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2008年9月

2008年9月26日 (金)

わふい

評価 9

入店日時 平成20年9月18日(木)午後8時頃 過去入店回数 なし

何を隠そう誕生日である。ある程度の歳を過ぎるとあまり嬉しくない誕生日。東京にいるときはさして気にも留めなかったけど、沖縄に来てからは少し意識してしまう。恵比寿で努めているときは、誕生日になるといつも馴染みの居酒屋から電話が掛かってきた。気前のいい板さんがドンペリとかスッポンとか用意してくれているのだ。そういう時に限って自分の誕生日を忘れている。だからとっても嬉しいのだ。だが自分で意識してしまうと、当日何もないのが少し寂しい。「もうそんなのいちいち祝ってる歳でもないし」と自分には言い聞かせても、どこかでやっぱり自分が主役の日が嬉しいのだ。その誕生日当日。彼女が料理を作ってくれるのかと思ったが、どこかに食べに行くという。「食べたいもののリクエストは?」と聞く彼女に「誕生日らしいとこがいい。」と難しい注文を出すワタクシ。でもさ、いいオトコが自分の誕生日に「クイーンアリスみたいなフレンチがいい!」って可愛くいうのも気色が悪いし、「焼き鳥!」というほど破れかぶれでもない。「いいオヤジが誕生日を迎えるにはどういう店がいいか。」なんてLEONとか日経OFFとかの特集でやってくれないかな。仮にそれらの雑誌で特集が組まれた場合、必ずや紹介される店と言えば、「隠れ家」である。大人のオトコが誕生日を迎える店=隠れ家 いいではないか。

で、「久茂地に行く」と行って連れられてきたのが、この店である。いつも行く歯医者に近い。まあ普通の人は気が付かないなあ、って場所にある。「こんなところに店が...」 驚きながら入るのだが、入った後も何の料理の店だか分からない。「うーん。」 うなりながら席につくと、意外にも彼女が親しげに店主に話しかけている。少し面食らいながら見ていると、どうやら以前からの知り合いのようだ。彼女の誕生日には"SAKUMOTO"に行ったのだが、どうにもその時の状況が逆になったようだ。店は店主が1人で切り盛りしているらしい。だから、あんまりお客が来すぎても対応しきれないので、店をあえて分かりにくい場所に構えているらしい。言うまでもないが、こういう店が好きなんですね、ワタクシ。

店はカウンター席と大きめの個室があるだけだ。この日、この個室で7~8人くらいであろうか、先客がいた。当然これで手一杯になるから、本来であれば、我々の予約は断られていただろう。どうやら便宜を図ってくれたらしい。さすがに1人で7~8名分の料理を作るのは大変だ。運ばなければならないし。少し待たされたけど、落ち着いたところでシャンパンで乾杯だ。驚いたことにシャンパンは彼女の親友が差し入れしてくれたらしい。感謝感激である。親友も贔屓にしているとか。というか、彼女もこの店は初めてだから、親友の紹介なのだろう。シャンパンは自分のとって炭酸水みたいなものだから、スイスイ勢いよく飲んでしまう。料理はおまかせで。すると小皿でじゅんぐり酒のつまみに嬉しい肴が次から次から出てくるのだ。前菜、刺身、煮物、焼き物、パスタ。料理は和洋折衷、なぜなら店名の"わふい"は、和風、仏風、伊風から来たものらしい。美味しいものならジャンルを問わないというスタイルは、一歩間違うとどれも中途半端な印象になってしまうものだが、ここは芯が通っていて、ぼやけた料理になっていないのがスゴい。どれも印象深い料理になっている。

途中で彼女の親友が登場。その友人と我々で賑やかなカウンター席となった。喫煙者にはタバコを吸えないのがタマにキズだが、外のテラス席で吸えるから問題はない。時間があっという間に過ぎ、お腹もいい具合に満たされた。この後眠そうな彼女を誘ってバーに移動。気がついた時には誕生日は終わっていた。

わふい

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2008年9月18日 (木)

