フレンチ・イタリアン・中華・エスニック

2014年11月 4日 (火)

月苑飯店

評価 9

入店日時 平成26年11月3日(月)午後12時半頃    過去入店回数 1回

言わずと知れた沖縄市にある歴史のある中華料理店。 沖縄が返還される前には米軍高級将校の社交場として利用されていたらしい。最近プラザハウスのRoger'sがアツい、との情報を耳にし、建設中のイオンモール沖縄ライカムを横目にやってきました。 3連休の最終日の正午とあって、店内はほぼ満席だったが、このキャパを埋めてしまう力はすごい。 客層はファミリーが多いのだが、子供連れというより落ち着いたファミリーがちょっと少しだけお洒落してランチ、って感じが多いように思う。 沖縄にはそんな肩肘の貼らない、でも少しだけちゃんとした感のレストランが少ないので、とっても貴重なお店だと思う。 親子代々って感じで昔から通っている、なんて人も多いんだろうな。 ランチメニューから麺と炒飯と春巻きを注文したが、この店の凄いところは料理が美味しいのは言うまでもないが、お店の雰囲気と接客がいいのだ。 特にベテラン女性スタッフの接客がいい。 鳥の出汁がよく効いたスープを飲んでいると、店内が混んできたのと相まって、暑くなってきたので女性スタッフに室温を下げるようにお願いすると、即座におしぼりを持ってきた。 こういうサービスって高級店でないと中々出来ないと思う。 炒飯は塩気が抑えられていて、スープと共に食すと誠に美味しい。 具がぎっしり詰まった大きい春巻きも是非食べて欲しい。食後のコーヒーには、アイスには冷たいミルクが、ホットにはほんのり暖かいミルクがポットに入っていた。 こういう細かいサービスをする店が沖縄にあるかな。 正直味は中華街でいくらでも食べられる中華料理だけど、値段との対比で考えるととってもお得なお店だと思う。 逆にいうと横浜の中華街なんて行かなくても沖縄でも高いレベルの中華が食べられるわけだ。 プラザハウスもこのレストランも沖縄の近代歴史そのもの。象徴だ。 大資本なんかに凌駕されずにいつまでも続いて欲しい。 そのためには我々県民も新しいものだけでなく、沖縄のこういう古いお店を大事にしなければならないのだ。

月苑飯店                                                            沖縄市久保田3-1-12  プラザハウスショッピングセンター                                                     098-933-3111

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2013年8月19日 (月)

PETIT MARGUERY

評価 7

入店日時 平成25年8月17日(土)午後7時半頃   過去入店回数 なし

土曜日だが仕事関係の講習で丸一日かんづめだったこの日、先延ばしにしていた彼女の誕生日でこの店を訪れた。 以前那覇の名店『アルティザン』があった場所で、前から気になっていたのだ。 気の利いた料理でキリっと冷えた白ワインをがぶ飲みしたい、そんな気分で『お任せコース』を選んだ。ワインはアルザスのゲヴュルツトラミネールを喉が欲していたが、リースリングしかないというのでそれをボトルで注文する。店内はほぼ前の『アルティザン』と同じだから居抜きなのかも知れない。『アルティザン』はガッツリした男性的な料理をアラカルトで2〜3種チョイスして、ワインをがぶ飲みする、というスタイルで、料理もチマチマしたものでなく非常に好きな店だったのだが、いつの間にかなくなっていた。名残惜しくて何かの折に『アルティザン』のことを調べていると、驚いたことに横浜の実家にほど近い元町商店街に移転して営業しているというではないか。まだ行ったことはないが、那覇から横浜というのに縁を感じ、一度訪れてみたいと思っているのだがまだその機会はない。その後の店であるここ『PETIT MARGUERY』もビストロ風に肩の凝らない料理をワインと楽しむ、というスタイルのようだ。料理はお任せコースでも4000円なので非常にリーズナブルだ。前菜は夏野菜のジュレ、次に魚介のサラダに始まり、チキンのキノコ包み、シチューマチの蒸し焼き、鴨のローストと続き、デザートとコーヒーが続いているのでお得感はあるが、同じ付け合せの野菜が複数の料理に使われているのと、高級食材は皆無なのでラグジュアリー感は全くない。料理も繊細というよりは荒削りで余計なプレゼンテーションがないので若干の素っ気なさは感じる。 味についても強い印象は残らず、自分で作れてしまうような料理だった。 もう1グレード上のコース料理とスペシャリテを期待したい。 ここ一番、という店ではなく普段使いの店なのかな。 ビストロ、だし。 カウンターもあるので1人で食事するのにも向いているかも知れない。実際この日も男性の1人客が2人いた。 気取りのない雰囲気同様会計も赤ワインをグラスで追加して14000円だった。上手く注文すれば1万円以内にも収まるのではないかな。今度はアラカルトメニューから選んでみたい。 

