あっさり系とこってり系があるが、あっさり系をお勧めしたい。メニューが豊富なので、選ぶのに時間が掛かった挙句、2、3品注文したくもなるのだが、1品1品の量が多いので、注意して欲しい。一番のお勧めはマース焼きそばとイカ墨焼きそばかな。ちょっと油っぽいけど、ボリュームもあるし試して欲しい。沖縄そばの麺は焼きそばに向いてるから、家で焼きそばを作るときも美味しくできる。あと、宜野座のじゃが麺もパリパリして焼きそば向きである。関係ないけど。話は守礼そばである。ここの客層は、店の作りとかは観光客向けっぽいんだけど、圧倒的に地元客が多い。ある意味、観光客が多い首里そばなんかと比較すると対極に来る店なのかも知れない。この店は1品1品を講じるよりも、全体として評価したので若干甘めの評価になってしまった。が、観光客は首里そばのように洗練された店(味)よりも、このように地元から支持されている店こそ足を運んで欲しい。

守礼そば                                                           那覇市高良3-7-27                                                   098-859-1155

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2006年5月20日 (土)

うるかそば

評価 6

入店日時 平成18年5月20日(土) 午後13:30頃 過去入店回数 10回以上

ここは平日のランチによく利用していた。「沖縄そば専門店」と謳っているワリには、それ以外のメニューにむしろ力を入れている。この日はレバニラ炒め定食を食べたが、定食には必ずそばが付いてくる。だから量はとても多くなってしまう。ランチタイムにそばを頼むと無料でいなり寿司も付いてくる。とてもお得だ。ここは炒め物がお勧め。鉄鍋の味が炒め物に移っていてどれも美味しい。チャンプルー系もいい。肝心のそばは...出汁は美味しい。無色透明でとてもあっさりしている。麺は...何故かは分からないけど、美味しくない。出汁が麺に絡まないのだ。この麺は焼きそばにしたら絶品だと思う。ぜひメニューに加えて欲しい。あと従業員が多く、ちょっとランチタイムを外すと、とても暇そうにしているのもけだるい昼下がりを演出している。店自体の作りはいいし、とても落ち着く。全体的に平均レベルなのだが、平均こそデイリーユースには相応しい。特に美味しいわけではないけど、駐車場も広いし、とても入りやすくて便利な店である。ちかくに「うるくそば」もあるけど、関係はない。「うるか」とは宮古の地名らしい。つまりここんちの沖縄はそばは、正確には「宮古そば」ということになる。

うるかそば                                               那覇市金城3-4-10                                                   098-859-6555

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2006年5月 1日 (月)

高江洲そば

評価7

入店日時 平成18年5月1日(月) 13:40頃 過去入店回数 0回

ゆし豆腐そばで有名な浦添の人気店である。分かり難い場所あるので、見つけるのに苦労した。昼時は過ぎてるし、どしゃ降りの月曜日にも関わらず、店内はほぼ埋まっていた。噂どおりだ。客をざっと見渡して、そばの写真を撮っている観光客もいるが、殆どは地元の人、それも1人でランチを食べに来ている勤め人が多い。地元に人に愛される、気取りのない普段使いの店である証拠だ。メニューは看板メニューのゆし豆腐そばの他、中味そば、ソーキそばなどがある。他にはいなりとおにぎり、天ぷらがサイドオーダーとしてあった。この日は2人でゆし豆腐そばとソーキそばを食べる。...そばの量が多い。出汁は豚ベースだが、ていねいに灰汁をすくっているのであろう、殆ど油が浮いておらず澄んでいる。しかし味はしっかりしており、彼女に言わせると、こってり系に分類されるらしい。ソーキそばのソーキは時間をかけて油分が抜けており、とても美味しい。で、麺だ。...コシはある。...でも何か足りない。何だろう。麺自体に味がないのかなあ。麺と出汁のなじみが悪いのか。何か麺と出汁が離れているのだ。単純に麺が多いからか。もう少し麺に塩気があればいいのかも知れないが、本当のところはよく分からない。じゃあ不味いのか、と言われれば、「まあ美味い」と言わざるを得ない。麺の相性を出汁とソーキで十分補っているのだ。トッピングに錦糸卵と昆布がのっているのもここの特徴だ。観光客には不便な場所だが、まあわざわざ行く価値はあると思う。

高江洲そば                                              浦添市伊祖3-36-2                                         098-878-4201

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2006年4月24日 (月)

