2009年8月 6日 (木)

날마다

評価9

入店日時 平成21年8月4日(火)午後8時頃  

無性に韓国料理が食べたくなる時がある。韓国料理といっても焼肉ではなく、スンドゥブチゲやチヂミなどの家庭料理をだ。那覇市内にも2~3軒程度の専門店があるようだが、あまり食指が動かなかった。ところがここの店構えを見て、「絶対美味しいだろう」という確信を持っていた。この周辺は抜け道で時々通るのだが、パッとした店があるわけではなく、どちらかというと那覇でもわざわざこの界隈に飲みに来る場所ではない。それゆえなんとなくその存在を忘れていたのだが、最高に韓国料理が食べたくなったこの日、この店の存在を偶然思い出した。店の名前は「날마다」。もちろん読めるわけがない。店の中は木を基調とした落ち着いた雰囲気で十分な清潔感も感じられる。 座敷に腰を下ろしビールを飲みながら何を注文しようか迷っていると、突き出しが5品運ばれてきた。韓国料理ではこれは常識らしいが、小皿に少しずつ盛られたおつまみを見るとやはりうれしい気持ちになる。野菜を中心としたそれらは、水キムチや揚げナスなど、どれもとても丁寧な仕込みがなされているのが分かる。女性2人でやっているようだが、料理の丁寧さや繊細な味付け、店の清潔感はとっても真摯にこの店を営業している姿勢が伺われる。意外にこういう店は多くない。ビールも陶器のジョッキを使っているから、とても美味しく繊細に感じられる。ずいぶん迷ったが、デジカルビ オモニチヂミ スンドゥブチゲ ご飯 を注文した。 まずデジカルビが壷に入って運ばれてきた。大きな豚肉が特製のたれに漬け込まれている。おまけでサンチュや薬味がついてきた。これを網焼きにするとなんとも香ばしい匂いが立ち上ってくる。これをハサミで小さく切り、味噌やにんにく、青唐辛子と共にサンチュに巻いてかぶりつく。「う、うまい...」 もう一度言おう。「う、うまい...」 たれが肉に染み込み、とっても柔らかく、言葉に出来ない旨みが広がっていく。 ああやっぱりこの店は本物だと再確認する。あらかた食べると次にチヂミがいいタイミングできた。キムチのチヂミだ。これも美味しい。酸っぱめのキムチがとても後を引く。カリカリにこだわるあまり、油で揚げたようなチヂミとは別の次元のものだ。そしてスンドゥブチゲ。至福である。ホントにうまい。お店の女性の肌がとてもきれいなのはやはり食べ物のお陰なのだろうか。韓国料理は肉ではなく、野菜がその真髄なのだと改めて思い知らされるのであった。 会計はビールを3杯飲んで二人で5千円くらいだ。次の日自宅でスンドゥブチゲを真似て作ったが、到底この店の味に近づくことは出来なかった。この店、久々のヒットである。内緒にしときたいので、しばらくは連絡先は教えないことにする。 じゃあブログに書くなって? フフッ。

韓国料理 날마다                                     

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2009年8月 3日 (月)

松之屋

評価 7

入店日時 平成21年8月1日(土)午後19時頃 過去入店回数 なし

久米島に行った。真夏のギラつく太陽の中、折りたたみ自転車を携えてフェリーで行った。予想に反して行きのフェリーは満員だった。早めに乗り込んだのに、船室の座席に座ることは出来なかった。デッキの硬いベンチに4時間は辛いが仕方ない。聞けば島で夏祭りがあるらしい。確かに周りを見渡すと観光客より島の人が多い気がする。デッキのベンチも確保できない人が多く、所在無く地べたに寝転んでいる人も多い。まるで難民船だ。大きな船なのに、小さな船室。1、2時間の航海じゃないのだから、何とかならないのであろうか。船での長旅に本は欠かせない。まことに遅ればせながら最近読み始めた「竜馬がいく」を何冊か持ち込み、これまた大量に買い込んだビールを飲みながら時間を過ごす。途中、渡名喜島に寄航する。以前やはり自転車を持ち込み訪れたことがあるが、最近この地を舞台にした映画の影響だろうか、降りる人がずいぶん多くなった気がした。この島に訪れたのを契機に、「日本の島を旅する」というブログを始めたのだが、2島更新しただけで止まってしまっている。 お尻が痛くて居た堪れなくなった頃、ようやく久米島に着いた。早速自転車を漕ぎ出しホテルに向かう。以前来た時はイーフビーチ近くのホテルに泊まったが、あまりにもおサムい施設とサービスだったので、比較的新しく静かそうな空港近くのホテルを選んだ。港近くの小さな商店街を抜けるとすぐにさとうきび畑が広がった。青い空と白い雲の対比が美しい。さすがに吹き抜ける風も熱風となり、日差しも肌を突き抜けるようだ。ドーム球場を過ぎ、さとうきび畑の向こうに白い建物が見えたときはホッとした。ホテルは予想通り、離島のホテルとしてはまあいい方だと思う。なんにしてもシンプルだ。 それにしてもどうして日本の2流ホテルにはゲームコーナーが空しく存在するのだろうか。それゆえに2流、いや3流なのだが、ゲームコーナーで遊ぶ方も問題であろう。そもそも旅行に来てまでゲームをするのだったら家でTVゲームでもしていたらよい。あの空しい機械音を聞いただけで、旅気分が吹っ飛ぶのは我輩だけであろうか。これを見ているホテル関係殿、どうか日本のホテルからゲームコーナーを撤去しましょう。でないと、その成長目覚しい旅館業界にいい乗客を獲られてしまいますよ。 まあいい。 このホテルにはゲームコーナーはないのだが、プールが何にしても狭い。ああ日本にはいいホテルは根付かないのだろうか。もっとも客側もホテルの使い方を単なる宿泊所としか捉えてないのだからいいホテルが育たないのであろう。 仕方あるまい。泳ぐには適さないが、プールサイドのベッドからホテルの前に広がるシンリ浜を眺めているだけで、離島の空気は十分に感じられる。 空も海も蒼い。日が傾いたのを機に、街にまた自転車で繰り出した。ホテルのフロントで、「近くでいい居酒屋」ということで聞いたここ松之屋。入り口は若干入るのを躊躇する佇まいなのだが、他にあてもないので仕方なく入る。威勢のよい「いらっしゃいっ!」の声はない。祭りの夜だからであろうか、客は結構入っているが、普段はほぼ常連客で占められるであろうこの店にとって、我々は闖入者以外の何者でもないのだろう。空いている席は「予約席」になっていたが、22時からの予約だという。祭りの2次会としてなだれ込んで来るのだろう。我々も21時半の花火を見に行くつもりなので、ちょうどいい。座ってビールと梅酒を注文する。梅酒、と注文したのに心配になってカウンターを除くとまさに「梅チュウ酎」を作るところだったので、慌てて梅酒と念を押したところ、案の定「そんなのないよ」とあしらわれる。しかし、おばんの持っているペットボトルに「梅」と手書きで書いているではないか。「じゃあそれは何?」と聞くと、「これは自家製の梅酒だよっ」と言う。 「ああ、それでいんだよ、それに氷を入れてくれたらいいんだ。」とお願いする。 ふーっ、梅酒は酎ハイを作るためのものと思っているのであろうか。 メニューは定食や食事系が多いが、島料理ももちろんある。刺身盛り合わせ、てびち煮付け、ソーミンチャンプルー、もずく餃子、地鶏のたたきを注文する。壁には楽天選手のサインや写真が貼られている。キャンプ中はこの店にも野球選手が大挙押し寄せるのであろう。この日も忙しいらしく、おばんは汗びっしょりで動き回っている。店には古い歌謡曲が場末の酒場のようにかかっている。 店に愛想はない。が、不快ではない。後から観光客らしき客が入ってくるけど、みんな店の雰囲気に少し圧倒されている。やはり地元の人のための店なのだろう。まあそれが観光客には魅力なのだけれど。しかし料理は以外にも全て美味しかった。地物の刺身は新鮮だし、それ以外の料理もじゅうぶんに満足に行くものだった。珠美の月が空になるころ9時を回っていたので店の外に出た。祭り会場でもそろそろ花火が上がるようだ。島の海に花火が上がる。思いもかけず、すぐ頭上で花火が上がる。弾ける。何か得した気分で真っ暗な道をホテルに戻った。

松之屋                                                 久米島町大田567                                         098-985-3954

月間限定24本のみ製造の泡盛琉球泡盛: 久米島 古酒「門外不出」 43度 500ml 【10P03Aug09】 月間限定24本のみ製造の泡盛琉球泡盛: 久米島 古酒「門外不出」 43度 500ml 【10P03Aug09】

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2009年6月27日 (土)

笑味の店

評価 7

入店日時 平成21年5月3日(日)午後13時  過去入店回数 なし

前後してしまったがまたGWの更新である。一度更新すると続けて出来るもんですネ。   このお店も2週間くらい前に、体の調子が悪い母のために「長寿膳」と予約制のメニューを頼んでいた。この店がある大宜味村は長寿の村として有名である。長寿県としての沖縄が、その食生活の変化から地位を下げてからもこの村民は変わることなく長寿を保っているのである。素晴らしいことである。店は質素でお世辞にも綺麗とは言えないけど、店内に流れる時間はまさにやんばるのそれである。ここは自家製の食材の販売にも力を入れていて、店内でもシークワーサージュースやドレッシングなどが買える。長寿膳は手間が掛かるのか予約が必要だが、同時に席も予約が出来るので連休などの繁忙期には調度いい。この店が満員だとまわりに店はないので、大変なことになってしまう。お店は結構込んでいたが、我々の席はキッチリ確保されていた。みんな静かにやんばるの雰囲気と味を楽しんでいる午後のひと時。天気もいいし道中綺麗な海も堪能できた。最初にシークワーサーそばが出てきた。ほのかにシークワーサーの香りがして美味しい。その後にお弁当式の長寿膳が運ばれてきた。いかにも体に良さそうなものばかりが並んでいるが、偏食の人は苦行に近いこととなろう。ニガナやスルルー、竹の子イリチーやラフティなど、地元で取れた自然の素材ばかりを調理しているらしい。どれも「すんごくウンメエぜ! も、サイコー!!」 というほどではないが、どれもカラダにすんなり吸収されるようで、元気が出てくる。昔は嫌でもこういうものを食べていたのであろうが、今はお金を払わないとこういうものが食べられない時代である。もっとも調理に手間が掛かっていそうで、自分で作るもの大変だと思うが。 夕べは新しく松川に移った"そばーじゅ"でフレンチを腹一杯食べたので、両親ともに食欲が進まないようだったが、それでも健康のため、と頑張って食べている。まさに"ぬちぐすい"(命の薬)である。実際帰ってから母の体調が少し良くなったようだ。都合のいい話かも知れないけど、カラダにいいものは何でも試してみたい。シークワーサーそばや紅芋チップを買って、この後自分の好きな場所である古宇利島に向かった。申し訳ないような素晴らしい天気の初夏の1日だった。

笑味の店                                               国頭郡大宜味村字大兼久61番地                                0980-44-3220

大宜味村生まれのシークヮーサー100(500ml)

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2009年6月25日 (木)

山本彩香

評価 9

入店日時 平成21年5月4日(月)午後19時  過去入店回数 なし

なんとなんと約半年振りの更新である。 もう更新をやめてしまったのかと思っていた人も多いであろう。やめるつもりはなく、毎日更新しなきゃ更新しなきゃと気にしてはいたのだが、ボヤボヤしている間に随分間が空いてしまった。 この間お店に行ってなかったわけではなく、それなりに飲み歩いてはいたのだが、リピートが多く、さらに特筆すべきこともなかったので、更新するモチベーションがかなり下がっていたのは事実である。ホッとしたお店も多かったのではないだろうか。 ところがどっこい、である。 行った印象が薄れないよう、下書きだけはしてあったが、更新する前につぶれてしまった店なんかもある。まったく沖縄の飲食業界は光陰矢のごとしである。さて、今回の記事はとうとう悲願かなって沖縄料理界の御大山本彩香の登場である。ゴールデンウィークに行ってから今日まで随分時間は経ってしまったが、その印象は薄れていない。それだけインパクトがある料理だった。連休前に老齢の両親が沖縄に遊びに来るということで、2週間前くらいに予約の電話をしたのだが、連休中だからであろうか、以前の人気に落ち着きが出たのだろうか、すんなり予約が取れた。今までも何回も予約にトライしていたのだが、丁寧に断られてきたのだ。料理は8000円のコース1本勝負。随分強気だが、評判も高いので期待して訪れた。お店は久米の目立たない路地の角にある。佇まいはなかなかいい。玄関を入り案内された席は個室ではなかったが、全く他の席が気にならない配置で落ち着いたいい雰囲気である。この日は見える限りは我々の他に2組、カウンター席にも何組かいた。カウンター席の方は随分若い客が目立ったが、飲んで騒ぐような酔客はいないようだだった。かといって緊張を必要とするような畏まった雰囲気でもなく、適度に雑然としていて誰でもリラックス出来ると思う。山本彩香さんと芸能人の写真なんかも飾ってある。誰かとみると、ダチョウ倶楽部の肥後と知らない女性だったので、「あの女性誰?」と彼女に聞くと、「ドリカムでしょ。」と教えられた。 席には泡盛の入った甕が最初から配置され、飲んだ分を量って支払うシステムのようだ。最初に出てきたのはゴーヤとりんごの生ジュースだった。次に自家製豆腐ようは今まで食べた豆腐ようの中で一番美味しかった。先付けにミヌダルやカマボコ、ゴーヤの天麩羅、その後にジーマミー豆腐。どれも沖縄では珍しいものではないが、繊細かつしっかりした味付けでお酒が進む。前半に出るアーサのお吸い物とドゥルワカシーが特に美味しかった。他にミミガーやスーチキー、ソーミンチャンプルーやラフティなど琉球料理がまるで京会席のように1品1品丁寧に運ばれてくるのだ。どれも居酒屋でも見られる料理だが、見た目も味も似て異なるものである。一つとして手を抜いたものはなく、絶品である。泡盛は春雨という、これまた美味しい甕出しで、ついつい(いつもだが)飲みすぎてしまった。 敢えて苦言を上げるのであれば、接客が若干固いことと、ウーロン茶などペットボトルで出てくることことであろうか。料理の繊細さと比べるからこそ、気になってしまうが、料理の素晴らしさがそういう小さいことは打ち消してくれる。帰りに両親の土産に豆腐ようとちんすこうを買って帰った。会計は刺身がハーリーで仕入れできず出せなかったということで、1人7000円であった。                              今まで琉球料理を食べてそれほど感動したことはなかったが、さすが名店である。評判通り満足して帰途についた。2ヶ月経って更新している今も、その味は忘れることがない。沖縄では高いけど、食べたら高いとは思わない。 また行きたいなあ。

琉球料理乃 山本彩香                                       那覇市久米1-16-13                                        098-868-3456

Book ていーあんだ 山本彩香の琉球料理

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2008年12月30日 (火)

味だより

評価 7

入店日時 平成20年12月9日(火)午後9時頃  過去入店回数 なし

近所に新しい居酒屋が出来た。確かそこには中華料理店があったはずだが、いつの間にかそれはなくなり、「味だより」という、なんだか古風な店に変わった。近所に店が出来るというのは、自分にとって生活の幅が少しだけ拡がるような気がして嬉しい。結局大して行くこともないのだが、家の近所に本屋とかスポーツ用品店なんかが出来ると、自分の町が発展していくみたいで気分はいい。その店の前を通るたびに、どういう店なんだろう、美味しいのかなあ、品揃えはいいのかなあ、なんて想像を膨らましているうちはいい。しかし一度足を踏み入れると、その後そこに対する興味は急速に薄れ、結局その存在さえも自分の頭から消え去る、そういうものではないだろうか。 それでも初めての店に入るときは期待で顔がほころんでしまう。怖いオヤジはいないか、キレイなママはいるかと小さくドキドキしてしまう。この店に入るときももちろんそうだった。しかし店に入ると、拍子抜けするほど店が大きくて、しかも大きすぎるゆえか、店に入店したことさえも気がついて貰えず、入り口でオタオタまごついてしまった。それでも席に腰を落ち着け、店内を見回すと意外に大箱であることに驚き、結構客も入っていたので嬉しくなってしまった。で、メニューを見る。「す、少ない...。」 ここが自分にとって、非常に大きなポイントであるのだが、居酒屋であるのなら、やはり肴の種類は多いほうがいい。ま、場所柄仕方はないのだが...。 気を取り直してオーダーする。焼肉サラダを注文すると、「大きいですけど大丈夫ですか?」と逆に聞かれた。どのくらい大きいのか尋ねると、4~5人前はあるという。おいおいこちらは2人だ。大丈夫なわけはないだろう。「ハーフにも出来ますが。」という。当然それにしたが、それでも運ばれてきた「ハーフ」のサラダは十分に多かった。その他にオムレツやチャンプルーも注文したが、料理はまあ美味しく、量も十分なので、期待していなかった分、期待以上ではあった。会計は自分で計算した(特技である)金額より若干高かったが、まあ許容範囲ではあろう。近所で食事がてら軽く飲みたい時にはいい店だと思うが、評価は少し甘めではある。今後に期待したい。

旬鮮厨房 味だより                                         那覇市国場518
098-854-6203  

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2008年11月10日 (月)

泉崎

評価 9

入店日時 平成20年10月31日(金)午後9時頃  過去入店回数 なし

今日で沖縄に住んでまる5年が経った。そして今年も残すところ2ヶ月。涼しくなったから感傷的に飲んでみるか、と安居酒屋風情(失礼!)のこの店を訪れた。1ヵ月ぶりの更新である。この間飲みに行かなかったわけではない。すでにUPしている店をリピートしていたのだ。リピートは特に大きく印象が変わらない限り更新はしないことにしている。が、特に印象に残ったのは泊から松川に移転した「そう"ぁーじゅ」である。意外性のある場所で、かなり高級感漂う雰囲気に変わっていたので近いうちに更新したい。

この日は、かのニューヨークから帰った後輩と2人だった。先日も大して面白い話がないとコキおろしたが、この日は違った。キッチリ笑える話を体験してきていたのだ。例えば...初めてのニューヨークでの食事でマックに行ったが、カウンターで英語が通じず「NEXT !」と順番を飛ばされ食事に48時間ありつけなかった事。屋台(NYは屋台が多い)でタコスを注文して、「サルサソース、お好みだけかけるからSTOPって途中で言えよ!」 と言われたのを理解できず、サルサソースの中にタコスが漬かってしまい辛くて食えなかったこと、等などだ。どうやら土産話を聞く前に、相当にハードルを上げていたらしい。

さてここ泉崎。グルメ本やガイドブックでワリと見かける店だったが、今日が初めてだ。炉端焼きの店という。「炉端焼き」。いい響きではないですか。幼い頃住んでいた近所にこの「炉端焼き」の看板を掲げる店があった。子供ながらにも美味しそうな響き。大人になったら絶対に入るんだと決めていたが、まだ大人にならないうちに潰れてしまった。大人になり何度か炉端焼きの店を訪れたが、自分がイメージしていた、いわゆる炉端に客がコの字型に座り、焼き上がった魚や野菜を巨大なしゃもじの様なものに載せて客に取らせる、という店ではなかった。幼い頃憧れていた炉端焼きではなかったのだ。しかーし、この店は「本物」の炉端焼きだった。そう、あのデカイしゃもじで客に料理を渡しているのだ。店もいい感じでスス汚れていて、まさにイメージ通りの炉端焼きである。しかしこの店のスゴいところは店の作りや雰囲気ではない。値段なのだ。食べ物全品300円一律。(刺身以外) 潔い良いではないか、安いではないか。刺身だって、500円、1000円、1500円、2000円コースってあるんだけど、この日頼んだ1000円コースだって2人じゃ食べきれない量と種類だった。刺身だっていらぶちゃーとか水タコとか近海モノでイキがいいっす。しかも旨い。混んでるわけですよ、こりゃ。安すぎていっぱい頼んじゃいました。刺身、骨付きウインナー、シュウマイ、サバ塩焼き、ししゃも、ホウレン草炒めなどなど。黙々と炭火の前で焼き物を焼いている大将の佇まいもいい。これでビール3杯、シマ飲んで6000円弱でした。料理も上手いしいうことないなあ。間違って隣の人のグラスを持ってしまうほどギュウギュウだけど、それもまたこの店の味である。当然この後BARに場所を変え、週末の夜はいつも通り更けていくのである。

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2008年10月 8日 (水)

スワンニ

評価 8

入店日時 平成20年9月15日(月)午後6時頃 過去入店回数 なし

3連休の最終日、予てからの願いだった「新橋のサラリーマンのように午後6時から飲む。」ことがようやく出来た。泉崎にあの焼き鳥の名店、スワンの2号店が出来た。「スワン2」ではなくて、「スワンニ」という訳の分からなさはおいておいて、開店早々なのだろう、一番客だ。店内は新橋ガード下の焼き鳥風情だが、これはこれで落ち着く。むしろ小きれいな焼き鳥屋というのも気恥ずかしいので、個人的にはこちらの方がいい。但し店頭の着ぐるみは何とかならないのであろうか。店を出るときに恥ずかしいではないか。ここの店主は個性的なのはいいとして、目立ちたがり屋でも有名らしい。気を取り直してマグナムドライをジョッキ注文し、メニューを物色する。するとこの店が串焼き屋ではなく、焼き鳥屋であることを実感するはずだ。しかしHPを見ると、「沖縄まーさん居酒屋」となっている。焼き鳥以外のメニューも充実させたかったのであろうか。メニューを見る限りは充実はしてないなあ。でも焼き鳥そのものは白眉だ。とりあえずネギ間、せせり、ソリレス、えんがわ、つなぎ、ヤゲン、ギャートルズつくね、ソーセージ、冷奴、卵焼きを注文する。ギャートルズつくねは豚肉で出来ている。梅酒をチビチビ飲んでいる彼女を尻目にビールのピッチがあがる。BGMに掛かっているサザンのせいであろうか。やっぱり焼き鳥にはビールだなあ。それにしてもここの焼き鳥は旨い。ちゃんと歯ごたえがあって、肉本来の味がある。鶏肉を食べていることを実感するのだ。やはりこの「歯ごたえ」が肉には必要だ。よく馬鹿レポーターがTVで「あっまーい、やわらかーい!」を連発しているが、「そんなにやわらかくて甘いのがいいなら、羊羹でも1人で食ってろ!」と家では吼えている。やわらかい=旨い なんて味音痴もいいところだ。やっぱり肉はしっかり顎を使って噛み締めるものだと思う。赤身の肉は噛めば噛むほど味が染み出てくる。この感じがいいのだ。この店は鶏肉の「味」の美味しさを改めて教えてくれるのだ。もっともっと焼き鳥をこころゆくまで楽しみたかったが、手持ちが若干心もとなかったのと、サザンを聞いて居た堪れなくなったので、カラオケに行くことにした。週末でもないのに。焼き鳥とサザンとせいである。それでも店を出るとまだ9時半であった。夜ってホントは長いんだなあ。

スワンニ(SWAN2)                                          那覇市泉崎1-17-21                                       098-868-3002

海のYeah!! 海のYeah!!

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2008年9月26日 (金)

わふい

評価 9

入店日時 平成20年9月18日(木)午後8時頃 過去入店回数 なし

何を隠そう誕生日である。ある程度の歳を過ぎるとあまり嬉しくない誕生日。東京にいるときはさして気にも留めなかったけど、沖縄に来てからは少し意識してしまう。恵比寿で努めているときは、誕生日になるといつも馴染みの居酒屋から電話が掛かってきた。気前のいい板さんがドンペリとかスッポンとか用意してくれているのだ。そういう時に限って自分の誕生日を忘れている。だからとっても嬉しいのだ。だが自分で意識してしまうと、当日何もないのが少し寂しい。「もうそんなのいちいち祝ってる歳でもないし」と自分には言い聞かせても、どこかでやっぱり自分が主役の日が嬉しいのだ。その誕生日当日。彼女が料理を作ってくれるのかと思ったが、どこかに食べに行くという。「食べたいもののリクエストは?」と聞く彼女に「誕生日らしいとこがいい。」と難しい注文を出すワタクシ。でもさ、いいオトコが自分の誕生日に「クイーンアリスみたいなフレンチがいい!」って可愛くいうのも気色が悪いし、「焼き鳥!」というほど破れかぶれでもない。「いいオヤジが誕生日を迎えるにはどういう店がいいか。」なんてLEONとか日経OFFとかの特集でやってくれないかな。仮にそれらの雑誌で特集が組まれた場合、必ずや紹介される店と言えば、「隠れ家」である。大人のオトコが誕生日を迎える店=隠れ家 いいではないか。

で、「久茂地に行く」と行って連れられてきたのが、この店である。いつも行く歯医者に近い。まあ普通の人は気が付かないなあ、って場所にある。「こんなところに店が...」 驚きながら入るのだが、入った後も何の料理の店だか分からない。「うーん。」 うなりながら席につくと、意外にも彼女が親しげに店主に話しかけている。少し面食らいながら見ていると、どうやら以前からの知り合いのようだ。彼女の誕生日には"SAKUMOTO"に行ったのだが、どうにもその時の状況が逆になったようだ。店は店主が1人で切り盛りしているらしい。だから、あんまりお客が来すぎても対応しきれないので、店をあえて分かりにくい場所に構えているらしい。言うまでもないが、こういう店が好きなんですね、ワタクシ。

店はカウンター席と大きめの個室があるだけだ。この日、この個室で7~8人くらいであろうか、先客がいた。当然これで手一杯になるから、本来であれば、我々の予約は断られていただろう。どうやら便宜を図ってくれたらしい。さすがに1人で7~8名分の料理を作るのは大変だ。運ばなければならないし。少し待たされたけど、落ち着いたところでシャンパンで乾杯だ。驚いたことにシャンパンは彼女の親友が差し入れしてくれたらしい。感謝感激である。親友も贔屓にしているとか。というか、彼女もこの店は初めてだから、親友の紹介なのだろう。シャンパンは自分のとって炭酸水みたいなものだから、スイスイ勢いよく飲んでしまう。料理はおまかせで。すると小皿でじゅんぐり酒のつまみに嬉しい肴が次から次から出てくるのだ。前菜、刺身、煮物、焼き物、パスタ。料理は和洋折衷、なぜなら店名の"わふい"は、和風、仏風、伊風から来たものらしい。美味しいものならジャンルを問わないというスタイルは、一歩間違うとどれも中途半端な印象になってしまうものだが、ここは芯が通っていて、ぼやけた料理になっていないのがスゴい。どれも印象深い料理になっている。

途中で彼女の親友が登場。その友人と我々で賑やかなカウンター席となった。喫煙者にはタバコを吸えないのがタマにキズだが、外のテラス席で吸えるから問題はない。時間があっという間に過ぎ、お腹もいい具合に満たされた。この後眠そうな彼女を誘ってバーに移動。気がついた時には誕生日は終わっていた。

わふい

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2008年9月18日 (木)

火鉢屋

評価 8

入店日時 平成20年9月17日(水) 午後11時頃 過去入店回数 1回

後輩がニューヨークから帰ってきたので、仲間で歓迎会をやることになった。約7ヶ月ぶりの再会だ。1年間出稼ぎに行ってたワリには帰ってくるのが早いのだが、初めての海外での半年以上の暮らしはさぞかしエキサイティングだったと思う。何にしてもニューヨークである。さぞや豊富な武勇伝を聞けると楽しみにしていたのだが、スポーツ好きの彼から興奮気味に出てくる体験談は、「ベッカムの試合を観戦した。やっぱり彼のフリーキックはスゴい。」だとか、「松井とイチローの試合の雰囲気に興奮した。」とか、「図書館の大きさと格式に感激した。」とか、まあさして面白くない話であった。例えば「スターバックスで英語が通じずやむなく無銭飲食した。」とか「エンパイヤステートビルの屋上で1人クイズした。」とか、「懐かしい日本語に騙され、ついていったらいきなり下半身をハダカにされた。」とか、そういう話を期待していたのだが、どうにも常識的な旅行をしてきたようだ。確か英語の勉強に行ったはずだが、英語どころか口の周りを白くしながら語る彼の日本語は、行く前より幾分下手になっていたことに驚いた。まあ、向こうでも日本人と行動していたようなので、土産話を勢い込んで話そうとしてうまく言葉が出てこなかったのだとは思う。ところがお店の女の子をからかう話術を習得してきたことは意外だった。「何時に仕事終わるの?」とか「その着物で通勤してるの?」とか、以前の彼からは想像出来ない。どちらかというと、口下手な方だと思ったのだが、まあ変な自信をつけて帰ってきたということだろう。困ったものである。