飲み足りなかったのでこの後Accordに流れ、禁煙の中禁断のシガーをやってしまった。しかし先日の一過性脳虚血発作の恐怖からか、モンテクリストのNo.4でもあまり美味しくは感じられなかった。これなら禁煙は成功しそうだ。

PETIT MARGUERY(プティ マルグリィ)                                                     那覇市久米2-11-3                                                        098-862-3162

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2013年3月11日 (月)

メゾン・ド・フジイ

評価 7

入店日時 平成24年2月22日(金)午後8時半頃   過去入店回数 なし

雨の金曜日、空いている駐車場を探すのに苦労して、ようやく入った店内。 まず目に入ったのはシェフがフテくさりながら、食材の切れ端をゴミ箱に投げ入れている姿だった。なんだ、なんだ? と思ったが、初めてのお店だったのでそれを注視している余裕はなく、店内の様子やメニューを見るのに忙しくさほど気には留めなかった。5品5000円のシェフのお任せコースに決めたが、フロアの女性が忙しそうでオーダーを中々取りに来ない。、すると見かねたシェフが自ら聞いてくれた。アルザスのゲヴェルツトラミネールで喉を潤していると最初に出てきた前菜が、パテドカンパーニュ、次がスペシャリテという野菜と魚介のゼリー寄せだ。美味しい。見た目も綺麗だし、ソースの酸味のバランスも絶妙だ。オープンキッチンの利点も生かされ、料理が出てくるタイミングもいい。コード・デュ・ローヌのロゼに切り替え忙しく動く厨房のシェフを見ているとどうにも様子がおかしい。というか、怒っている。誰に怒っているのか。フロアの女性に対してである。新人で慣れていないのか、確かに動きも悪いし気が行き届いていないのだが、それに対し客にも聞こえるように『パン追加聞いて!』、『ワイン注いで!』、『聞こえたらちゃんと返事して!』とどうにもやかましい。オープンキッチンなんだから、厨房の裏でやればいいのに、目の前でやるからどうにも落ち着かなくなってしまった。そのうち吾輩にも、『ワイン飲むペースが速い!』、『もっと味わって食え!』とか言われるんじゃないかと気になって仕方がない。 ダブルメインが、赤マチのポアレと県産ポークのグリルと続き、どれも文句なく美味しいが、もう頭の中はシェフとフロアスタッフとの戦いに占領されている。ようやくキッチンの裏でシェフが説教を始め、店内の客も引け始めていたので、静かに料理を味わえるようになって味わう最後のデザートはピスタチオオイルとエスプレッソをかけたココで5品となる。このデザートは文句なく美味しい。フレンチなので、見た目の美しさにこだわるのは当たり前なのだが、ここの料理は野菜の使い方も上手くて、重さが全くない。素直にどの料理も美味しいと思うし、アイデアも素晴らしい。会計も2人でボトルのワインも含めて14000円だからリーズナブルと言えよう。しかし、教育を客の前でやるにはどうなのだろう。オープンキッチンの利点よりも、なんでも見えてしまうということが欠点になってしまった。我々が最後の客だったので、この後接客に関する説教が延々と始めるのかと思ったら、スタッフが気の毒になってしまった。料理はともかく、接客面でまだまだ発展途上のお店である。再訪したい。

メドン・ド・フジイ                                            那覇市久茂地2丁目10-19                                     098-862-0312

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2012年11月13日 (火)