火鉢屋

評価 8

入店日時 平成20年9月17日(水) 午後11時頃 過去入店回数 1回

後輩がニューヨークから帰ってきたので、仲間で歓迎会をやることになった。約7ヶ月ぶりの再会だ。1年間出稼ぎに行ってたワリには帰ってくるのが早いのだが、初めての海外での半年以上の暮らしはさぞかしエキサイティングだったと思う。何にしてもニューヨークである。さぞや豊富な武勇伝を聞けると楽しみにしていたのだが、スポーツ好きの彼から興奮気味に出てくる体験談は、「ベッカムの試合を観戦した。やっぱり彼のフリーキックはスゴい。」だとか、「松井とイチローの試合の雰囲気に興奮した。」とか、「図書館の大きさと格式に感激した。」とか、まあさして面白くない話であった。例えば「スターバックスで英語が通じずやむなく無銭飲食した。」とか「エンパイヤステートビルの屋上で1人クイズした。」とか、「懐かしい日本語に騙され、ついていったらいきなり下半身をハダカにされた。」とか、そういう話を期待していたのだが、どうにも常識的な旅行をしてきたようだ。確か英語の勉強に行ったはずだが、英語どころか口の周りを白くしながら語る彼の日本語は、行く前より幾分下手になっていたことに驚いた。まあ、向こうでも日本人と行動していたようなので、土産話を勢い込んで話そうとしてうまく言葉が出てこなかったのだとは思う。ところがお店の女の子をからかう話術を習得してきたことは意外だった。「何時に仕事終わるの?」とか「その着物で通勤してるの?」とか、以前の彼からは想像出来ない。どちらかというと、口下手な方だと思ったのだが、まあ変な自信をつけて帰ってきたということだろう。困ったものである。

それはそうとこの店を選んだのは、数日前に初めて入った印象が良かったからだ。まず何をおいても魚がうまい。九州あたりから仕入れたイキの良い魚を色々な調理法で食べさせてくれるのだ。先日行ったときは、主に刺身と焼き物の盛り合わせを注文した。特に実際に魚を見せてくれてから焼き上げる炉端焼きが気に入ったので、今回も同じものを注文した。いずれも大き目の魚なので、食べ甲斐もある。いつ電話しても予約でいっぱいだった理由がわかる。それだけ人気なのだ。お酒の種類も豊富だし、梅酒なんかも珍しいのが取り揃えられているので、女性同士の客も多いようだ。この日我々は当然「シマ」、しかも銘柄なんて気にしないので、「流れボトル」というのを注文した。いわゆるボトルの期限切れや飲み残しを「再販」するものだ。どの銘柄の流れでも値段は一緒なので、出来るだけ高いものを指定する我々は、店側から見るとどう映るのであろうか。さぞかしタチの悪い客だろう。この日はヤロウ5人だったので、自分の喋るのに夢中になるということもないので、ツマミにドンドン箸をつける。そのうちニューヨーク帰りの後輩の話より、会社の話でエキサイトしていく。よもやこの後輩もニューヨークから帰ってすぐに、逆にその間の会社の「土産話」を聞かされるとは思っていなかっただろう。それでもこれからの身の振り方を聞かれて、「家族と沖縄のためにここで働きたい。」と熱く語る彼の話を笑い飛ばすほど、我々も荒んではいない。最後は感動的に締めくくられ、長い夜は次のステージへと変わるのだった。

ちょうど10年前になるが、我輩も始めての海外生活をかの地ニューヨークで送ったことがある。ローラーブレードでセントラルパークを疾走していたら暗くなって怖くなり、スケートを履いたままタクシーで帰ってきたとか、ワシントンDCで泊ったホテルに、「何で昨日は泊らなかったんだ!」という謂れのないキャンセル料を取られたり、通ってた学校が、日本を発つ前に予約してた学校と違うことに、入学後1週間してから分かったりとか、それなりの土産話があった。でも一番エキサイティングだったのは、それらの話を日本に帰ったら面白おかしく聞かせてやろうという思いと、実際に聞いてくれる友達が来たことだ。かの後輩も辛口で責められながらもきっと満足しているだろう。

炭火炉端 火鉢屋 新都心店                                    那覇市安謝2-1-8 2F                                      098-863-8293

B06 地球の歩き方 ニューヨーク 2008~2009 (地球の歩き方 B 6) Book B06 地球の歩き方 ニューヨーク 2008~2009 (地球の歩き方 B 6)

著者:地球の歩き方編集室
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2008年9月12日 (金)