すーまぬめぇ

評価7

入店日時 平成18年4月23日11:30頃  過去入店回数 なし

国場の住宅街に民家を店舗に改造したおいしいそば屋があるという。自宅の近所なので、行ってみた。変な店名である。しかも非常に分かりにくい場所にある。絶対たまたま通りがかったから、という客はいないだろう。店は沖縄の典型的な赤瓦の平屋建てで、この辺ではもはや珍しい沖縄家屋だ。観光客はそれを見るだけでも価値があるだろう。庭には桟敷のような席もあり、今の季節そこで食べるのも気持ちよさそうだ。昼前なのに、席はほぼ埋まっていた。やはり人気店らしい。忙しいからか、テーブルとかが良く拭かれてなくて、あまり綺麗な印象は受けなかった。で、そばだ。この日は2人でソーキそばとすーまぬめえスペシャルとぜんざいを注文した。すーまぬめえスペシャルは、ソーキ、3枚肉、テビチが1個づつのっている。別皿にフーチバも付いてきた。食べる。...うまい。出汁は豚骨ベースだけど、針生姜が入ってて、しつこくない。美味しい。麺は細麺の平打ちでこれも適度にコシがあって美味しい。ああ、これぞ沖縄そばだ。そばヌーボーもいいけど、やっぱりこちらの方が美味しい。フーチバもそばに入れると美味しいなあ。あまり期待してなかったので、美味しさ倍増である。量は多いので、女性は「小」でも十分なようだ。この変わった名前は屋号から来ているそうで、別に謝っているわけではないそうだ。ぜんざいも美味しかった。 

すーまぬめぇ                                             那覇市国場40-1                                         098-834-7428

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2006年4月16日 (日)

やんばる食堂

評価

入店日時 平成18年4月14日深夜 過去入店回数 数回

長田の学生街にある24時間営業の食堂である。那覇でここの存在を知らない人はいないだろう。いつもあんまーが4人くらい厨房にいて、ゆんたくしながら楽しそうに料理を作っている。純粋な食堂なのに24時間営業とは恐れ入る。料理は...量は多い。この日は2人でカレーライスとソーキそばを食べたが、2つとも食べ切れなかった。カレーは...出てきた瞬間、「あ、違う」と言ったほど、普通のカレーの色と違うのだ。たぶんごく微量のカレー粉を片栗粉で溶いたのではないかという感じで、味もまさにそうだった。うーん。この雰囲気といい、いつも混んでいることといい、おばあの心意気といい、根強いファンが多いことといい、味が良ければかなりの高得点は間違いないのだが、はっきり言おう。美味しくない。っていうかマズい。いつも生姜焼き定食とかそばしか食べないから、全部が全部美味しくないわけでないのだろう。たぶんチャンプルー系とか食べたら絶品なのだろう。でもこの日食べたカレーはいけない。あとそばもいつもあまり美味しくない。來同様お金はないけど沢山食べたい人達には10点だろう。でもほっとすることは確かである。

やんばる食堂                                            那覇市長田2-5-24                                        098-854-3781

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2006年4月 8日 (土)

てん to てん

評価7

入店日時 平成18年4月8日(土) 15:00~  過去入店回数 2回

木灰そばで有名な識名の名店である。識名の住宅地のまん真ん中にあり、大変判りにくい場所にあるのだが、カーナビのお陰か駐車場には「わ」ナンバーも多い。店は蔦に恐ろしいほど覆われ、夜だったらお化け屋敷の風情だが、この日はうりずんの真っ盛りで恐怖感はない。店は恐らく一軒家を改造したものだと思われるが、沖縄とは思えないくらい洗練されている。ここがそばなんぞを出すのか、という感じである。そばは「木灰そば」一本で勝負している。他には古代米のおにぎりとかブクブク茶とかがある。早速そばを啜る。麺は、出来損ないの「フィットチーネっ?」って感じで沖縄そばとは全く別物である。以前自分で手打ちパスタを作って失敗したことがあるが、丁度そんな感じである。出汁は鰹系の香りはしない。ひょっとしたら科学調味料を使っていそうな舌がひりつく味である。豚+鳥系なのは良く分からないが、ちょっと微妙...である。麺は縮れ麺でコシはあるが、ハッキリ言おう、これは「沖縄そば」ではない。だから絶対地元にはウケないはずである。じゃあマズいのかと言われれば、そんなことはなくて「まあ...美味い」ということになる。非常に曖昧で申し訳ないのだが、「沖縄そばではないけど、まあとにかく美味い」のである。ややこしくて困るそばなのである。観光客にとって美味しいと言われる沖縄そばが、本当の沖縄そばとは全く別物になっているのは由々しき問題でもある。県も普天間基地移設問題に右往左往されるだけでなく、沖縄そばの伝統を守る方にも力を注いで欲しい。