西屋

評価 8

入店日時 平成24年11月1日(木)午後9時頃  過去入店回数 なし

蒸餃子が好きである。焼売はもっと好きである。特に崎陽軒。崎陽軒の焼売は冷めたままに食うのが旨い。自分の中の至福のひと時は、新幹線で食べる焼売弁当か、飛行機で食べる焼売にビールである。先日も実家から沖縄に戻る際、珍しく空港で崎陽軒の焼売を見つけた。崎陽軒の焼売はいつでも売っているのだが、遅い時間になると真空パックのものしか置いておらず、通常の焼売は売っていないのだ。ところがこの日はあった。スーパードライと共に買い求め、飛行機が離陸するのを待つ。シートベルトのサインが出る前に何か食べようとすると、CAがわざとらしく紙おしぼりを持ってくるのだが、これが嫌いなのである。サービスのつもりであろうが、食べてる最中に紙おしぼりなど差し出されても困ってしまう。食べた後に口をふけ、ということであろうか。煩わしいのでCAも着席するタイミングで飲食することに決めている。しかし問題がある。焼売。クサいのである。機内で開けると、途端にモワっと立ち込めるひき肉とニンニクの香り。食べる本人でさえ「クサい」と思うのだから、周りの人は迷惑だろう。だから食べる時は控えめに食べる。まず箱から醤油用の小皿を取り出す。これに醤油とカラシ、そしておしぼりと爪楊枝がまとめてセットになっているのである。一度蓋を閉めて、醤油とカラシを混ぜる。よく醤油とカラシを混ぜるのがポイントである。で、ここでまた蓋を開けて一個素早く口に投入する。素早く蓋を閉める。匂いが立ち込めるのを最小限に抑える。この隠れて食べる感が更なる奥深い味を引き出すのだ。食べたことないけど、闇鍋ってこういう感じなのかな。どうでもいいことを考えてビールを一口。また焼売を素早く一個。ビールを一口。焼売を素早く一個。この作業を繰り返す。ここで異変に気付く。クサい。とてつもなくクサい。焼売以外にとてつもなく匂いが立ち込めている、と思って隣の席を見ると、「おい、お前もかい!」 と思わず叫んでしまった。どこで買ったのか見事な曲げワッパに入った漬物の盛り合わせに日本酒を旨そうに呷る初老の紳士。 「負けた、完全に負けた。」 見事である。日本酒に漬物。その組み合わせの妙も然ることながら、このオイニー。そして恥じることなく堂々と席のテーブルに並べられた黄金のペア。この2席から放つオイニーで飛行機が傾くんじゃないだろうかと思うほどの匂い。「匂いの強いものの飲食はお控え下さい。」といつ機内アナウンスで指摘されるんじゃないかとビクビクして、至福のひと時どころではない。2箱焼売を食べるつもりが1箱で切り上げてしまった。この初老の紳士は実にうまそうに3本の日本酒を漬物を肴に奄美上空まで楽しんでいた。

ところで「西屋」である。「餃子の旨い店がある。たぶん沖縄一だろう。」という中華系の同僚の言葉が真実か確かめに来た。店の佇まいは中々入りづらい雰囲気で、確かにやりそうな気がする。先日も来たのだが、貸切か何かで入れなかった。この日も団体が店の殆どを占有していたが、奥の座敷が空いていたので何とか入れた。中華の餃子とは、すなわち蒸餃子か水餃子のことである。この店も中国系の人が作っているのだが、焼餃子もある。ラーメン屋の餃子ほど不味いものはないが、こういう店の焼餃子は旨いことが多い。なので、焼き餃子、水餃子、青梗菜炒め、豚タンの冷製、手打ち麺の味噌つけ麺を注文する。生ビールを飲みながら改めて団体を見ると、みんな小奇麗なカッコをしている。公務員か銀行系という感じである。メニューを見ると男子2700円、女子2300円で3時間食べ放題、飲み放題である。おつまみの豚タンを食べながら、居酒屋よりも美味しいし安いから会社の飲み会にもいいなあ、と一人ごちる。2杯目のビールを頼むのと同時に、焼き餃子が来た。テーブルにセットされている「餃子のたれ」と自家製っぽいラー油、そして黒酢をミックスする。これにつけて、一気にパクリ。「あ、アっチュい、けどウンメーイ!」と喚く。パクリ。餃子の中の肉汁が一気に口に弾ける。「うまい、うまいよ、これは!」 ニンニクは効いてなくて、絶妙な厚さの皮の中に肉団子が丸ごと入っているようである。漢謝園よりも上だなあ。ってことは自分の中の沖縄一ということだ。水餃子も言わず物がな、である。他のメニューも美味しいけど、これは平均レベルである。ここに来たら餃子、それとビール。この黄金のペアだけを楽しむべきだろう。そう思った。 それとすごく安いです、この店。 場所? しばらくは教えません。って調べればすぐにわかるけど。