Cafe Terrace NIRAI

評価 8

入店日時 平成20年9月7日(日)午後4時頃 過去入店回数 なし

日曜日の遅い午後、少しはデートらしい所ということで北谷に来た。彼女がこの店のファンらしい。北谷にはカフェが多いが、多くは駐車場がない。この店もそうだ。この近辺の土地は高いはずだし空き地も少ないので、コスト面で駐車場までは用意出来ないのであろう。この店も車は店の前の道路に寄せて停めることになる。北谷や砂辺でも少し奥まったところにあるので、「わ」ナンバーはあまり見られない。ロコが圧倒的に多いようだ。店は夕方のワリには客が何組か見られた。少しお洒落な女性同士が多いようだ。オヤジが迷い込んだようで若干気恥ずかしいが、周りは全く我々に興味を示さない。当たり前か。窓際に席を取り、メニューを見ると、まだランチセットの時間内だ。それを2つ注文する。ベジタブルスープ、海老とフレッシュトマトの冷製パスタ、デザート、そしてドリンクのセットで1000円だから、まあ良心的ではないか。中2階はソファー席になっていて、女性客が雑誌を読みふけっていたり、おしゃべりに夢中になっていたりする。上の席の方が眺めがいいのだろうが、空いていなかったので1階の窓際の席から見える海を眺めたりする。沖縄のカフェらしく、時間がゆっくりと流れている。涼しくなれば、テラス席でも気持ちがいいだろう。それにしても、カフェって儲かるのかな。いいカフェになればなるほど回転は悪くなるし、家賃も上がるから、そんなには儲からないだろうなあ。あ、でもこの店は夜遅くまでお酒も出すから、カフェだけではないか。ま、そんな下世話な皮算用はおいておいて、スープの後に運ばれてきたパスタを食べて少し驚いた。美味しいのだ。カフェの食事だからあまり期待していなかったのだが、丁寧に作られていてちゃんと美味しい。冷製パスタって結構美味しく作るの難しいんだけど、スープも美味しかったし、ここは料理に手を抜いていないのだろう。雰囲気やロケーションだけに頼ってない証拠だ。スイーツ、コーヒーまでしっかり1時間以上かけ、日曜の気だるい夕方を満喫した。

Cafe Terrace NIRAI                                          中頭郡北谷町字港15-58                                     098-926-5150

ニライ カナイ トライアングル/ニライ カナイ トライアングル ニライ カナイ トライアングル/ニライ カナイ トライアングル
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2008年9月11日 (木)

暖暮 那覇店

評価 7

入店日時 平成20年8月28日(木)午前11時半頃  過去入店回数 なし

一蘭のラーメンが好きである。福岡の店にも数回行ったことがあるが、渋谷に店が出来たときは、よく終電間際に食べて帰ったものだ。周りの酔客を気にしないでいいのもいい。替え玉をしていたばっかりに、終電に乗り遅れたこともある。ラーメンはそれほど好物ではないが、一蘭のは臭みがなくて好きである。沖縄にあるラーメン店で、博多風は実は少ない。それにスープが豚骨臭くてあまり美味しい店もない。仕事中であったが、ちょうどランチだったので、「九州ラーメン総選挙第1位」の堂々たる看板に釣られて、昼前の店に入った。店に入った瞬間、苦手な豚骨の臭みが若干鼻腔を突いたが、それも微かである。ラーメンの種類は一蘭のように単一ではなく、いくつかのバリエがある。その中から「ネギごまラーメン」を注文する。注文したあとに、餃子とチャーシュー高菜ご飯のランチセットがあるのに気づき、そのセットにしてもらう。餃子は5分くらい掛かるらしい。今日はランチなので、あまり気にしないが、夜ビールのツマミに餃子とラーメンを同時に注文すると、まあ10中8,9はラーメンが先に来てしまう。で、やむなくラーメンを食べるともうビールは美味しくなく、で、ラーメンも半分くらい食べたところで餃子が来たって、その時点ではビールのツマミにはなり得ないのだ。この辺、何とか工夫が欲しい。ラーメン作るのを遅らせるとか、すぐに焼ける餃子を開発するとか、少しは考えて欲しい。この店でもビールとラーメン、餃子を同時注文すると、間違いなくラーメンが先に出てくるクチであろう。ま、それはさておき、ラーメンである。ラーメンを注文すると、麺の固さ、辛味ダレの辛さ、脂の多さなどを聞かれる。博多ラーメンの店ではこれは珍しくない。特に重要なのが、麺の固さである。博多ラーメンは細麺が基本で、大抵の地元客は「固め」を注文する。一風堂などでは、「バリ固」、「ハリガネ」なるものもある。自分も固めの麺が好きなので、当然ここでも「固め」となる。あとは大抵「普通」である。麺を固めで注文すると、茹でる時間も短いのだから、運ばれてくるのも早い。ここもラーメンはすぐに運ばれてきた。ラーメンで700円。少し高いな。セットで900円。うーん、ランチでこの値段はさすがに高い。強気である。高菜ご飯が運ばれてきて、カウンターに予めセットされた高菜に気づいた。高菜も好物である。くそ、白いご飯を頼んでも、高菜ご飯は保障されたわけだ。気を取り直し、ラーメンを観察する。一蘭のように、真っ赤な唐辛子ダレが艶かしくトッピングされている。ネギとごまの量は、もっと多くてもいい。スープからはやはり少しだけ臭みが感じられる。が、食べてみると美味しい。豚骨に煮干などの和風系の出汁が加えられ、複雑な味に仕上がっている。うん、おいしい。一蘭ほどではないが、美味しいぞ。ただ麺が少ない気がする。高菜ご飯と小さ目の博多餃子とこの麺の量では足りない男性も多いのではないか。しかしこれに替え玉を追加すると、ランチなのに1000円を軽く突破する。うーん。替え玉は我慢することにする。しかし、高いけど、沖縄では美味しい方だと思うな。(福岡のチェーンだけど) でも九州で一番美味しい店でもないと思う。その看板に釣られて入ったわけだから、お店の思惑は当たったのだけど。夜の2時までやってるもの県内では貴重である。