それはそうとこの店を選んだのは、数日前に初めて入った印象が良かったからだ。まず何をおいても魚がうまい。九州あたりから仕入れたイキの良い魚を色々な調理法で食べさせてくれるのだ。先日行ったときは、主に刺身と焼き物の盛り合わせを注文した。特に実際に魚を見せてくれてから焼き上げる炉端焼きが気に入ったので、今回も同じものを注文した。いずれも大き目の魚なので、食べ甲斐もある。いつ電話しても予約でいっぱいだった理由がわかる。それだけ人気なのだ。お酒の種類も豊富だし、梅酒なんかも珍しいのが取り揃えられているので、女性同士の客も多いようだ。この日我々は当然「シマ」、しかも銘柄なんて気にしないので、「流れボトル」というのを注文した。いわゆるボトルの期限切れや飲み残しを「再販」するものだ。どの銘柄の流れでも値段は一緒なので、出来るだけ高いものを指定する我々は、店側から見るとどう映るのであろうか。さぞかしタチの悪い客だろう。この日はヤロウ5人だったので、自分の喋るのに夢中になるということもないので、ツマミにドンドン箸をつける。そのうちニューヨーク帰りの後輩の話より、会社の話でエキサイトしていく。よもやこの後輩もニューヨークから帰ってすぐに、逆にその間の会社の「土産話」を聞かされるとは思っていなかっただろう。それでもこれからの身の振り方を聞かれて、「家族と沖縄のためにここで働きたい。」と熱く語る彼の話を笑い飛ばすほど、我々も荒んではいない。最後は感動的に締めくくられ、長い夜は次のステージへと変わるのだった。

ちょうど10年前になるが、我輩も始めての海外生活をかの地ニューヨークで送ったことがある。ローラーブレードでセントラルパークを疾走していたら暗くなって怖くなり、スケートを履いたままタクシーで帰ってきたとか、ワシントンDCで泊ったホテルに、「何で昨日は泊らなかったんだ!」という謂れのないキャンセル料を取られたり、通ってた学校が、日本を発つ前に予約してた学校と違うことに、入学後1週間してから分かったりとか、それなりの土産話があった。でも一番エキサイティングだったのは、それらの話を日本に帰ったら面白おかしく聞かせてやろうという思いと、実際に聞いてくれる友達が来たことだ。かの後輩も辛口で責められながらもきっと満足しているだろう。

炭火炉端 火鉢屋 新都心店                                    那覇市安謝2-1-8 2F                                      098-863-8293

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2008年9月11日 (木)

セルポア

評価 7

入店日時 平成20年8月22日(金)午後9時頃  過去入店回数 なし

随分更新をサボってしまった。2週間前に行った店である。一度アップの途中で文が消えてしまったので、すっかりやる気を失ってました。しかし他にネタもないので、今2週間前のこの店を思い出しながらブログを更新中である。金曜日の夜、「魚が食べたい」という彼女と食事するため、小禄近辺でお店を探していた。この店は同僚から「なかなか雰囲気いいですよ」と教えてもらった。魚が美味しければ別に雰囲気が良くなくてもいいのだが、雰囲気が悪いよりもいい方がいいに決まってるので来てみたところ、駐車場がほぼ満車だった。スタッフが場内整理していて、何とかスペースに停めることが出来た。駐車場も広いし、店内に入っても、意外に大きな店でビックリした。大型店である。スタッフの数も多い。スタッフの数が多い店というのは、繁盛している店の証拠である。紹介どおり、期待が持てる。メニューも豊富である。刺身盛り合わせ、ししゃも塩焼き、出汁巻き卵、セルポアサラダ、ぐるくん唐揚を注文する。料理は和洋折衷、創作風、寿司なんでもござれだ。カウンター席の前ではスタッフが忙しそうに料理を作っている。このカウンターテーブルの高さが若干低くて、少し落ち着かなかったが、金曜日のリッラクスした気分が、そういう細かいことを気にしなくさせる。ビールから久しぶりに日本酒に切り替え、さらに酔っていく。料理だが、特に不味くもないが、すごく美味しいわけでもない。フツーである。雰囲気も大型店なので、団体客も多く、若干騒がしい。紹介してもらっておきながらではあるが、残念ながら全てフツー感は否めない。しかし、車の止めやすさやスタッフの機敏さは悪くない。悪くない、フツー、そういう言葉が似合う店だ。もう少し特徴が欲しいし、店名どおり、全ての料理が塩コショウだけで味付けされているわけではない。日本酒は3合飲んで、会計は8千円ほどだった。うーん、コメントも店の印象どおりどうにもボヤケちゃうな。久しぶりで切れ味がなくてスミマセン。

会計を済ませ、代行を待っている間に、店内のTVを何気なく見ていると、日本リレーチームがあれよあれよという間に3位に入っていた。「あれれ、これ予選?」なんて話していると、決勝だという。感動しながら帰途についた。

美食屋セルポア                                             那覇市赤嶺1-1-6                                             098-840-1222

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2008年6月13日 (金)

舞天 本店

評価 7

入店日時 平成20年6月9日(月)午後8時頃 過去入店回数 10回以上

以前久茂地店を紹介したが、今度はおもろまちの本店である。この店は職場に近いこともあり、度々利用させて頂いている。雰囲気がいいし、酒の種類が多いのでワリと気に入っている。たまに2階席に通されるのだが、2階の雰囲気の方が好きだ。久茂地店よりも落ち着いたスタッフが多く、サービスもソツがない。痛風の発作が治まったので、久しぶりに外で飲む。プリン体カットでない生ビールを飲むと、罪悪感からか、恐れからか、何故かいつもより美味しく感じてしまう。爆弾になるかも知れないのに...。ここの料理は若干量が少ないのだが、他にはない少しだけ変わったものが食べられる。鶏肉や刺身が一番痛風によくないので、それらは避ける。自分が一番好きなものだけに、明日から何を希望に生きていけばいいのであろうか。毎日ひじきやもやしばっかりなんてあんまりだ。それでも発作が再発するのが怖くて夕食のメニューには気を使うようになった。ビールはプリン体99%カットの「淡麗アルファ」、魚介類は一切食べず、海藻類、葉野菜、根菜をつまみにする。肉は豚肉のみ。それも少し。ああ...。でもあの死ぬほどの激痛には勝てないのだ。 ここはそばが美味しいので、そばサラダ、そばコロッケ、味噌漬けチーズ、イベリコ豚ロースト、万願寺唐辛子塩焼きを注文する。料理はそこそこ美味しい。ビールの後はワイン。ワインは酒類では比較的プリン体が少ない。カウンター席には出張族らしきお一人様の男性が3人ほどいる。そばをズズッと啜る音が同時に聞こえる。たまらず十割そばを注文する。そばはパスタと並んで好きな麺類だ。そばと言えば、忘れられない味がある。今から10数年前のGWであろうか、学生からの友人と焼額山にスキーに行った帰り、長野市内のそば屋に寄った。そこは結構有名な店で、まだ夕方というには早い時間だったが、そばの前に、馬刺しやふきのとうの天ぷらで日本酒を飲んだ。これがちょっと異常に美味しくて、店の閉店までベロベロになるまで飲み、会計をしたら思ったより高くて持ち金叩いても少し足りなかった。店主に昼から酒飲んで金が足りないなんて、ロクな若者じゃねえな、って罵倒され(足りない分は負けてもらった)、気が付いた時は明け方で、善光寺にテントを張って寝ていた(当時はいつも車にテントを積んでいた)、という忘れがたい記憶がある。翌朝ATMでお金を下ろし、前日のそば屋に足りない分を払いに行った。それを店の店主がいたく感心して、そばをご馳走してもらった。確か「絞りそば」というものだったはずだ。これが今まで食べたそばの中で一番美味しかった。そばを出汁ではなく、青首大根の卸し汁に浸して食べるのだが、そばの風味がより生きて、大根汁の辛味がピリッといいアクセントになって本当に絶品だった。今思い返しても唾液が出る。あまりに美味しいので、また日本酒を注文し、午前中からいい気分になり、店主に心底呆れられた。その後、酔った勢いでなぜか北アルプスの五龍岳の麓にパラグライダーに行き、更に飛騨高山、名古屋に転戦していった記憶がある。そう、その名古屋でも忘れがたい味に出会った。たまたま車で立ち寄った食堂なのだが、店内ではTVで巨人戦が流れていた。何気なく、「おーっ、ジャイアンツ勝ってるじゃん。」って言った瞬間、店の全員の鋭い視線が我輩に集まったのだ。ここが名古屋ということを忘れていた。狼狽を隠せず、俯きながら友人と選んだメニューが「味噌カツ・きし麺セット」だ。名古屋の2大名物が一緒に食べられるわけで、それを注文する。中日の選手がヒットを打つと、「オッシャーっ」とにわか中日ファンになりながら、周りの雰囲気に溶け込む努力をしながら待っていた。注文の品が運ばれてきて、口に運んだ瞬間言葉を失った。思わず友人と顔を見合わせた。「う、うめえ。」 二人同時に呻いた。あまり期待してなかったのだが、きし麺も味噌カツも涙が出るほどウマかった。その後友人と思い返してみても、その店がどこにあったのかも、何と言う店名だったのかも全く憶えてないのだ。まさに幻の店である。もし死ぬまでに何が食べたい?と聞かれれば、迷わず名古屋の幻のきし麺と味噌カツと答えるであろう。

まあいずれにしてもこう思い返してみると、痛風になるべくしてなったわけだ。それにしてもたった10数年前なのに...若かったなあ。

舞天 本店                                                                                                     那覇市おもろまち4-3-28                                                                               098-862-1336

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2008年6月11日 (水)

郷家

評価 7

入店日時 平成20年5月30日(金)午後9時頃  過去入店回数 なし

ゴーヤ。と読むのだろう。夜の9時頃入店したのだが、駐車場を見て驚いた。殆ど、いや全ての車が「わ」ナンバーなのだ。旅行会社やレンタカー会社から優待券の類が出ているのであろうか。店内はだだっ広い。100名は余裕で収容できそうだ。ツアー客でも囲っているのだろうか。店に入る時に「今日の三線ライブは終わりましたよー」と言われた。静かに飲みたかったのでちょうど良かった。席について周りを見渡すと、まさに観光客の巣窟状態である。料理の写真を取るもの、肌が赤いもの、ガイドブックを見ているもの、様々だ。圧倒的に女性客が多い。まあ、自分も観光客であるからして、何かうすら恥ずかしくなった。ビールを頼んでメニューを見る。特に変わったものは見られない。殆どが典型的なウチナー料理だ。まあそれもいい。宮古産枝豆、イラブチャー刺身、もずくソーメン、紅豚の塩焼きを選んだ。ビールを2杯飲み、泡盛にしようとメニューを見ておったまげた。泡盛の値段がぼったくりかと思うほど高い。古酒を揃えているのはいいが、ポピュラーなものでも驚くほど高い。観光客が多いワリに、料理の値段がそれほど高くないので感心していたが、こんなところに仕掛けがあったのだ。菊の露が1合900円。おいおい、本島だったら下手するとボトルの値段だぞー。やるなあ。さすがに菊の露1合に1000円近くも出せないので、宮古の酒、沖の光を注文する。すると意外にも「ない」と言う。メニューには「各種泡盛1合から承ります。」と謳ってある。別に在庫を調べにいったわけでもないので、この姉ちゃんが怠慢なのか、無知なだけなのだろう。仕方がないので結局菊の露となる。この店、スタッフが観光客慣れしているのであろう、気さくに話しかけてくる。素人くさいが内地からの観光客にはたまらないだろう。人数も多い。料理は味も量もまあ普通だが、ワリと好みの分かれる店だと思うなあ。大人数、若い人、騒ぎたい人にはいいかも知れない。三線ライブの時など客が輪になって踊りまくることも多いそうだ。ホッ。

郷家                                                  宮古島市西里570-2                                        0980-74-2358

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2008年6月10日 (火)

炙り屋

評価 6

入店日時 平成20年5月29日(木)午後8時頃  過去入店回数 なし

なんとなんと、昨日の「串屋」の姉妹店という。このグループは結構先島や本島で手広くやっているようだ。少し怪しげなビルから店内に入ると、よくある「お洒落系焼肉」風情の店がそこにある。店内は広いが他に2組の客しかいない。空いているのに何故かカウンターの席に通される。この手の焼き肉屋はこの島では流行らないだろうなあ。まあ「串屋」同様それなりではあるんだろうけど、残念ながらアジが全然ない。お洒落っていっても所詮は付け焼刃だが、この店を選択した自分を責めるべきだろう。やはり「権兵衛」にしとくんだったなあ...。気を取り直してメニューを見る。宮古牛の文字が目に入る。以前那覇で宮古の牧場直系の宮古牛を食べたときは、少し硬くてあまり美味しいと思わなかった。だから再度確認するべきであろう。宮古牛のたたき、宮古牛のロース、カルビ、キムチ盛り合わせ、煮牛タンのサラダを注文する。ビールからシマに切り替えるが、お酒の値段が随分高い気がした。肉は炭火で焼き、どれも普通に美味しかったが、特に「煮牛タン」が気に入った。硬いということもなかった。ただ会計の時にやはり高いと感じた。これじゃ地元の客はこないであろう。わざわざ宮古に来て来る店でもない。決定的に悪いところはないんだけれども...。 カウンターに座っていて気になったのは、従業員の採点か評価を目の前で行っていたことだ。評価されている方は、堅くなってて見てられなかった。昇級か何かが掛かっているのだろうか。店も客から評価されているということを忘れないで欲しい。

炙り屋                                                 宮古島市平良字下里557ゲンカビル4F                           0980-73-1129

上司は部下より先にパンツを脱げ! リクルートで学び、ベンチャーで試し、社長となって確立した99の仕事術

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串屋 本店

評価 7

入店日時 平成20年5月28日(水)午後8時頃  過去入店回数 なし

串屋。2回目の登場であるが、今回は以前行った那覇店ではない。本店である。そう、宮古島である。梅雨の合間をぬって、素晴らしい色の海を持つ宮古島に飛んだ。自転車を持っていこうか迷ったが、雨が降れば無用の長物となるので今回はレンタカーで島を巡ることにした。しかも宮古島は広い。仕事を終え、那覇から宮古行きの最終便の乗り込む。45分ほどの短いフライトだ。宮古島に降り立った時は19時を回っていたが、まだ明るい。タクシーで市内のホテルにチェックインをし、西里の繁華街でどの店に入ろうか物色する。裏路地を歩いていると「串屋」という憶えのある店名が目に入った。そう、以前このブログでも紹介した那覇に支店がある串焼き・串揚げのお店だ。ここが本店ということになる。店内は平日のせいか空いている。メニューは殆ど那覇のお店と同じだ。串焼き・串揚げと謳ってはいるが、いわゆる全方位系の居酒屋だ。カウンター席の数が多いので、一人でも入りやすいと思う。ビールを一気にあおり、黒板に書かれている「本日のお奨め」から、もずく酢、宮古赤豚の炭火焼、串揚げ盛り合わせ、地鶏のたたきを注文する。料理はどれも居酒屋としては平均的な味だが、串揚げが意外に丁寧に揚げられていて感心した。テーブルにはどの席にも宮古名物「雪塩」が常備されており、料理に使われている塩も全て雪塩という。この雪塩、自分的には少し「甘み」が足りなくて、角の立つ塩辛さから、余り美味しいと思わないのだが、ミネラルの含有量ではギネス級という。次の日、この雪塩の工場に行って簡単な説明を聞いたのだが、作り方に特徴があり、通常は塩を作る過程で取り除かれる「にがり」がそのまま塩として残っているのでミネラルが豊富なのだという。しかも「国産塩」と謳いながら原料の海水はメキシコあたりから運んできているものも多い中、沖縄の塩は沖縄の海水をしっかり汲み上げて塩を取り出しているのだ。もちろん「雪塩」も西平安名崎の付け根の美しい海から海水を汲み上げていた。この「雪塩」、この後分かるのだが、営業力が強いのか、宮古の殆どの飲食店におかれていた。 話は「串屋」に戻る。戻ると言ってもあまり特徴のある店ではないから、もうあまり書くことはないのだ。料理は美味しいし、酒の種類も豊富だけど、それだけなのである。まあそれで十分でもあるのだが。 

串屋 本店                                              宮古島市平良字西里294-1                                   0980-73-9483

宮古島雪塩120g

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2008年5月 8日 (木)

「ん」

評価 7

入店日時 平成20年4月30日(水)午後8時頃 過去入店回数 なし

連日の栄町である。居酒屋「ん」。その凡庸な店名から今まで店の前を通っても食指が動かなかったが、会社の同僚の勧めで来てみた。栄町市場の一角にある。書く分にはいいのだが、口にする時いささか困る。じゃあ今日は「ん」に21時ね! 「え、どこ? ん? ん、分かった! んじゃね!」 とか。 まあそれはともかく、まずメニューの豊富さに嬉しくなる。しかも刺身の種類が多い。そのせいか、この界隈には珍しい会社勤め風の男性客が多い。 赤ジンミーバイの刺身、生牡蠣、ラム塩焼き、マグロと山芋の梅肉和え、そら豆の炭火焼き、ソーミンイリチーを注文した。料理のジャンルは様々だが、食べてみてどれもしっかり美味しい。とても丁寧に仕込んでいるのが分かる。しかも、失礼ながら、店舗の立地と気取りのない佇まいのワリには盛り付けも綺麗だ。これからも気軽に飲みに来れる店かも店かもしれない、などと思うのだが、新しい店が好きなので、結局常連になることはないのだ。この日はビールの後に日本酒にしたが、結構調子がよく、5合までは憶えているが、その後の記憶が余りない。会計が3人で14000円と、この店のワリには高く感じたので、相当飲んだのであろう。いい店だと飲んでしまう。いや、飲み過ぎるのはいい店ということなのだろう。平日は近寄らないことにしよう。

それにしても、このブログ、2006年の2月から始めて、いつの間にか店舗数が200軒を越えていた。更新のペースは以前に比べて落ちてはいるが、着実に、地道に、これからも増やしていきたいので、今後とも宜しくお願いします。

粟国の塩 天日塩 250g

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2008年5月 2日 (金)

東大

評価 7

入店日時 平成20年4月30日(火)午前0時頃  過去入店回数 なし

栄町の「東大」と言えば、那覇の酒飲みなら知らない人はいないくらいの有名店だが、今まで満員で入れなかったことが多く、今日が始めてだった。既に首里のバーで飲んでいたが、まだ飲み足りなかったので、休日の夜にも拘らず、かなり遅い時間の入店となった。おでんのお店だが焼きテビチがあまりにも有名だ。おでん数種類とその有名な焼きテビチを注文する。焼きテビチは30分ほど掛かるという。仲間3人と会社の愚痴などで盛り上がる。こういう場末チックな店では会社の愚痴がよく似合う気がする。気分は新橋の赤ちょうちんだ。店に入ったときは客が一旦引けた後だったが、徐々にまた混みだしてくる。朝の4時までやっているので、2軒目、3軒目にやってくるのだろう。きっかり30分が経ったであろうか。見事な湯気をあげて、焼きテビチがきた。30センチくらいの皿の上に、皿と同じ大きさで鎮座する、そのテビチの固まりは、圧巻というより何か神々しいものを感じる。3人のうち1人はテビチが苦手なので、2人で取り合うように貪り食う。骨を出しながら食べるわけだから言葉も少なくなってしまう。「あっあっー、ウマい!」 ホントに旨いぞこのテビチは! 外側が見事にカリカリに焼かれ、中はトロトロ。このバランスがたまらない。テビチが苦手な人も、これだったら食べられるはず。でも店が混むから無理に食べに来る必要もないです。結局3分の2以上を我輩一人で食べてしまった。会計はシマを2合飲んで2500円だった。や、安い。栄町の名店である。ああやっぱり沖縄っていいなあ。、今日もあの焼きテビチを食べたいのだ。 

おでん 東大                                             那覇市安里388-8                                         098-884-6130

オキハム てびちカレー(豚足カレー) 沖縄県産豚肉使用 180g

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2008年4月23日 (水)

牛特

評価 8

入店日時 平成20年4月22日(火)午後7時頃 過去入店回数 6回

沖縄で「高級」焼肉となるとここしか行ったことがない。牛皇や華などいくつか有名店はあるが、ここは値段も良心的で雰囲気もいいので満足している。もっとも他の店に行ったことがないので、比較は出来ないけど。 この日は社用で使わせてもらったが、焼肉は家でやることが多く、外で食べることが少ないので、プライベートでも数回行っただけである。しかもこの日は2年以上ぶりだった。随分早い時間だったけど、店内は結構混んでいる。今日は年配、というより沖縄経済界のドンとでも言うべき方々が相手だったので、かなり緊張する。我が社の社長も一緒だったので、普段はあまりやらない水割りを作る係りに徹することにする。最初にビールを飲みながらキムチをつまむ。ここのキムチは絶品だ。ここより美味しいキムチを食べたことがない。ああ、このキムチとご飯だけで満足だなあ。というより、こんな畏まった席は早々に退散して、一人で焼き鳥でも食べに行きたい。元来人との世間話というのが苦手なので、接待されるのもするのも本当に苦手だ。しかも向こうから出てくる話といえば、レイテ島での戦闘だったり、元総理大臣との接見の話とか途方もない出来事ばかりなので、適当に相槌をうっていればいいというものではない。以前この方の自叙伝を頂いたのだが、話をする度に「この話は254頁に詳しく書いてあったと思うが、ちゃんと読んだか?」などと突っ込みを入れられるので、肉を食べているどころではない。「あっ、はい読みました! すっごく興味深いお話で、深く印象に残っています!」などと答えれば、結構満足して貰えるのだが、そこで「ほう、じゃあ362頁は西暦何年の出来事が書いてあったか?」などと切れ返されれば一溜まりもない。この日は我が社用のコースで注文していたので、量的には若干不満が残るが、この後カラオケに行こうとか言っているので食欲どころではない。キムチ→タン塩→カルビ→リブロース→サラダと食べ、クッパで〆た。ああ美味しいなあ。ちゃんと炭火だし、何といっても肉もサルことながら、キムチやサラダがとっても美味しい。しかもしっかりこの状況で美味しいと感じられるのがまたスゴい。結局、自分でシマを作りながら、密かに飲んでしまい、酔ってしまった。この日は泡盛だったが、ここはワインの品揃えも豊富でセンスがいい。この後この大先輩方の行きつけのクラブに行き、散々ビギンを歌わされて、相当にいい気分になってしまった。それにしても、ここ牛特だが、牛肉は本当に素晴らしい石垣牛を使っているのだが、豚や鳥はそれほどでもないことが多い。だから豚や鳥肉好きの自分としては、足が遠のいていたのだ。以前両親をこの店に連れてきたことがあったが、牛肉好きの父が脂滴る霜降り特上サーロインを美味しそうに食べていたのを一口貰って食べたが、その一口で充分だった。父は結局それを殆ど一人で食べてしまったのだから、嗜好とは家系に関係がないのかもしれない。結局クラブを出て、このあと一人で栄町へ焼き鳥を食べに行ったが、極上の肉を食べた後からか、いつもほど美味しいとは思わなかった。人の味覚は現金なものである。

牛特                                                  那覇市久茂地2-21-18                                       098-861-5431

美崎牧場産 石垣牛 リブロース 200g x 3(脂付)

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2008年4月19日 (土)

むーちょ

評価 7

入店日時 平成20年4月17日(木)午後8時半頃  過去入店回数 2回

地元の店の登場である。沖尚や沖大に程近い、まあ特に変哲もない居酒屋である。今月は飲んでばかりいるなあ。地元で飲もうとなると、この界隈にそう選択肢はない。前に紹介した「凛」や「Chocolate's」など。この店は夜遅くまで営業してるし、先日行ったら思いのほか料理が美味しかったのでまた来てみた。先日は混んでいたが、今日は空いている。近所の沖大生だろうか、コンパで盛り上がっている1組だけだ。麦職人を注文する。9時までなら190円だ。安いなあ。しかし最近ビールを飲むと、とてもトイレが近くなってせわしない。1杯飲んで1回行く感じだ。この日はビールを5杯飲んだが、後で数えたらキッチリ5回行っていた。どこかカラダに悪い所でもあるのであろうか...。いや、むしろ健康なのかな。 前に食べた「鳥たたきのおろしポン酢」が美味しかったので、また注文する。炭火で炙っているのであろうか、とても香ばしい。それと牛ユッケサラダ、チーズ揚げたこ焼き、ハラペーニョスパイシーピザ、つくねを食べた。どれもボリュームがあって、そこそこ美味しい。久茂地や松山と違って安いし。地元で飲む安心感もあって、つい飲みすぎてしまう。この界隈の居酒屋殆どに言えることだけど、手作り感いっぱいで、とてもお世辞にもお洒落とは言えないけど、どこも真面目にやっているなあと思う。この店は接客もソツがないし、値段も安いし、大学生も安心して飲めるだろう。気が付くとかなりHな言葉を発して盛り上がっている。いいなあ。 以前会社の同僚にセットしてもらった合コンで、いつものライトでお洒落な下ネタで盛り上げようと思っていたら、その中の一番ブサイクな女性から指をさされて、「アンタは初対面の女性に向かっていつもそんな卑猥な会話をしているのか!」と怒られたことがあった。あまりの意外なそのセリフに驚くと同時に一番眼中にないコから言われた腹立たしさから、さっさと会計を済ませ帰ってしまったが、そのコが2軒目に行きたがっていたのがおかしかった。ここにいる大学生は、もっと卑猥な言葉を発しているに、むしろ女性陣も負けずに盛り上がってしまっている。いつもは「煩いなあ。」と思うのだろうが、この日は気分が良かったので、一緒に混ぜて欲しい気持ちだった。まだまだ我輩も青春である。

むーちょ(muucho)                                          那覇市長田2-8-14                                        098-831-5449

人間力を創る教育―沖縄尚学の挑戦 人間力を創る教育―沖縄尚学の挑戦

著者:壁谷 卓
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2008年4月16日 (水)

粋や

評価 8

入店日時 平成20年4月15日(火)午後8時頃  過去入店回数 なし

安里の陸橋を通勤で通過するとき、この店の看板がいつも気になっていたが、ベタな店名と大通りに面したロケーションから、普通の居酒屋だと長らく思っていた。この日、安里近辺で店を探していたが、意中の店が満員だったため、初めて足を踏み入れた。足を踏み入れた瞬間、ここがただの居酒屋でないことをすぐに感じた。ゆったりとした椅子のカウンター席と落ちついてテーブル席。カウンターの向こうでは割烹着を着た板さんが2名、忙しそうに料理を作っている。ちょっと口にするのは恥ずかしいけど、確かに「粋」な感じはする。しかし、本当に「粋」だと感じたのはメニューを見てからだ。頭上の黒板に、思わず垂涎するようなメニューが羅列されている。天然ヒラメの刺身、鮪と九条葱の酢味噌和え、筍ともろこしの天麩羅、北海道ポテトのイカ塩辛添え、生春巻きを注文した。他にも旬の食材を使ったメニューが沢山あった。ビールを飲みながら、最初に運ばれてきた突き出しを食べる。これが京都っぽい盛り合わせでとても綺麗で、しかも美味しい。思わず日本酒を注文してしまった。好きな日本酒の一つ、出羽桜。沖縄で初めて飲んだ。ああ、至福のひと時である。日本酒の出し方もとても良い。周りを見回すと、この店の客層の良さに感心した。一人客も3人いる。団体はいない。多くても3人組くらいだ。どこを見ても美味しい料理が分かる、静かな大人の客ばかりだ。酒も日本酒だけでなく、泡盛、焼酎、ワインなど、誰でも楽しめる豊富な品揃えだ。平目の刺身が美味しかったなあ。筍の天麩羅や山菜も、春の季節感に乏しい沖縄で、久しぶりに春を感じた味だった。こんな店があったんだなあ。まさに灯台もと暗しであった。結局出羽桜4合、浦霞1合を飲み、久しぶりに酔ってしまった。(いつもか) しかし時間はまだ23時半。0時までの営業のようだが、他に客は誰もいなくなっていた。引き際も大人だなあ。春の夜風に吹かれて、気持ちよく歩いて家に帰った。この店、間違いなく常連になるでしょう。自分が好きな、恵比寿の居酒屋にとっても料理が似ている。だから住所は教えないのだ。

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2008年4月15日 (火)

アダン

評価 7

入店日時 平成20年4月11日(金)午後9時頃  過去入店回数 なし

「あだん」ではない。「アダン」である。恩名村にある沖縄料理の店で、あぐーや紅豚のしゃぶしゃぶが看板の店である。青山と京都に支店があるらしい。あぐー、紅豚以外に、やんばる島豚、長寿豚、琉美豚の5種の豚肉が食べ比べられる。この日車を走らせて始めて気が付いたのだが、この近辺にはあぐーなど琉球豚を食べさせる店が異常に多い。リゾートホテルの観光客目当てなのだろうが、あぐーなどと謳いながら、普通のノンブランド豚など食べさせている店はないだろうか。やはり自分の舌で判断するしかないだろう。そう、この前タクシーの運転手さんに聞いたのだが、最近「ちゃぐー」という品種も開発されたらしい。効率の悪いあぐーと何かの掛け合わせと言っていたが、タクシーでそんなことを嬉しそうに話す運転手の方を珍しく見てしまった。「アダン」は「万座ビーチホテル」と「万座毛」の間にある。外からの見た目は掘っ立て小屋のようなのだが、中に入るとそれなりにお洒落だ。ま、よく見ると外からも内からも安普請なのだが。客は3~4組ほど見える。やはり観光客のようだ。「あぐーのしゃぶしゃぶ鍋コース」を注文する。しゃぶしゃぶの前に、サラダ、ラフティ、そーみんチャンプルーが次々に出てきて、鍋の前にお腹があらかたいっぱいになってしまった。あぐーはバラと肩ロースの部位だ。少し時間を置いてからしゃぶしゃぶする。んー、別に「すんごく美味しい、んもっ!」って感じではないなあ。付けダレは薄い出し汁というのも物足りない。が、食べ進んでいくうちに、この薄い出汁が、肉の味を引き立てるんだと気づいた。やはり豚肉はロースよりバラが美味しい。しかし、はっきり言って、しゃぶしゃぶなんて家で出来るもんなあ。タレだって自分好みにアレンジ出来るし、あぐーだって公設市場に売っている。野菜だってもっと色々なものが投入できる。外食で鍋だと損した気持ちになるもんなあ。ま、後片付けしなくていいことくらいだろうか。わざわざ恩名村まで遠征してきて、こんなことを思う自分はかなりの貧乏性なのだろう。しかし、やはり鍋は自宅で2~4人でゆっくり時間をかけて、色々な材料を投入しながらゆっくり会話しながら食べるのが楽しい。来週は自宅で鍋パーティをやろう。

