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2009年6月

2009年6月27日 (土)

笑味の店

評価 7

入店日時 平成21年5月3日(日)午後13時  過去入店回数 なし

前後してしまったがまたGWの更新である。一度更新すると続けて出来るもんですネ。   このお店も2週間くらい前に、体の調子が悪い母のために「長寿膳」と予約制のメニューを頼んでいた。この店がある大宜味村は長寿の村として有名である。長寿県としての沖縄が、その食生活の変化から地位を下げてからもこの村民は変わることなく長寿を保っているのである。素晴らしいことである。店は質素でお世辞にも綺麗とは言えないけど、店内に流れる時間はまさにやんばるのそれである。ここは自家製の食材の販売にも力を入れていて、店内でもシークワーサージュースやドレッシングなどが買える。長寿膳は手間が掛かるのか予約が必要だが、同時に席も予約が出来るので連休などの繁忙期には調度いい。この店が満員だとまわりに店はないので、大変なことになってしまう。お店は結構込んでいたが、我々の席はキッチリ確保されていた。みんな静かにやんばるの雰囲気と味を楽しんでいる午後のひと時。天気もいいし道中綺麗な海も堪能できた。最初にシークワーサーそばが出てきた。ほのかにシークワーサーの香りがして美味しい。その後にお弁当式の長寿膳が運ばれてきた。いかにも体に良さそうなものばかりが並んでいるが、偏食の人は苦行に近いこととなろう。ニガナやスルルー、竹の子イリチーやラフティなど、地元で取れた自然の素材ばかりを調理しているらしい。どれも「すんごくウンメエぜ! も、サイコー!!」 というほどではないが、どれもカラダにすんなり吸収されるようで、元気が出てくる。昔は嫌でもこういうものを食べていたのであろうが、今はお金を払わないとこういうものが食べられない時代である。もっとも調理に手間が掛かっていそうで、自分で作るもの大変だと思うが。 夕べは新しく松川に移った"そばーじゅ"でフレンチを腹一杯食べたので、両親ともに食欲が進まないようだったが、それでも健康のため、と頑張って食べている。まさに"ぬちぐすい"(命の薬)である。実際帰ってから母の体調が少し良くなったようだ。都合のいい話かも知れないけど、カラダにいいものは何でも試してみたい。シークワーサーそばや紅芋チップを買って、この後自分の好きな場所である古宇利島に向かった。申し訳ないような素晴らしい天気の初夏の1日だった。

笑味の店                                               国頭郡大宜味村字大兼久61番地                                0980-44-3220

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2009年6月25日 (木)

山本彩香

評価 9

入店日時 平成21年5月4日(月)午後19時  過去入店回数 なし

なんとなんと約半年振りの更新である。 もう更新をやめてしまったのかと思っていた人も多いであろう。やめるつもりはなく、毎日更新しなきゃ更新しなきゃと気にしてはいたのだが、ボヤボヤしている間に随分間が空いてしまった。 この間お店に行ってなかったわけではなく、それなりに飲み歩いてはいたのだが、リピートが多く、さらに特筆すべきこともなかったので、更新するモチベーションがかなり下がっていたのは事実である。ホッとしたお店も多かったのではないだろうか。 ところがどっこい、である。 行った印象が薄れないよう、下書きだけはしてあったが、更新する前につぶれてしまった店なんかもある。まったく沖縄の飲食業界は光陰矢のごとしである。さて、今回の記事はとうとう悲願かなって沖縄料理界の御大山本彩香の登場である。ゴールデンウィークに行ってから今日まで随分時間は経ってしまったが、その印象は薄れていない。それだけインパクトがある料理だった。連休前に老齢の両親が沖縄に遊びに来るということで、2週間前くらいに予約の電話をしたのだが、連休中だからであろうか、以前の人気に落ち着きが出たのだろうか、すんなり予約が取れた。今までも何回も予約にトライしていたのだが、丁寧に断られてきたのだ。料理は8000円のコース1本勝負。随分強気だが、評判も高いので期待して訪れた。お店は久米の目立たない路地の角にある。佇まいはなかなかいい。玄関を入り案内された席は個室ではなかったが、全く他の席が気にならない配置で落ち着いたいい雰囲気である。この日は見える限りは我々の他に2組、カウンター席にも何組かいた。カウンター席の方は随分若い客が目立ったが、飲んで騒ぐような酔客はいないようだだった。かといって緊張を必要とするような畏まった雰囲気でもなく、適度に雑然としていて誰でもリラックス出来ると思う。山本彩香さんと芸能人の写真なんかも飾ってある。誰かとみると、ダチョウ倶楽部の肥後と知らない女性だったので、「あの女性誰?」と彼女に聞くと、「ドリカムでしょ。」と教えられた。 席には泡盛の入った甕が最初から配置され、飲んだ分を量って支払うシステムのようだ。最初に出てきたのはゴーヤとりんごの生ジュースだった。次に自家製豆腐ようは今まで食べた豆腐ようの中で一番美味しかった。先付けにミヌダルやカマボコ、ゴーヤの天麩羅、その後にジーマミー豆腐。どれも沖縄では珍しいものではないが、繊細かつしっかりした味付けでお酒が進む。前半に出るアーサのお吸い物とドゥルワカシーが特に美味しかった。他にミミガーやスーチキー、ソーミンチャンプルーやラフティなど琉球料理がまるで京会席のように1品1品丁寧に運ばれてくるのだ。どれも居酒屋でも見られる料理だが、見た目も味も似て異なるものである。一つとして手を抜いたものはなく、絶品である。泡盛は春雨という、これまた美味しい甕出しで、ついつい(いつもだが)飲みすぎてしまった。 敢えて苦言を上げるのであれば、接客が若干固いことと、ウーロン茶などペットボトルで出てくることことであろうか。料理の繊細さと比べるからこそ、気になってしまうが、料理の素晴らしさがそういう小さいことは打ち消してくれる。帰りに両親の土産に豆腐ようとちんすこうを買って帰った。会計は刺身がハーリーで仕入れできず出せなかったということで、1人7000円であった。                              今まで琉球料理を食べてそれほど感動したことはなかったが、さすが名店である。評判通り満足して帰途についた。2ヶ月経って更新している今も、その味は忘れることがない。沖縄では高いけど、食べたら高いとは思わない。 また行きたいなあ。

琉球料理乃 山本彩香                                       那覇市久米1-16-13                                        098-868-3456

Book ていーあんだ 山本彩香の琉球料理

著者:山本 彩香
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