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2007年12月26日 (水)

acco glienza

評価 8

入店日時 平成19年12月23日(日)午後7時半頃  過去入店回数 なし

クリスマスも近づいた休日のディナー。 この店の前はよく車で通るが、カフェかなと思っていた。 が、イタリアンレストランと聞いて意外な感じがした。 いい時間になっていたせいか、店は結構込んでいた。 面白い作りだ。 メニューはアラカルトオンリーのようだ。 この時期になると、クリスマスディナーと称してお仕着せなディナーメニューだけにしてしまうセコいレストランも多い中、アラカルトのみで勝負する姿勢は好ましい。 メニューもなかなか沖縄では珍しい食材が目に付く。 苦労して、以下の4品を選んだ。蝦夷鹿のカルパッチョ、ふぐ白子の柚子胡椒ソース、キャベツとアンチョビとホタテのスパゲッティ、やんばる地鶏のローストマスタードソース。 ワインは2500~4000円の価格帯で結構良心的。MASIのパッソ・ドーブレを飲みながら店内を改めて見渡す。 夜のみ営業のレストランとしては開放感があり過ぎる感じがするが、落ち着かないというほどではない。 広さも女性2名で取り仕切るには限界的な広さだろう。キッチンはオープンになっててこの店のオーナーであろう女性が熱心に料理を作っている。おしぼりが紙なのが惜しいが、コストを抑えてその分料理の値段を下げていると思いたい。 個人的にはこのおしぼりが紙か布かっていうのは、相当に店の格、雰囲気に影響すると思うのだが。ナ プキンもない。そんなことを思ううちに前菜が運ばれてきた。エゾ鹿のカルパッチョである。野菜が多めに使われていて、ねっとりとした肉と絡み合って美味しい。 隣の席が空いていたが、予約なのであろう、この間、後から客が来るが満席ということで断っている。 美栄橋の駅から近いし、ビルの1階という好立地から、飛び込みの客も多く来るのかもしれない。 ふぐ白子の柚子胡椒ソースは絶品だった。 酒飲みの割には白子系がそれほど得意ではないのだが、これはもっと食べたいと思った。 ワインも美味しい。この後、パスタ、鳥ローストとどれもボリュームもケチケチしてないで、女性が作っている割には男性的なガッツリした印象をもった。 こういうスタイルは好きだ。 ところがだ、この後少し嫌な光景を見てしまった。 というのも隣の4人掛けのテーブルと、後方の2名掛けテーブルが空き、そこに2名と3名の客が同じタイミングで入店してきたのだが、驚いたことに隣の4名掛けを分離して、そこに2名客、後方の2名席に無理やり3名客を押し込んだのだ。 すなわち隣の4名席の一部を後から来る「かも知れぬ」2名客のために空けたのだろうが、こういうあからさまに客の快適さより営業を優先するスタイルはどうにも見ていて痛々しい。 クリスマスだから稼ぎたいのはわかるけど、2名席に3名とは見ているだけでも窮屈だ。 沖縄そば屋でもやらないだろう。 結局我々が帰るまで、他に客は入ってこなかった。 この3名の客もよく大人しく座ったものだ。 自分だったら間違いなく暴れている。 フロアの女性は客の立場に立って接客しているように見えたが、シェフがこの日はイラついていたのか、どうにもいい印象は持てなかった。女性2名でやっている割には細やかなところもないし、このフロアの女性も気持ちよく働かせてもらっているように見えなかった。飲食店に限ったことではないが、やはり客の立場に立って物事を考えられない店はいずれ衰退する。 後の客より今の客である。 今の客を大事にすれば、必ずまた来店する。 目先の儲けしか見れない店に未来はないのだ。もっとも客のいいなりになる必要もない。 店として守るべきものもあるはずだ。両者の立場は対等でなければならない。 ただ、飲食店には3つの要素があって、初めてお金が支払われるのだ。それは料理、サービス、快適性である。 ただ飯を口に運ぶだけではない。 旨いもの食わせてるんだからそれでいいだろ、的な店は淘汰される。 これは払う値段に比例するべきものだ。400円の沖縄そばの店にこの全てを期待するバカはいない。 はっきり言って、マクドナルドとかにもスマイルなんて必要ないのだ。 関係ないけど、朝の通勤時に行くファミリーマートで毎朝苛立たしい気になることがある。 もう何年も同じ時間に行っているのだから、さすがに店員も我輩の顔くらいは分かるであろう。 ところが、ほんとにこれはもう嫌がらせとしか思えないのだが、毎日持っていないって分かっているのに「ファミマカード」はお持ちですかと聞くのだ。 「昨日もいいえって言っただろうがこのボケ!」と罵りたいが、悲しいかなこの青年には罪はない。 マニュアルを誠実に再現しているだけなのだ。このマニュアルっていうのは結構重要で、次に何を店員が喋るか予想がつくからこちらもその準備が出来る。。"脱・マニュアル"みたいな店で、急に「今日のネクタイ素敵ですね」なんて突然言われても困る。 「余計なこと喋ってる暇あったらとっととレジ打て!」と言いたくなる。これがニューヨークなんかのKIOSKだと、新聞買うときに「昨日のマツイは凄かったね!」なんて会話も交わしたくなるのだが、日本のコンビニには客側もそんなコミュニケーションは期待していない。ようは、その価格帯の店に対して客は何を求めているのか、それを追求するべきであろう。 コンビニの場合、品揃えと速さだ。    反面、やはり平均単価が5000円以上する店には多少なりとも接客の妙を期待したい。 400円の沖縄そばの店と同じでいいわけがないのだ。 といってもこの店、料理は確かに美味しかった。 値段もリーゾナブルだし、また空いているときに来店したいと素直に思った。

acco glienza                                              那覇市牧志1-20-13 SOビル1F                                 098-869-7844

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