アダン 沖縄本店                                          国頭村恩名村字恩名2585                                   098-982-3272 

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2008年4月 3日 (木)

とり蔵

評価 7

入店日時 平成20年4月1日(火)午後10時半頃 過去入店回数 なし

美栄橋駅近辺には焼き鳥屋が多い。この店が参入して、美栄橋焼き鳥屋戦争にさらに拍車が掛かるのだろうか。その中でもこの店は見るからに落ち着いていてお洒落だ。たまたま前を通りかかったのだが、外から店内の様子がよく見えることもあって、吸い込まれるように入った。店の手前にテーブル席が2つ、奥に座敷席が3つ、そしてカウンター席がある。カウンター席のど真ん中に座り、生ビールを頼んだ。カウンターの奥を覗くと焼酎の取り揃えも豊富なようだ。店は空いても混んでもおらず、いい雰囲気を保っている。メニューは焼き鳥というより鳥料理が中心で、好物の鳥刺しやもも炭火焼の文字も見える。鳥は宮崎の地鶏の1種らしい地頭鳥「じどっこ」を使っているとのことだ。遅い時間だったので、3品だけ注文する。むね鳥刺し、砂肝のエスカルゴ風、鳥ひき肉と納豆のてんぷら。鳥刺しは舌にねっとり絡みつく食感がたまらない。すごく美味しい。まあ鳥刺しは好物だから、どこでも「美味しい!」って下手なレポート風になってしまうのだが。砂肝のエスカルゴ風も凝っている。これにバケットがあれば言うことなしだったのだが。あまり深酒したくなかったので、ビール2杯で切り上げ、3品をさっとつまんで夜の街に消えた...。 会計は2人で3680円だった。まあ店の雰囲気にすればリーゾナブルではなかろうか。後ろ髪を引かれる店だったので、近日中にまたレポートしたい。久しぶりの更新のワリには中身が薄くてスミマセン。

とり蔵                                                 那覇市久茂地2-24-17                                      098-864-2105

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2008年2月20日 (水)

栄町ボトルネック

評価 6

入店日時 平成19年2月13日(水)午後8時半頃 過去入店回数 なし

栄町に特徴のある居酒屋が集まってきたきっかけを作ったランドマーク的な店と聞く。トイレが外の公衆トイレというのが気になって敬遠していたが、「あだん」が満員で入れなかったので流れてきた。まだ時間がそれほど遅くないので空いている。奥の小上がりでテーブルを男3人で囲む。店内は寒く、唯一の暖房器具である石油ストーブにみな体を寄せている。生ビールはないというので、瓶ビールを注文する。小瓶だ。メニューの種類はさほど多くはなく、これは何かなと想像を巡らせるものもない。典型的な居酒屋メニューだ。焼きそば、ポチギ、スーチカー、煮込みを注文する。料理の量は多くないので、皆で取り合って食べるのには向いていないようだ。徐々に混んできた店内には女性の1人客もいる。雰囲気で分かるけど、この店は料理を味わいに来る店ではないようだ。咲元のボトルを水割りやお湯割りで飲むうち、いつの間にか満員になっている。泡盛の種類は豊富だ。しかし飲むに連れ、トイレに行くのに外に出なければならないのが面倒くさい。夏なんかだと、結構な臭いも気になるだろう。ま、この辺がタマラないという人もいるはずだ。常連が多いらしく、1人で来てもみんなそれぞれ打ち解けている。何か不思議な魅力を持った店なんだろうけど、自分達にはその魅力は分からなかった。特に分かりたいとも思わないので、早々に退散して河岸を変えてしまったけど、常連が多いといっても排他的な雰囲気ではない。いたって気軽に入れる店だ。誰かと打ち解けたいときにいい店なのかも知れない。

栄町ボトルネック                                           那覇市安里385                                          098-884-6640

琉球ラヴァーズロック

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京彌

評価 7

入店日時 平成20年2月8日(金)午後9時頃  過去入店回数 なし

閑静な泊の住宅街にこじんまりした一軒家屋風の居酒屋がある。最初この店を発見したときは「こんなところに...」という感じだった。いつか行ってみたいと思っていたが、新都心の居酒屋がどこも満員で入れなかった今夜。この店を思い出しここまで流れてきた。ニューヨークに語学留学するというかつての同僚と一緒だ。この男とは歳がずいぶん離れていたにも関わらず、頻繁に飲みに行ったものだ。よく気が廻り、場の雰囲気を読み取る繊細さは自分がかつて若かった時に似ている。 自分も10年近く前になるが、会社を辞めて途方に暮れていたとき、思い立ったのが語学留学だった。その時はやはりニューヨークだった。当時はアメリカの文化より、ヨーロッパに憧れていたが、初めて降り立ったニューヨークの街はあまりにも衝撃的だった。スタバに入ったのすらこの時が初めてだった。この頃の語学力はスタバで「トール・アメリカーノ」すら通じない酷いものだった。5分「トール・アメリカーノ」を言い続け、結局諦めて「カフェモカ」に変えたらすぐに通じた。今はさすがに「トール・アメリカーノ」は通じるが、帰国後も語学力自体は上がらなかった。ただ、「慣れた」のは確かである。彼は流暢に話すことは出来なかったが、理解することは出来た。 相手が外人でも臆することがないので、職場でも冷静に対処していたように思う。ある日出張で来ていたIT関連のインド人に超激辛のカラムーチョを「Take some」と勧めて「Oh good !」 と言われていた。ちょっとした日印交流のその場面を見て、少なからず胸が熱くなったのを覚えている。 そんな彼のことだ、ニューヨークから帰って来たときはペラペラになっているであろう。

今夜はそんな彼との壮行会というわけだ。 前に店の前を通って分かってはいたが、純粋な沖縄家庭料理の店だ。京料理の店ではない。オーナーの名の一部をとったものらしい。意外にも混んでてカウンターだけが空いていた。後ろの団体がちょっと異様なほどうるさい。耳を近づけないとお互いの声が聞こえない。こういう落ち着いた雰囲気の小さい店で、お互い距離も離れてないのにこれだけ騒がれると、これはもう暴力と言ってもいいだろう。どうやってこの店を見つけたのか、内地からの客らしい。 取り合えず生ビールを注文し、メニューを見る。イカのてんぷら、長命草のてんぷら、角煮、を注文する。厨房に1名、カウンターに1名の女性2名でやっている。親子だろうか。料理はうちなー料理を創作風にしているのでなく、非常にストレートだ。イカのてんぷらにも天汁や塩ではなく、ウスターソースを出してきた。こういう姿勢は非常に共感が持てる。それにどの料理もボリュームいっぱいだ。酒に酔ってくると周りのうるさいのも気にならなくなってきた。というかいつの間にかうるさい団体はいなくなっていた。ただ前日飲みすぎていたので、この日は残波を3分の1ほどしか飲めなかった。周りが静かになると、非常にいい雰囲気の店になる。料理も美味しいし値段も手頃なので、純粋に沖縄料理を楽しみたい2~3人連れの方々にお勧めしたい。大事にしたい店の一つである。

さて彼に散々ニューヨークでの心構えなどを説法したワリに、自分はどうだったかというと、ニューヨークでの勉強はそこそこに、カナダに渡りスノーボードにのめり込んでしまったというのが実際のところだ、バスや列車でバンクーバーからウィスラー、ジャスパー、レイクルイーズ、バンフなどを1人で転戦し、英語どころか日本語での会話すら忘れるほど孤独だった。でも雄大なロッキーに抱かれて目の前の雪のことしか考えない空白の時間は今となっては宝物に等しい有意義な時間だった。そう考えるとこんな食べ物のことで御託を並べている生活が、急に空しいことに思えてきた。2年後はバンクーバーで冬季オリンピックだ。冬の間、いつもどんより曇っているバンクーバーの空は、不思議と冬の間の沖縄の空に似ている。

京彌                                                                                                            那覇市泊2-13-1                                                                                          098-867-6280

バンクーバーの休日。

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2008年2月18日 (月)

おもろ殿内

評価 7

入店日時 平成20年2月7日(木)午後8時半頃  過去入店回数 なし

新都心に付け焼刃っぽくはありながら、いい感じの店がある。近くに行くと、見方によっては重厚な感じもする。ただの居酒屋だと思っていたが、看板には「泡盛と創作うちなー料理」とある。メニューを見ると比較的リーズナブルなので、上品な居酒屋料理ということか。ワンランク上をアピールしているのか化粧室に行くと、アメニティが充実してて気持ちがいい。が、酔ってしまっては綿棒で耳の掃除をする人などいないだろう。いや、むしろ多くなるのだろうか。この日は会社の比較的公式な飲み会だったので、それほど楽しいものではない。しかし予め注文されていたのであろうコース料理はなかなか美味しく量も充実していたので、お陰で和やかないい飲み会となった。もっとも数少ない喫煙者である我輩は縦長テーブルの隅でまるで社会の落伍者であるような扱いを受け、小さくなっていたのだ。(うそ) 料理は色々あるのだが、特質すべきは刺身の新鮮さと、締めのジューシーとアーサ汁だった、特にジューシーは立派なお茶碗に丁寧に盛られていて、今まで食べたジューシーの中で最も美味しいと思った。失礼ながら、あまり期待していなかった分だけ余計にそう思ったのであろう。軒先ではストーブを傍らにおいている他の客もいる。これから暖かくなってくると、外で飲むのも気持ちがいいだろう。木材をふんだんに使った店の作りは観光客にも喜ばれるのではないか。宴席が細かく分かれているので、周りの客も気にならないし、落ち着いた雰囲気で飲めると思う。接客も感じが良くて、ソツがない。自腹ではなかったせいか、特に目に付く否が見当たらなかった。ワリと使える店だと思う。 

おもろ殿内                                              那覇市安謝1-2-3                                          098-866-7395

43度 瑞泉おもろ10年720ml瓶 泡盛(本島崎山町・古酒) 瑞泉酒造 沖縄県

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2008年1月31日 (木)

ch桜n

評価 7

入店日 平成19年1月23日(水)午後8時頃 過去入店回数 なし

随分辺鄙なところに変な名前の店があるなあ、とカネガネ思っていたが、「北海焼き」という看板に誘われこの日初めて訪れた。ラム肉。突然無性に食べたくなるものの一つである。ジンギスカンは北海道で何回か食べたことがあるが、札幌の専門店で食べた「サフォーク種の生ラム肉」があまりにも衝撃的に美味しかったので、それから一気にラム肉好きになってしまった。多分言われないであろうが、もし好きな肉を順番に挙げよ、と言われれば、次のようになろう。

①豚肉 ②③鶏肉・ラム肉 ④その他の肉 ⑤牛肉

場合によっては④のその他の肉(馬肉・鹿肉・鯨肉ほか)が上位に来ることもあるが、いつも安定して食べられるわけではないので、この位置だ。 と言うわけで、ラム肉はたまに北海道から取り寄せて食べていた。この日も夕方から発作的に羊肉が食べたくなり、この店の存在を思い出したのだ。 ちゃくらん、と読む。オーナーが北海道の方で、桜が好きで、アイヌの特徴的な発音の一つである「チャッ」という文字をそれに加えたそうだ。何かわかるようなわからないような話ではある。店に入ると簡易な造りながら意外に広いことに驚かされた。 しかしここは食べ放題の店だから、この際店の内装やサービスはあまり問題ではない。我輩はがちまやーであるからして、当然食べ放題、飲み放題コースの選択をなるのだが、3種食べ放題→ジンギスカン・しゃぶしゃぶ・すき焼き を一度に味わってはバチが当たりそうな気がしたので、3種のうちから好きな2種を選べる「桃コース・2種2時間食べ放題・飲み放題コース」 3,480円を注文した。 肉はラム肉とあぐー肉の両方が味わえるなかなか太っ腹な店だ。 酒も生ビール無制限、日本酒、泡盛、ワイン、焼酎なんでもOKだ。コンロがあらかじめ1席あたりに2個用意されているが、3種コースを選ぶともう1個持ってくるらしい。それを2人で食べるとなると慌しいことこの上ないが、2種でもかなり忙しい。ジンギスカンが焼けるのを待っている間に、あぐーをしゃぶしゃぶ。次、ジンギスカン。次、ラムをしゃぶしゃぶ。おっとっと、ジンギスカンが焦げるー。ビールをごくごく。忙しい。食べ放題だと元を取り返そう根性が働くから、いつもより食べるペースも飲むペースも速くなり、結局いつもよりむしろ飲めなく食べられなくなるのだ。悲しい性、貧乏根性丸出しである。ラムは生でも食べられる、とお店の人が教えてくれたので、しゃぶしゃぶ用のを半分ほど生で食べた。臭みがなく、若干ラムの野趣に欠ける気もするが、それでもスーパーにたまに売っているものとは明らかに違う。美味しい。あぐーの脂の美味しさも言わずもがなだ。しかし肉も野菜もいくらでも追加出来るのだが、どれもそれぞれ1回づつ追加しただけでギブである。なんせ肉野菜の他に、ご飯としゃぶしゃぶに投入する麺まで付いてくるのだ。さらに驚いたことにテーブルに日本酒一升、焼酎1本、泡盛1本を持ってきて、好きなだけ飲んでいいという。おいおいさすがに飲めないでしょう。そんなに。持って帰っていいか聞いたが当然ダメであった。結局ビール2杯、ワイン3杯だけである。まあ充分元は取っているけれど、何か損した気になるのは我々だけであろうか。会計は2人で6,960円だった。焼肉の食べ放題だったらもっと安い店はあると思うけど、ラムとあぐーでこの値段に文句はないだろう。店のスタッフも若いが純粋で素直なのに好感を持てた。しかし場所柄あまり期待していなかった分、満足度は高かったが、素材が珍しいということであって、肉や野菜が突出して激ウマというほどでないのが冷静な見方であろう。結局ご飯だけテイクアウトして、突き出た腹を抱えて豊見城から那覇への帰途についた。

北海焼・しゃぶ  ch桜n                                       豊見城市我那覇519                                       098-850-3973

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2007年10月31日 (水)

百壷

評価 3

入店日時 平成19年10月29日(月)午後8時半頃 過去入店回数 なし

無性に焼肉が食べたくなる時がある。3ヶ月に1回くらいの割合だろうか。男子としては多くないのだろうが、もうオヤジであるからして少なくもないだろう。そういう時は欲求に逆らわないようにしている。で、焼肉を食べに行くこととなった。月曜日だし、遠くには行きたくないし、こういう時は高級店よりもむしろ近所の煙くて汚い店の方が気分なので、「楽市」に久しぶりに行ってみた。席はいくつか空いていたが、例によって「慢性パニックでも開き直り症候群」的な対応で、「10分ほど外でお待ち下さい。」と来たもんだ。席は空いているものの、片付けられてない席もいくつかある。まともな店だったら、「ただいまこちらの席しかご用意できないのですが、いいですか?」とか、「すぐにあちらの席を片付けますので、お待ち下さい。」とか言うのだろうが、高校生バイトに好きに仕切らせているので、客のことも関係なければ売上も関係ないのだ。相変わらずのフザけた対応に呆れ、片付けるのを待つこともなく出てきてしまった。どうせ席についてからも相当待たせられるのだ。

かつて飲食店でフロアのバイトしていた時に、徹底的に教え込まれたときがある。「絶対手ぶらで帰ってくるな。」と。別に客に何か強請って来い、というのではない。注文したものを運んでいったら、必ずおしぼりを回収して来るとか、空いた皿を回収してくるとか、水を注いでくるとか、そういう基本的なことだ。「客から呼ばれたらオシマイだと思え。」 そう教育された。だから客が次に望むだろうことを、先に先に対応するのだ。といっても飲食店で客が望むことなどそれほど多くはない。 「水くれ」とか「料理早くしろ」とか「マヨネーズ持って来い」とか注意深く見ていれば、客に改めて言われずとも、先に気が付くべきことだ。ところが、これは会社員となって相当年数経った今でも自分の仕事のスタイルの基礎となっている。ようは、無駄な動きは最小限に抑え、浮いた時間で次のことを考える、もしくは次の準備する、ということだ。物流業務なんかでも同じことが言える。カッターがない、ガムテープがないと、常に何かを探し回っているスタッフは当然無駄な動きが多い。見た目はいつもバタバタして忙しそうではあるが、むしろデキるスタッフは最初に必要なものを身近に備え、かつ片道で用事を済ますのではなく、必ず往復の工程を利用する。すなわち、例えば誰かに電話を取り繋ぐとき、ただ「何々さーん、電話でーす」と呼びに行くだけでなく、その帰りに空いた台車を持って帰ってくるとか全ての動きに無駄がないので、実に落ち着いて一見忙しくないようであるが、そうではない。効率よく仕事をしているのである。

ところが、話は随分逸れたが、このダメな店は全ての動きが片道で完結しているので、当然テーブルが片付くはずもない。というか片付けるつもりもないのだ。以前行ったときも、見兼ねて「オレに手伝わせろ!」とキレたことがあったが、その時と驚くべきことに何も変わってなかった。 で、問題は焼肉をどこで食うかである。最近ようやく自分にとって使いやすいPシリーズに携帯を換えたので、早速駆使して付近の焼き肉屋を検索する。といっても「ぐるなび」を使うだけだけど。真っ先に引っかかったのは、樋川にある「百壷」という店だ。比較的新しい店のようだ。楚辺から歩いても対した距離ではないので、ひめゆり通りをそぞろ歩いていく。夜風が涼しいので気持ちいい。神原小学校を過ぎ、開南に続く道に曲がるとその店は直ぐに見つかった。店頭に「乾杯ビール無料」とある。冷静に考えれば怪しい雰囲気を察知し入らなかっただろうが、15分ほど歩き、さらに「ビール無料」とくれば冷静でいられるはずもなかろう。つまり店側の思う壺、になってしまったのだ。

店内に客はいなかった。テーブルには鍋用のコンロと焼肉用のガスコンロがセットされている。炭火ではないらしい。だがメニューを見て分かったが、ここのウリは博多もつ鍋と焼き肉の2本柱らしい。もつ鍋にも食指が動いたが、すっかりカラダが戦闘モードになっていたので、焼き肉のコンロの前に座る。とりあえず、無料乾杯ビールを注文する。で、メニューを見て注文する。まず最初に思ったのが、店の雰囲気や立地の割には高いな、ということだ。気を取り直して、キムチ、カクテキ、タン塩、カルビ、ロース、モツを注文する。直ぐにキムチとカクテキが出てきた。まあ他に客がいないのだから早いのは当然だろう。で驚いた。「少ない...。」 最初突き出しか何かと思ったが、注文したキムチ、カクテキのつもりで出して来たらしい。それぞれ480円だ。この2点で960円だ。ということは、門外不出の秘伝のキムチなのだろうか。いい方に考え、期待を膨らます。キムチを食べる。「グエ、マ、マズい。」 本当だ。キムチは味付けのバリエが様々で、辛いとか、酸っぱいとか、甘めとかの違いはあってもそれなりに美味しい食べ物だ。でもここのは不味い。というか、多分腐っている。牛肉が腐った匂いと同じ匂いを放っている。「ああ...。」 急速に楽市が懐かしくなってくる。フザけた対応でもそれなりに美味い楽市よ。と、ここで追い討ちを掛けるように、980円のタン塩がきた。「たったの、1枚、2枚...ろ、6枚。」 頭の中の電卓が1枚あたりの単価を弾き出す。 163円! しかも小さい。 ...何かの間違いではなかろうか。さらに焼こうとして愕然とした。「凍っている...。」 と、父さん。1切れ163円のタン塩が凍っているよー。 ここまで来ると、久しぶりにブログで叩きのめそうと、脳内をアドレナリンが駆け巡っている。もっと、スゴいことを期待し始める。次は何をカマしてくれるのであろうか。結局焼いた肉は全部凍っていたし、牛角や安々の方が全然マシである。少なくとも炭火だし、冷凍肉ももっと上手に解凍している。しかし、ここが自分の卑しいところで、この段階で店を出ればいいのであろうが、さらにトントロと桜島地鶏を追加してしまう。ビールの肴がもっと欲しかったのだ。ついでに締めの冷麺も頼んでしまった。ここで1組の客が入ってきた。飲みに来たのであろうか、泡盛とシーザーサラダを注文している。シーザーサラダを注文する客が珍しいのであろうか、厨房の中が慌しくなってきた。よく観察すると、ここの店の店員は4人であることがわかった。 何だかクラブにいそうな場違いのママ、それにその旦那っぽい金チェーンで堅のいい危ないオヤジ、アルバイトの女子高生、ここの息子か正社員の青年が1人。 店内には意味不明の手書きのマンガがいたるところに飾られている。この危ないオヤジが意外にも描いたのであろうか。店名の奥深さといい、どうにもこの店は不可思議なところが多い。 っと、ここで何を思ったのか、危ないオヤジが冷麺を持ってきた。いかに危ないオヤジであろうとも、ここで言うべきことを言わねばなるまい。「肉、まだ?」 「え、肉? へ、へい直ぐにお待ちします。」 意外に低姿勢だ。しかし冷麺を既に食べてしまっている。 ようやく追加注文したトントロと地鶏が運ばれてきた。凍っている。 さっさと食べて店を出た。店を出るときは、ママとオヤジが外まで2人で見送ってくれた。どうにも全てがチグハグの店だ。会計は8500円。夜風が寒かった。

  

百壷                                                    那覇市樋川2-6-3 新垣ビル1F                                   098-855-2281

 

泡盛はおいしい 沖縄の味を育てる
配信元:電子書店パピレス
提供:@niftyコンテンツ

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2007年10月17日 (水)

回 小禄店

評価 8

入店日時 平成19年10月12日(金)午後7時頃 過去入店回数 7~8回

ここは思い出深い店である。4年前に沖縄の今の会社に転職した直後はしばらく飲みに行くことはなかった。何の縁もない土地で、飲みに行くとしたら会社の人しか仲間がいないという当時、靴下を履いていないというだけで、シャツのボタンを開け過ぎていたというだけで、皆から敬遠されていたのだ。そんな中、ちょっとした仕事でサポートしてくれた同僚、後に部下になるんだけど、お礼ということで飲みに誘ったらこの店に連れてきてくれたのが最初だった。この店を好きな理由はまずそのロケーションである。閑静な住宅街にあり、前が公園という立地は居酒屋としては珍しい。一軒家というのもいい。接客も好感が持てるし、新鮮な魚や肉を食べさせてくれる。もちろんチャンプルー系も充実している。お酒の種類も豊富だ。回系列の中でもこの店が一番好きだ。席は座敷、テーブル、カウンターと様々だ。客層は割合高い気がする。この日はブリの刺身、ホタテの刺身、地鶏のタタキ、ホッケの炭火焼を美味しく食べた。ワインは1本だけだったが、珍しく酔ってしまった。

酔ったと言えば最初にこの店に来た時のこと。泡盛を焼酎のようにロックで死ぬほど飲み、記憶がなくなってしまった。酔って記憶がなくなると、放浪癖があるらしく、あちこちを徘徊することがしばしばあった。その日も後から聞いたところによると、突然店を飛び出し、連れがようやく見つけたところ、民家の庭で泥のように寝ていたそうだ。感動したのは、次の日の朝、起きると何故か自分の車に寝ており、メモがおいってあったことだ。「車のカギはドアのポケットに入っています。」と。先の部下と、後から来た同僚2人の3人で担いで車まで運んでくれたのだ。この日が沖縄における飲んだくれの生活の記念すべき始まりとなり、以降松山などに進出していくのだった。

回 小禄店                                              那覇市金城 5-8-16                                        098-858-0766

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2007年10月 9日 (火)

ちびくろ

評価 7

入店日時 平成19年10月3日(水)午後9時頃 過去入店回数 なし

場合によっては放送コードに抵触するのではないかとハラハラする店名である。この界隈だからお洒落とは程遠いけど、「炭火焼き地鶏とうちなー料理」を謳ってあるだけあり、地鶏のタタキと炭火焼は確かに旨い。これだけでも食べに来る価値はある。鳥は薩摩の「霧島」というブランドらしい。歯応えが合って、旨みが濃く美味しい。肉というと何でも柔らかいのが珍重される傾向にあるが、鶏肉だけは違うようだ。薩摩地鶏にしても、名古屋コーチンにしても、ブロイラーと比較すると、硬くて噛み応えがある。いかにも「肉」という感じで、自分も「肉の中で何が一番好きか」と問われれば、「地鶏」と答えるだろう。「地鶏と柚子胡椒」の組み合わせが最高だ。沖縄にも「久米島地鶏」という地鶏があるが、これはりうぼうなんかに行くと、普通に売っている。それほど野趣溢れる旨みは感じられないが、それでも地鶏の美味しさは堪能出来るだろう。 さて「ちびくろ」だが、ここのウリは「All 全品370円」ということらしい。「All」と「全品」と同じ意味じゃないかと思うのだが、この表現をしている店は焼肉屋に多い。が、意外に全部値段が統一されているわけではなかったり、和牛は別体系だったりするのだが、ここ「ちびくろ」はかなりチャンと統一されている。フードは刺身を除いて370円均一。最初壁の黒板に書かれていた「刺身3点盛り」と「刺身5点盛り」の値段が、それぞれ370x2、370x3となっていて、意味が分からなかったが、他のメニューを見て納得した。値段がそれぞれにいちいち書かれていないのは、全部が370円だからだ。刺身は例外として740円、1110円ということなのだ。この日は、刺身3点盛り、地鶏タタキ2人前、地鶏炭火焼き、フーチバと豆腐蓉のピザ、豚肉とネギのピリカラサラダを2人で平らげ、泡盛を3合飲んで5000円弱だった。食べた内容と飲んだ量を考えれば安いと思う。しかしこの日は団体が何組か入っていて、煩い事極まりなかった。テーブル席はなく、カウンター席を除けば後は全部が座敷席なんだけど、後から直ぐ近くに20人くらいの団体が入ってきてしまった。ここの座敷は広いし、値段も安いから、確かに団体には都合がいいと思う。そんな中で感心したのは、店の人が何かと「煩いけど大丈夫か?」と気を使ってくれることだった。店を出るときに「いつもこんなに混んでいるのか?」と聞くと、「今日は特別で、いつもはガランとしているから、また懲りずに来て欲しい。」とのことだった。タクシーの中でサービスの棒アイスを舐めながら、ワリといい店だったなと一人ゴチた。

くつろぎ居酒屋ちびくろ                                       那覇市字与儀200-3                                       098-854-5751

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2007年9月18日 (火)

串屋 那覇店

評価 7

入店日時 平成19年9月17日(月)午後8時半頃 過去入店回数 なし

松尾消防署通りにポッツリと佇むこの店は、却って店が全くないこの通りでは目立っている。「こんなところに飲み屋が...」と誰でも思うだろう。最初からこの店が目的でなければ、入ることはないはずだ。台風が先島に近づいているこの日、桜坂で映画を見て、嵐の中飲み屋を求めて彷徨っているうちにここにたどり着いた。「串屋」。ひねりのない店名だが、ひねり過ぎているよりはマシだろう。那覇店とあるから後から調べてみると、宮古や石垣では結構幅広く展開しているらしい。ちょうど雨脚が強まったのと同時に店に逃げ込んだ。雨の連休最終日のワリには客は入っていた。店は適度な照明の暗さと広さで居酒屋としてはワリといい感じである。串屋の名が指す通り、串焼きと串揚げがメインらしいが、その他のメニューも充実している。串揚げを出す店は沖縄では珍しい。生ビールで喉を潤し、カツオのたたき、宮崎地鶏の炭焼き、串揚げ野菜盛りを注文する。カツオのたたきは若干炙りが足りない気がしたが、宮崎地鶏の炭焼きは美味しかった。串揚げも すかさず宮崎の焼酎、心水に切り替える。酒は日本酒・焼酎と、いい品揃えをしていると思う。居酒屋としてはチェーン店らしく、スタッフは比較的多めにおり、呼べば直ぐに来てくれる。雰囲気は沖縄でのモデルケースなのか、りょう次系によく似ている。この後、蒸し鶏とほうれん草の胡麻サラダと、宮古豚の炭焼きを追加したが、量も適当で値段とのバランスが取れていると思った。焼酎を1合しか飲んでいなかったが、空きっ腹だったのか変に少し酔ってしまったのと、カウンター席の座り心地が悪いので、長いは出来なかった。カウンター席の背もたれはない方が、座り心地はいいと思う。テーブルが空いていたのに、敢えてカウンターに通されたのは何か意味があるのかな。空いているなら、客の選択に任せて欲しい。だってそうでしょ。カウンターが埋まっていて、テーブル席が空いていれば、そこに1人客が来ても、テーブル席に通すわけだから。店の思惑通りに客が入ってくるわけでもないし。何にしても、「後の客より今の客」である。

