« 2008年4月 | トップページ | 2008年6月 »

2008年5月

2008年5月28日 (水)

ペレストロイカ

評価 7

入店日時 平成20年5月24日(土)午後7時頃  過去入店回数 なし

沖縄でロシア料理。まあ違和感はあるけど、じゃあ東京でロシア料理はいいのかと言われると、それも微妙である。ようはそれだけ日本人には馴染みがない料理ということだ。ロシア料理。ボルシチ、ピロシキ、ロールキャベツ...。思い浮かぶのはそのくらいだ。そもそもロシア料理の店自体少ない。それが那覇に突然開店した。ペレストロイカ。改革・再構築。英語だとリストラと言う意味になる。店は土曜と言うこともあって混んでいた。空いた席がすぐ埋まる。満員だ。ロシア人の奥さん、日本人の旦那さん、ロシア女性の料理人、その旦那さん(らしき人)の4人でやっている。フロアはオーナーのロシア人女性、厨房もロシア人女性が仕切っていて、他の男性2名はどうも尻に敷かれていて、アタフタしている。日本人の旦那が時々奥さんからロシア語で怒られている。旦那は日本人だけど、言葉使いが関西以西の訛りがある。どういう経緯で那覇にロシア料理の店を開店したのか聞きたかったが、なんせ忙しくて声を掛けるどころではない。注文を取りに来るまで15分たっぷり待たされた。メニューはこのテのレストランとしては豊富で、ロシア料理はこんなにバリエーションがあるのかと驚かせられる。どれも試してみたかったが、初めてだったのでコースにした。前菜、ボルシチ、ピロシキ、メイン、デザートがセットになっている。メインは「アグーのシャシリック」というのを選んだ。中近東のシシケバブのようなものだ。ピロシキのひき肉もアグーらしい。前菜が4種類運ばれてきた。ビールよりも先だ。この辺のサービスは荒い。というより、さすがに元共産圏だけあって、奥さんからも笑顔は見られない。サービスという概念がないのであろうか。いや、さすがに今はそれはないだろう。極端に忙しいためだったと思いたい。逆に日本人の旦那の愛想はいい。でも少し頼りなくてアタフタしている。忙しいからビールを一気に2杯頼んだ。それを飲みながら前菜をつまむ。お、美味しい。スモークサーモンは少し塩気が強いけど、他のサラダのような和え物が美味しい。前菜を食べていると、ボルシチとピロシキが次々と運ばれてきた。注文は遅かったけど、料理は早い。ボルシチは小学生の時から何故か「渋谷ロゴスキー」のボルシチの缶詰を食べていた。いつも家にあった気がする。トマトベースでサワークリームや生クリームをトッピングすると、とても美味しかった。今でも時々食べている。鎌倉の露西亜亭、今もあるのだろうか。あちらも美味しかった。あれらがボルシチだと思っていた。ところがここのボルシチは今まで食べたものと全く違っていた。色は赤いがトマトベースではない。ビーツが沢山入っていて、それで色を出している。肉は入っていないが、サワークリームがやはりいいアクセントになっている。うーん、美味しい。壷のような器もいい。ボルシチは日本の味噌汁のようなもの、と聞くから千差万別の種類があるのであろう。ピロシキは揚げパンのようなもの、と思っていたが、やはりここのは違う。普通のパンにひき肉が入っている感じだ。ボルシチを食べながらだと、こちらの感じの方が美味しいはずだ。どの料理もレベルは高いなあ。奥さんが少し怖いのが難点だけど、それもロシアチックだと思えば楽しい。こんどは空いている時を選んで試してみたい。ああ、ロシアに旅行に行きたくなった。

ペレストロイカ                                            那覇市泉崎1-13-22                                       098-863-2206

【ロシア料理 渋谷ロゴスキー】 いなか風 ボルシチ 1人前(250g)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年5月23日 (金)