本格餃子&中華小料理専門店 西屋

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2010年11月10日 (水)

グリル銀次

評価 8

入店日時 平成22年10月14日(木)午後19時半頃 過去入店回数 1回

今沖縄を折檻している銀次グループの洋風バージョンの店である。といっても最近まで全くその存在を知らなかった。この下の鳥料理屋には来たことがあるし、さんぱちラーメンにもよく来るのにこんな場所にこんな店があろうとは。最近出来たのかと聞くと、今年の4月だという。最近飲みに行ってないので、こういう情報にも疎くなっているのだ。前回も今回もムサい男連中と行ったのだが、イカにも女性受けしそうなお洒落な店内である。男女4人くらいで行くのが相応しい気がする。見ると客もお洒落に見えてくる。少なくとも我々のようなイカつくも脂ぎった男性客はいない。料理はタパスを中心に、鉄板で焼くグリルを売りにしているらしい。ビールからハイボールに切り替え、男同士なので会話から食事モードに切り替えていると、連れの男性が「ちょっと高いビール注文してもいいですか?」と聞く。今日は自分のおごりだが、たかがビールでこういう確認は礼儀正しいと思う。しかしこの後驚くべきことが起きた。「このビールの正しい注ぎ方、知ってますか?」 ビールの注ぎ方など、もちろん学生時代に叩き込まれたので言うまでもないが、一応聞くと、一度半分ほど注いでしばらく時間を置いて最初の泡が落ち着いてからまた注ぎ足すのだという。めんどくちゃいなあ。しかしこれは序の口だった。気の利くここの店員が新しいビールを持ってきて、「注がせていただきます」とビールをソヤツのグラスに注ごうとするのを静止し、「ちょっと待って! このビールの正しい注ぎ方知ってるの?」と来た。もちろん店員は「??」である。 「知らないんだったら自分で注ぐ。でも今後のために見ててね。」と来たもんだ。 「まず半分注いで...」  我々は同じ客として恥ずかしかった。当然「ボトルから直接飲め!」と突っ込みは入れてみたものの、店員の困惑は止められなかった。この後期せずして店員が会計を頼んでないのに間違って持ってきたので、それを潮時としたが、ちょっと疲れて帰途についたのだった。この店、食事は驚くほど美味しいわけではないが、雰囲気、値段、サービスのバランスはいいと思う。男子トイレのドアが出入りしにくいのがタマにキズかな。

産直鉄板焼き&炭火厨房 グリル銀次 新都心5F店                      那覇市おもろまち4-6-24                                     098-988-8542

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=fwkb8273-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=B005QWQHQ8" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

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2010年8月10日 (火)

