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2013年3月11日 (月)

メゾン・ド・フジイ

評価 7

入店日時 平成24年2月22日(金)午後8時半頃   過去入店回数 なし

雨の金曜日、空いている駐車場を探すのに苦労して、ようやく入った店内。 まず目に入ったのはシェフがフテくさりながら、食材の切れ端をゴミ箱に投げ入れている姿だった。なんだ、なんだ? と思ったが、初めてのお店だったのでそれを注視している余裕はなく、店内の様子やメニューを見るのに忙しくさほど気には留めなかった。5品5000円のシェフのお任せコースに決めたが、フロアの女性が忙しそうでオーダーを中々取りに来ない。、すると見かねたシェフが自ら聞いてくれた。アルザスのゲヴェルツトラミネールで喉を潤していると最初に出てきた前菜が、パテドカンパーニュ、次がスペシャリテという野菜と魚介のゼリー寄せだ。美味しい。見た目も綺麗だし、ソースの酸味のバランスも絶妙だ。オープンキッチンの利点も生かされ、料理が出てくるタイミングもいい。コード・デュ・ローヌのロゼに切り替え忙しく動く厨房のシェフを見ているとどうにも様子がおかしい。というか、怒っている。誰に怒っているのか。フロアの女性に対してである。新人で慣れていないのか、確かに動きも悪いし気が行き届いていないのだが、それに対し客にも聞こえるように『パン追加聞いて!』、『ワイン注いで!』、『聞こえたらちゃんと返事して!』とどうにもやかましい。オープンキッチンなんだから、厨房の裏でやればいいのに、目の前でやるからどうにも落ち着かなくなってしまった。そのうち吾輩にも、『ワイン飲むペースが速い!』、『もっと味わって食え!』とか言われるんじゃないかと気になって仕方がない。 ダブルメインが、赤マチのポアレと県産ポークのグリルと続き、どれも文句なく美味しいが、もう頭の中はシェフとフロアスタッフとの戦いに占領されている。ようやくキッチンの裏でシェフが説教を始め、店内の客も引け始めていたので、静かに料理を味わえるようになって味わう最後のデザートはピスタチオオイルとエスプレッソをかけたココで5品となる。このデザートは文句なく美味しい。フレンチなので、見た目の美しさにこだわるのは当たり前なのだが、ここの料理は野菜の使い方も上手くて、重さが全くない。素直にどの料理も美味しいと思うし、アイデアも素晴らしい。会計も2人でボトルのワインも含めて14000円だからリーズナブルと言えよう。しかし、教育を客の前でやるにはどうなのだろう。オープンキッチンの利点よりも、なんでも見えてしまうということが欠点になってしまった。我々が最後の客だったので、この後接客に関する説教が延々と始めるのかと思ったら、スタッフが気の毒になってしまった。料理はともかく、接客面でまだまだ発展途上のお店である。再訪したい。

メドン・ド・フジイ                                            那覇市久茂地2丁目10-19                                     098-862-0312

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