東洋飯店

評価 7

入店日時 平成20年5月20日(火)午後7時半頃  過去入店回数 10回以上

那覇で本格的な中華料理を、ということであればこの店になるであろう。県内に3店舗あるが、どの店も大型店で、中華料理店らしく大小の個室も多い。お洒落では全然ないけど、商談やファミリーで使うには都合のいい店だと思う。この日は香港からのゲストが一緒だ。彼はこの店が気に入っているらしく、沖縄に来るとこの店がいいと言う。もっとも香港の店とは比べるまでもなく、日本人のように「旅行先では現地の味を」、というような好奇心もないので、この店以外に選択肢がないというのも実際のところだ。本当は「燕郷房」に連れて行きたかったが、宿泊がナハテラスなので、新都心から出るのは面倒だ。料理は典型的な広東料理で、定番料理がメニューの殆どを占めている。凝った料理はない。それだけに、安心して注文も出来る。メニューを見れば、およそどのような料理か想像がつくからだ。いつもはアラカルトで注文するのだが、「個室はコース料理を注文して頂くことになっている」らしいので、一番安い2500円のコースを注文し、アラカルトで追加することにした。その香港人は、ここの料理を「まあ普通だ」という。自分もそう思う。香港ではどの店に入っても、ここの料理以上のものは食べられる。しかも食に関しては安い。しかしここは日本だ。しかも中華街ではない。沖縄だ。その存在が貴重なのだ。この日のコースは揚げ物が多く、何だかあんまり沢山食べられなかったけど、どれも普通に美味しいと思う。しかし、気になるのはいつも空いているので、素材が新鮮なのかという心配は残る。以前同僚の両親がここで食事をした後に、急激に具合が悪くなり、入院して生死を彷徨ったということがあった。イカにアタッたと思われているらしいが、ハッキリしたことは分からないらしい。だからここの素材がどうのこうのいうことは出来ないが、空いている店というのは、素材の回転がどうしても悪くなるから、仕入れは本当に難しいと思う。頑張って欲しい。値段は何品かアラカルトで追加して22000円だった。6人だしビールも飲んでいるからまあ妥当だろう。評価は若干甘いと思うが、その存在と今までの利用回数も考慮した。

関係ないけどこの香港人は自分のボスで、1年に2回ほど出張に来る。非常に穏やかな紳士で尊敬に値する人物だが、食についての造詣も深い。自分が香港に出張に行った時は、海鼠が大好物だと言って、美味しそうに食べていた。昼はそうやって、色々な地方の中華料理の店に連れて行ってもらい、中華料理の奥深さを堪能した。しかしその出張で宿泊していたホテルには朝食が含まれていなかったので、その滞在中何回かは朝から近くの食堂に一人で行っていた。困ったことに、そのような小さい食堂では英語が全く通じないということを、その時初めて知った。メニューにも英語表記はなく、写真もない。もちろん漢字なのだが、驚いたことに、いわゆる「麻婆豆腐」や「担々麺」といった、日本人に理解できるものが全くないのだ。仕方がないので、壁に貼ってあった「特製xxxx」という札を指差し注文したが、10分後に運ばれてきたのはTボーンステーキだった。朝からステーキ。しかもTボーン。面食らったが、店員に笑われるものいやだったので、いかにも食べたかったものが来た、というフリをして何食わぬ顔をしてかぶりついた。

今香港は中国に返還されて、以前の英国色がかなり薄れてきている。そういう意味では沖縄に似ているのかもしれない。 関係ないけど、インファナル・アフェア。好きな映画の一つである。特に香港の中国返還への激動の時代を描いたPart2が好きだ。

東洋飯店                                               那覇市銘苅2-11-24                                        098-869-6103

インファナル・アフェア 3部作スペシャルパック【初回生産限定】

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月16日 (金)

燕郷房

評価 9

入店日時 平成20年5月9日(金)午後8時  過去入店回数 10回以上 

2回目の登場である。久茂地の時はよく食べに行ったが、泉崎に移転してからは初めてである。久茂地の店は小さかったが、その分いつ行っても混んでいた。流行っていたからであろう、今度は自社ビルだろうか、3階建てである。しかしやはり混んでいた。予約をしてあったにも関わらず、入り口に近い席で落ち着かない。取りあえずのビールを注文し、メニューを見ると、これは前から変わっていない、どれも美味しそうな料理が中国名で記されている。クラゲの和え物、叉焼、蛸とからし菜和え、海老春巻き、アサリの紹興酒蒸し、3種キノコのナンプラー炒めを注文する。前菜のクラゲを食べていると、2階の席が空いたと言うので移動する。1階は団体がいてとてもうるさかったが、2階は落ち着いた雰囲気だ。店内は中国上海の裏路地の雰囲気をイメージしたのであろうか。お洒落だ。以前の店も小さいながらいい雰囲気だったが、ここまで徹底されているのは沖縄では珍しい。以前の店はあまり愛想はないものの、テキパキした動きにハキハキした接客でとても気に入っていた。今度はそれに加えて随分愛想がよくなっている。スタッフの数も格段に多くなっている。以前は女性2名でフロアを仕切っていたと思うが、今度は男性スタッフが多い。料理の味はどうかと頻繁に聞いてくる。美味しい。変わっていない。ありきたりの中華料理ではなく、かといって創作系でもない、基本に忠実ながらインパクトのある味。しっかり舌の記憶に残る料理。何を食べても美味しいと感じる食欲をそそる料理。店は大きくなっても、やはりいい店だ。最後に担々麺を食べた。花山椒が利いて、とても辛かったがすっごく美味しかった。大好きな紹興酒をカラフェで飲みきってしまったので、随分酔った。こうなると真っ直ぐ家には帰れないわけで...2軒目に移動した。ああ、やっぱり中華料理っていいですね!