串屋 那覇店                                               那覇市松尾1-21-25                                                                                  098-860-3600

沖縄・美ら島百景 八重山7島を訪ねて

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2007年9月 8日 (土)

大門

評価 8

入店日時 平成19年9月5日(水)午後8時半頃 過去入店回数 なし

泉崎のコインパークに車を止め、目的の店に向かう途中、随分混んでいる店が目に付いた。「大門」という店名だ。初めて聞く。店頭には産まれたばかりだろうか、赤ちゃん猫が2匹と親猫が1匹戯れている。柄にも無いが、あまりにも可愛いので見入っていると、メニューが脇に貼られているのに気付く。覗くと豊富なメニューに意外な感じを覚えながら、足は店に吸い込まれていった。混んでいたが、ちょうどカウンターが2席だけ空いていた。少し狭いが、腰を下ろし息をつくと、店主が「見えないけど、子猫は全部で4匹なんですよ。まさに招き猫ですね。」と笑った。確かに子猫がいなかったら入らなかったであろう。まさに招き猫である。ビールを頼み、メニューを見る。定番メニューの他に「今日のお勧め」という手書きメニューも用意されている。全部で70~80種類はあるのではないだろうか。カウンター内では先ほどの店主と、女性スタッフが忙しそうに動いている。よく2人でこれだけのメニューを作れるな、と感心する。仕入れも仕込みも大変だろうに。マグロの中落ち、カンパチ、海鼠ともずくの酢の物、てびちの唐揚げを注文する。親しげに話しかけてくる若い店主によると、オープンしてから7年経つらしい。店主は北海道からの移住組で、前はイタリアンのシェフだったとのことだ。その名残か、パスタやピザもメニューに加わる。目の前で大きな小麦粉の塊を練っているので、何かと聞くと、ピザの生地だという。ここは何でも殆ど自家製らしい。なるほど刺身も醤油ではなく、ひと手間掛けた"タレ"だった。「ユッケ待って下さいね、今タレ切らせて作ってますから。」と如才なくいうのだが、ユッケを注文した憶えはない。結局食べてしまったが、忙しいのでこういうミスはご愛嬌だ。それに豆板醤を効かせたユッケは美味しかった。マグロの中落ちも、自分で削っているのだろうなあ。刺身も美味しいが、てびちの唐揚げも絶品だった。仕込みに手間が掛かるという海鼠もコリコリした食感で、酒の肴にピッタリだ。ビールの後は、焼酎に切り替える。メニューには黒霧島しか書いてなかったが、聞くと他にもあるという。勧められるがままに「三岳」を飲む。三岳はよく耳にするが、飲んだのは初めてだった。屋久島の小さな酒蔵で作られるこの芋焼酎は、生産量が少ないので、今は入手が難しいという。値段を聞かなかったので、少し不安だったが、香りがよく美味しいのでもう1杯飲む。我々の酒好きを早くも見抜いた店主は、「実は赤霧島もおいてるんですよ。」とキた。今や幻の酒と言われるこの酒は、さすがに値段が怖くて躊躇していると、「味見ですよ。」とお猪口に1杯注いでくれた。うん、美味しい。コクが素晴らしいが、個人的には三岳の香りの方が好きかな。もっとも赤霧島は(幻の)紫芋が原料なので、単純に比較は出来ないのだけど。ツマミに牡蠣フライを追加し、さらに三岳を飲んでいたかったけど、金額が分からず怖いので、無難な喜界島に切り替える。さらに何か食べたかったけど、椅子が硬くて尻が痛くなってきたので、代行を呼ぶことにする。代行が時間が掛かると言うことなので、喜界島をもう1杯飲み、時間をつぶす。メニューを改めてみると、600円以上のものが殆どない。それでいて量は多いし、オリジナリティもある。「混んでて繁盛しているように見えるけど、ホントに儲からないんですよ」と嘆く店主の言葉はあながち嘘ではないだろう。店の増築工事も自分でやってるらしい。会計は1万円丁度だった。居酒屋としては高いが、泡盛を飲んでいれば、半分で済んだであろう。代行が来たので店を出たら、子猫たちにサーッと逃げられてしまった。前の客は抱っこしてたのに...。猫にとっては招かれざる客ということか...。

酔処 大門                                              那覇市泉崎1-14-10                                        098-861-3550

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2007年8月30日 (木)

ホルモン焼道場 瑩

評価 5

入店日時 平成19年8月25日(土)午後8時半頃 過去入店回数 1回

初めてこの店に行ったときは、それなりに美味しいと思った。沖縄ではホルモン焼きはあまりポピュラーではなくて、豚の「中身」は普通に食べられるが、それも腸系だけで、ハチノスやセンマイが食べられる店は少ない。ところで、ホルモンやモツの定義というのは意外に曖昧で、資料によってはモツ=ホルモン=臓物全般だったりする。この店のお勧めメニューに「ホルモン」というのがあるが、ホルモンは狭義には「大腸」だそうだ。モツ鍋に使用されるのは小腸が多いらしいが、「モツ」自体は臓物全般を表す言葉らしい。いずれにしても良く分からないが、「臓物」というと非常にグロテスクで食欲はわかないが、「ホルモン焼き」とか「モツ煮込」なんて表現だと美味しそうだから不思議なものである。イタリアの代表料理に「トリッパ」というものがあるが、歯切れのいいその響きに騙されて注文すると、ハチノスたっぷりの煮込み料理が運ばれてきて、知らないとびっくりするのだ。さて、能書きはいいとして、この日は朝から何も食べていなかったので、空腹の絶頂で店に入った。メニューを見るだけで、生唾が湧き出てくる。牛刺し、センマイ刺し、キムチ盛り合わせ、上ミノ、ハチノス、トントロ、ホルモン、ハラミ、カルビを注文する。ハチノスはよく下ごしらえがされているのか美味しいが、それ以外は冷凍であることがありありと分かるほどで、美味しくない。開店直後に行ったときは、どのホルモンも新鮮で美味しかったが、オーナーが変わったのかダメな店になっていた。牛刺しなんてカチカチで出てきたし、センマイ刺しもおそらくは水で解凍した感じで肝心の歯ごたえがなくなっていた。そもそも早く食べたいから刺身を頼んだのに、一番後に出てくること自体、焼肉屋として失格である。カルビやハラミもひどいものだった。唯一美味しいのがハチノスなので、2回も追加でおかわりしてしまった。やっぱり焼肉屋は流行ってないと、肉の回転が悪くなるから暇な店ほど肉が美味しくない。美味しくないから流行らない。悪循環である。途中、ビールからワインに切り替えたが、キンキンに冷やされた上に、氷が張られたワインクーラーにどっぷり漬かった赤のカリテラが、キンキンに冷えたフルートグラスとともに運ばれてきた時はさすがに焦った。ホルモン焼きにはキンキンに冷えた赤! という独自のポリシーがあってのことなら仕方がないが、どうにも勘違いをしているとしか思えない。折角の炭火焼も火力が弱いのでカラっと焼きあがらないし、香ばしさが肉に移らないのでどうにも生臭さが残って食べづらい。新鮮なホルモンならさっと火をくぐらせるだけでもいいのだが、ココんちのはどうにもそういうわけにもいかないのが困ってしまう。ホルモン焼道場らしいが、まだ修業中なのであろうか。あるいは客が文句も言わずに黙々と食べる鍛錬をする道場なのだろうか。今回は道場破りをするまでには至らなかったが、次回はしっかり勝負を挑みたい。

ホルモン焼道場 瑩(ひかり)                                    那覇市久茂地3-4-9                                        098-861-0025

琉球 酒豪伝説 10包【牛肉】【和牛】送料無料!大人気!阿波牛鮮度バツグン・ホルモン500g!【もつ鍋】Gセットお相撲さんも大絶賛!お試しセット(2〜3人前)ホソ(あぶらホルモン:300g)&ギアラ(コブチャン:200g)のセットです。産地直送のぷるぷるホルモンで美味しさ倍増! 【1225thanks1

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2007年8月20日 (月)

舞天 久茂地店

評価 5

入店日時 平成19年8月17日(金)午後11時頃 過去入店回数 なし

「ぶーてん」と読む。パレットで映画を見た後だったので、遅い時間になってしまった。久茂地でも普通の居酒屋の営業はそれほど遅くまでやっていない。この店は1時までだが、それでも貴重だ。新都心の店は何度も行っており、結構お気に入りなのだが、この店は初めてだった。店内はカウンターとテーブル1席を残して埋まっている。そこそこお洒落だし、人気店の部類に入ると思う。新都心は広いし、しっかりしたスタッフが多くて割と好きだ。メニューも多い。この店は新都心よりは狭いが雰囲気は似ている。空いたばかりのテーブル席に腰を落ち着け、まずはビールだ。お腹が空いている。刺身3点盛り、とろとろテビチ(またかよ!)、トントロガーリック焼きを注文する。ビールを一気に飲み干してしまったが、金曜日だし鬼火(芋焼酎)に切り替える。フードの量はどれも少ない。それがこの店の欠点だ。「回」グループは他の居酒屋チェーンに比べ、食べ物が美味しく凝っているが、値段が少し高めだ。従業員の教育はワリとされていると思う。鬼火があっという間になくなったので、今度は黒糖焼酎の「昇龍」を2合注文する。違う焼酎を頼んだのに、グラスを変えてくれなかった。1合1000円もするのに。刺身3点盛り980円という値段も高いと思う。マグロ中心だったがどれも普通だ。半熟卵のシーザーサラダと水蛸唐揚げを追加注文したが、シーザーサラダも卵が半熟ではなく、ゆで卵になっていた。野菜も少ないし。これじゃパサパサで美味しくない。蛸の唐揚げも悲しいくらい小さく少ない。肴が先になくなり、昇龍が残ってしまった。時間が遅かったからだと思うが、酔客が多く、ろくに落ち着いて話も出来ない。どうにも新都心の店を期待していたのだが、チェーン店と言えどもサービスや料理が均一とは行かないようだ。ヘンなところに気が回り(トイレの出入り口を空けてくれたりとか)、客が求めているものが分からない店だと思う。(従業員同士がお喋りしていて客が呼んでいるのに気がつかないとか) そう言えば、台北にも支店を出したらしい。例に漏れず、そちらにはご熱心のようだ。 珍しく酒がまだ残っていたが、何だかぐったりして、次に行くこともなく早々に帰った。

舞天 久茂地店                                                 那覇市久茂地 3-11-22                                      098-863-6771

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2007年8月13日 (月)

一鮮満 三原店

評価 7

入店日時 平成19年8月14日(火)午後9時頃 過去入店回数 なし

新都心にはファミレスのような店があるが、こちらが本店のようだ。寄宮フィッシングセンターとういう釣り船も出している釣具店が経営しているので、釣った魚の持ち込みもOKらしい。(有料) メニューはさすがに魚類が多い。いつもながら生ビールを注文し、生カレイのお造り、テビチ煮付け(最近ハマっている)、地鶏のタタキを豊富なメニューから選ぶ。刺身が美味しいのは当然だが、テビチと地鶏が予想以上に美味しかった。軽く夕食のつもりだったので、生ビールを1杯で切り上げ、飲みきりサイズというオリジナルのシマを頼む。少し中身が足りない気がしたのと、他の客が飲み残したものを足している恐れのある徳利のようなものが気になったが、考えすぎと思うことにする。店内は特に綺麗というわけでもなく、広くも狭くもない。テーブル席らしき席が入り口の近くに1席ある以外はカウンター席と座敷席だけというのは珍しい。フロアは愛想が良く気が利く若いコが一人と、愛想がなく気が利かない若くないコが1名。客は他に2組だけだから店内はのんびりしている。物足りなかったので、何かもう少し食べたい。「白身魚の月桃蒸し・野菜餡かけ」が美味しそうだったので、注文する。出てきた白身魚は大き目の「グルクン」だった。月桃の香りがほのかに漂い美味しそうだ。こういう凝った魚料理を出す店は少ない。淡白なグルクンの身と、酸味が程よく利いた餡が絡み合ってすごく美味しい。酒が進んでしまう。グルクンを蒸して食べるのは初めてだ。最後に寿司のプチ盛り合わせで締めて5千円弱だった。魚を食べたいときに来る店が一つ増えた。

魚彩工房 一鮮満 三原店                                    那覇市三原2-2-1                                         098-832-6777

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2007年8月 8日 (水)

Chocolet's

評価 6

入店日時 平成19年8月6日(月)午後8時頃  過去入店回数 6~7回

地元の店である。近所で軽く、というとこの店か「凛」ということになる。完全「和」な「凛」に対してこの店は「ソウルフル」な店である。しかし長田という中途半端な場所にあるから、ダーツもあればTVも付いてたりして、やっぱりローカルな雰囲気になってしまう。客は殆ど常連客で構成されているようだけど、我々は常連ではない。数回も行ってるんだけど...。店側からも違和感があるようで、あまり必要以上には寄ってこない。これはいい。店の人と仲良くなると、居心地が良くなることが多いけど、反面煩わしい時もあるのだ。だから結構通いながらも店の人と一定の距離を保てるのはいい。この店を気に入ってるのは、結構食べ物も美味しいのだ。揚物が若干多い気はするが、ありきたりのメニューではなく、「これって美味しそう」的なものだ。この日は、テビチのガーリック塩焼き、牛肉のタタキ・サラダ添え、餃子、イカの一夜干し、漬物盛り合わせだ。まあこう書くと普通の居酒屋と変わりない気もするが、メニューは黒板に書かれていて毎日変わるのだ。生ビールを2杯飲んだ後、シマーに切り替えたが、あまり手持ちがなかったので2合だけ菊の露を頼んだ。店は広くないが、照明が暗い店だから結構落ち着いてしまう。客は我々の他に1人客がカウンターにいるだけだったが、後から随分うるさい、というかかなり迷惑な客が入ってきた。よく見ると先日の「ぐるくん」で他の客の迷惑を顧みず、カラオケを離さなかったとんでもない輩だ。1人客に「ぐるくんに行こうぜー」と絡んでいる。悲しすぎる。意識を向けないようにするが、必要以上に大きな声で喚いているので、どうにも気になってしまう。店の人も迷惑そうだ。こういう場合はどういう風に対処したらいいのだろうか。面と向かって注意すると、双方とも酒が入っているので大乱闘ということにもなろう。音もなく後ろから近寄って泡盛のビンで後頭部を殴ろうか。いや、死んでしまうかもしれない。諦めて仲良くなって一緒に騒ぐか。いや、それじゃヤケクソだ。やっぱり静かに店を去るのがオトナなんだろう。そんなことを考えていると、向こうが疲れたのか、こっちが慣れたのか、それほど気にならなくなってきた。他にも客が入ってきたこともあろう。この日は飲むペースが遅く、2合飲むのに2時間くらいかかった。気がついたら0時近い。でも月曜日に飲んで帰ると、その1週間は不思議と短い、気がする。

Chocolet's                                               那覇市長田2丁目4-15                                      098-836-6966

フリー・ソウル クラシック・オブ・マーヴィン・ゲイ

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2007年8月 6日 (月)

石巌當

評価 7

入店日時 平成19年8月3日(金)午後9時頃 過去入店回数 1回

自宅から壷屋にあるこの居酒屋の名前を告げると、「壷屋じゃなく、神里原ね。」と修正された。那覇には「神里原」と呼ばれる一帯があることは知っていたが、具合的にどの辺かは知らなかった。後で調べると、この「石巌當」という居酒屋が「神里原通り」の入り口、ということらしい。最近は活気を若干取り戻しているというものの、栄町、桜坂、前島のように、かつてはかなりの繁華街でありながら、時代と共に衰退してしまった「社交街」は那覇に多い。今は松山がそれらの街の後を引き継いでいるのであろうが、その松山もいつかは他の街にその座を奪われるのであろうか。那覇の繁華街は砂漠の湖のように、常に彷徨っている。神里原通りを歩くと、場末の酒場がイヤでも目に付く。怪しげな店も多い。この店は開南通り沿いにあるのと、ガラス張りなので外から店内がよく覗ける。雰囲気はいたって健全で安心である。「魚」がウリの店らしく、取れたての「イユ」が店内で1匹売りされている。今日は刺身が沢山食べたかったので、この店か「苫屋」かの選択に迷ったが、魚以外のメニューも豊富なこの店に決めた。迷わず「刺身の盛り合わせ」2500円を注文する。他は取りあえず刺身の量を見てからだ。生ビールを飲みながらカウンター席から店内を見渡していると、客の年齢層の高いのに気づく。それでも店内はほぼ満員だ。以前来たときは料理に結構待たされた記憶があるが、この日もなかなか待っても出てこない。目の前の厨房を見ても、焼き物や炒め物は忙しそうに次から次へと作っているのに、一向に刺身を切っている気配がない。さすがに堪りかねてフロアの女性に催促すると、オーダーが厨房に通っていなかったという。少し呆れたが、それでも厨房の刺身担当の男性スタッフが大急ぎで刺身を切り出したので、良しとする。この店、もう少しフロアの女性達がテキパキ動けばいい店になると思うのだが、愛想もない上にあまりヤル気もないようだ。一方、厨房は先の刺身担当、焼き物担当、炒め物担当の3名でフル回転だ。これを見ているだけで結構楽しい。さて刺身がやっときた。イラブチャー、ミーバイ、サーモン、マグロ、水ダコ、カンパチ、車えびが盛られている。ここの車えびは活けなので、まだ少し動いている。意外だが車海老の養殖では沖縄は日本一だ。特に夏の生産量が多いらしい。プリプリの食感は伊勢海老よりも美味しい。頭は唐揚げになっている。日本酒に切り替え飲んでいると、先ほどの刺身担当の板前が「これ、日本酒に合いますから...刺身遅くなったお詫びです。」と小鉢を差し出してきた。何かと聞くと、スルメイカの刺身にワタを丸ごと合えたものだという。うーん、美味しい。日本酒にこれほど合うツマミもないなあ。ミスはミスとして認めて、その後のこういうフォローは嬉しい。これで水に流そうという気になる。しかし、なかなか出来る店は少ないのだ。スタッフのオンナのコがうろたえるだけで、上の人間にも報告しないでろくに謝りもしない店なんか結構多い。今回のはこの板前の判断だろうが、飲食店における従業員教育がなってない店は多い。特にダメなのが、「こちらの商品お待たせしました」とか言いながら持ってくる店だ。「商品」って言い方は売る側(食べさせる側)の一方的な表現であり、これをそのまま客に使うのは100%ダメな店だ。中途半端な大型店やチェーン店に多い。このスルメのワタ和えは、メニューにもなく、しっかり美味しく気分がほぐれるのに十分だった。刺身が2人では多めだったので、他に「ウンチェーバー炒め」だけを追加で注文する。ウンチェーバー=空心菜は大好きだ。中華料理屋でもなかなか食べる機会は少ないが、このような居酒屋にあるのは珍しい。ニンニクベースで一気に炒め、仕上げにお酢を使っていた。この店は確かに魚料理や刺身以外にも、炒めものが充実していて、作っているの見ていると、あれもこれもと試してみたくなる。しかし日本酒を結構飲んでしまい、お腹もいっぱいなので、金曜日の夜、少し早いが真っ直ぐ帰ることにする。外は相変わらずの暑さだが、気分はよかった。

石巌當                                                 那覇市壷屋1-3-12                                         098-861-2786

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2007年7月25日 (水)

かんざとや~

評価 7

入店日時 平成19年7月24日(火)午後9時半頃 過去入店回数 なし

久しぶりの新規店更新である。実際に飲み歩いていなかっただけで、更新をサボっていたわけではない。三原から大道に抜ける通り沿いに、ちょっと雰囲気のよさそうな気になる居酒屋があったので、夕飯目的で行ってみた。いつものように通る道沿いにあるのだが、前を通るたび車内から見る店内はいつも客がそれなりに入っている。言っちゃ悪いが、この界隈にある居酒屋の中には"No Guest"という店も少なくないだろうに、「多分いい店なんだろうなあ」と直感が働く。店内は狭くて少しゴチャゴチャした感じがあるが、落ち着いた感じもする。窓際に席を取れればベストだろう。カウンターにTVがあるのが店のしっとり感を壊している気がするが、一人客には気紛れに必要かも知れない。4人掛けのテーブル席が2つ、カウンターに5人座れば満員だが、この日もテーブル席に2組、カウンターに2人が陣取っていた。カウンターの端、TVの前に座ってまずは生ビールを注文する。カウンターといってもカウンターの前で板前が魚を捌いていたりするわけではない。壁に掛かっているポスターとかリトグラフなんかをボーっと眺めたりする。店は手作り感が漂う。TVではロンドンブーツが毒の効いた声でガナっている。が、彼らは嫌いではない。日本代表の試合なんかやっていると、狭い店だから一体感を感じながら熱が入るかも知れない。おおっと、何か食べるものを注文しよう。牛肉のカルパッチョ、グルクンのお造り、ちくわチーズ揚げを注文する。お腹が減っていたので、それらを一気に食べ、納豆入りお好み焼き、漬物盛り合わせを追加する。グルクンの頭と骨は後から唐揚げにしてくれた。メニューは取り立てて変わったものはなく、料理自体もさほど美味しいわけではない。自家製感に乏しく、結構出来合いなんか多く使ってそうだ。でもグルクンの刺身があるのは沖縄でも珍しい。グルクンの唐揚げとかは珍しくもないが、足が速い魚なのでちょっと気の利いた店でないとおいていないことが多い。ビールを1杯で切り上げ、島酒にする。仙華がボトルで980円だ。安い。ツマミが安いと、酒を高めに設定して調整する店が多いんだけど、ここはフードもドリンクも両方安い。フードの中心価格が290円だ。こういう店だと頑固オヤジが「安い酒飲ませってやってんだからな!」的な雰囲気を醸し出していたりするんだけど、ここはオヤジは厨房から出てこない。変わりに奥さんだろうか、感じのいい女性が接客している。特に愛想がいい、というわけではないんだけど、付かず離れずの感じがいい。カウンターに置かれている知恵の輪なんかをやっていると、ヒントをくれたりする。

そう言えばグルクンで思い出したけど、先日家の近くの「ぐるくん」という居酒屋に行った。店名から活きの良さそうな感じがしたのだ。しかし、グルクンはなく、店主が前の日に釣ったというマグロが500円で食べ放題だった。この店を更新しなかったのは、「カラオケ」なのだ。小料理屋なんかにカラオケが置いてあることは多い。この店においてあることも違和感はなかったけど、驚いたことに客がそれぞれの席で談笑している中、それをぶち壊すかのように突然歌いだす輩がいるのだ。これには閉口した。カウンターにそれぞれ1人で来ていた客が、2人でまさに「カラオケ合戦」しているのだ。それも昔のブラザートムとか、アリスとかとんでもない古い歌を。このカラオケが場末感を出してしまっていた。帰りがけに、カウンターで仰け反りながら歌っているそいつのコメカミに肘を入れて帰ってきたのだが、その店に行った後悔は消えなかった。

0時になろうとしていたので会計すると、3800円だった。安い。静かに安く飲みたいなら、この店はお勧めである。最後に頼んだ焼きうどんが出てこなかったけど、それで良かったのかもしれない。随分食べてしまったので、明日は自転車で会社に行こう。

かんざとや~ 

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2007年7月 2日 (月)

あだん

評価 9

入店日時 平成19年6月29日(土)午後8時半頃 過去入店回数 1回

栄町という場所で飲んだことはなかったが、数日前、会社の送別会でこの店に初めて来てすぐにファンになってしまった。見た目はいたって普通の焼き鳥屋なのだが、その美味しさに那覇で1番だと太鼓判を押したい気分になった。その旨さを確かめに再度の訪店だ。店は満員だったが、奥の席に陣取っていた団体が程なくして帰ったので、直ぐに入ることが出来た。この店の面白いところはメニューはなくて、カウンターに狭しと並べられた焼き物を実際に見て選んで焼いてもらうのだ。その種類は豊富だ。前回食べたてびちの塩焼きが絶品だったので、この日も焼いてもらった。ホルモン系も充実しているが、ここは野菜や巻物がとっても素晴らしい。美味しい。それにただ串にさして焼いて出てくるのではなく、必ずひと手間仕事がしてあって、それが他の店とは明らかに一線を画している。とっても美味しい。海に行って来た直後だったので、生ビールを一気に飲み干し、ほっとして店を見渡しながら焼き物が来るのを待っていると、なんと隣の席から「沖縄裏ミシュランガイドっていうブログがあってさあ...」と聞こえてくるではないか。 「ん?ん?」 思わず耳を澄ましてしまった。「沖縄裏ミシュランガイドって言うブログがあってね、とっても文章が上手くて面白いのよ。グルメガイドだけでなく、作者の考えだとか普段の行動とかが加えられていて、面白いんだよなー。でも浜屋そばが8点っていうのはちょっと納得いかないなあ。そういうのって年齢とかが影響するから作者の年齢とかが知りたんだけど、全然わからないのー。」 ...。 ここ、ここ! 俺だよ俺! と名乗り出たかったけど、知らぬ顔をして飲んでいる。いやあ、嬉しいもんですね。知らない人から目の前でこういうコメントを頂くと。もし「何よ沖縄裏ミシュランガイドって。最低!」とかだったら、むしろ名乗り出たかもしれない。「おう、オレよ! 何か文句あるんかい!」ってな感じで。でも褒められると何か照れくさいですね、やっぱり。その女性がこのプログを見たときのことが目に浮かんでおかしい。「ああ! あの人?! となりのテーブル席で飲んでたあの人?」 そうなのです。あの人だったのです。そういえば会社の後輩もこのブログの主を知らずに読んでいてくれたらしい。皆さん、いつも読んでくれていてありがとうございます。

それはそうと、ここの串焼きはホントに何を食べても美味しい。山芋の肉巻きとか、茗荷の肉巻きとか、オクラとかアスパラとかつくねなんか絶品だった。てびちもぜひ試して欲しい。島酒も種類豊富で「時雨」なんてのも合売りしてくれる。ずいぶん串焼きを食べ、糠漬けを食べ、時雨を飲んだが、4時間くらい粘って会計はいたって良心的なものだった。この店、住所はしばらく秘密にしておきたい。

この後、ゆうべの深酒に続いて2件はしごしてしまった。 夏、ですから、ね。

あだん

美ら歌よ~沖縄ベスト・ソング・コレクション~

 

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2007年6月14日 (木)

かしわ屋

評価 6

入店日時 平成19年6月12日(火)午後10時頃 過去入店回数 1回

久々の更新のワリには地元の店の登場である。この界隈では比較的客が入っている居酒屋だと思う。場所も佇まいも微妙な店なんだけど、まあ客は入っている。気になって入ってみたのだが、肴がどれも美味しかった。この辺の居酒屋だと刺身でもマグロくらいしかなかったりするのだが、ここはシャコ貝とか生の鯖があったりで、まあちゃんと河岸から仕入れてるのが分かる。メインは串焼きなんだろうけど、チャンプルー系も充実してて、メニューを選ぶ楽しさもある。しかしあくまでもこの界隈に住んでいる人の店であり、わざわざタクシーで足を運ぶほどの店ではない。この日は2回目だったが、初めて入ったときのような感動はなかった。魚は美味しいけど平凡な店だと思った。初めて入ったときは、スタッフ、それも2~3人いるスタッフのうちの1人だけなんだけど、その動きと気遣いに少し驚いた。ちょっと見ゲイっぽい青年なんだけど、やっぱりこの種の人の洞察力というかサービス精神はスゴい。こっちが何か頼もうと声をかける前に、何気なく近寄ってくるのだ。席を立っただけでトイレに案内してくれるし、このゲイちゃんのおかげで1回目だけで評価したらかなりの高得点となるはずだった。

ゲイ、と言えば衝撃的な思い出がある。まだ東京にいた時の話だが、新宿2丁目の「アクタス」という家具店で買い物をしていた時のことだ。トイレに行きたくなり、その建物の地下にある男性用トイレに駆け込んだ。トイレの入り口で暗く赤い眼をした男性と不自然に目が合い少し神経に触ったが、構わず入って用を足していると、その男性がいつの間にか自分の横にしゃがんでいて、じっと「ハアハア」喘ぎながらこちらを観察しているのだ。あまりの突然さに驚いて声を上げることも出来ず硬直していると、その男はいきなり立ち上がりパンツを降ろそうとしている。さすがにこの時点で身に差し迫る危険を察知し、用の半ばながらトイレを脱出したが、気がつくと走りながら悲鳴を上げていた。その男性は追ってくることはなかったけど、自分のズボンの前がビショビショになっているのに気がつき、途方にくれたものだ。後で知ったのだが、そのトイレはその筋の人たちの出会いの場となっているそうで、自分の無知と迂闊さを呪ったものだ。

もっともこの店の青年は、全く無害かついいサービスをする上のゲイちゃんとは比較も出来ない感じのいいオトコなんだけど、この日はいなかった。すると、厨房の男性2名、フロアに女性2名になるのだが、不快になることはもちろんないけれど、極めて普通の店になる。まあそれ以上のものを期待する方も間違っているのだが...。寄宮、国場、長田、識名あたりに住んでいる人は、行って大満足ということもないだろうが、後悔もしないだろう。ただし、かの青年がいる時は、お勧めではある。

かしわ屋                                                                                                       那覇市長田1丁目2-20                                                                                 098-836-1020

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2007年4月17日 (火)