暖暮 那覇店                                             那覇市牧志2-16-10                                       098-863-8331  

【クール便】一風堂6食セット(赤丸3食白丸3食)【毎週金曜_当店発送】【0620ます得5】 【クール便】一風堂6食セット(赤丸3食白丸3食)【毎週金曜_当店発送】【0620ます得5】

販売元:新横浜ラーメン博物館『MOTTO』
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セルポア

評価 7

入店日時 平成20年8月22日(金)午後9時頃  過去入店回数 なし

随分更新をサボってしまった。2週間前に行った店である。一度アップの途中で文が消えてしまったので、すっかりやる気を失ってました。しかし他にネタもないので、今2週間前のこの店を思い出しながらブログを更新中である。金曜日の夜、「魚が食べたい」という彼女と食事するため、小禄近辺でお店を探していた。この店は同僚から「なかなか雰囲気いいですよ」と教えてもらった。魚が美味しければ別に雰囲気が良くなくてもいいのだが、雰囲気が悪いよりもいい方がいいに決まってるので来てみたところ、駐車場がほぼ満車だった。スタッフが場内整理していて、何とかスペースに停めることが出来た。駐車場も広いし、店内に入っても、意外に大きな店でビックリした。大型店である。スタッフの数も多い。スタッフの数が多い店というのは、繁盛している店の証拠である。紹介どおり、期待が持てる。メニューも豊富である。刺身盛り合わせ、ししゃも塩焼き、出汁巻き卵、セルポアサラダ、ぐるくん唐揚を注文する。料理は和洋折衷、創作風、寿司なんでもござれだ。カウンター席の前ではスタッフが忙しそうに料理を作っている。このカウンターテーブルの高さが若干低くて、少し落ち着かなかったが、金曜日のリッラクスした気分が、そういう細かいことを気にしなくさせる。ビールから久しぶりに日本酒に切り替え、さらに酔っていく。料理だが、特に不味くもないが、すごく美味しいわけでもない。フツーである。雰囲気も大型店なので、団体客も多く、若干騒がしい。紹介してもらっておきながらではあるが、残念ながら全てフツー感は否めない。しかし、車の止めやすさやスタッフの機敏さは悪くない。悪くない、フツー、そういう言葉が似合う店だ。もう少し特徴が欲しいし、店名どおり、全ての料理が塩コショウだけで味付けされているわけではない。日本酒は3合飲んで、会計は8千円ほどだった。うーん、コメントも店の印象どおりどうにもボヤケちゃうな。久しぶりで切れ味がなくてスミマセン。

会計を済ませ、代行を待っている間に、店内のTVを何気なく見ていると、日本リレーチームがあれよあれよという間に3位に入っていた。「あれれ、これ予選?」なんて話していると、決勝だという。感動しながら帰途についた。

美食屋セルポア                                             那覇市赤嶺1-1-6                                             098-840-1222

北京オリンピック全記録 2008年 9/13号 [雑誌] 北京オリンピック全記録 2008年 9/13号 [雑誌]

販売元:毎日新聞社
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美食屋セルポア                                             那覇市赤嶺1-1-6                                             098-840-1222

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