燕郷房                                                                                                           那覇市泉崎1-11-3                                                                                        098-862-0011

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=fwkb8273-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=B005PJYP6G" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年5月 8日 (木)

「ん」

評価 7

入店日時 平成20年4月30日(水)午後8時頃 過去入店回数 なし

連日の栄町である。居酒屋「ん」。その凡庸な店名から今まで店の前を通っても食指が動かなかったが、会社の同僚の勧めで来てみた。栄町市場の一角にある。書く分にはいいのだが、口にする時いささか困る。じゃあ今日は「ん」に21時ね! 「え、どこ? ん? ん、分かった! んじゃね!」 とか。 まあそれはともかく、まずメニューの豊富さに嬉しくなる。しかも刺身の種類が多い。そのせいか、この界隈には珍しい会社勤め風の男性客が多い。 赤ジンミーバイの刺身、生牡蠣、ラム塩焼き、マグロと山芋の梅肉和え、そら豆の炭火焼き、ソーミンイリチーを注文した。料理のジャンルは様々だが、食べてみてどれもしっかり美味しい。とても丁寧に仕込んでいるのが分かる。しかも、失礼ながら、店舗の立地と気取りのない佇まいのワリには盛り付けも綺麗だ。これからも気軽に飲みに来れる店かも店かもしれない、などと思うのだが、新しい店が好きなので、結局常連になることはないのだ。この日はビールの後に日本酒にしたが、結構調子がよく、5合までは憶えているが、その後の記憶が余りない。会計が3人で14000円と、この店のワリには高く感じたので、相当飲んだのであろう。いい店だと飲んでしまう。いや、飲み過ぎるのはいい店ということなのだろう。平日は近寄らないことにしよう。

それにしても、このブログ、2006年の2月から始めて、いつの間にか店舗数が200軒を越えていた。更新のペースは以前に比べて落ちてはいるが、着実に、地道に、これからも増やしていきたいので、今後とも宜しくお願いします。

粟国の塩 天日塩 250g

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年5月 2日 (金)

東大

評価 7

入店日時 平成20年4月30日(火)午前0時頃  過去入店回数 なし

栄町の「東大」と言えば、那覇の酒飲みなら知らない人はいないくらいの有名店だが、今まで満員で入れなかったことが多く、今日が始めてだった。既に首里のバーで飲んでいたが、まだ飲み足りなかったので、休日の夜にも拘らず、かなり遅い時間の入店となった。おでんのお店だが焼きテビチがあまりにも有名だ。おでん数種類とその有名な焼きテビチを注文する。焼きテビチは30分ほど掛かるという。仲間3人と会社の愚痴などで盛り上がる。こういう場末チックな店では会社の愚痴がよく似合う気がする。気分は新橋の赤ちょうちんだ。店に入ったときは客が一旦引けた後だったが、徐々にまた混みだしてくる。朝の4時までやっているので、2軒目、3軒目にやってくるのだろう。きっかり30分が経ったであろうか。見事な湯気をあげて、焼きテビチがきた。30センチくらいの皿の上に、皿と同じ大きさで鎮座する、そのテビチの固まりは、圧巻というより何か神々しいものを感じる。3人のうち1人はテビチが苦手なので、2人で取り合うように貪り食う。骨を出しながら食べるわけだから言葉も少なくなってしまう。「あっあっー、ウマい!」 ホントに旨いぞこのテビチは! 外側が見事にカリカリに焼かれ、中はトロトロ。このバランスがたまらない。テビチが苦手な人も、これだったら食べられるはず。でも店が混むから無理に食べに来る必要もないです。結局3分の2以上を我輩一人で食べてしまった。会計はシマを2合飲んで2500円だった。や、安い。栄町の名店である。ああやっぱり沖縄っていいなあ。、今日もあの焼きテビチを食べたいのだ。 

おでん 東大                                             那覇市安里388-8                                          098-884-6130

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=fwkb8273-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=B005PJYP6G" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

| | コメント (1) | トラックバック (0)

« 2008年4月 | トップページ | 2008年6月 »