○商店

評価 7

入店日時 平成19年4月16日(月)午後8時半頃 過去入店回数 3回

まんまる商店と読ませるらしい。意識的にレトロな雰囲気を作っているのであろう。焼き鳥屋として風情があり、いつも客で賑わっているようだ。国際通りに近いからか観光客も多い気がする。月曜だったが久茂地まで別の用事で来たので、飲んで帰ることにする。店は月曜だからか珍しく空いていた。カウンターに座り生ビールで喉を潤す。今日の那覇は初夏の兆しが強く感じられた。「うりずん」という季節だろうか。焼き鳥をタレ・塩織り交ぜ適当に注文する。突き出しに出されるスティックサラダの味噌が美味しい。あとつくねは串ではないが、ボリューム・味ともに申し分ない。お勧めである。通常串焼きは塩で注文するのだが、ここのタレは甘さが少し抑えられている分、あっさり食べられるのでとても美味しい。シイタケとか野菜系もジューシーで美味しい。スタッフの感じもよく活気があるが、串焼きやそれ以外のメニューの種類に若干の物足りなさを感じる。狭い店だから仕方がないのだろうが。まあ特にこれといった特徴がないのも事実だが、非もない店だ。安心して少人数で焼き鳥を食べたいならお勧めできる店である。ただし飲みすぎて店の出口で頭をぶつけないよう注意が必要である。

まんまる商店                                             那覇市久茂地3-14-1                                      098-863-5453

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2007年4月 4日 (水)

串清

評価 7

入店日時 平成19年3月30日(金)午後11時半頃 過去入店回数 なし

映画「ホリディ」を見た帰り、少し気分が軽かったので車を置いて飲みに行くことにした。「ホリディ」は多分女性が見たら「元気が沸く」なんて声を多く聞く、「女性共感型」の映画なんだろうけど、正直言ってこの類は苦手だ。当たり前だけど、男だから共感全く出来ない。キャメロン・ディアスのオーバーリアクションやジャック・ブラックのアメリカンジョークも目のやり場に困る。しかし、ジュード・ロウの着こなしは好きだ。映画だから当然スタイリストが厳選したものを着させられるのだろうけど、英国人らしい上品な色気と爽やかさには同性ながらいつも感嘆してしまう。バーでキャメロンを発見した時にうつむく嬉し恥しの仕草なんて最高だった。で、少し高揚した気分と余韻にしたりたかったので、久茂地に行くんだけど、0時近かったし、この時間から飲みに行こうとすると、那覇でも店は相当に限られる。バーって気分じゃないし、チェーン系も勘弁、居酒屋とか焼き鳥の気分なんだけど、0時ごろ入って閉店時間を気にしないで飲めるところってホントに少ない。ところがこの店は午前5時までやっているという。いいじゃないの。それだけで1ポイントアップだ。やっぱり他の店より客を取りたいなら人が寝る時間に寝てたらダメだね。なんて勝手なことをホザきながら生ビールを飲む。映画の前に少し食べたので、それほどお腹は空いていない。カウンター席の端に座って店内を見渡す。店は大きくない。客は他に同じカウンターに1組、テーブル席に2組だ。串盛7点セットと鳥皮ポン酢、トマトサラダ、牛レバ刺を注文する。店のスタッフの感じがいい。慣れ慣れしいわけでなく、よそよそしいわけでもない。小さい店なのに、いい距離感を保っている。男性スタッフだけなのに、結構細かいことにも気が利く。串盛は、うずらベーコン、レバー、ハツ、ネギマ、シロ、牛ロース。軟骨、砂肝の組み合わせだった。ししとうとかシイタケで本数を稼いでいないのがいい。がっつり肉を食べさせようという気合を感じる組み合わせだ。おいしい。焼き加減がいい。鳥皮ポン酢も最高だなあ。料理とサービスのバランスの良さを感じる店だ。ビールを日本酒に切り替える。越の寒梅、久保田、真澄など、メジャーしかないのがチト寂しいが、ないよりマシだ。こうやってプリン体たっぷりのレバ刺しで日本酒飲んでる場合じゃないのになあ。

まだコヤジにもならない若かりし頃、会社の帰りによく上司に品川駅前の「鳥一」という焼き鳥屋に連れてってもらった。まだ酒の飲み方も美味さもよく分からない歳だったが、そこの枡酒とアスパラ巻やしそ巻きが当時の自分には奇跡的な美味さで、上司のつまらない話を聞くフリをしながら、それらを食べるタイミングを計っていたものだ。食べたいものがいつでも食べられる歳ではなかったし、上司の酒がなくならないか気を使っていた頃だから、その間隙を縫って食べる焼き鳥は染み渡るように美味しかった。それだけのことで「サラリーマンになって良かったなあ」なんてシミジミ思ったものだ。その「鳥一」は品川駅前の再開発のためになくなってしまったし、上司の愚痴を聞くこともなくなったけど、あの頃から飲んだくれの日々が始まったのかもしれない。考えてみれば、"会社帰りにちょっと一杯"なんて、例えその話題が会社の上司の悪口や体制の批判だとしても、随分贅沢なことだ。かくいう自分は同僚と酒席で口論になり、「オレが明日の朝イチで本部長に直訴したる!」と啖呵を切り、その足で会社に戻って本部長の机の上に大の字で寝ていたのを、朝、本部長本人に起こされ、いま沖縄にいる。 

串清                                                  那覇市久茂地2-24-21                                      098-861-1243

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2007年3月14日 (水)

食いしん坊太郎

評価 8

入店日時 平成19年3月9日(金)午後9時頃 過去入店回数 なし

58号沿いに煌々と光る看板。「食いしん坊太郎」。ああ、何てストレートなんだろう。もう少し何というか捻った名前は思いつかなかったのだろうか。名古屋料理の店なんだから「鯱・金太郎」とか「手羽先の店・太閤」とか...。ってこっちの方がイカしてないか。最近新都心に2号店を構えたらしく、名古屋同様勢いがある店のようだ。予約をして店に向かう。こんな幹線道路沿いに店があって客は入るのだろうかと思ったが、隣に琉球リースビルがあるからからサラリーマンでほぼ満員だった。沖縄には「サラリーマンでいっぱい」という店は多くない。いや、実際はサラーリーマンで埋まっていても、スーツのビジネスマンが少ないので目立たないのだろう。この界隈は「ビジネス街」なので、大手企業の支店や営業所が集中している。何だか新橋あたりの店に入った気分だ。席の間隔が異常に狭いカウンターに座ると、向いの壁に圧倒的な品揃えの焼酎が目に入る。メニューを見ると東京の「鳥良」を思い出させる、これまた豊富なバリエーションだ。隣のサラリーマンを見ると、スパゲッティをつまみに泡盛を飲んでいる。うーん、パスタとかが居酒屋のメニューにあってもいったい注文する人がいるのだろうか、と思っていたが、やはり需要はあるんだなあ。ともかく生を頼んで注文を決める。名物・手羽先の唐揚、味噌カツ、どて焼き、オクラのサラダ、煮カツ、アスパラの天ぷら...頼みすぎた。焼酎は、魔王以外は名前も聞いたことのないものばかり頼んだ。青ヶ島で製造している焼酎が思いのほか、美味しかった。あまり期待はしていなかったのだが、料理はどれも美味しかった。特にどて焼きがツマミとしては最高だったなあ。他にも寿司や串焼きがあり、本当に試してみたいものばかりだった。トイレが男女それぞれ1づつは店のキャパにしては少ないし、少しカウンター席の間隔を広めにとって欲しいと思ったが、それ以外は良かったなあ。スタッフもそつなく好感が持てた。また行ってみたいと思う。それにしても名古屋料理って、繊細とはかけ離れてるんだけど、素直に脳が美味しいって感じるんだよなあ。不思議な魅力を持ってます。そう言えば「世界の秀ちゃん」っていうもろパクリの店が久茂地にあるけど、料理はともかくトイレがツラいです。 

鮨・炉ばた料理 食いしん坊太郎                                 那覇市久茂地1-6-1                                       098-863-5443

ごまたっぷりの手羽先 約45g×20個

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2007年2月 5日 (月)

最強食堂

評価 5

入店日時 平成18年2月1日(木)午後1時頃 過去入店回数 なし

奥武山公園の前に忽然と姿を現した「最強食堂」。何と言う強烈かつストレートな店名だろう。確か豊見城か糸満にあったはずだが、最近県内に多店舗展開しているらしい。店内はセルフサービス形式で、食券をまず買う。「最強ランチ」にしてみた。480円。殆どのメニューが450円か480円で構成されている。安い。購入した食券を厨房のカウンターで仕切っているオヤジに渡す。「はーい、最強ランチ2個追加!」の指示が店内にこだまする。水を飲んで待っていると、次々に客が入ってくる。その度に店内に「はーい、最強ランチ2個! つごう5個!」、「はーい、最強ランチ2個! つごう7個!」の声が響き渡る。って、おいおいオーダーが溜まっていくばかりで料理が全然あがってこないじゃん。厨房を注意深く見ていると、ここにひとつの社会の構図が垣間見られるのであった。通常ファミレスなど比較的回転の早いレストランは、「センター」と呼ばれる指示役がいる。オーダーを読み上げ各各担当に作るべき料理とその順番を指示するのだ。他にもご飯をよそったり、盛り付けをチェックしたりするが、基本的には今何を作るべきかを指示するのが重要で、ここがうまくいかないと、全く料理が上がって来なくなるのだ。ここのオヤジは声はデカイのだが、オーダーを読み上げるだけで作っているオバちゃん達に全然指示出来てないから、いつまでたっても料理が出てこないのだ。そのうちオバちゃんの1人が、その「センター」の仕事を見かねてそのポジションを奪い取った。するとそのオバちゃんの的確な指示により、次々に料理が完成し、店内にもホッとした空気が漂い始めた。ポジションを奪い取られたオヤジは所在投げに厨房の掃除を始めた。競争に敗れたオヤジの哀愁を帯びた背中が寂しい。それはそうと食券と引き換えに貰った番号札の番号をようやく呼ばれて料理をカウンターに取りに行く。「最強ランチ」。トンカツとポーク玉子とキャベツの千切りが盛られている。うーん、いかにも太りそうな組み合わせだ。「男の昼食」というべきか。実際料理を見ると480円という値段がそれほど安いものとは感じない。「安いんだからいいだろう?」的な気配がしなくもない。量が多ければいいというものでもあるまい。今の時代、特に沖縄では480円で満足できるものも多い。これで美味しければ文句はないのだが、トンカツの固さと薄さが悲しい。お子様ランチじゃあるまいに、ご飯くらいまこいによそって欲しい。他のメニューも試してみないと良くはわからないが、また行きたいとは思わないな。ただ腹を満たすだけで十分、とか、女子供がいるチャラチャラした食堂にはいかねえ、という人には文句はないだろう。24時間営業というのも沖縄では珍しい。結局何が「最強」か分からないまま店を後にした。外に出ると店内の油の匂いが服に染み付いていた。今後のオヤジの巻き返しは気になる。

最強食堂

沖縄ノニの力 500ml

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2007年1月22日 (月)

あじ兆 

評価 9

入店日時 平成19年1月20日(土)午後8時頃  過去入店回数 1回

国際通りから少し入ったところにある割烹料理屋。といっても敷居の高いものではなく、雰囲気は落ち着いた居酒屋といったところであろうか。店の看板にも「居食屋」とある。ここは厚めに切られた刺身が新鮮で美味しい。すしや刺身を中心に、沖縄料理を看板としたメニューは奇を衒ったものはないけど、基本に忠実にしっかりした料理人が作っているな、と思わせるものが多い。仕入れがしっかりしているのであろう。1品1品が丁寧だし、いい素材を使っているのがよく分かる。こういう店って意外に少ない。大人がゆっくりと美味しいものをツマミながらお酒を飲む店だと思う。値段は高そうだけど、むしろ雰囲気や料理のワリに、とてもリーゾナブルだ。この日で2回目で、2回とも宴会で利用させて頂いたが、本来は2、3人くらいでカウンターでゆっくりシマを飲みながら刺身をつまむ、的な使い方が合うだろう。場所柄観光客が結構来るようだが、地元の常連客も多いようだ。店のスタッフは大人で構成され、チャラチャラした感じがまるでない。観光客ならもう一通り行きつくしたリピーターに勧めたい店だ。そう、ここの店主は粟国島で海ぶどうの栽培をしているらしい。つまりここんちの海ぶどうは「自家製」ということになる。地元の人は海ぶどうってあんまり食べないけど、この店に来たら一度は食べて欲しい。久茂地川沿いに本店があり、こちらは本格的な寿司を食べさせてくれる。国際通りや久茂地近辺で美味しいものが食べたいと思ったら、迷わずお勧めしたい店だ。

居食屋 あじ兆                                                 那覇市久茂地3-13-12                                      098-861-8718

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2007年1月16日 (火)

評価 6

入店日時 平成18年1月15日(月)午後8時頃 過去入店回数 なし

会社で行ったクリスマスパーティの幹事たちで打ち上げを行おうということになった。少ないながら会社から予算が出たので、居酒屋ではなく、普段あまりいけない店、ということでここが選ばれたようだ。社費とはいえ、多少の遠慮もあり4800円のコースに抑えた。食事より、飲むほうが高くなるはずだし。5人が2つの鉄板を囲むように座ると、早速目の前で野菜を焼きだした。1人が玉ねぎとピーマンを食べれない、と言って断っていたが、代わりのものがあるわけではなかった。ここはスタッフが全員女性というのが特徴で、その理由を聞くと女性の方がきめ細やかなサービスが出来るから、ということだった。でもきめ細やかではないと思うな。ビールのお代わりを良く勧めるワリには焼くペースが速くて、こちらの会話の進み方とか、まだ全員が揃っていないのに早くも肉を焼きだしたりとか、店の都合でドンドン進められてしまった。まあ8人で予約した鉄板焼きに遅れてくるほうも悪いんだけど、次の料理に勧めていいか、くらい聞いて欲しい。それがきめ細かいサービスというものだろう。料理は4800円でも十分で、値段のワリには美味しかった。ビールを飲みすぎて、ご飯と吸い物は食べれなかったくらいだ。というか、後で食べるといったら、そのまま出てこなかった。でも4800円のコースは輸入牛と海老のコースだったが満足度は高いと思うなあ。安い外国産でも鉄板で焼くとこんなに美味しくなるのかと感心したほどだ。後から来た3人のせいで、客は我々だけになってしまっていた。レジにいたスタッフの迷惑そうな態度が印象的だった。女性だとこの辺の態度があからさまに出てしまう気がする。全員女性でも職場の雰囲気はどんなであろうか。あまりいいようには思えなかった。この系列店の「とりひろ」の方が好きだな。「碧」はここの他に牧志店と久茂地店があるが、新都心にも新店が出来るようだ。業績も好調なのであろうか。那覇に多い、ものをクルクル回しながら焼く店ではない分、高級感はあるし、店は手入れされていて綺麗だ。そういうのも評価されているのかも知れない。

鉄板焼ステーキレストラン 碧 松尾店                              那覇市松尾1-2-9                                          098-941-1129

【CDS】酒井法子 / 碧いうさぎ

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アントニオ猪木酒場

評価 6

入店日時 平成18年1月12日(金)午後21時頃 過去入店回数 なし

久茂地の一等地に出来たこのド派手でな店は、1ヶ月前から気になっていた。「アントニオ猪木酒場」。なんてストレートな店名だろう。別にプロレスファンでも猪木ファンでもないけど、話のネタにいってみた。金曜日のいい時間だったが、結構すんなり入れた。別に入店の際、ビンタをされるわけでもなく、「カーン」とゴングを鳴らされただけだ。店内は結構込んでいる。丸テーブルの席は、その間隔が狭いので、何だか落ち着かない。店内は店名どおり活気に満ちている。メニューを見ると、「1、2、3 サラダァー!」とか「燃える闘魂」とか「何だ!このヤロー」とか攻撃的なネーミングに満ちている。Jr.ヘビー級サイズの生ビールを飲みながら店内を見回すと、これでもかあ、というくらい猪木氏の写真が貼られている。モニターも各所にあり、昔の人間山脈・アンドレ・ ザ・ジャイアントとの試合とかが映っている。「1、2、3 サラダー」を頼んでしまったがために、それを持ってきた従業員が「皆さーん、元気ですかア!」と叫びだした。「元気があれば何でも出来る。1、2、3、サラダー!」と来たもんだ。たかがサラダで何という強引な演出だろう。今日は3人だったからいいけど、彼女と2人なんかで来てたらいい迷惑である。従業員にこういう演出があるメニューは他にあるのか、と聞いたらこれだけだそうだ。もしあったらそれだけは頼まないつもりだったが、大人数だったら結構盛り上がるのかも知れない。少人数とかじっくり話したい客は、この店に来ないほうがいいなあ。元気が出るどころか、何だかぐったり疲れてしまった。この店が1号店ということで、これから全国展開していくのだろうが、「ジャイアント馬場BAR」とか「OK居酒屋ガッツ石松」とかが出来ないか心配である。適度に飲んだところで桜坂に繰り出した。

アントニオ猪木酒場/那覇店                                   沖縄県那覇市久茂地3-8-1                                   098-860-8077


アントニオ猪木 21世紀ヴァージョン 炎のファイター~INOKI BOM-BA-YE~

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2006年12月23日 (土)

ふくわうち

評価 7

入店日時 平成18年12月13日(水)午後21時頃 過去入店回数 1回

ジョギングや車でよく店の前を通るのだが、連日よく人が入っている。この日も15分ほど待ってようやく入れた。店内が満員だと外のビールケース席でしばし飲むことになる、それも天気が良ければなかなか味わいがあって楽しい。以前ここには海援隊があって、この新しい店もそのチェーンらしいが、店のコンセプトがハッキリしていてなかなかいい。ようはレトロ風なのだが、店内の造作で見せかけただけのダメな店ではなく、ホントの意味でのレトロなのだ。ちょうど20年数年前、自分が学生だったころの上野や新橋あたりの居酒屋のようだ。ドリンクも酎ハイを中心に、ホッピーなんてのもある。懐かしい。ホッピーは「オジイのホッピー」が白ホッピーで、「オバアのホッピー」が黒ホッピーなのは何故か。このネーミングはよく分からなかった。この店の最大のウリは、生ビールがオールタイム100円なこと。それと従業員の接客がスピーディで見ていて気持ちがいい。以前の海援隊はいつもガラガラだった。それが今はどうだ。皆どこからこの辺鄙な国場の地を訪れるのだろうか聞いてみたい。肴のメニューは豚串を中心にスピーディで安い料理が並ぶ。どれも気取ったものでないのが好感が持てる。これからの居酒屋、中途半端では続かないだろう。八代亜紀の演歌を聞きながら、昔嫌いだったホッピーを美味しく飲んだ。

ふくわうち                                               那覇市字国場1185-2                                       098-831-9332

NHK 大河ドラマ 「新選組!」 オリジナル・サウンドトラック

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2006年12月 9日 (土)

アルチザン・ひとえ

評価 6

入店日時 平成18年12月1日(金)午後8時半頃 過去入店回数 3回

かつては「アルチザン」だった。このかつての「アルチザン」は結構気に入っていた。何にしても料理が美味しかった。それも、チマチマした料理ではなく、1皿ごとに迫力があると言うか、存在感に満ちていた。が、場所が良くないのか、あまり客は入っていなかった。そして経営者が変わったらしい。経営者が変わって「ひとえ」が店名に加わった。「ひとえ」が加わって料理が何だかおかしなことになっていた。店内の内装は前とさほど変わっていない。夫婦でやっているようだが、奥さんはテキパキと動いている。愛想もいい。この点は前と同じだ。メニューはボードに書かれていたが、それを見てビックリした。何だかメチャクチャなのだ。前の店から引きついている、アグーのローストや鴨とフォアグラのソテーのようなガッツリ系もあれば、まぐろの刺身やきんぴらごぼうなんてのもある。ようは和洋折衷なのだ。それはそれでいい。刺身をつまみながらのワインもまたいい。が、洋食だけで注文を組み立てようとすると、非常に困ったことになる。前菜がないのだ。料理の値段の幅も、これまた困ってしまう。きんぴらごぼうが300円かと思えば、鴨が2800円。その中間の価格帯がないのだ。結局苦労して次の料理を注文した。鯖のカルパッチョ、牛肉ラグーのスパッゲティーニ、アルチザンサラダ、アグーのロースト。 料理が出てくるのが遅い。突き出しにきんぴらごぼうと落花生が出てきた。きんぴらごぼうは美味しい。ここの料理人は和食出身なのだろう。ワインをボトル半分飲んだところで、ようやく鯖のカルパッチョが出てきた。このカルパッチョはまるで〆鯖にオリーブオイルを掛けたようなものだった。不味くはないのだが、何だか意図的に変わった料理を作っていると言うより、計らずして変わってしまっているような。しかもこれで1200円は高い。次に出てきた料理は早くもメインのアグーのローストだった。一応考えてオーダーしたつもりだったが、作り手にはそれが伝わらなかったようだ。このアグーは美味しかった。ソースはフルーツ系か。前のアルチザンほど豪快ではないが、素直に美味しいと感じた。しかしこれで2000円はやはり高い。次にサラダが出てきた。1200円。生野菜の上に鴨の燻製でも載っているのかと思ったら、干し芋だった。うーん。これはこれでいいのだが、少なくとも「干し芋サラダ」とメニューに書いておいて欲しい。最後にパスタが出てきた。麺での締めろということか。和食の発想で言えばおかしくはない。パスタも美味しかった。3000円の南アフリカ産ワインを飲んで丁度1万円。お腹一杯にはなったが、何かが物足りない。メニューの種類だろうか。いや、やっぱり和洋の組み合わせに無理があるような気がする。どこかで繋がっていればいいのだが、ここの和洋は全く繋がりのない別物になってしまっている。前の経営者と比較するのは酷だが、やっぱり前の方が好きだったな。もう少しワインのあてになるようなものを増やせば少しは良くなるのだが。今は試行錯誤しているのだと思う。1年後くらいにまた訪れてみたい。

Restaurant Artisan・ひとえ                                                                                那覇市久米2-11-3 第3幸福ビル2F                                                                  098-862-3162

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2006年11月27日 (月)

よね食堂

評価 6

入店日時 平成18年11月25日(土)午後2時頃  過去入店回数 なし

以前から気になっていた店だ。二日酔いの次に日にいく店は、出汁の旨さが重要だ。体に染み渡っていかなければならない。ここはその出汁が美味しいとの評判を聞いていた。昼時をだいぶまわっていたが、客は結構入っている。座敷で寝ている夫婦もいたりする。のどかな食堂だ。駐車場が広く入りやすいのがいい。そば屋が少ない南部にあっては貴重な存在なのだろう。メニューはそばの他に沖縄料理が充実している。が、当然食すべきはそばだ。だって店の看板が大々的に「沖縄そば専門店」と謳っているじゃん。ソーキと三枚肉が載っているという「与根そば」とを注文する。待つこともなく運ばれてきた。まずその評判の出汁を啜る。旨い。鰹と野菜ベースだろうか、結構甘口だが美味しい。驚くほどの美味しさではないが、ホッとする味だ。麺はダメ。好みと言ったらそれでおしまいなんだけど、この真っ白い無味な麺は苦手だ。だって美味しくないんだもん。って可愛く言って見てもダメなものはダメだ。向かいでは彼女がてびちと格闘している。見るからに硬そうだ。コリコリ音がしている。いわゆる「トロ~ン」としたてびちではなく、内地の居酒屋でよく見る酢味噌をつけて食べるコリコリタイプのてびちだ。臭みはないらしいが、そばと一緒に食べるのにコリコリタイプはしんどい。単純に煮込みが足りなかったのか、もともとここのはこういう出来栄えなのかは分からない。珍しく残している。美味しくない食事をすると何か損した気持ちになる。時間やお金もそうであるが、人生の中の重要な部分を占める食事を1回とはいえ、自分の納得しないカタチで終えたことが口惜しいのだ。口直しにサーティーワンでアイスを食べながら、人は一生の間に何回の食事をするのか考えた。

よね食堂                                               豊見城市字座安337                                       098-850-4029

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2006年11月25日 (土)

そば to そば

評価 8

入店日時 平成18年11月23日(木)午後4時頃 過去入店回数 なし

どっかで聞いたことのある店名だが、沖縄そばではなく、日本そばの店である。以前偶然見つけて入ろうとしたのだが、その時は満席だった。この日は祭日の夕方だったが、それでも片付けられていないテーブル席が一つ空いているだけだった。メニューを見る。十割そばと韃靼そばの2本柱がウリのようだ。ちゃんと日本酒もおいてある、肴の酒類は少なめだが、そばがきや鰊など基本的なものはちゃんとある。店内はJAZZがかかっていて、なかなかお洒落だ。「韃靼そば」と「十割天そば」を注文する。「韃靼そば」とは何か?と聞くと、店の主人が丁寧に教えてくれた。「韃靼そばは普通のそばよりルチンが100倍以上含まれており、血液の循環や肌にいい。元来中国山岳地方で食べられていたもので、寒暖の差が激しい高地や乾燥地がその栽培に適している。少し苦味があるので、食用としては敬遠されてきたが、その効用から昨今注目され始め、北海道や新潟などで栽培されている。普通のそばは白い花が咲くのに対して、黄色い花が咲き。そばも茹でると鮮やかな黄色となる。」てな感じだ。十割そばは言わずもがな、そば粉100%でつなぎを使っていない生粋のそばだ。店は夫婦2人でやっているようだ。感じはいいが、あまり商売慣れしていないようで、イマイチ動きが悪い。10分以上待ったであろうか、ようやくそばが運ばれてきた。韃靼そばは確かに黄色い。味見する。「う、うめい。」 美味しい。そばの香りが濃い気がする。苦味は全く気にならない。美濃作の月桃そばも名品だったが、この韃靼そばも素晴らしい出来だ。そばつゆに甘さが足りないのが惜しいところだが、そばの香りとコシはそれを補って余りある。十割そばも素晴らしい。韃靼そばの野生的な香りとは逆で、繊細で上品な味わいだ。歯応えもいい。やはりそばつゆがイマイチだが、そば好きだったらツユは要らないかもしれない。天ぷらも美味しい。美濃作といいこの店といい、沖縄にいるのを忘れてしまうような日本そばの名店だ。今度はぜひ飲みに来たい。そうそう、ルチンは水溶性だから蕎麦湯にその成分が溶け出す。忘れずに蕎麦湯も頂こう。この蕎麦湯がまた美味しい。

そう言えば以前、司馬遼太郎の「韃靼疾風録」を読んだことがあった。司馬遼太郎の作品の中では難しく、内容の記憶も曖昧だが、中国の明から清への大変換気期に翻弄される女真族の女性と日本の武士を主人公にしたものだった。広辞苑で「韃靼」を調べてみる。

だったん【韃靼】
モンゴル系の一部族タタール(塔塔児)の称。のちモンゴル民族全体の呼称。明代には北方に逃れた元朝の遺裔に対する明人の呼び名。また、南ロシア一帯に居住したトルコ人も、もとモンゴルの治下にあった関係から、その中に含めることもある。「―海峡」(間宮海峡の旧称)

ふむ、韃靼は「タタール」から来ているわけだ。ということは韃靼そばは古来中国ではなく、ロシアやモンゴルなど中央アジアから来たのだろう。庄助もアビアもこのそばを食べたのだろうか。モンゴルの高原に思いを馳せる。

そばtoすば                                              那覇市久茂地3-29-24                                      098-864-1223

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2006年11月23日 (木)

ゆまんぎ

評価 新都心店 7点  南風原店 5

県内に展開するスーパー回転すしチェーン。何が「スーパー」なのかはよく分からない。南風原店は、女子高校生が黙々と寿司を握っていて驚かされたことがある。おそらくスタッフの平均年齢が18歳にも満たなかったと思う。回転すしだから「寿司を女性が...」とかは言わないけど、ネイルバリバリの女子高校生が握る寿司というのはいかがなものか。ネタもあまり回っていないし、店には責任者らしき人が見えず、随分ダメな店だなと思ったものだ。ところが新都心店は南風原店と同じチェーンとは思えないほどネタが豊富に回っていたし、チャンと大人が握っていたし。ま、「握っていた」といってもネタを「置く」だけなんだけど。混んでるから寿司の回転(コンベアの速度じゃなく消費ペースね)も早い。ってことは握ってから1時間とか経ってる寿司を食べさせられることもない。値段も安いし結構気に入ってしまった。

以前回転寿司の関する特集TVを見たことがあるが、あのコンベアが回るスピードというのは適当ではなくて、人間の心理に基づいたものらしい。あまりゆっくりだとじっくり考え皿を取るのを控えてしまう。早すぎると先に視線が泳ぎ物理的に取れなくなる。取るか取るまいか迷わせた挙句に「ええい !」と取らせてしまうスピードがあのスピード、秒速10cmということらしい。コンベアが右回りの理由も、日本人は右目が効き目の人が多いのと、右利きが多いかららしい。確かに左周りだと随分取りづらそうだ。ということは、左利きの人より回転寿司では右利きの人の方がより食べるというなのか。この辺のデータはない。コンベアへの置き方も、必ず同じネタを3皿続けておくことになっているらしい。例えば、マグロ、マグロ、マグロ、イカ、イカ、イカみたいに。ネタを1皿ずつ置くと、違う種類のネタが次々と来るため、視線が定まらないんで、ネタを吟味する余裕がなくなってしまう。連続で来ると、狙いを定めやすくなり、手も伸びやすい。回転寿司って普通の寿司では食べない量も食べらてしまうでしょ。これは何故か。もちろん値段を気にせず食べられるっていうのもあるけど、人間というのは動いているものを目で追う習性があるから、動いているお皿を見ると、視覚が刺激されて食欲が増すのでたくさん食べられるというわけだ。さらに待たず食べられるので、満腹と感じるまでの間にたくさん食べてしまう。さらにさらに、色々なお寿司を見ると、『食べない』という選択肢がなくなり、『どれにしようか?』という選択肢にすりかえられてしまう。こう考えるとなかなか奥が深いよなあ。あのコンベアにも人間工学の世界がギッシリ詰まっているということだ。