hinode

評価 8

入店日時 平成22年8月7日(土)午後10時頃  過去入店回数 なし

最近週末に天気が崩れるので釣りにも泳ぎにも行けない。ま、行っても釣れないのだが、夏の沖縄で海と近づけないのはツラい。で、夜は酒を飲むこととなる。最近血圧と痛風の薬を飲むようになって、安心から節制することを忘れている。薬も考え物である。雨の土曜日の午後10時。オトナが飲みに行くには少々遅い。「東大」に焼きテビチを食べに行こうかと出向いたが、相席ということで二の足を踏んだ。酒は少々飲みたいが、前日も「可宇田」で痛飲したので控えめにはしたい。車で久茂地をさまよいこの店の存在を思い出した。ラッフルズカフェが閉店した後にOPENした店。確か料理も酒も和洋折衷と聞いた。入店すると、店の雰囲気はそのままラッフルズだ。居抜きで引き継いだのだろう。テラスに2組、店内に2組の先客だが、騒々しさはない。メニューを見ても、「オトナの居酒屋」を目指しているのだろうか、食も酒もバリエーション豊かだ。今帰仁産ウニのムース、水茄子の刺身、焼き〆鯖のマリネ、松島の生牡蠣、自家製レバのパテを注文し、ビールで喉を潤す。料理は和洋折衷だが創作料理のように印象が薄いものではなく、居酒屋料理のような大雑把なものでもなく、値段と比較してしっかりしたものが多い。量もこの手の店に多い、申し訳程度、というわけでもなく、1品1品が適量だと思う。ビールを「春雨ゴールド」に切り替え、モッツァレラとベーコンのピザと野菜たっぷりオムライスを追加する。思いのほかオムライスが大きかったので、怯んでいると沖縄らしく「食べ切れなかったら持ち帰れる」という。イケメンスタッフの接客もこなれた感じで、一言でいうと「バランスのいい店」と言えるのではないか。大人数ではなく、静かにゆっくり飲みたいオトナの男女2~4人で訪れるのがいいと思う。女性同士もこの店の雰囲気に合うだろう。もう少し涼しくなったら公園に近いこの店のテラスでスパークリングワインを飲もう。二日酔いで昼は潰れてしまったが、まずまずの気分を取り戻し帰途に着いた。

リビング&ダイニング   hinode                                 那覇市牧志1-6-13                                                                                      098-863-2332

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2010年3月11日 (木)

カフェレストラン がじゅまる

評価 6

入店日時 平成22年3月9日(火)午後13時  過去入店回数 なし

暖かな春の午後、気分がいいのでランチをフレンチと洒落こみたかったが、目当ての店が満席だったので、新しい店の開拓を試みた。新都心のはずれにあるカフェレストラン。簡易な作りの店だが、公園の隣にあるので雰囲気は良さそうだ。店に入るとさすがに新都心、有閑マダム達で8割方席が埋まっている。冷静に見渡すとメンズは我輩一人である。「亭主が250円の弁当食ってるのに、奥様方は優雅にフレンチかよ。」と一瞬思うが、奥様方はその旦那が帰ってきた後も仕事が続くわけで、こういう時間は貴重なのかもしれない、と自分を納得させる。ランチは1200円か1400円。どちらもスープ、サラダバー、フリードリンクがつく。「牛フィレ肉と菜の花の粒マスタードソテー」を注文する。待っている間にスープとサラダを取りにいく。生野菜の酒類は7~8酒類だろうか。特に珍しいものがあるわけではない。ホテルのビュッフェとは比べるべくもない。料理も特に「美味しい」と言える出来栄えではなかった。ファミレス程度であろうか。量も少ない。ドリンク、サラダ、パンがフリーとは言え、これで1400円だったらホテルやだいこんの花の方がいいな。デザートもついてないし。それほど酷くはないが、夜も来てみようとは思わなかった。女性専用のお喋りカフェ、という位置づけかも知れない。値段が1000円だったら評価は7だろう。逆に2000円でもそれなりのものであれば客は足を運ぶものだ。

カフェレストラン がじゅまる                                                                                那覇市銘苅3-6-1                                                                                         098-987-5722

 Gajyumaru

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2009年10月24日 (土)

メキシコ

評価 8

入店日時 平成12年9月27日(日)15時頃   過去入店回数 なし

かなり更新をサボってしまった。「食」に対するストレートな欲望が若干薄れてしまった代わりに、釣りや自転車など釣った魚やイカを食べたり(今までの釣果→イカ1パイ、タチウオ1匹、名も知れぬ小魚1匹、岩2個 ナマコ1体、ゴミ無数)、サイクリングで訪れた街で美味しいものを食べたりする方が、単に普通の生活の中でレストランや居酒屋に訪れるより楽しくなってしまった。最近では四万十川やしまなみ海道を自転車で走り、地の魚や讃岐うどんなどを食べ歩き、200キロ走ったにもかかわらず体重がむしろ増えていたという悲しい出来事に見舞われたばかりだ。それでも何もしないで食べるよりはずっといい。そんなわけでこのブログの更新がサボりがちになっている。ちなみに「日本の島を旅する」、「オヤジのコモノ」というブログも始めているので興味のある方は見て欲しい。もっともこちらも中途半端で全然更新出来ずにいるのだが。

