そう゛ぁーじゅ
評価 9点
平成21年8月15日(土)午後8時頃 過去入店回数 6~7回
2回目の登場となるが、泊から松川に移転して、料理を除いては全く違う雰囲気の店に生まれ変わったので、改めての更新である。 この新しい店には今日で3回目の訪店となる。最近では5月の連休中に両親を連れて行って以来である。その時は、老齢の両親のため、ボリュームを抑えて欲しいと予約時にお願いしたのだが、確かに1品1品の量は少ないポーションで、代わりに品数をかなり増やしてたくさんの種類の美味しいものを堪能することが出来、普段フレンチなどとは縁のない両親も喜んでいた。しかしその日は我々3人の客しかおらず、店の経営を心配したものだった。泊の時からそうであったが、どうにも客が入っているのを見たことがないのだ。その前はランチだったが、その時はランチとしては遅い時間だったからか、やはり他に客はなかった。好きな店なだけに、満員で入れないと困るのだが、流行ってないと、そのうち潰れてしまったりしてそれはそれで困る。 この日も我々だろうかと、少し不安な気持ちながら店内に入ると、何とビックリ満席なのだ。どういうことなのだろうか。個室はともかく、6席くらいあるテーブル席が、我々の予約した席以外全て埋まっている。ようやく軌道にのったのだろうか。しかしそもそも実力のあるシェフのお店である。泊時代も含めればそれなりに長い年数営業してきているわけだ。今まで客がいない時に我輩が行っていたということだろう。ディナーは6000円のコースを頼んでいた。プリフィクスになっており、前菜とスープ、メインをいくつかの料理から選ぶ。我輩は鴨の燻製と温度卵の前菜、甲殻類のスープ、やんばる黒鳥のソティを選んだ。彼女はロブスターのサラダ、野菜のコンソメスープ、牛の白ワインビネガー煮を選んでいる。その他に魚料理のミーバイのムニエルとアミューズ、グラニテが付く。もちろん圧巻のデザートも健在だ。この日はフロアのスタッフが2名いたが、この店が松川に移転して以来一人でフロアを取り仕切っていた男性のソムリエはいなくなっていた。ずいぶんスマートなサービスをする男性で、この店の雰囲気に合っていたのだが、今度のスタッフは少し気さくな感じである。しかし忙しいながら2人ともそつなくサービスをこなしていた。店内は前のビストロ風の雰囲気から一転して高級感を感じる作りなのだが、このスタッフのお陰で堅苦しい感じはなくなっている。そして料理は相変わらず美味しいし、サービスや料金など考えて、非常にバランスのいいお店になっている。普段フレンチとは馴染みがない人も、この店なら気軽に入れるし、大事な日を過ごすのにも相応しい店だと思う。多くの人に足を運んで欲しい沖縄フレンチの名店である。9点を献上したい。
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