そう、南風原店の女子高生の握り方は見た目結構本格的だった。「ゆまんぎ」とは夕暮れのこと。今宵も家族連れで賑わいを見せるのだろうか。自分が小さいときは、「小僧ずし」が大好物だった。

スーパー回転寿司 ゆまんぎ 

新都心店 那覇市安謝1-1    098-862-1896                           南風原店 那覇市字上間279-2 098-855-9525

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2006年11月18日 (土)

美濃作

評価 9

入店日時 平成18年11月16日(木)午後7時半頃 過去入店回数 なし

沖縄そばにハマるまでは、「麺類で何が好きか?」と聞かれれば、迷わず「日本そば」と答えてきた。うどんなら讃岐、沖縄そばは当然沖縄、パスタはイタリア、とそれぞれ本場はあるが、日本そばの本場となると特定は難しい。「日本そば」の名の通り、日本全域に美味しいと言われる店が拡がっているからだ。強いて言えば、東日本に美味しい店は多い気がする。学生の時からそば屋で飲むのに憧れていた。板わさや鴨ロースなどをアテにぬる燗などを2合ほど飲み、ざるで締める、みたいな。しかし実際にやってみると江戸っ子のように2合で締めるなんてことはできずに、閉店で店を追い出され、「次行こ次!」と元も子もなくなるのだ。そば屋って閉まるの早いからね。

自分が思うそば屋の条件とは次の通りである。

①手打ち。                                              ②カレー南蛮はあってもカレーライスがあってはならない。                        ③酒と肴がなければならない。

銀座や赤坂あたりのそば屋だと何てことはない条件なのだが、これを沖縄で求める訳にはいかない。沖縄には「沖縄そば」があるからだ。しかし、今の時代、ニューヨークやパリにも美味しいそば屋があるのに、沖縄にあってはならないということもなかろう。で、今回の「美濃作」だ。パレットで映画を見る前に軽く食事をということで、この店に来た。「月桃そば」が有名らしく、よく媒体などにも露出している。店に入るとカウンター席と座敷席が見える。2階にはテーブル席もあるようだ。カウンター席に座り、メニューを見る。意外にそばの酒類が多い。鰊そばや鴨南蛮そばは沖縄では珍しい。関西はともかく、東京でも鰊そばを置いていない店が多い。苦労して、合盛天月桃そばと琉球割子そばを注文する。その間に「肴」と書かれたメニューを見る。煮つぶ貝や鴨ロース、板わさ、そばがき、そば味噌など、かなり本格的なそば屋の肴が載っている。どれも美味しそうだ。車なのを非常に悔やむ瞬間である。10分ほど経ってあろうか、天ぷらがはぜる音が大きくなり、やがて2つのそばが運ばれてきた。月桃そばと割子そばである。2つとも天ぷらがついている。月桃そばは鮮やかな緑色で見るからに喉越しが良さそうだ。月桃の葉がそばの下に敷かれている。味見する。「な、何だこりゃあ!」といつもの松田優作登場である。月桃の仄かな香りも然ることながら、コシがすごい。いや、これは本格的な日本そばだ。先入観として、そばに何か混ぜ込んだそば、例えば「へぎそば」とか「ヨモギそば」は亜流だと思っていた。もちろんその土地の地理や歴史的背景がそういうものを作り出してきたんだけど、やはり「生粋のそば」には勝てない、そういう思いはあった。そばに何かをつなぎとして使った場合、喉越しなどはとても良くなるけど、そばとしての味わいは薄れる。それは否めない。ところがこの月桃そばはどうだ。素晴らしいコシと歯応え、そして香り。これほど完成されているものだとは思わなかった。我輩の割子そばは3種類のそばにそばつゆを掛けて食すものだ。オクラ、山芋と玉子、アロエがそれぞれにトッピングされている。こちらも素晴らしい。まさか沖縄でここまで本格的なそばを食べられるとは思わなかった。天ぷらも沖縄らしい食材が使われている。アーサー、もずく、アロエ、紅芋など、天ぷらも下手な専門店より美味しい。ああ美味しい。難を言えばフロアの女性達が固すぎる気がするが、不快になるというほどでもない。沖縄にも「日本そば」の名店ありだ。ここの主人は沖縄で育てた蕎麦を打つのが夢らしい。何か嬉しい気分になって店を出ると、パレットの交差点で菅直人が糸数けい子の応援演説をしていた。知事選も近い。

名代蕎麦処 美濃作                                        那覇市久茂地3-8-1                                        098-861-7383

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2006年11月15日 (水)

雪山葵

評価 8

入店日時 平成18年11月10日(金)午後7時半頃 過去入店回数 なし

この日は珍しく男4人で飲みに行こうということになった。新都心の居酒屋が全滅だったので、チームの若手の勧めで浦添まで飲みに行くことになった。「雪山葵」。海援隊系列で、他に「花山葵」や「おもろダイニング山葵」がある。「山葵」はチェーン系居酒屋にしては、テーマやコンセプトがしっかりしていてワリと好きな店だ。店にタクシーで行く。パイプライン通りから1本筋に入った静かな場所にある。店は京都の町家のような作りで、結構大きい。安普請は否めないが、それなりに内装などは凝っている。料理が美味しくなければ、カッコだけのファミレス居酒屋と一蹴するとこだが、ここはさにあらず。予約で通された個室は液晶TV付で、誰かの家の応接室のようだ。VIPルームみたいでなかなかいい。先に来ていた同僚1人が手持ち無沙汰にTVを見ているが、この部屋が似合わない。接待とか合コンとかに使いたいこの完全個室は、我々のようなムサい一団を余計ムサくするだけで、少し戸惑ってしまった。どうせ話すことは大した内容ではないのだ。見方によっては隔離されたともいえる。取りあえずビールで乾杯する。予約のときに何故か進められた刺身の盛り合わせが運ばれてきた。真つぶ貝、まぐろ、蛸、ヒラメ(エンガワ付)、タイ、ハマチ等。真つぶ貝の肝は蒸されて別に出てきた。この辺は気が利いている。他に名古屋コーチンの山葵焼き、蛸の煮物、湯葉まき揚げなどを頼んだ。山葵は刺身が新鮮で、料理に季節感がある。店名通り山葵は本山葵だ。沖縄の素材は殆ど使わず、全国各地の魚や肉を使っている。その徹底ぶりもまた良い。焼き物も美味い。雰囲気などのワリに値段も安く、普段使いの居酒屋としてはジョートーだと思う。しかし沖縄でなければ、この手の店は腐るほどある。観光客ではなく、地元客に喜ばれる店だろう。丁度泡盛のボトルを飲み干したところで、2軒目に行きたくなる衝動を抑えて帰途に着いた。

雪山葵                                                 浦添市宮城4-7-9                                          098-875-9325

フコイダンエキス原末 カプセル

伊豆天城山葵セット

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里べ炉

評価 6

入店日時 平成18年11月9日午後10時半頃 過去入店回数 なし

これで「リベラル」と読ませるらしい。何か気恥ずかしくなるネーミングである。以前男性誌で見たことがあり、近くにあれば行きたかったが、宜野湾ということで諦めていた。ラグナガーデンホテルのまん前にある。店の前の駐車場に車を止め、店を外から見ると、何だかいい雰囲気の店だ。期待が高鳴る。テーブル席に座り、メニューを見る。和洋折衷の料理構成だ。酒の酒類も、フードのバリエも比較的多い。が、酒の肴というより、ガッツリ・ヘビー級の料理が多い。モズクもないという。この時点でこの店にいる必要はないのだが、そういうわけにも行かないので、シャーリーテンプルというノンアルコールカクテルに、日本酒を頼んだ。アグーの炭火焼き、ゴーヤチャンプルー、ミミガーの酢味噌和えを注文する。テーブルにはペーパーシートが各席にセットされているのだが、既に油で汚れていた。店の人にクレームを言う。このクレームに対してキッチリ謝る姿が見られなかった。そればかりか、ホールの責任者らしい男が、この後我々の席の前の通る度に、あからさまに警戒の視線を送って来ていて、ドツいてやろうかうかと思ったほどだ。ほどなくして突き出しらしきものが出されてきた。キムチ味の塩辛とポテトサラダが慎ましく盛られている。あまり美味しくない。こういうのはいらないなあ。タダだったらいいけど、これはチャージに値しないと思う。かっこよく三点盛りのようにはなっているが、中味が全く伴っていない。スタッフに元気もないし、活気があればそこそこいい店になると思うけど、空いているからか、フロアも厨房もやる気がない。ランチバイキングをやっていて、そちらは人気らしいので、夜より昼に力を注いでいるのかも知れない。取り立てて特徴のない店だが、ホテルの料理は高いので、リーゾナブルに済ませるなら使い道はあるかも知れない。店内に入ると外見ほど内装がお洒落でないことに気がつく。カッコだけの店なのかも知れない。スタッフ次第で良くなる可能性はあるが、いずれにしても2度と行くことはないのはずだ。

里べ炉                                                 宜野湾市大山6-45-5                                       098-897-5858

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2006年11月14日 (火)

飯場まる

評価 7

入店日時 平成18年11月12日(日)午後7時半頃 過去入店回数 1回

「りょう次グループ」の浦添店である。ちょっとビックリするくらい奥まったところにあるのだが、店内は他のりょう次と大きくは違わない。実はこの日、宜野湾のホテルに宿泊しているかつての上司とディナーする場所として、浦添や宜野湾をリサーチした結果、それに相応しいとして選んだ店なのだ。その上司のリクエストが「太くて歯応えのある天然もずく」だ。何とも難題である。そもそも沖縄に「天然もずく」が流通しているのか知らない。もずくは海中の畑に養殖され、バキュームで一気に収穫されるものだと聞いているし、天然もずくを河岸などでも見たことがない。調べると沖縄で収穫されるもずくの90%が養殖らしい。以前与論島の居酒屋で食べたもずくは太くて明らかに天然だった。あれ以上のもずくを沖縄の居酒屋で食べたことがない。が、2日前にここで食べたもずくは天然ではなかったが、生もずくで鮮度もしっかりしていたので、この店に決めたのだ。何にしても接客がいい。元気がいいし、客の無理なリクエストにも何とか答えてくれようとする姿勢がいい。りょう次系は他の店もこういう接客に力を入れている好きな店の一つだが、ここ飯場まるは特にそれがいい。気持ちいいのだ。料理はもずくや刺身の盛り合わせに加え、フーチキナーチャンプルー、てびちの唐揚、豆腐餻、イカ墨焼きそば他、メニューにないもずくの天ぷらや沖縄そば等純沖縄料理を中心に食べた。料理の味は平均的だが、メニューにないものをフロアのスタッフに言っても、普通なら「いやー、無理ですねえ」で終わってしまうのだが、ここは必ず厨房のスタッフに聞いている。この辺のサービス精神が凄い。2日前に来たときに、彼女がご意見箱のようなものに、色々な文句を書いてきたのだ。この日スタッフはもちろんそれを憶えていたが、嫌な顔一つせずに「ああいうのは逆に嬉しいんですよ。」と言っていた。あとは料理や食材にもう少し工夫があればいうことないのだが、ゲスト夫妻も非常に満足していたし、この店を選んでよかった。那覇まで出なくともいい店はあるのだ。忙しいのにタバコを15分掛けて買いに言ってくれたスタッフにも感謝したい。

BISTRO 飯場まる                                                                                           浦添市伊祖1-5-10                                                                                       098-878-7040

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2006年11月11日 (土)

察度

評価 6

入店日時 平成18年11月9日(木)午後8時半頃 過去入店回数 なし

かつての上司が沖縄に来ることになった。直属の上司ではなく、他部門の部長だった人だが、当時非常に可愛がってもらい色々なところに連れていって頂いた。銀座や六本木のクラブなど、随分身分不相応なところだったが、お陰でいい勉強になった。その人が沖縄に結婚式のため来るというので、日曜日の夜に食事をすることになった。会うのは3年ぶりであろうか。今は某企業の社長だからやたらなところには連れていけない。宜野湾のホテルに宿泊するというので、その周辺で飲むことになるのだが、ブログにあるように那覇以外の飲み屋は殆ど知らない。「何か食べたいものはあるか?」と聞いたところ、どこかで食べたモズクが印象的だったというので、もずくの美味しい店を基準に探してみることにした。で、下見をすることになった。宜野湾まで車を走らせ、事前にいくつか調べていた居酒屋に入ってみる。ここ「察度」はその手始めだ。宜野湾バイパスのもう殆ど北谷にかかるというところにある。店に入って驚いた。大きいのだ。席数が半端じゃない。しかも席に色々なバリエーションがある。カウンター、座敷、テーブル、禁煙、個室などなど。いまいゆなんかも氷に張ってあったりして、雰囲気もなかなかよろしい。テーブル席の半個室のような席に通された。すかさず生ビールを、彼女は車の運転があるので、ノンアルコールビールを注文する。料理の酒類が豊富でどれにしようか選ぶのが楽しい。この後場合によってはハシゴするかも知れないので、軽めのオーダーにする。モズク酢、県産豚の久米島味噌焼き、ソーミンチャンプルー、牡蠣が売れ切れだったので、白子ポン酢の4品。さっそくモズクが来た。内地の人が驚くのは沖縄産のモズクのその太さ、歯応えであろう。このモズクはやや細い。食べてみる。「え?」 思わず口に出た。「え、え?」 「これってスーパーで売ってるカップのじゃん...。それもシークワーサー味。」 おいおい、こんなの内地からの客人に食べさせられないぞ。 この時点で店を出たくなったが、まだ注文の品が来ないので仕方なくビールを追加する。 白子ポン酢が来た。950円という価格の割りにエラく少ない。おいおい、東京でもこれで950円は取らないよ。何だか悲しい気分になってきた。豚の味噌焼きが来た。「何だこれ、温かくないよ。」 調理した後忙しくて放置されていたのであろうか、焼きたてならアチコーコーなはずなのに、もう冷めかけてる。そう言えば、スタッフを呼ぶベルを鳴らしてもなかなか来ない。席はガラガラなのに、この対応の悪さはナンであろうか。確かに店の大きさのワリに、スタッフが少ない気はするが、それにしても少しはベルに「ハーイ、ただいま!」とか反応して欲しい。この店の作りでグローバルダイニングかりょう次グループにやらせたら、結構いい店になると思うな。もったいない。最後に来たソーミンチャンプルーも何故か冷めかけていたが、味はまあまあだった。で、会計。3600円。ビール2杯とノンアルコールビール1本だけなのに、随分高いな。従業員に愛想はないし、もう来ることはないでしょう。ってことでここは却下。次の店に向かう。「察度」とは、宜野湾出身の12世紀の中山国王の名ということだ。建物はともかく、完全に名前負けしているな。忘年会とかに使うにはいいかも知れない。

沖縄厨房 察度(さっと)                                                  宜野湾市伊佐2-17-12                                      098-898-8686

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2006年10月17日 (火)

串串

評価 7

入店日時 平成18年10月13日(金)午後11時頃 過去入店回数 なし

給料日後でここは久茂地からか大人の客が多い。炭焼炉端を謳っているが、まあメニュー豊富な串焼き屋だろう。決して炉端焼きではない。運よく1席だけ空いていたので、そこに座り、既に1軒目で飲んでほろ酔いになっていたが、さらにビールを呷る。メニューを見ると串焼き以外も豊富だ。店内は我々が入って満員だから、ロケーションの良さも手伝って、かなりな人気店なのだろう。この周辺にはよく来ているし、店があるのは知っていたが、ドアを開けることは何故かなかった。六角つくね、うずらベーコン、焼きなす、もずく酢、高菜、セーイカ刺身、シーザーサラダを注文する。料理はまあどれも美味しかったが、「六角つくね」が何故か四角だった。店の雰囲気はいいし、接客もソツない。が、まあどこにでもある少しお洒落な焼き鳥屋というところだろう。4人くらいで来るとより楽しいと思う。広島の酒、「秋櫻」を激しく飲みながら1週間の疲れを癒す。

炭焼炉端 串串                                           那覇市久茂地2-1-15                                       098-864-2663

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2006年10月 2日 (月)

木精夢者

評価 8

入店日時 平成18年9月29日(金)午後8時半頃 過去入店回数 なし

これでキジムナーと読ませるらしい。泊港に程近い路地裏にひっそりと営業している。ビルの2階にあるのだが、初めてだと中が全く見えないドアを開けるのに結構ビビる。が、場所柄か観光客も結構来るらしく排他的なところは全くない。逆に一度店に入ってしまえば、ひんやりとした空間が心地よくなるはずだ。店内は結構古いようだが、どっしりとしている。きちんと手入れされているようなので、ビルの外観と比較するとだいぶ綺麗だ。料理は典型的な沖縄家庭料理なんだけど、これがとっても美味い。この日はソーミンチャンプルー、島タコの刺身、スルルの唐揚、牛サガリのタタキを食べたが、どれも丁寧に料理してあって、そして外れがない。特に牛サガリのタタキとソーミンチャンプルーは絶品であった。いずれは全てのメニューを試してみたい。どっしりとした店内え、料理の美味しさ、雰囲気どれをとっても一流の居酒屋だと思う。酒は泡盛とビールしかなかったはずだが、それで十分だろう。生ビールを1杯飲んだ後、咲元古酒8年をカラカラで飲む。泡盛も1合500円か600円だったからかなり安いと言えよう。泡盛を1合だけで切り上げ、会計をする。丁度5000円だった。メニューを見た限りでは、料理の値段はどれもかなり安かったはずだが、会計してみると思った値段より1000円くらい高かった。キジムナーのいたずらだろうか。

キジムナー 沖縄及び周辺の諸島で伝承されてきた伝説上の生物、妖怪で、樹木(一般的にガジュマルの古木であることが多い)の精霊。沖縄県国頭郡大宜味村の喜如嘉(きじむか)が伝承の発祥の地と言われ、その地名を取って「きじむなー」の名で呼ばれるこれことが多いが、沖縄本島でも地域によってこの類の精霊を全く別の呼称で呼ぶことも多い。 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋

木精夢者                                               那覇市泊2-3-1                                           098-861-5383

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2006年9月27日 (水)

和風Bar 國仲憲一

評価 6

入店日時 平成18年9月23日(土)午後10時頃 過去入店回数 なし

一銀通りにある串焼き屋の支店。牧志の駅のそばにポツンとある。この日は青島食堂に行くつもりだったが、いつの間にか閉店になっていて驚いた。10月から「Cafe Bar 青島」として再オープンするらしい。で、この店まで歩いてきたのだが、店に入って驚いた。カウンター席の足元にお湯が張ってあって、足湯しながら酒が飲めるのだ。東京じゃ、ジャグジーに入りながらシャンパンとかを飲める店があるらしいが、沖縄じゃ珍しい。「温泉に入りながら日本酒」気分を味わえるのだ。期待感が高まる。テーブルも空いていたが、ここは迷わずカウンター席に座る。ジーンズの裾をめくって早速お湯に漬かる。この日20キロ近くジョギングしたので足がかなり疲れている。そこに足湯とはまことに都合がいい。「ふー...え?! あっつつ!」 おいおい熱くて長くつけてられないよ。カウンターの一番端に座ったので、熱いお湯の吹き出し口になっているのだ。もちろん、全然やけどをするような熱さじゃないんだけど、ずっと漬かっているのもしんどい。っていうか、ここは沖縄だぞ。秋の気配は感じるものの、まだまだ暑い。足湯の必要なんてあるのか。これで酒なんて飲んでたら、血行が良くなり過ぎて、早く酔っちゃうよ。あと、この日はカウンターの向こう端にもう1組のカップルがいただけだからいいけど、隣にイカツイお兄さんやオジサンがいたら嫌だなあ。お湯も循環しているだけだから、隣に脛毛でもボリボリされたら堪らないなあ。逆に女の子と行けば、2人の距離が近くなること請け合いである。お湯は入浴剤のようなものを混ぜているのかピンク色している。行き場のなくなった足の置き場を探りながら、メニューを見る。「ほほう。」 最近じゃ珍しくないが、日本酒・焼酎の酒類が豊富だ。「あれれ?」 "喜界島"や"奄美"が"芋焼酎"の欄にある。おいおいどうすんだよ、知らない人が喜界島なんて飲みながら「ほう、この芋焼酎は飲みやすいなあ。」なんて言ってたら。取り合えずの生ビールを頼んで、食べ物のメニューを探す。「えっと、これが飲み物のメニュー、これがワイン、これが今日のお勧め...。あれ?」 カウンターの向こうで突き出しを並べている板さんに聞く。「ひょっとしてメニューこれだけ?」 「はい、そーです。」 「そこにある串焼きはメニューにないけど。」 「あ、これ本店の仕込み、こっちでやってるんです。」 「...。」 改めてメニューを見る。 石垣牛、アグー、やんばる地鶏の焼き物がそれぞれ1品づつで各1480円。刺身が数種類。焼き物がホッケや鱈や鯵など各880円で6~7種類。それとサラダ3種類。お茶漬け数種類...。 酒を飲むときは色々なものを少しずつ食べたいので、このメニューは少々シンドイ。が、苦労して、「やんばる地鶏の炭火焼」と「海鮮タルタルサラダ」を注文する。その間、まだ目の前の板さんは突き出しを作っている。一度に3組入ってきたのを、一度に作っているので時間が掛かっている。っていうか遅すぎるじゃん。入って15分経っているのに、何も出てこない。もしかすると突き出しが一番最後に出てしまうかも、と心配しているとようやく出てきた。鶉の卵・プチトマトの砂糖煮・チーズ・キュウリのいくらのせ・漬け物・蛸の刺身・出汁巻き卵、などが盛り付けられている。中々豪華だ。でも突き出しで1000円くらい取るのかもしれない。などと考えながらいくらを食べようとして、足湯に1粒落としてしまった。ここには客が落とした食べ物のカスが、こうして入っていくのか。この時「チーン!」と厨房の奥で音がした。やる気のないスタッフが解凍し終わった「やんばる地鶏」をカウンターの前にある炭火の上におもむろにおいた。「冷凍...。」 よく耳を澄ますとどうもここは電子レンジの解凍を多用しているようだ。さっきから「チーン、チーン!」と鳴り響いている。反面従業員の元気というか覇気がない。さして忙しいわけでもないのに気が利かない。前を見るとスタッフが焼きあがった「やんばる地鶏」を切っている。切りながら「ぱくっ」と切れ端を口に放り込んだ。「ぱくって、おいおい味見、か...。」 ま、また食べた。俺の地鶏をオレの目の前で食べた。無心で食べている。「オ、オレの姿が見えないの か。」 だんだん小さくなっていく地鶏を呆然と見ているしかない。また食べた。3切れ食べた。あ、味見にしては多くはないか。そう言えば、ここの板さんはツマミ食いが好きなようだ。もう1人もこぼれたいくらを食べている。「な、何なんだこの店は...。何故本店の仕込みをやりながら、串焼きを出さない...ツマミ食いをするっ...くっ。」 ともう選びようのないメニューを見ていると、「あのー、せせりだったら出せますけどー。」と言われた。3切れツマミ食いされたとは言え、地鶏の炭火焼を食べたばっかりだったので、さすがに食指は動かなかったが、この日始めての気遣いを断るわけもいかない。が、さすがにせせり身は美味しかった。

この後レイトショーを見る予定だったので、焼酎を2杯飲んで切り上げた。我々にしてはかなり軽めだ。で、会計。7000円強。 ...おいおい。計算してみる。

ビール x 2         1200円         地鶏焼き     1480円        タルタルサラダ   880円        せせり x 2          280円         焼酎 x 3      1700円

やはり突き出しは1人1000円ということか。強気である。

店を出て国際通りを歩くと、風呂上りのような爽快感だ。足湯付居酒屋。沖縄も確実に秋が深まっている。そう言えば最近見ない国仲涼子は元気だろうか。

和風Bar 國仲憲一                                          那覇市牧志3-18-1                                          098-863-2649

国仲涼子/音景色(DVD) ◆22%OFF!

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2006年9月 3日 (日)

かつをめし 苗

評価 8

入店日時 平成18年9月1日(金)午後9時半頃 過去入店回数 なし

店内に入って驚いた。壁一面が名刺で覆われている。客が貼ったものだ。地元の客が貼ったものもあるが、よく見ると県外の企業の方が圧倒的にも多い。ようは観光客やビジネス客がよく来る店なのだろう。確かに今店内にいる客も観光客がほとんどのようだ。取りあえずビールを頼んでメニューを見ると、また驚いた。ゴーヤー料理で10種類以上、ソーメン料理は20種類くらい、ヒラヤチーも20種類くらいだろうか。沖縄の家庭料理をベースに非常に豊富なメニューを展開している。メニューも見るだけでも楽しい気分になってくる。その中から苦労して数種類を選び出した。青ブダイの刺身、苗サラダ、牛タン塩焼き、ゴーヤーと海老のかき揚。厨房にはオバーとおばちゃんが2人、黙々と料理を作っている。フロアーはバイトと思わしき女の子が3名、何だか頼りない調子で料理を運んだりしている。他にオーナーと思わしき夫妻が2名、こちらは奥で楽しそうに飲んでいる。どうにも狭い店内の割りに従業員が多い。従業員が多くて、トイレに行くのに邪魔になって仕方がない。そんなに儲かっているのであろうか。青ブダイの刺身が運ばれてきた。プリプリでかなり旨い。しかも700円だから安いと思う。沖縄でも青ブダイには結構な値段を付ける店が多い。ゴーヤーと海老のかき揚は、大きめの海老1匹にゴーヤーのスライスをくっ付けて揚げたもので、どちらかと言うとかき揚ではなく、海老の天ぷら・ゴーヤ付きだ。海老は殻付きで揚げているから香ばしく、ゴーヤはちゃんと苦い。うーん、海老を思い切って使っていて気前がいいなあ。牛タンの塩焼きはここの名物らしいが、分厚い牛タンをシンプルに塩味だけで仕上げたもので、ボリュームがある。まさに牛の舌を食っている感じだ。酒が進む。苗サラダはアサリやエノキ茸を炒めて生野菜の上にかけたものだ。凝っている。そして美味しい。かなり美味しいぞ、ここの料理は。まろやかで香り豊かな30年ものの甕だし古酒を2合飲んで、締めの「かつをめし」を食す。文字通りここの看板料理だ。これはカツオの刺身にたれを絡ませて玉ねぎとともにご飯の上に載っけたものなのだが、すんごく旨い。シンプルなのに何でこんなに美味しいのだろう。他の料理も気になって仕方がない。店主が拙いバイトに店を任せきりで飲んでいるのが気になったが、まあいいか、と言う気になってしまう。値段も安いし、観光客だけに独占させておくにはいかにも惜しい店だ。

店内に、戦後直後の国際通りの風景を写した恐ろしく古いカレンダーが掛かっていた。今とは比べる術もないが、空が抜けるように青く、笑顔で歩く小学生の様子が印象的だった。沖縄に本当の戦後が訪れるのはいつのことだろうか。

かつをめし 苗                                                        那覇市久茂地3-16-3                                                  098-866-3382

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2006年9月 2日 (土)

山葵

評価 7

入店日時 平成18年8月30日(水)午後8時頃 過去入店回数 7~8回

居酒屋の少ない新都心にあって、この店はチェーン店ながらいい店だと思う。まず刺身が新鮮。この日食べたヒラメはちゃんと縁側も添えてあって、ツマやあしらいも本格的だったし、何にしても美味しかった。まあ本格的な和食店とは比べる術もないが、居酒屋砂漠の新都心ではこの店か舞天ということになろう。双方とも仕事が丁寧だし食材に季節感がある。この日はサラリーマンらしく会社や政治の話で盛り上がり、4人で寿司、牛タン、茶そば、天ぷら、蒸し野菜、つくね(大きい)と食べに食べ、峰の白梅や梅錦ををシコタマ飲んでしまった。もちろん日本酒は銘柄を変えるたびに猪口も変えてくれるし、桶に氷を張ってちゃんと保冷してくれる。値段は安いけど、料理やサービスに一つ一つ手抜きがないことが嬉しい。雰囲気も落ち着いているし、この店に入ると何故かいつもホッとして飲みすぎてしまう。そうそう、ここは店名どおり山葵は本山葵を使っている。でも海援隊の経営なのに、閉店が早いなあ。新都心だと深夜営業時間の規制とかあるのかな。