ところで9月の終わりに行ったこの店、メニューは「タコス」のみである。こういう潔い店は例外なく美味しい。先週行った讃岐でも、うどんのメニューが少ない店ほど美味しかった。タコス。日常あまり食べる機会はない。それでも歳柄TEXMEXブームというのが20年ほど前であろうか、巷で耳にするようになり、メキシコ料理店が急に増えた時期があった。我輩もにわかブームに乗っかり、コロナビールとトルティア(やわらかいタコス)の組み合わせが好きで結構通ったことがあった。10数年前ではグローバルダイニングが「ZEST」を都内に展開し、恵比寿の大箱でフローズンマルガリータとでずいぶん盛り上がったりもした。しかし「食事」としての機会は果てしなく乏しい。それでも沖縄にはタコライスを出す店が少なくないから、そういう店ではたいていタコスも用意している。でも美味しいと思ったことはなかったな。この店で食べるまでは。この日はテイクアウトしたが、この店のタコスの真髄は「皮」である。トルティア(トルティージャ)を揚げるのだろうが、よくあるパリパリの食感ではなく、パリモチって感じなのだ。そう、皮がウマイのだ。4個で500円。1人では少し多いかなと思って買ったが、4個食べても物足りなかった。とにかく美味しい。車の運転をしながら食べたので、サルサソースが洋服にボタボタ落ちたが、そんなのが気にならないくらい美味しい。聞けばずっとこの値段でやっているらしい。タコスを美味しいと思ったことのない人、食べたことのない人はぜひ試して欲しい。メニューを絞り込んでいる店に間違いはない。

メキシコ                                                                                                        宜野湾市伊佐3-1-3                                                                                    098-897-1663

 

トルティージャ(コーンタコスの皮)0620ます得10

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2009年8月17日 (月)

そう゛ぁーじゅ

評価 9

平成21年8月15日(土)午後8時頃  過去入店回数 6~7回

2回目の登場となるが、泊から松川に移転して、料理を除いては全く違う雰囲気の店に生まれ変わったので、改めての更新である。 この新しい店には今日で3回目の訪店となる。最近では5月の連休中に両親を連れて行って以来である。その時は、老齢の両親のため、ボリュームを抑えて欲しいと予約時にお願いしたのだが、確かに1品1品の量は少ないポーションで、代わりに品数をかなり増やしてたくさんの種類の美味しいものを堪能することが出来、普段フレンチなどとは縁のない両親も喜んでいた。しかしその日は我々3人の客しかおらず、店の経営を心配したものだった。泊の時からそうであったが、どうにも客が入っているのを見たことがないのだ。その前はランチだったが、その時はランチとしては遅い時間だったからか、やはり他に客はなかった。好きな店なだけに、満員で入れないと困るのだが、流行ってないと、そのうち潰れてしまったりしてそれはそれで困る。 この日も我々だろうかと、少し不安な気持ちながら店内に入ると、何とビックリ満席なのだ。どういうことなのだろうか。個室はともかく、6席くらいあるテーブル席が、我々の予約した席以外全て埋まっている。ようやく軌道にのったのだろうか。しかしそもそも実力のあるシェフのお店である。泊時代も含めればそれなりに長い年数営業してきているわけだ。今まで客がいない時に我輩が行っていたということだろう。ディナーは6000円のコースを頼んでいた。プリフィクスになっており、前菜とスープ、メインをいくつかの料理から選ぶ。我輩は鴨の燻製と温度卵の前菜、甲殻類のスープ、やんばる黒鳥のソティを選んだ。彼女はロブスターのサラダ、野菜のコンソメスープ、牛の白ワインビネガー煮を選んでいる。その他に魚料理のミーバイのムニエルとアミューズ、グラニテが付く。もちろん圧巻のデザートも健在だ。この日はフロアのスタッフが2名いたが、この店が松川に移転して以来一人でフロアを取り仕切っていた男性のソムリエはいなくなっていた。ずいぶんスマートなサービスをする男性で、この店の雰囲気に合っていたのだが、今度のスタッフは少し気さくな感じである。しかし忙しいながら2人ともそつなくサービスをこなしていた。店内は前のビストロ風の雰囲気から一転して高級感を感じる作りなのだが、このスタッフのお陰で堅苦しい感じはなくなっている。そして料理は相変わらず美味しいし、サービスや料金など考えて、非常にバランスのいいお店になっている。普段フレンチとは馴染みがない人も、この店なら気軽に入れるし、大事な日を過ごすのにも相応しい店だと思う。多くの人に足を運んで欲しい沖縄フレンチの名店である。9点を献上したい。