てん to てん                                             那覇市識名4-5-2                                         098-853-1060

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2006年4月 3日 (月)

沖縄らーめん 上原家

評価6

入店日時 平成18年4月1日(土)  過去入店回数 0回

以前からあしびなに行くときに気になっていた、沖縄では通堂と並んで2大勢力になるつつあるラーメン店の本店である。あまりラーメンにうるさくないので、細かいことは良く分からないのだが、この日はヒジョーにお腹がすいていたので美味しく感じた。いや、失礼、実際美味しいのだろう。でも何かどこも大差ないんだよなー。この日は二人でそれぞれとんこつ塩チャーシューととんこつ白味噌チャーシューを食べた。チャーシューはイマイチだなあ。スープと麺はうまい。でも後で少しニンニクが口に残る気がした。スープは豚骨だしと鳥だしの2種類から選べるのだが、豚骨は紅豚、鳥は琉球地鶏を使っているらしい。紅豚はスーパーでたまに見かけるけど、琉球地鶏とは何か。美味しいのか?古来品種というのは調べて分かったが、現在食材として売られているのは「琉球どり」である。石垣牛やあぐーが全国的に有名になってから、琉球XXとか島XXとかいうと、ハハッーとかしこまってしまうから人間(自分だけ?)不思議なものである。食材にもブランド化ってずいぶん浸透したね。餃子も豚と鳥の2種類があります。店は綺麗だし、従業員は元気に声をそろえてグリーティングしてるし、こういう店ってどうして画一的になっちゃうのかな。らーめんなんてめっちゃくちゃ愛想悪くてもいいと思う。まあ内地からわざわざ来て食べるほどではないです。でも沖縄にはラーメン屋は少ないから地元の人は自分の舌で確かめてみて下さい。

沖縄らーめん 上原家                                      豊見城市与根496-4                                      098-856-4508

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2006年3月16日 (木)

中本鮮魚店

中本鮮魚店

評価7

入店日時 平成18年3月12日14:30頃  過去入店数 数回

うまい。理屈などなくうまい。天ぷらの立ち食いである。買ってその場で食べるのが条件である。内地の天ぷらとは違う。衣が厚くてフワフワなのだが、奥武島の沖合いを眺めながら食べると心が満たされる気がするのだ。グルメとは程遠いけど、こういうのを真剣に論議してはいけない。紅芋、野菜、イカ、魚、ソーセージ、アーサー、もずく等があり、1個40~50円。南部のドライブにはぜひ立ち寄って欲しい。

中本鮮魚店
玉城村字奥武9番地
098-948-3583

以後 平成18年4月23日17:00頃訪店

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2006年3月15日 (水)

首里そば

評点7点  

入店日時 平成18年3月11日(土)12:30~      過去入店回数  4回

沖縄そばの超有名店である。が、誰に有名かというと観光客にである。ガイドブックには必ず載ってるからね。1日限定60食というのがいかにも内地好みだし。じゃあ県内では有名かっていうとそれほどでもない。だって厳密にいうと、これは沖縄そばじゃないからね。強いて命名するなら沖縄新麺である。(スミマセン、通堂さん。パクリです。) そもそも沖縄そばって並んでまで食べるものじゃないし、すっごく生活に根付いているものだから、いくら美味しいからって首里までわざわざ行って、狭い駐車場に入るのに苦労して、でそれから30分も待てるわけないよね。(ちなみに首里そばの駐車場が満車の時は隣の民家の空き地に300円払えば駐車できます。) そばは「首里そば」1本勝負。サイズは普通、小、大の3種類から選べる。他にはじゅーしーとかおにぎりとかぜんざいがあるね。でもいつも並んでるから、ゆっくりぜんざいなんか食べていると後ろで並んでいる客の視線が熱い。肝心のそばの味はというと...硬い。非常にそばが硬い。信州そばの手打ちを太く白くしたような感じである。じゃあ不味いのかというと、そんなことはなくむしろ美味い。が、沖縄そばと思って食べると??って感じなのである。多分うちなんちゅうには抵抗を示す人多いだろうなあ。内地の人にはこれが沖縄そばの頂点と思われても困る。(個人的は困らないが) 出汁は美味い。絶品である。色は限りなく透明に近く、カツオの上品な風味が前面に出て、豚が奥行きを作っている。ああ、ホントに美味い。敢えて紅しょうがを置かず、針しょうがで出汁が濁るのを防いでいるのは出汁へのあくなき自信か。いつも飲み干してしまう。この出汁だけでもお土産用に売って欲しいなあ。あと、肉。3枚肉と赤身肉の2枚乗ってるんだけど、味が染み込んでて、それでいてレロレロに煮崩れてなくてしみじみ美味い。それにしてもたまにあの喉越しが恋しくなるのは、他の沖縄そばって腰がないからなんだね、あまりにも。ここんちのじゅーしーも美味いよ。