それにしても、この新都心、新都心という地名(通称)ながら、行政による土地開発の失政著しい。大型小売店、免税店、パチンコ店、博物館、ビジネスホテル、合同庁舎、公園、カラオケ店、洋服屋、何でもある。まさに早くもチャンプルー状態である。土地開発計画というものがないのか。こんな一等地に博物館なんて作って県民は喜ぶのか。それよりか公立学校をメンテナンスするとか、道路を整備にするとか、公共の公園を増やすとか、交通取締り(特にバイク)の警察官の数を増やすとか、そういうことにどうしてお金は使えないのかな。この点を考察するためにもう1軒ハシゴすることになった。県はこの飲み代を負担して欲しい。

おもろダイニング 山葵                                       那覇市おもろまち4-8-8                                     098-869-1401

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2006年8月28日 (月)

第五あさひ丸

評価 5

入店日時 平成18年8月27日(日)午後8時半頃 過去入店回数 なし

店名は威勢がいいが、カウンターに座るとネタが少ないのに驚かされる。日曜で河岸が休みだからか、秋刀魚3匹と赤マチとピタロー1匹ずつしか見えない。これじゃあ第5あさひ丸の名前が泣く。取りあえず北海道直送という旬の秋刀魚を刺身と塩焼きで、それと好物の名古屋風手羽先の唐揚を注文。それにしてもメニューが少ない。魚をウリにしてるんだから、もっと魚で勝負して欲しい。秋刀魚の刺身ももう少し冷えていたらなあ。スーパーで買えば100円の魚を800円で出してるんだから、下に氷を張るとかしてもいいのに。それが出来ないならわざわざ北海道から直送させなくてもいい。と、文句から始まったが店内は大きくて綺麗だし、従業員の接客もよく教育されていて、そつなくいい感じだ。が、繰り返すがメニューが豊富で悩むのではなく、少なくて何を食べようか迷う。ビールの後、天狗舞に切り替えたので、もう少しツマミが欲しかったが、結局漬け物とホタルイカになってしまう。これだったら普通の居酒屋でいい。っていうかここが普通の居酒屋なのか。店名から過度に期待大になっている。店内は空いていて音楽がよく耳に入る。60~70年代の懐メロが中心のようだ。それにしても日本酒の出し方をもう少し丁寧にしてくれればいいのに。クーラーくらい用意して欲しい。お猪口はともかく、徳利もいかしていないし。 岡山の翠露が思いのほか美味しく、文句を言いつつも4号飲んでしまう。この後小魚の唐揚とにぎりを少し食べ、会計が1万円を超えてしまった。高いのに驚いたが、ここはレシートにちゃんと明細が書いている。 ...日本酒だけで4680円。 飲み過ぎか...か。 

全国の地魚と酒 第五あさひ丸                                  那覇市壺川204-2                                          098-835-2500 

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鳥光

評価 7

入店日時 平成18年8月24日(木)午後11時頃 過去入店回数 なし

スポーツクラブの帰りに以前から気になっていた西町の焼き鳥屋に行った。店は焼き鳥屋としては広く、落ち着いた雰囲気だ。客は他に1組しかいない。メニューを見る。すずめがあるのは珍しい。焼き物は全部1本単位から頼める。焼き物以外の料理も豊富だ。この時間まで何も食べていなかったので、頼んだ白、ネック、軟骨、つくね、ねぎ、ししとう、えのき巻き、にんにく巻き、うずらベーコンを味わう暇もなく一気に食べだ。焼き物以外では、黒板に出ていた「もやしと昆布炒め」を注文したが、これが実に美味しかった。漬け物盛り合わせも丁寧で種類豊富だった。遅い時間だったので、酒はビールだけにとどめておく。焼き鳥自体はまあ平均レベルだと思うけど、はずれはなかった。ここは仕込みを丁寧にやっているのがよく分かる。一つ一つの料理に手抜きがない。メニューの種類も多くて、何を食べようか迷う楽しさもある。鳥を使った料理が多いのも焼き鳥屋らしくていい。日本酒やワインもあるし、もっと客が入っていい店だと思う。汗を流した分、しっかり補給して帰途に着いた。

鳥光                                                  那覇市西1-7-2                                           098-862-2978

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2006年8月23日 (水)

かよい舟

評価 6

入店日時 平成18年8月18日(金)午後8時半頃 過去入店回数 なし

与論島シリーズもこれでおしまい。与論は知ってのとおり沖縄ではなく、鹿児島県なんだけど、沖縄の辺戸岬からも見えるくらい沖縄に近いし、文化や生活様式にも共通点があるので、載せてみました。今回は那覇からフェリーで5時間かかったけど、本部港からなら3時間。たまには船の旅もいいものです。

この居酒屋は茶花の商店街の中心にあるんだけど、中が見えないので入るのに少し勇気がいる。かつて博多の居酒屋に入ったとたん、中の客に全員「何者?」って感じ注目されて焦ったことがあるので、遠征先ではその思いが時々よぎる。ここはドアを開けても誰にも注目されることなく、普通に席に座れた。取りあえずのビールを頼みながらメニューを見る。種類が多い。メニューは土地のものだけでなく、定番居酒屋メニューも豊富だ。しかしここは土地のものを注文する。エイヒレの唐揚は迷わず2つ。スーナの酢味噌和えは絶品。スーナは沖縄では見たことがなかったが、与論の居酒屋にはどこもおいているようだ。海草なんだけど、コリコリしててとても美味しい。チヌモーとティダラの酢味噌はここの看板メニューのようだ。ホタルイカのわさび漬けなんてのもあったけど、何で与論でホタルイカなんだろ。それらを肴に、今日は与論島最終日なので、700mlの有泉を1本。結局2人で空けてしまった。店自体はいたって普通の居酒屋だ。

それにしても今回はプリシアに泊まりながらホテル内でディナーを食べることはなかった。朝食の寂しさに夕食のレベルも想像してしまったのだ。与論でプリシアに泊まる人は多いと思うけど、このホテルはすごく中途半端なホテル。だって、ホテルの敷地にあるビーチのチェアやパラソルが有料だし(2人で1日3000円って)、ホテル内や敷地にワープロで打った張り紙がペタペタで高級感のかけらもないし、チェックアウトが10時で東横イン並みだし、借りたレンタサイクルはメンテが全くされてなく空気も入っていないし、プールが呆れるほど小さいし、趣味の悪い色で歩道がペイントされているし、海を見ながらのバーベーキューやバーも営業していなかったし、数え上げたらキリがない。ホテルの名誉のために言っておくが、いい面も多くある。スタッフはテキパキしているし、冷蔵庫にドリンクが入っていないから敷地内にあるコンビニで買えるし、立地条件もいい。完全なファミリー用ホテルであろう。おっとと、ホテルミシュランになってしまった。

日本の旅館の中には値段は高いけど、風景に溶け込んだ建物、地の物にこだわった食事、付かず離れずの絶妙のサービス、とバランスの取れたところが近年劇的に多くなっている。それに引き換えリゾートホテルの後進ぶりはどうだろう。リゾートとは全くの名ばかりの偽ホテルが沖縄にも沢山ある。8月1ヵ月で1年分の売上を稼いでやろうと思っているのか、法外で粗末なサービス。不味い食事。それに喜ぶ客。日本のリゾートは西洋のそれをマネてみても所詮サルマネにしかならないのか。いや、日本にもクラシックホテルと言われる質の高いホテルはある。が、沖縄にはない。何故だろう。誰も求めてないからだと思う。蒼い海と空と土地の食べ物以外に求めるものがあるはずがない。もう沖縄にホテルなんていらない。

居酒屋 かよい舟                                          与論町茶花35-1                                          97-3189

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2006年8月22日 (火)

地中海

評価 7

入店日時 平成18年8月17日(木)午後8時頃 過去入店回数 なし

与論に4日しか滞在しなかったので大きなことは言えないが、ホテル以外で食事をするとなるとここが一番美味しいのではないか。地中海という店名通り、ワインにブイヤベースやパエリャ、パスタなどが食べられるが、有泉に刺身と唐揚、という選択も出来る西洋居酒屋。店に入ると魚拓が壁一面に貼られているのだが、どの魚もバカでかくて驚く。小さな子供だと不気味で泣いてしまうかも知れない。昔東京のフレンチレストランで修行をしたというオーナーシェフと、その妻(?)の2人でやっている。時々シェフが奥さん(なのか)を怒鳴りつけるので、カウンターで食べているとどうにも落ち着かない。そのシェフの顔は気のせいか赤い。いかにも「飲兵衛」という面持ちでアクも強そうだ。まあ人のことは言えないが。この日は大ジョッキで薩摩地鶏のタタキ、グルクンのカルパッチョ、夜行貝の刺身を食べ、エイの軟骨唐揚、飛魚の一夜干し、海の幸サラダで有泉を飲む。エイの軟骨唐揚がちょっとびっくりするほどうまい。ホントにうまいぞ。また揚げ加減が抜群だった。カルパッチョや刺身も新鮮でかなり美味しい。残念ながらブイヤベースやパエリャまでは食べられなかったけど、かなり期待が持てるはずだ。しかし、与論にあって、「地中海」という店名はないだろう。これだけ地の魚にこだわってるんだから、「東シナ海」に変えて欲しい。でも与論に滞在するなら一度は寄るべきだろう。

地中海                                                 与論町茶花20-15                                          97-3086

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海将

評価 6

入店日時 平成18年8月16日(水)午後7時半 過去入店回数 なし

茶花商店街の角にある普通の居酒屋。メニューの種類もそれほど多くはない。1品の量も少なめ。味も普通。但し島のイキのいい魚は食べられる。この日フェリーで那覇から渡って来たが、船中何もすることがなく、ずっとビールを飲んでいた上に、ビーチでシャンパンまで空けたので、この時点でかなり飲み過ぎ。ビールを瓶で乾杯。もずく、かつおタタキ、豚みそ、タカセ貝等地の物を中心に注文する。変わっていたのは、貝を酢味噌で食べること。他の居酒屋でもそうだった。ビールの後は当然与論唯一の黒糖焼酎「有泉」を。3杯飲んでこの日は早々に切り上げる。が、外に出ると商店街には人1人いない。島の生活は太陽が昇るとともに始まり、沈むと早々に床に就くのか。台風が近づいているからか、波の音だけがやけに高い。

炉ばた居酒屋 海将                                        与論島茶花223                                           97-2215

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2006年8月11日 (金)

ぎっちょ

評価 6

入店日時 平成18年8月8日(火)午後9時半頃 過去入店回数 なし

国場十字路から沖縄大学に上る坂の途中にある、地元密着型の居酒屋である。地元密着型とは、地元の客を地の利から確保することが大前提で、味や雰囲気より、気軽さと値段の安さを最優先しなければならない。ここはそれを高いレベルで満たしている。正直期待はしていなかった。いつもあまり客は入ってないし、店名も美味しそうじゃない。でも、この日はジョギングの途中、あまりにも喉が渇いたので汗だくのトレーニングウェアのカッコで汗を滴らせながら入ったのだ。こんなことは気軽な地元の店でなくては出来ない。すくなくとも久茂地や松山あたりの店だったらやらない。まずは立て続けに端麗生を2杯。で390円均一というつまみをオーダーする。驚いたことに、つまみが全部390円なのだ。この日は、おろしつくね、山芋ザクザク、冷やしトマト、カキフライ、きのこのマース煮、ししゃもを、走って減量した以上に食べる。ここのつまみがどれも結構美味しい。まあ何の変哲もない居酒屋メニューなんだけど、丁寧に作っていて、意外に美味しいのだ。少し感激してしまった。が、店はこれといって特色はなく、あくまで国場にある割には、ということになる。つまみが美味しければ酒は進み、酒が進めばつまみが欲しくなる。それにしても、何で沖縄の居酒屋にはししゃもとほっけがあるのかな。グルクンの一夜干とかきびなごの唐揚とかがあればいいのに。そんなことを考えながら汗が乾くまでビールを飲み続け、すっかり体が冷え切った頃、岐路に着いた。席を立つと、げげっ、まだ椅子がベットリ汗で濡れていた。

食彩工房 ぎっちょ                                                                                          那覇市国場15                                                                                            098-835-1006

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2006年7月31日 (月)

あんつく

評価 7

入店日時 平成18年7月28日(金)午後8時半 過去入店回数 なし

国際通りから一銀通りに少し入ったところにひっそりと佇む沖縄料理の店である。沖縄料理と言っても琉球料理ではなく、沖縄家庭料理とでもいったらいいのか。入り口は人の家みたいで開けるときに結構ビビるが、怯まずに店内に入ると、少し暗めで天井の低い店内は、木が多く使われ落ち着いた印象だ。客は他にも結構いた。最初カウンターに座っていたが、手前のテーブル席が空いたので、勧められて席を移動した。生ビールはないというので、瓶で1本頼む。奥の厨房では2人のおばちゃんが何だがとっても静かに、しかし着実に料理を作っている。そこには「宮里そば」で見たような静かな抗争が行われている様子もなく、とても仲良く見える。姉妹なのだろうか。ほのぼのした雰囲気だ。接客はその息子(?)らしきイカつい男性が1人でこなしている。無愛想だが、不快な印象はなく、ただ無口なだけのようだ。料理は、あんつく特製炒め(レバニラ炒め)、スルル(きびなご)の刺身、豆腐蓉、スーチカー、ゴーヤンブシー、ソーミンチャンプルー、を食べた。1品ごとの量が多くないので、種類は沢山食べられる。他の店ではチャンプルーは量が多いので、つまみとして頼むと他に何も食べれなくなってしまうので、酒飲みには嬉しい。料理はどれもしみじみ美味しい。とっても丁寧に作られているし、味付けも自分の口にすごく合う。ここは内地からのゲストを連れてきたら喜ぶだろうなあ。器も壷屋焼きで揃ってるし。酒は残白を1合飲んだ後、店の中央に鎮座する、瑞泉の古酒を飲んだ。考えてみると、琉球料理の店や食堂には行ったことがあるが、こういう沖縄家庭料理の店に来たのは初めてかもしれない。チャンプルーは居酒屋で食べられるし。会計は5千円を少し超えたくらいだった。値段に比較してとても満足度が高い。こういう店って意外に那覇には少ないのだ。

あんつくとは八重山民具のことらしい。

旅宿の情 あんつくに包で 島戻て 親姉妹に 土産さびら                 (メニューの書いてあった『あんくつの詩』より)

あんつく                                                那覇市牧志1-7-1                                         098-866-4112

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2006年7月18日 (火)

黒うさぎ

評価 8

入店日時 平成18年7月14日(金)午後10時頃 過去入店回数 1回

壁に並ぶ泡盛と黒糖焼酎の品揃えは圧巻である。特に黒糖焼酎は全て取り揃えられている。ここは沖縄なので泡盛はどこでも飲めるが、黒糖焼酎を飲みたいときはここに来る。いつ行っても混んでいるが、この日は偶然空いたカウンター席に通してもらった。混んでて入れなかったときも多いのだ。先に3人組の男性が待っていたが、諦めて帰っていったので幸運である。客層は観光客や出張組が多い。東京にも支店(本店?)があるらしい。ここは焼酎の取り揃えもさることながら、肴がお酒に良く合うものを用意していて、それがすごく美味しいのだ。席につくと店主(だと思う)から、「お久しぶりです」と言われた。1回しか来たことがないのに、この時点で既に1ポイントアップである。それにしても沖縄が、奄美と同じさとうきびの産地でありながら、タイ米から作る泡盛というのが面白い。黒糖焼酎だったら原料も地元で調達できるのに、何でかな。もっとも今は黒糖焼酎は奄美諸島だけしかその製造が認められていないらしい。そんなことを考えている間にも、席が空くそばから次から次へと客が入ってくる。3連休前だからか。昇龍をロックで飲む。まろやかで芳醇な香りが鼻腔をくすぐる。ああ、おいしいなあ。奄美にも近いうちに行きたい、これだけでそんな気にさせられる。肴はやんばる島豚の月桃包焼き(絶品)を中心に数種注文する。長命草のチャンジャ和えが酒を呼ぶ。八千代、あまみ長雲、天下一を立て続けに飲む。店も席も狭いんだけど、落ち着くし和むなあ。人間は水辺にいると精神的に安定するというけど、酒に囲まれているとより落ち着くのかも知れない。照明も程よく落ちてるしチャラチャラしたところがまるでない。本物の店である。

酒を飲みながら未だ見ぬ土地に思いを馳せるのは楽しい。気がつくと彼女と奄美に行く計画をしていた。

南島酒房 黒うさぎ                                         那覇市久茂地3-8-3                                       098-864-2887

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2006年7月16日 (日)

吉崎食堂

 評価 3

入店日時 平成18年7月15日(金)午後8時半頃 過去入店回数 なし

2、3ヶ月前に久茂地川の沿いのビジネスホテルの1階に、少しレトロちっくなお洒落な居酒屋がオープンした。通るたびに気になっていたが、今日ようやくこの日行くこととなった。電話番号を調べるため、Webで検索していたら、東京恵比寿の「由ら」の系列だという。「由ら」はお洒落系居酒屋として恵比寿界隈ではかなりの有名店で、恵比寿が今のような垢抜けた街になる前から営業していたはずだ。以前勤務先が恵比寿にあったので、もちろん行ったことがある。が、あまり好きではなかった。食べ物は美味しくないし、パフォーマンスに対して高かった印象がある。だからヤな予感はした。「由ら」は店名は変えていたと思うが、渋谷界隈にも沖縄料理の居酒屋を展開していたはずだ。つまりこの「吉崎食堂」は東京からの逆上陸ということになる。ちなみに「吉崎」はここの社長の名前だったと思う。店の中もレトロっぽく、さすが東京から出店してきただけあって、お洒落だ。メニューを見るが、ずいぶん食べ物の種類が少ない。居酒屋でこんな少なくていいのだろうか。居酒屋において食べ物の選択肢が少ないと寂しい気持ちになる。ここは近所の「玄」からアグーを仕入れていて、それを使った料理がウリのようだ。うーん、アグー食べたきゃ「玄」に行けばいいのであって、それがウリってことは明らかに内地からの観光客を意識している。ま、ビジネスホテルの1階にあるのだから、そういうことなのだろう。ちなみに公設市場にアグーを専門に扱っている肉屋があるので、我が家でもアグーのしゃぶしゃぶくらい出来る。ドリンクのメニューをみるが、明らかに女性客を意識した果実酒や梅酒が目立ち、焼酎はないという。とりあえず生ビールを頼み、〆鯖の炙り、アグーのホルモン塩焼き、石垣牛のタタキを頼む。もっと頼みたかったが、彼女が様子をみたらというので3品にしておく。結果的にいい判断だったのだが。〆鯖が運ばれてきた。...炙られていない。と思ったらスタッフが携帯バーナーを持って表面を焼きだした。このパフォーマンスだけで〆鯖に780円取れるなんて、東京はまたバブル景気を向かえているのか。アグーのホルモン焼きが運ばれてきた。...少ない。っていうか野菜炒めじゃん。野菜炒めにモツが申し訳のように隠れている。これで880円...。石垣牛のタタキ...6切れだけ。馬鹿にしている。ここは東京ではない。日本酒は何があるのかと聞くと、スタッフがワンカップを10種類くらい持ってきた。さすがこういう姑息なプレゼンはうまい。「澤屋まつもと」と「天狗舞」を取り、自分で蓋を開けて飲む。ワンカップの値段を聞いたのだが、500円くらいからという曖昧さ。この時点でこれを飲んだらもう出ようという気になっていた。ここは食べ物の多くを、カウンターの上に大皿料理風に展開しているのだが、それも美味しそうじゃない。それでも席は埋まってきた。それにしても従業員の数が多い。「りょう次」や「わたんじ」風に「唐揚頂きましたっー!」って掛け声はいいんだけど、気が入ってない。開店からまだ日が経っていないのか固いし。ここは軽めにして、2軒目に行くことにした。で、会計...5840円。おいおい、どういう計算したらこの数字になるのか。

オリオン生 500円X2   1000円                                  ホルモン塩焼き      880円                                    〆鯖炙り             780円                                  牛タタキ                      880円

この時点で3540円ということは...ワンカップ1つ1000円以上じゃねーかよー!! 

絶対行ってはいけない店である。が、久しぶりに恨みシュラン格好のターゲットが表れて嬉しくもある。

吉崎食堂                                               那覇市久茂地2-5-1                                       098-863-8246

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2006年7月 8日 (土)

囲炉裏 温石

評価 7

入店日時 平成18年7月7日(金) 午後8時45分頃 過去入店回数 なし

沖縄には珍しい純和食の店であるこの店は、以前から前島の中ノ橋を通るときにその店構えから気になっていたのだ。この日は七夕でもあったし、和食が食べたかったので、予約をしてから行ってみた。店は板前がきちんと割烹着を着ていて引き締まった感じが心地いい。メニューは、単品も豊富だが、店の人の勧めでコースを選んだ。コースは、突き出しから、生牡蠣、刺身盛り合わせ、蒸しタラバ、海老しんじょ、鮎塩焼き、サラダ、と中々の満足度で、これで1人前2000円だから恐れ入る。コストパフォーマンスがかなり良い。3000円のコースは、これに揚げ物と食事が付くらしい。酒を飲むのであれば、2000円で十分だと思う。沖縄でこのような本格的な純和風の食事が出来るとは思わなかったが、少し残念だったのは、テーブルに飾ってあった花が造花だったことだ。ここはしっかり季節の草木を飾って欲しいが、店は男性だけで切り盛りしているので、こういう細かいことに気が回らないのかもしれない。しかし、料理は値段が安いから素材をケチっているということはなく、キッチリ鮮度のいいものを使っていて、どれも美味しかった。日本酒は久保田や真澄、越ノ寒梅などメジャーどころばかりで少々つまらないが、和食にはやはり日本酒を飲みたい。というか、やっぱり酒では日本酒が好きなので、何かと都合をつけても飲みたいのだ。和食としては普通のコース運びなので、観光客がわざわざ沖縄に来てまで食べるものはないと思うが、沖縄の大人の酒飲みにはぜひ一度行ってほしい店だ。誰でも満足すると思う。

囲炉裏 温石                                             那覇市前島2-16-14                                          098-861-2733

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2006年7月 3日 (月)

レストラン波路

評価 7

入店日時 平成18年7月2日午後7時半頃  過去入店回数 なし

少し店名がサムいが、レストランというよりれっきとした居酒屋だと思う。となりに同名のスナックもある。店の看板から「レストラン」の文字を消し、代わりに「居酒屋野郎」とか「久米島料理の店」とかにしたら、随分貫禄が出ると思うのだが、まあ大きなお世話だろう。OTSレンタカーで貰った島内ガイドを見て、「何か良さそう」いう直感で予約しておいたのだ。店内は小上がり席とカウンター席があったが、きちり作務衣を着た板前兼店主のまん前から若干ずれたカウンター席で、まずオリオン生で喉を潤す。

この日はイーフビーチで泳ぐはずだったが、イーフビーチはすんごく遠浅の浜で、シュノーケルどころか、こんなん泳げるかよーってくらい浅い。行けども行けども浅いのだ。見てる分にはいいけど、海の中は土が堆積してて綺麗ではない。聞いた話だが、「石垣牛」のブランド化に触発され、久米島でも「久米牛」を起こそうと、さとうきび畑を潰して牧場を広げていった結果、島内の赤土が海に流れ出て、綺麗な海や珊瑚を失っているらしい。うーむ。久米島は、「楽天イーグルス」のキャンプ地に選ばれたお陰で、それで町おこしをしようというのか、島内あちこちに「楽天」の文字が目につく。「楽天そば」なんて店もあった。うーん、じゃあもっと「楽天」に頑張って貰わないと、今の「楽天」の成績じゃあ、共倒れになっちゃいますよ。町おこしや村おこしも大事だと思うけど、「興す」ことよりも、「守る」ことにどうして目を向けないのかな。「楽天」以外に誰が使うのか、デッカイ野球場や屋内練習場作ったり、滅多に車も通らないのに、陸橋作ったり、役人の浅はか考えで、補助金を無駄に使った建設はいい加減に止めたらどうなのだろうか。久米島に来る人は何を求めてくるのか、もう1度考えて欲しい。このままじゃ観光客は減るばかりだ。遥か眼下にさとうきび畑を見渡せる宇江城岳からそんなことを考える。

話は波路に戻る。で、結局泳げなかったから、あまり腹が減ってないわけで、刺身の盛り合わせ(500円、700円、1000円の3種類!)、夜光貝の刺身、久米島地鶏の刺身、車えび刺身というように、地物の刺身中心に注文する。腹が減ってない割には、刺身と言えども注文する量が多い。刺身の盛り合わせにレバーみたいなものがある。何かと聞くと、まぐろの心臓だって。食べると貝に似た味がする。珍味だ。おいしい。車えびは沖縄本島同様、ここでも結構盛んで、国内の10%を生産しているそうだ。ああプリプリで旨い。で、特に旨かったのは、夜光貝の刺身と久米島地鶏の刺身。味もさることながら、普通貝の刺身なんていうと、「へ、これだけ?」という量なのだが、ここは違う。しっかり夜光貝の何たるかを思い知るほどの量なのだ。アワビに似て、コリコリした歯ごたえと、濃厚な海の香りが口いっぱいに広がる。ああ。久米地鶏は沖縄本島でも食べたことはあるが、ここのはホントに新鮮で瑞々しく、お土産に買って帰りたいほどだった。至福のひと時である。この店はメニューも豊富で、しかもどれも島の素材を使っているからすごく新鮮なのだ。どれも美味しいし。泡盛は「久米仙」ではなく、島内のもう一つの蔵元「米島酒造」が作る「久米島」。これは久米仙よりもかなり飲みやすいので、泡盛が苦手な人にもお勧めしたい。

島の時間の流れは限りなくゆるく、追加で頼んだサクナ(長命草)のツナマヨ和えと、カボチャとイカの炒め物を肴に夜はさらに更けていく。

店を出ると、見上げる星は無数に輝いていた。

レストラン波路                                            久米島町謝名堂548-32                                     098-985-7046

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2006年6月10日 (土)

評価 5

入店日時 平成18年6月9日(金) 午後9時頃  過去入店回数 なし

近所に多く立てられていたここの捨て看板が気になっていたので行ってみた。以前混んでて入れなかったことがあったので、人気店なのかと期待もしていた。で、期待は裏切られた。まあ場所とか店構えを考えると、過剰な期待は店も戸惑ってしまうと思うのだが、店名どおりここの看板である炭火焼が美味しくなかったのだ。炭を使っての焼き方を知らないのではないか。炭はただ焼くのではなく、燻すことによって炭の香りが移り、香ばしくなるのだ。全然香ばしくない。先週家のベランダで七輪を使って焼き鳥をやったのだが、遥かに美味しかった。焼き方がもっと真剣にやれば少しは良くなるだろう。もちろんそれ以外に食べたものでも、美味しいと唸らされたものは一つもない。この日は炭火焼の豚バラ、青唐、ししゃも、ねぎま、ウインナー、つくねの他、山羊刺し、刺身三点盛、もろきゅう、マグロフライを食べた。特につくねはひどかった。日本酒は三重の「若戎」の純米酒を3号。これは初めてだが美味しかった。締めて7千円。近所の住人限定の店だろう。

炎(えん)                                                那覇市字寄宮156                                          098-836-8933

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2006年6月 8日 (木)

串角

評価 6

入店日時 平成18年6月7日(水) 午後23:00頃  過去入店回数 2回

以前は店の半分がスナックで、少し場末な感じがフンイキだったが、経営者が変わったのか、スナック部分まで店舗が拡張されて、随分広い店になった。この店は明け方までやっているので、少し飲んだ後に店の外側に張り出されているオープンエアのカウンターで飲むのが気持ち良かったのだが、その席はまだ健在である。もっともこの日は雨だったので、珍しく1人でテーブル席についた。その前の店で激しく飲んでしまったのだが、何とかラーメン屋に入るのを自制して、焼き鳥である。どっちもあまり変わらないのだが、締めにビールを飲みたかったのが本当のところだ。彼女に迎えに来てもらう間に、牡蠣、桜さがり、マグロの刺身を食べる。桜サガリとは馬のサガリ肉のことだろうか。うまい。彼女が来てから、ボンジリ、エノキを追加した。串焼きの種類は以前より大分多くなっていて、選ぶのが楽しいが、どれも炭の香りがきつ過ぎる気がした。備長炭ではないのかな。次回はもっとお腹がすいてる時に来て再評価します。

串角 久茂地店                                            那覇市久茂地2-24-19                                        098-862-6347

 

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ごっ八

評価 6

入店日時 平成18年6月7日(水)午後7時頃  過去入店回数 1回

前島の58号線沿いに立つロイネットホテルの1階にある居酒屋である。ホテルの経営ではないらしい。西麻布の権八とももちろん関係はない。58号沿いにあるからゴッパチなのだ。この日は取引先として出張で来ている前の会社の先輩と飲みに行った。前回もそうなのだが、この人はいつもロイネットに泊まるので、帰りが楽ということでこの店になるのだ。こっちの都合は全く考えない、恐ろしく自分勝手な人だが、その分気を使わなくていい。この店は、特にこれといった特徴のない、典型的な全方位的料理対応お洒落系居酒屋なのだが、何故か居心地がいいので気に入っている。料理も比較的凝ったものを作るのだが、特に美味しいわけではない。不味くもないけど。この日は、さきいかの天ぷら、刺身盛り合わせ酢味噌和え、ゴーヤチャンプルー、ヒラヤーチーを食べた。お酒はあらゆる種類をカバーしている。もちろん日本酒やワインもある。おそらく客層がビジネス客が多いからだろう、それほどうるさくなくてゆっくり話が出来るのだ。席数も多い。琉球料理も豊富だし、回とか彩なんかと同じような使い方が出来る。食に重きを置かない観光客ならばお勧めである。ちなみにロイネットホテルはビジネスホテルだが、部屋は比較的広いし那覇市内のホテルとしては、国際通りあたりにあるホテルに比べて全然いいと思う。それにしても焼酎1本を殆ど1人で空けたので久しぶりに酔ってしまった。

