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2008年1月31日 (木)

波蔵

評価 6

入店日時 平成20年1月29日(火)午後2時頃 過去入店回数 なし

この店の前の泊大橋に続く道は、日中でも比較的よく通る道であり、好きな道の一つだ。晴れた日は慶良間や那覇市の眺望が素晴らしい。この店の存在は随分前から気になっていたが、駐車場が狭くいつも空きスペースがないので素通りしてきた。「なみくら」と読むものと思っていたが、「なみぞう」らしい。2時で一旦昼の部は閉店らしく、先客は座敷席に1人いるだけだった。メニューが見にくく選ぶのに時間が掛かったが、結局「塩ラーメン全部のせ」850円にした。ワリと高い。細麺らしく茹で上がりが早いので、大して待つこともなく運ばれてきた。スタッフのユニフォームの背中に「武蔵家」とあるからきっと系列店なんだろう。ま、「武蔵家」にも行ったことがないので関係ないのだが。「クサい。」 これが第一印象だった。店からもこの臭いは感じたが、実際ラーメンからも臭う。苦手だ。東京の有名店「まっち棒」と全く同じ臭いがする。この臭いは何なのだろう。自分的には仕込みの雑さからくる出汁骨の臭いだと思っているのだが。まあ強烈!というほどではないから食べるのに支障はない。器の周りが全て海苔で囲まれていて迫力だ。ツユに浸した海苔でご飯を食べたくなる。実際ライスを注文しようか迷っていたが、壁に「2時まで替え玉1回無料」の張り紙が見えたので、ライスは我慢し替え玉を注文することにした。時計を見ると1時55分だ。麺を食べるペースが例によって速くなる。麺は大好きな「一蘭」の麺にそっくりの極細麺で、硬めに茹でられていて美味しい。いや、麺は美味しいぞ。しかしスープがいかん。少ないし塩辛い。自分の体調のせいかもしれないが、それにしても濃い。

大昔、確か小学生か中学生の時に読んだ漫画「包丁人  味平」にこんなシーンがあった。不思議とそのシーンだけ妙に印象に残っているのだ。ある頑固オヤジが一人で作っている食堂で、工事関係者風の2人組がラーメンとカレーを食べながら「マズい、マズい」と騒いでいた。オヤジが「迷惑だから静かにしてくれ。」と頼むと、マズいからいけないんだと余計騒ぎ出した。で、オヤジが「じゃあもう1回同じものを作る。それを食べて、もし <ウマい>という言葉を発したら、お代はいらねえから即出てってくれ。」とタンカを切ったのだ。で、結局その労働者風2人そろってカレーとラーメンを食べ、「う、うめえ...。」 と思わず唸ってしまうのだ。「な、なぜ?」と不思議がる労働者にオヤジは「あんた達は汗をかいているから塩気を強くしたのさ。」と種明かしをするのだが、なぜ最初からそう作らないのか?という疑念を解く理由は忘れてしまった。まあラーメンやカレーごとき、客の様子をいちいち見て作っていたらたまらない、ということだろう。しかしこのストーリーのことはずっと記憶に残っていたが、イマイチ釈然としない。汗をかくと濃い味を美味しく感じるのだろうか。確かなことは言えないが、では暑い地方は塩気が強くて、寒い地域は薄味なのだろうか。必ずしもそうではない気がする。いや、むしろ逆の場合も多いのではないか。例えば東北地方は一般に濃い味だし、逆に沖縄料理が塩辛いというわけでもなかろう。汗をかくとカラダが塩分を必要とするのは分かるが、濃い味をより美味しいと思うのか。何を言いたいかと言えば、この塩ラーメンを塩辛いと感じるのは、我輩が発汗していないからであろうか、ということである。食べ進むうちにだんだん暑くなって発汗はしてきたが、だからといってより美味しく感じだしたというわけでもない。むしろ塩辛さに発汗しているような気もし、いずれにしてもよくわからないのだ。

とにかく、麺は好みだが、スープは自分にとっては若干塩辛いということが言いたい。まあ文句をいいつつも、替え玉を頼んだのだが。で、「全部のせ」だからトッピングも充実している。チャーシュー、海苔、煮卵、青ネギ、クラゲ、梅などなど。ああ、これだから太るんだなあ。全部のせ+替え玉。ラーメン食べると1年寿命が縮まる気がするのは我輩だけだろうか。うしろの百太郎みたいだなあ。罪悪感がまた新たな食欲を呼ぶ。

波蔵                                                  那覇市辻2-28-9                                         098-862-1806

包丁人味平 (5) (集英社文庫―コミック版)

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コメント

はじめまして^^
味平の作者と友達なので、今度突っ込んでみます♪

投稿: にゃーこ。 | 2008年5月24日 (土) 16時42分

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