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2008年4月16日 (水)

粋や

評価 8

入店日時 平成20年4月15日(火)午後8時頃  過去入店回数 なし

安里の陸橋を通勤で通過するとき、この店の看板がいつも気になっていたが、ベタな店名と大通りに面したロケーションから、普通の居酒屋だと長らく思っていた。この日、安里近辺で店を探していたが、意中の店が満員だったため、初めて足を踏み入れた。足を踏み入れた瞬間、ここがただの居酒屋でないことをすぐに感じた。ゆったりとした椅子のカウンター席と落ちついてテーブル席。カウンターの向こうでは割烹着を着た板さんが2名、忙しそうに料理を作っている。ちょっと口にするのは恥ずかしいけど、確かに「粋」な感じはする。しかし、本当に「粋」だと感じたのはメニューを見てからだ。頭上の黒板に、思わず垂涎するようなメニューが羅列されている。天然ヒラメの刺身、鮪と九条葱の酢味噌和え、筍ともろこしの天麩羅、北海道ポテトのイカ塩辛添え、生春巻きを注文した。他にも旬の食材を使ったメニューが沢山あった。ビールを飲みながら、最初に運ばれてきた突き出しを食べる。これが京都っぽい盛り合わせでとても綺麗で、しかも美味しい。思わず日本酒を注文してしまった。好きな日本酒の一つ、出羽桜。沖縄で初めて飲んだ。ああ、至福のひと時である。日本酒の出し方もとても良い。周りを見回すと、この店の客層の良さに感心した。一人客も3人いる。団体はいない。多くても3人組くらいだ。どこを見ても美味しい料理が分かる、静かな大人の客ばかりだ。酒も日本酒だけでなく、泡盛、焼酎、ワインなど、誰でも楽しめる豊富な品揃えだ。平目の刺身が美味しかったなあ。筍の天麩羅や山菜も、春の季節感に乏しい沖縄で、久しぶりに春を感じた味だった。こんな店があったんだなあ。まさに灯台もと暗しであった。結局出羽桜4合、浦霞1合を飲み、久しぶりに酔ってしまった。(いつもか) しかし時間はまだ23時半。0時までの営業のようだが、他に客は誰もいなくなっていた。引き際も大人だなあ。春の夜風に吹かれて、気持ちよく歩いて家に帰った。この店、間違いなく常連になるでしょう。自分が好きな、恵比寿の居酒屋にとっても料理が似ている。だから住所は教えないのだ。

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コメント

前に、悦をご紹介させて頂い者です。
「粋や」いいですよね。

ただ数ヶ月前、板さんが減ったタイミングの
週末に伺い、
恐ろしく待たされた事があってから、
足が遠のいてました・・・

・・・で、その足が遠のいてる感に、
「粋や」と同じ系統で、満足できる店を見つけました。
久茂地のホテルまるきの地下にある「新(アラタ)」&松山の「和伝442」です。

筆者さんにもきっとお好み頂けると思います。

投稿: お久しぶりです | 2008年4月17日 (木) 09時38分

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