ごっ八                                                 那覇市久茂地2-13-12                                      098-941-7858

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2006年6月 5日 (月)

あぐん茶

評価 6

入店日時 平成18年6月3日(土) 午後11時頃  過去入店回数 なし

変わった店名だ。前島の路地裏にひっそりとある。土曜日だが遅い時間だったので、店内には2組の客がいただけだった。カウンターの上に沖縄近海の魚が鎮座している。これを見るだけで料理への期待が高まる。今日は新鮮な魚をいっぱい食べたいからこの店を選んだのだ。メニューを見る。へ、これだけ?いや、失礼、料理の種類自体は結構あるのだが、メニューには魚関係の料理は殆ど載っていない。海人の店じゃないの? 壁に「今日のお勧め」の黒板が掛かっていた。おいおい、驚かすなよ...目を移すと、シマアジ、アカマチ、イラブチャー、カーエーなどの沖縄近海ものの刺身が1品750円とある。まあまあな値段である。シマアジとイラブチャーの刺身を頼む。少ない。6切れずつ。1切れ100円以上か...。うーん。他にゴーヤの天ぷら、ぐるくんの唐揚、アグーの炭火焼、虎海老塩焼き、漬け物盛り合わせと残波の古酒1合を飲んだ。締めて7000円。マズくもないし、高いわけでもないんだけど、魚をウリにしている割には活気が余りにもない。カウンターの上の魚は1匹も減らず、丁寧に冷蔵庫に移されていった。うーん。

あぐん茶                                                那覇市前島2-13-2                                                                                       098-861-5915

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評価 6

入店日時 平成18年6月2日(金) 19:20頃  過去入店回数 なし

第一に店名がよろしくない。居酒屋としてはそそられないし。この日は職場の飲み会ということで、この店はその幹事の選択だ。まあ隙があったら徹底的に減点してやろうと思ったのだが、予想に反して結構良かった。何が良かったかというと、コストパフォーマンスがだ。3000円の3時間飲み放題コースということで、鳥の唐揚つまみに「くら」をひたすら飲むつもりいたが、出てきた料理は、海鮮とスモークした鴨のサラダ、刺身盛り合わせ、カレイの煮付け、コンビーフ入りの出汁巻き、ソーキのトマトチーズ焼き、ホタテバター、ミックスピザ、雑炊、(その他2,3種あったと思ったが忘れた)等で、宴会料理にしては丁寧に作られているし美味しかった。しかし所詮は宴会は宴会、何を美味しく食べるかはあまり問題ではない。問題は予算内に抑えるかどうかである。この日も無事予算内に収まり、3時間で追い出されたりもせず、4時間以上残黒をひた飲んだのである。だが模合や宴会にはいい店だと思うが、デートにはちと落ち着かないか店の作りではある。

旬彩酒家  匠(takumi)                                             那覇市泉崎1-8-8                                         098-862-8256

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2006年5月21日 (日)

楽市

評価 6

入店日時 平成18年5月20日(土) 21時頃  過去入店回数 1回

ここは以前、最初に注文したビールが15分経っても出てこなくて、キレた店である。従業員の動きが悪く、見ていてイライラしたので、店を手伝ってやるから、早くビール出せ、と厨房の中まで入っていって言ったのである。当然店には緊迫感が走り、その後従業員の動きが良くなったのはいうまでもない。ここは店長がアルバイトの女の子たちに店を任せっきりにしているダメな店である。店長は裏で肉を切っているのが好きな人に違いない。と、冒頭から恨みシュラン発揮である。この日は真玉橋→旭橋→楚辺のジョギングコースの帰り、余りにも空腹なため、ランニングウェアのまま立ち寄ってしまった。いつも通り混んでいたらやめようと思ったのだが、少し遅い時間だったのか空いていたので入った。案の定、スタッフの女の子のダルそうな返事にキレそうになりながら、ビールとキムチ、ナムル、豚カルビ、ロース、カルビ等を食べた。ここは肉が290円からと恐ろしく安いのだが、お勧めは特選特上ロース、特上カルビ、特上サーロインである。特上といっても580円で、県産和牛を使用している。ハッキリ言おう。肉はすごく美味い。牛特や華と同じ肉を使用しているから旨いのは当たり前なのだが、値段がすごく安い。だから接客の悪さを補ってしまうのだ。但し肉そのものは旨いのだが、タレとかサイドメニューはおおかた美味しくない。牛刺も食べたが凍っていて水っぽくて残念だった。あと炭火ではなくガスなので、安安の方が美味しい、と不覚にも思ってしまうものもある。が、最上級系の肉は最高である。会計も2人で5千円ほどだったから店の人もキレられても困るところだろう。いつも忙しいのはこの値段だから仕方がない。この日は疲れていたのでキレることもなく、クッパで締めて、ジョギングも空しく体重を増やして帰途についたのだった。

焼肉食彩 楽市                                           那覇市与儀1-8-5                                          098-836-5560

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2006年5月15日 (月)

みやび問屋

評価 8点 

入店日時 平成18年5月13日(土) 22時頃  過去入店回数 0回

変わった店名だが久茂地にある炭火焼の店である。店名以外はこれといった特徴のない店なのだが、全体的なレベルは高い。奇をてらわずちゃんと勝負しようという気構えが見える。焼き鳥は小ぶりだが、ていねいに焼いてあって素直に美味しい。この日は宮崎地鶏のタタキ、馬刺、焼ナス、豚トロ高菜、月見つくね、牛サガリおろし、フーチバーチーズ肉巻き、鳥皮おろし、茄子と山芋の漬物、からし高菜、炙りスルメ等を食べた。特に牛サガリおろしと地鶏タタキ、フーチバー肉巻きは美味しかった。そしてここのウリはなんといっても焼酎の品揃えだ。メニューには20種類くらいしか書いていないが、全部で80種類くらいおいてあるらしい。確かにこの日もカウンターの上においてあった一升瓶を見ていくつか頼んだが、メニューにはなかったように思う。まあ昨今焼酎の品揃えを厚くしている店は沖縄でも珍しくはないが、この店はメニューに品評がていねいに書かれてあって、それを読んでいるとあれもこれもと飲みたくなってしまう。事実この日も2人で10種類くらい飲んだはずだ。で、どれも1杯300円だって。最近じゃあ、800円くらい取る店もあるのに...。スタッフもテキパキしてるし、気が利いていて居心地のいい店だと思う。一つ難を言えば、おろし生姜とおろしニンニクは、業務用じゃなく、生のを使って欲しい。が、個人的には非常に好きな店である。

備長炭火焼 みやび問屋                                     那覇市久茂地2-13-11                                      098-862-3886

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2006年5月13日 (土)

きしみーる

評価 6

入店日時 平成18年5月12日(金) 23:00頃 過去入店回数 0回

泉崎のモノレールの路線沿いにある、HOTな居酒屋である。HOTというのは、雰囲気が何となくアツいのである。店内には直筆の格言がいたるところに貼られ、少々うるさい。メニューにも何だかんだと書かれている。出来ればこのような押し付けがましい格言は、自分の家だけにして欲しい。メニューは、ガッツリ食べる系が多く、酒の肴は少ない。餃子がウリとのことで食べてみたが、まあうまい。但し、次の日仕事があるなら止めておいたほうがいい。ニンニクがスゴいのだ。この日は他に、レバ刺、キムチユッケ、さきイカの天ぷら、漬け物の盛り合わせを頼んだ。飲み物はビールをたらふく飲んで、サワーに切り替えた。お酒はサワー系が充実していて、シークワーサーサワーなど、サワー系など普段飲まない自分にも美味しかった。ここは会社帰りに同僚と賑やかに、或いは合コンなどにお勧めである。スタッフが元気があるし、ていねいで好感がもてる。ぼたんグループの系列店らしい。「きしみーる」とは宮古の方言で、おいでよ、来てごらん!という意味だそうだ。

琉球屋台 きしみーる                                        那覇市泉崎1-22-1                                        098-869-3473

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2006年4月29日 (土)

わたんじ

評価7

入店日時 平成18年4月28日(金) 21:30頃 過去入店回数 2回

泉崎にある、りょう次グループが運営する人気店である。ラーメンの通堂も同じ系列店らしい。この店はいつも混んでいる、一番のウリはのスタッフの元気の良さだろう。スタッフは全員男性で、男の花園を連想させる。かといって店内が男臭さで充満している訳ではない。この界隈は役所や会社が多いので、客層も大人が多い。で、料理だ。...あれれ、うーん。特に素晴らしくどれも美味しいというわけではない。鮮魚の仕入れに力を入れているようには見られるが、遅い時間になると品切れも多い。メニューの種類は居酒屋らしく豊富なので選ぶのが楽しい、が、どれも平均的なレベルである。しかし決して不味いわけではない。この日は刺身3点盛、あぐーの炭火焼、サバの塩焼きを食べたが、まあどれもそこそこ美味しい。お酒の種類は多く泡盛はもちろんワインや日本酒もある。でもこの店を好きなのは従業員の接客のうまさと、活気である。厨房がオープンキッチンになっているのも、それを強調している。この店に行くと、帰りは少し元気になった気がするのは気のせいだろうか。それにしても、沖縄の居酒屋は靴を脱いで入る店が、何故多いのだろうか?靴下の穴には注意だ。

わたんじ 通堂町                                          那覇市泉崎1-7-19                                        098-861-8753

 

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2006年4月16日 (日)

天ぷら専門 八

評価

入店日時 平成18年4月14日20:00~ 過去入店回数 なし

天ぷらといっても沖縄の天ぷらではない。れっきとした江戸前風天ぷらである。沖縄で本格的な天ぷらが食べられるとは思わなかった。ちょっと強面の主人と少しオドオドした若い男の子の2人でやっているようだが、金曜日のいい時間帯にも関わらず入店したときに他に客はいなかった。後からも天ぷら定食を食べにきた夫婦1組が来ただけである。この日はお好みで、海老、ハマグリ、エイのほほ肉、小柱、白魚、インゲン、ゴーヤ、ヤングコーン、タラの芽、それとホタルイカの刺身を食べたが、特にエイのほほ肉は絶品だった。これらとビール、琉球古酒2合を飲んで、8000円だからすごい。東京だったら+1万円くらいするかも知れない。銀座の天X系天ぷら屋がさほど美味しいとも思わないので、この値段は驚いた。定食やコースだともっと安く上がるのだろう。貴重な店である。贔屓にしたい。

天ぷら専門 八                                           那覇市東町18-9                                          098-863-3907

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琉創海佳 來 あっぷるたうん店

評価 

入店日時 平成18年4月13日(木) 20:00~ 過去入店回数 10回以上

お金はないけど酒が飲みたい、そんな時に助けてくれる店である。この店で1万円分以上飲もうとしたら、それは命がけである。そのくらい安いのある。安いから社内の飲み会でよく利用される。いつも経費で飲むから文句は言えないのだが、プライベートでは利用しない。ここで飲むのだったら家で飲んだほうが100倍いい。そのくらいツマミは美味しくないのだ。県内に沢山支店があるけど、どの店もそれなりに小奇麗でお洒落っぽくて若者にはいいだろう。でももう若者ではないので、こういう店に行ってはいけない。観光客でお金はないけど、お酒を飲みたいという向きにはいいと思う。合コンとかにもよく使われる。沖縄料理もあるし、沖縄を代表する居酒屋だから、沖縄の雰囲気は味わえるかもしれない。トイレはいつもきれいだ。コストパフォーマンスから考えればそう厳しい採点は出来ない。

琉創海佳 來 あっぷるタウン店                                 那覇市おもろまち3-3-1あっぷるタウン2F                           098-941-8055

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2006年4月 6日 (木)

新鮮豆腐

評価5

入店日時 平成18年4月6日(木) 13:00~ 過去入店回数 数回

ここは以前から豆腐料理を出す店だったのだが、立地が微妙なのかよく店名が変わる。前は「豆腐御殿」だったはずだ。豆腐を使ったバリエーション豊かなメニューが特徴なのだが、いつも豆腐を残してしまう。つまり美味しくないのだ。この日は豆腐カレーを食べたが、ご飯の量より豆腐の量が多くて全部食べたら確実に動けなくなる。まあ豆腐だから沢山食べたってヘルシー、ということなのだろうが、豆腐なんてそう量を食べられるもんじゃない。そして肝心の豆腐そのものなのだが...うーん。美味しいのかなあ? 豆腐って水が美味しいところだと大抵美味しい豆腐ってあると思うんだけど、ここのは石灰質が多く硬水しかない沖縄では結構普及しているπウォーターってのを使っているらしい。πウォーターってのは人工的に作られた非イオン化水のことなんだけど、美味しい豆腐=国産大豆+天然水って固定観念があるからπウォーター使用って聞いても「うーん」って感じなんだよなあ。豆腐屋の豆腐だから美味しく感じなきゃ感じなきゃって思っても、「これ美味しいのかなあ」っていつも思ってしまう。もちろん不味いわけじゃないんだけど、取り立ててスーパーで売っている豆腐と比べて美味しいとも感じないのが正直なところである。もっとも自分自身あまり豆腐好きではないので、ここで論評する権利もないし、全く的外れで豆腐好きの人が食べれば「ここのすごく美味しい」って思うのかもしれない。メニューは豆腐を使った定食を中心にそばや海鮮丼まである。豆乳飲み放題。

新鮮豆腐                                               那覇市港町2-5-8                                         098-863-5546

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ちちり

評価4

入店日時 平成18年4月5日(水) 20:00~  過去入店回数 数回

好きでない店にまた来てしまった。今日は会社の同僚と久しぶりに男同士で飲みに行こうということになったのだが、おもろまちでということになると、ここになってしまうことが多い。おもろまちにはまだ絶対的に飲食店が少ないから、他の店はいっぱいで入れないことが多いからだ。ここもそれなりに人は入る。でも何が好きでないかっていうと①料理が美味しくない。②料理の量が少ない。③手の掛からないものが多い、或いは相当料理に手抜きをしている、からだ。いいところが全然ないじゃないか、っていうけど本当にないんだから仕方がない。何の個性もないのである。この日は大根と玉ねぎのシャキシャキサラダ、生ホタルイカ、沢蟹のから揚げ、豆腐チャンプルー、砂肝のバター醤油炒め、棒餃子とビール→瑞泉を注文したが、何を食べてもいつも食べた気がしないのだ。個室作ってジャズ流せばいいと思ったら大間違いである。まあこのような店は決して少なくないのだが、分かっていてもいつも行ってしまうので、自分にも腹が立ってこの評価だ。店にとってはとんだとばっちりである。それにしても新都心にもっと気の聞いた飲み屋が出来れば絶対流行るのに。

ちちり                                                 那覇市おもろまち4-8-7                                     098-861-2651

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2006年4月 3日 (月)

悦ちゃん

評価7

入店日時 平成18年3月31日(金) 過去入店回数 数回

言わずもがな桜坂のランドマークである。ノックしてドアを開けてもらう緊張感は最初だけで、中に入るとそのレトロな雰囲気にほっとする。レトロといっても"レトロ風"とかじゃなくてほんとにレトロ、ハッキリ言って古いのだ。ジュークボックスからは聞いたことのない演歌とかが流れてるけど、客層は結構若い。そうだろうなあ、新鮮だよむしろ。ここも泡盛のバリエーションは多い。この日はおでんの盛り合わせと時雨を2人で1合飲んで、1500円だって。値段もレトロだわ。ちなみにお店のママは悦ちゃんじゃなく、そのお母さんが悦ちゃんということだ。ここのテビチはトロットロに煮込まれてて苦手な人も食べられると思う。ちなみにお酒の納品に来た酒屋さんも何回もドアをノックして開けてもらってました。桜坂もお洒落な店が増えたけど、こういう店があっての桜坂、いつまでもドアをノックさせて欲しいな。

悦ちゃん                                                那覇市牧志3-8-1                                         098-866-4680

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炭火焼き 奄美

評価8

入店日時 平成18年3月31日(金)  過去入店回数  0回

最近桜坂界隈から引っ越してきたらしい、焼き鳥の超老舗である。焼き鳥といっても、串に刺してある所謂焼き鳥ではない。鳥を丸々(半羽)炭火でじっくり焼き上げ、ぶつ切りにして提供するのがここの看板料理である。洋風にゆーと、ローストチキンということだろう。 で美味しいのかというと...。はっきり言う。すごくうまい。皮がカリカリで、中がジューシー。あああうまい。どこの地鶏か聞かなかったけど、焼き方がいいんだろうなー。他に焼き物は砂肝、ハツ、レバーがあり、この日は砂肝を食べたがこれがまたうまい!今まで食べてた砂肝は何?って感じるくらいうまいのだ。所謂焼き鳥で食べるようなコリコリしすぎたものじゃなく、ちゃんと味があってしかもおっきい砂肝を丸々焼いて、客に出すときに食べ易いよう切っているから火が通り過ぎてなくて、最初出てきたとき思わずお店の人が注文間違えたと思ったくらい。泡盛も充実してて、しかもどの銘柄も2つの価格設定しかないから、珍しい春雨なんてのも1号700円で飲めちゃう。店名は奄美なのに、黒糖焼酎はあまり見当たらなかったな。出前やテークアウトもやってるみたいで、店にいる間も結構電話掛かってきてたなあ。店の雰囲気はまあこぎれいな食堂って感じで、あんまりダラダラ飲む感じじゃないかな。今夜の1軒目として使うか、シメの1軒か。鳥の他にはそばとご飯くらいしかない。鳥一本で勝負している潔さが気持ちいい。この日は半羽を2人で分けて食べたが、今度は1羽まるまる食べたい。この日は2人で鳥半羽、砂肝、それから突き出しに漬け物、サービスで刺身、そしてカリー春雨を1合飲んで3500円。また近日中に行きます。

炭火焼き 奄美                                           那覇市安里2-2-3                                          098-863-5439

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2006年3月30日 (木)

おでんBAR はるるー

評価 6

入店日時 平成18年3月29日(水) 20:30頃 過去入店回数 0回

行き当たりばったりで間違って迷い込んでしまった。おでんBARと謳っているが、内地で言うスナックである。近くの居酒屋が満席だったので、どこに入ろうかとフラフラしている中で、ちょっと洒落たお店の概観と、「おでんBAR」という看板に惹かれて入ったのだが、何か変なのが迷い込んできたぞー、という感じで一瞬引かれたのを見逃さなかった。こっちもびっくりしたよ、だってカウンターの向こうでママさんが着物着てるんだもん。そのまま回れ右して出ようかと思った。何の心構えも出来ていなかったし。お酒は当然ウイスキーではなく、泡盛である。食べ物のメニューはおでんが中心だが、ソーミンチャンプルーとかもあった。この日はおでんの盛り合わせ(1人前1000円)だけを頼み、生ビール1杯のあとは瑞泉・青龍の古酒(1合1500円)を飲んだが、これがなかなか美味しかった。2合目はサービスでつけてくれた。この店、カウンターに座っていると、とにかく色々おつまみが出てくる。チーズとクラッカー、自家製漬け物、もろキュー、イチゴ、刺身ほか、最後にはタッパーごと漬け物をお土産に貰ってしまった。この日は結局これらを食べて2人で5000円を少し超える位だったから、安心して通える店であることは確かなようだ。店は開店してまだ3ヶ月ということで綺麗で落ち着いた雰囲気である。カウンター席だけだし、男性の「おひとり様」にはいい店だと思う。おでんはあっさり系でまあコンビニよりは美味しいという感じ。彼女と行くのは少々しんどいかも知れない。でも地元にこういう店はないので、頑張って欲しいと思う。あとタッパーも返しに行かなきゃ...。

おでんBAR はるるー                                        那覇市寄宮2-5-39                                         098-836-9121

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2006年3月27日 (月)

評価6

入店日時 平成18年3月25日(土)  過去入店回数 7~8回くらい

久茂地や久米に行くのが億劫な時に使う近所のフツーの居酒屋である。一見入るのをためらってしまう様な店名だが、店の中は別に凛とはしていない。近所の人がふらっと飲みに来る気軽な店である。観光客が来ることは100%ないし、わざわざ行く必要もない。でも家の近くにこういう構えなくて入れる居酒屋があるのは非常に嬉しい。最初に入った時なんて、お店の人が構えていたもん。確か日本酒は剣菱だけおいていたと思うが、ワインなんてものは当然ない。ここではビールとシマ(泡盛)以外飲んではいけない。たぶんお店の人も日本酒おいてること忘れているし。料理はチャンプルー系と刺身、揚げ物、串焼き、結構色々あるのだが、ここのゲソ揚げは絶品である。このゲソ揚げと残白を飲んでいると、家の近くということもあって、いつも飲みすぎてしまう危険な店でもある。

凛                                                   那覇市長田2丁目

平成18年5月24日(水)再訪

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成2

評価9

入店日時 平成18年3月24日(20時頃~)  過去入店回数 数回

なりなりと読む。正確には成2の2は㎡の2のように小さいのだが、うまく出せない。変わった店名だが、お店の人がナリちゃんと呼ばれていたので名前の一部なのだろう。店は夫婦(たぶん)2人でまわしているのだが、その割りにキャパシティは大きく、カウンター以外にテーブル席や大きな座敷席がある。このテの店は料理が出るのが遅かったり、注文を聞きに来るのが遅かったりで、イライラすることが多いのだが、ここは違う。旦那さんが厨房で、奥さんがフロアを仕切っているのだが、二人ともとにかくよく動くのだ。いつ行っても賑わっているのだが、とにかく一切に滞りがないので、その動きに感心して見とれてしまうほどだ。もちろん料理は何を食べても美味しい。店はいわゆる居酒屋なのだろうが、料理のジャンルは多岐にわたり、単なるつまみではなく、しっかり料理として完成している。この日は白ワインとヒラメの刺身、豚肉としめじのさっぱり炒め、イカげそのオリジナルソース掛け、ピクルスとチーズの盛り合わせを食べたが、どれも美味しい。限定手打ちパスタなんてのもあるようだ。今まで食べてきたもので美味しいと感じないものはなかった。お世辞ではない。お酒は泡盛はもちろんだが特に各国ワインが充実している。で、すごいのはここのボトルの値段が恐ろしく安いのだ。モエシャンドンで4980円だって。おいおい小売価格いくらだっけ...。このプログのせいで爆発的に混むことがないよう祈るばかりである。(んなわけないか) 緑ヶ丘公園のそばの住宅地にひっそり佇むこの店、接客・料理・値段・立地と4拍子揃ったとにかく好きな店の一つである。お店を出た後に春の夜風に吹かれながら緑ヶ丘公園の散歩も楽しい。

成2(なりなり)                                             那覇市牧志1-6-15 
098-868-2329 

→ 以後夫婦でないことが判明!スミマセン。

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2006年3月22日 (水)

炭火焼とり 寛

評価7点 

入店日時 平成18年3月20日(月) 過去入店回数 0回

まあ何の変哲もない焼き鳥屋である。が、この何の変哲もないというのは内地にあれば、の話で沖縄では本格的な焼き鳥屋である。もちろん備長炭使用である。沖縄ではめずらしい、セセリやボンジリなんかもあり、焼き鳥以外のメニューも豊富である。この日は、やきとり、皮、レバー、ハツ、ナンコツ、せせりみ、ソリ、つくね、ししとう他、薩摩地鶏のたたき等も食べた。まあ焼き鳥は平均的なレベルだが、この平均を沖縄でとなると高いと言わざるを得ない。フォワグラの串焼きなんてのもあったようだ。酒の種類も豊富で、泡盛はもちろん、日本酒、ワイン、焼酎がある。特に焼酎は芋焼酎を中心に非常に充実した品揃えだった。この日は泉崎病院の向かいにある泉崎西店に行ったが、他には泉崎バスターミナルの裏手にある本店、古波蔵交差点のそばにある古波蔵店があるらしい。この日は飛び石連休の谷間だったのもあってか、ずっと満席の状態が続き、席が空けば次の客が入るで客足が途絶えることはなかった。店は3人で回していて、愛想はないが実に良く動き見ていて気持ちがいい。ずっと満席だったが不快な思いをすることは一度もなかった。これまで那覇市内にあるいくつかの焼き鳥屋を廻ってきたが、一番焼き鳥屋らしく、お酒がススんだ店だった。また行きたいと思う。

炭火焼とり 寛 泉崎西店                                      那覇市泉崎1-13-10                                         098-862-8761

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2006年3月16日 (木)

ままや

評価7

入店日時 平成18年3月15日(水) 20:00~  過去入店回数 0回

いい店である。まず客筋がいいし観光客は来ない。お店の雰囲気も洗練されていて落ち着く。久茂地あたりの落ち着いたグルメビジネスマンがいかにも好きそうな店である。この日は山菜の天ぷら、菜の花の胡麻和え、ドゥルワカシー、もやし炒め、マコモと島人参のあっさり炒め、鰹の塩辛を食べたが、どれも沖縄にしては上品なボリュームだかとても美味しかった。内地じゃ珍しくもないけど、タラの芽とかふきのとう見たいな季節感出す居酒屋はないよね、沖縄じゃ。沖縄料理も普通の沖縄料理ではなく、少し手間をかけて見た目も味もとても洗練されている。ドゥルワカシーなんて初めて美味しいと思ったなあ。沖縄料理だけでなく、お刺身や煮物、焼き物から何から何まで食べてみたいと思わされる、とても魅力的なメニューで、すごく肴にこだわっているんじゃないかな。お酒も酒屋に無理やり入れられている感じではなく、首里の蔵元にこだわった泡盛のセレクトである。他には日本酒とかワインもあるようだった。夫婦2人とお手伝いの女の子でやっているようだったが、料理は奥さんの方が作っているようだ。我々が「この店は初めて?」って聞かれたくらいだから、ホントに常連さんが多いんだろう。でも閉鎖的な感じは全くなく、とても感じが良かった。贔屓にしたい店である。評価は始めてなので低めにしたが、これから徐々に上げていきたい。那覇にもまだまだ行ったことがないいい店があることを改めて感じて嬉しくなった夜である。

ままや
那覇市久茂地2-17-19
098-867-1350

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2006年2月25日 (土)

ダイニングバー泉家

評価

入店日時 平成18年2月25日(金) 20:00頃 過去入店回数  数回  

少し小ぎれいな居酒屋である。ダイニングバーとうたっているだけあって、酒と料理の種類がやたら多い。多すぎるのである。料理の種類が少なく、しかも炭水化物系が多い沖縄の居酒屋の中ではまあしっかり肴にこだわっている。だからメニューから選ぶのが楽しい。ここがこの店を好きな点である。逆を言えばそこしか好きではないかな。店の内装とかシートとか少し高級っぽくて、客の年齢層とかも高くて結構落ち着いて飲むことが出来る。久米の立地のせいか、同伴も目にする。沖縄の居酒屋で日本酒をおいてるところは少ないので、日本酒であれこれつまみたいときにはいいと思う。ワインとか洋酒も充実している。では味はというと...毎回で申し訳ないが、美味しくも不味くもない。記憶に残る料理もないし、特に料理方法にこだわっているわけでもなさそうだ。そうだろうなあ、これだけメニューが豊富だと、作るのだけで大変だと思う。パスタから琉球料理まで何でもありだもん。材料無駄にならないのかな、なんて心配になる。だけど沖縄では貴重な店であり、好きな店ではある。

ダイニングバー泉家                                                     那覇市久米2-11-1                                                    098-863-1238

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2006年2月22日 (水)

だいこんの花 安謝店

評価

入店日時 平成18年2月22日(水) 19:45頃  過去入店 なし

いきなり食べ放題かよー、と思わないで欲しい。今日はお酒は控えた食事を、ということでヘルシー嗜好で人気を集める安謝交差点マックスバリューと同じ敷地にある「だいこんの花」に行く。地元のTVでは結構紹介されていて、気になってはいたのだが、今日が初めてである。ここは「健康食彩レストラン」とうたっているように、県産の有機野菜を中心としたビュッフェスタイルのレストランだ。経営は沖縄では結構手広く飲食店を展開している株式会社アメニティーということで、他には小禄バイパスに店舗がある。結構込んでて、150席近いスペースが殆ど埋まっている。店の雰囲気はファミリーレストランぽくて、従業員の元気はいい。メニューは豊富で沖縄の食材を極力意識して使っているようだ。味はというと...まあ旨い。が、所詮はビュッフェなので、味よりも出来るだけ多くの種類を沢山食べなきゃ、という貧乏根性から、ゆっくり味わうことは出来ない。が、不味い、と感じた料理はなかった。お鮨屋さんに必ずある、醤油を付ける小皿のようなサイズのお皿でチビチビ取って行くのだが、全部を食べることは出来ないくらい種類は多い。料金は大人1名1850円で時間制限はないので、まあ妥当だと思う。ビールやワインは別注文で飲めるけど、ビールを飲んでいるのは我々だけだった。そうだよね、だって沢山食べられなくなっちゃうもん。でも不味くはないけど、あまりに美味しくてまた食べたいと思うものもなかったからもう行かないと思うな。

だいこんの花 安謝店                                       那覇市安謝620                                           098-861-8889

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