ビストロ そう゛ぁーじゅ                                        那覇市松川387-2                                         098-887-5171

ジビエ料理大全 ジビエ料理大全

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2009年8月 6日 (木)

날마다

評価9

入店日時 平成21年8月4日(火)午後8時頃  

無性に韓国料理が食べたくなる時がある。韓国料理といっても焼肉ではなく、スンドゥブチゲやチヂミなどの家庭料理をだ。那覇市内にも2~3軒程度の専門店があるようだが、あまり食指が動かなかった。ところがここの店構えを見て、「絶対美味しいだろう」という確信を持っていた。この周辺は抜け道で時々通るのだが、パッとした店があるわけではなく、どちらかというと那覇でもわざわざこの界隈に飲みに来る場所ではない。それゆえなんとなくその存在を忘れていたのだが、最高に韓国料理が食べたくなったこの日、この店の存在を偶然思い出した。店の名前は「날마다」。もちろん読めるわけがない。店の中は木を基調とした落ち着いた雰囲気で十分な清潔感も感じられる。 座敷に腰を下ろしビールを飲みながら何を注文しようか迷っていると、突き出しが5品運ばれてきた。韓国料理ではこれは常識らしいが、小皿に少しずつ盛られたおつまみを見るとやはりうれしい気持ちになる。野菜を中心としたそれらは、水キムチや揚げナスなど、どれもとても丁寧な仕込みがなされているのが分かる。女性2人でやっているようだが、料理の丁寧さや繊細な味付け、店の清潔感はとっても真摯にこの店を営業している姿勢が伺われる。意外にこういう店は多くない。ビールも陶器のジョッキを使っているから、とても美味しく繊細に感じられる。ずいぶん迷ったが、デジカルビ オモニチヂミ スンドゥブチゲ ご飯 を注文した。 まずデジカルビが壷に入って運ばれてきた。大きな豚肉が特製のたれに漬け込まれている。おまけでサンチュや薬味がついてきた。これを網焼きにするとなんとも香ばしい匂いが立ち上ってくる。これをハサミで小さく切り、味噌やにんにく、青唐辛子と共にサンチュに巻いてかぶりつく。「う、うまい...」 もう一度言おう。「う、うまい...」 たれが肉に染み込み、とっても柔らかく、言葉に出来ない旨みが広がっていく。 ああやっぱりこの店は本物だと再確認する。あらかた食べると次にチヂミがいいタイミングできた。キムチのチヂミだ。これも美味しい。酸っぱめのキムチがとても後を引く。カリカリにこだわるあまり、油で揚げたようなチヂミとは別の次元のものだ。そしてスンドゥブチゲ。至福である。ホントにうまい。お店の女性の肌がとてもきれいなのはやはり食べ物のお陰なのだろうか。韓国料理は肉ではなく、野菜がその真髄なのだと改めて思い知らされるのであった。 会計はビールを3杯飲んで二人で5千円くらいだ。次の日自宅でスンドゥブチゲを真似て作ったが、到底この店の味に近づくことは出来なかった。この店、久々のヒットである。内緒にしときたいので、しばらくは連絡先は教えないことにする。 じゃあブログに書くなって? フフッ。

韓国料理 날마다                                     

テレビ・雑誌で話題沸騰!!チゲ鍋界のプリンセス〜 スンドゥブチゲ!!スンドゥブチゲ(チゲ鍋界のNO.1) (2人前) テレビ・雑誌で話題沸騰!!チゲ鍋界のプリンセス〜 スンドゥブチゲ!!スンドゥブチゲ(チゲ鍋界のNO.1) (2人前)

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