首里そば                                               沖縄県那覇市首里赤田町1-7                                    098-884-0556

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2006年2月23日 (木)

フードコロシアム 沖縄DFSギャラリア店

評価

入店日時 平成18年2月23日(木) 13:15頃  過去入店 10回以上

ここは勤務先が近いのでランチによく利用する。おもろまち駅に直結する免税店のDFSの3階にある、フードコート形式のセルフ式レストランだ。経営はモンスーンカフェや権八で有名なグローバルダイニングだから、従業員の元気は必要以上にいい。それとこれも従業員教育のたまものなのか、「ついでにXXもいかがですかっ?」的押し付けも必ずついてくる。プレゼンテーションがコンセプトのなのか、一般のフードコートとは違って、実際に作っているのが目の前で見れるので、作っている風景を見ろ見ろと煩いことも多い。いいから早く作れよって言いたくなる時もある。でもやっぱり従業員教育の厳しさが随所に垣間見られ、一時の勢いはなくなったもの、ここ沖縄では貴重な店である。料理はエスニック、イタリアン、和、ハンバーガー、サラダバー、スイーツなどいくつかのブースに分かれており、いざ食べるとなると結構迷う。が、開店以来メニューは全く同じである。観光客だけを相手にしているのであろうか。味は...グローバルダイニングである。不味くはないが、美味しくもない。まあランチに利用するか、DFSから流れてくる観光客を眺めながら旅情に浸るのが賢い使い方だろう。メニューの値段は沖縄では高い設定になっている。だって沖縄そばで650円だからなあ、セルフだし。ソーキそばの値段だよね、フツーは。職場が近くになければまあ自らは行かないだろう。

オープンテラスから見える白い水道タンクは沖縄戦時の激戦区で日本軍からは52高地(米名シュガーローフ)と呼ばれていた。そういえば、DFSの建設時にも不発弾が2発掘り起こされたらしい。そんな沖縄の過去の悲惨さを思いながらテラス席でシークアーサージュースでも飲んでいると、つくづく今は平和だなって思う。

FOOD CLOSEEUM                                         那覇市おもろまち4-1DFSギャラリア沖縄3F                         098-860-1441

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2006年2月22日 (水)

だいこんの花 安謝店

評価

入店日時 平成18年2月22日(水) 19:45頃  過去入店 なし

いきなり食べ放題かよー、と思わないで欲しい。今日はお酒は控えた食事を、ということでヘルシー嗜好で人気を集める安謝交差点マックスバリューと同じ敷地にある「だいこんの花」に行く。地元のTVでは結構紹介されていて、気になってはいたのだが、今日が初めてである。ここは「健康食彩レストラン」とうたっているように、県産の有機野菜を中心としたビュッフェスタイルのレストランだ。経営は沖縄では結構手広く飲食店を展開している株式会社アメニティーということで、他には小禄バイパスに店舗がある。結構込んでて、150席近いスペースが殆ど埋まっている。店の雰囲気はファミリーレストランぽくて、従業員の元気はいい。メニューは豊富で沖縄の食材を極力意識して使っているようだ。味はというと...まあ旨い。が、所詮はビュッフェなので、味よりも出来るだけ多くの種類を沢山食べなきゃ、という貧乏根性から、ゆっくり味わうことは出来ない。が、不味い、と感じた料理はなかった。お鮨屋さんに必ずある、醤油を付ける小皿のようなサイズのお皿でチビチビ取って行くのだが、全部を食べることは出来ないくらい種類は多い。料金は大人1名1850円で時間制限はないので、まあ妥当だと思う。ビールやワインは別注文で飲めるけど、ビールを飲んでいるのは我々だけだった。そうだよね、だって沢山食べられなくなっちゃうもん。でも不味くはないけど、あまりに美味しくてまた食べたいと思うものもなかったからもう行かないと思うな。

だいこんの花 安謝店                                       那覇市安謝620                                           098-861-8889

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