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2007年8月

2007年8月30日 (木)

ホルモン焼道場 瑩

評価 5

入店日時 平成19年8月25日(土)午後8時半頃 過去入店回数 1回

初めてこの店に行ったときは、それなりに美味しいと思った。沖縄ではホルモン焼きはあまりポピュラーではなくて、豚の「中身」は普通に食べられるが、それも腸系だけで、ハチノスやセンマイが食べられる店は少ない。ところで、ホルモンやモツの定義というのは意外に曖昧で、資料によってはモツ=ホルモン=臓物全般だったりする。この店のお勧めメニューに「ホルモン」というのがあるが、ホルモンは狭義には「大腸」だそうだ。モツ鍋に使用されるのは小腸が多いらしいが、「モツ」自体は臓物全般を表す言葉らしい。いずれにしても良く分からないが、「臓物」というと非常にグロテスクで食欲はわかないが、「ホルモン焼き」とか「モツ煮込」なんて表現だと美味しそうだから不思議なものである。イタリアの代表料理に「トリッパ」というものがあるが、歯切れのいいその響きに騙されて注文すると、ハチノスたっぷりの煮込み料理が運ばれてきて、知らないとびっくりするのだ。さて、能書きはいいとして、この日は朝から何も食べていなかったので、空腹の絶頂で店に入った。メニューを見るだけで、生唾が湧き出てくる。牛刺し、センマイ刺し、キムチ盛り合わせ、上ミノ、ハチノス、トントロ、ホルモン、ハラミ、カルビを注文する。ハチノスはよく下ごしらえがされているのか美味しいが、それ以外は冷凍であることがありありと分かるほどで、美味しくない。開店直後に行ったときは、どのホルモンも新鮮で美味しかったが、オーナーが変わったのかダメな店になっていた。牛刺しなんてカチカチで出てきたし、センマイ刺しもおそらくは水で解凍した感じで肝心の歯ごたえがなくなっていた。そもそも早く食べたいから刺身を頼んだのに、一番後に出てくること自体、焼肉屋として失格である。カルビやハラミもひどいものだった。唯一美味しいのがハチノスなので、2回も追加でおかわりしてしまった。やっぱり焼肉屋は流行ってないと、肉の回転が悪くなるから暇な店ほど肉が美味しくない。美味しくないから流行らない。悪循環である。途中、ビールからワインに切り替えたが、キンキンに冷やされた上に、氷が張られたワインクーラーにどっぷり漬かった赤のカリテラが、キンキンに冷えたフルートグラスとともに運ばれてきた時はさすがに焦った。ホルモン焼きにはキンキンに冷えた赤! という独自のポリシーがあってのことなら仕方がないが、どうにも勘違いをしているとしか思えない。折角の炭火焼も火力が弱いのでカラっと焼きあがらないし、香ばしさが肉に移らないのでどうにも生臭さが残って食べづらい。新鮮なホルモンならさっと火をくぐらせるだけでもいいのだが、ココんちのはどうにもそういうわけにもいかないのが困ってしまう。ホルモン焼道場らしいが、まだ修業中なのであろうか。あるいは客が文句も言わずに黙々と食べる鍛錬をする道場なのだろうか。今回は道場破りをするまでには至らなかったが、次回はしっかり勝負を挑みたい。

ホルモン焼道場 瑩(ひかり)                                    那覇市久茂地3-4-9                                        098-861-0025

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2007年8月21日 (火)

萬福楼 その2

以前、津嘉山にある萬福楼について評価させて頂いたことがあった。ワンタンスープとラフティ丼が有名な中華の名店だ。今日、3ヶ月ぶり位であったろうか、久しぶりに夕食に訪れた。訪れたといっても自宅から車で10分位の近所なのだ。いつもこの店に行く途中で「今日は何を食べようか」と考えるうちに口内に唾液が溢れてくる。ここのワンタンスープは絶対外せないので「うーん、ワンタンスープとチャーハン、いや焼きそばか」なんてこの日も考えているうちに着いてしまった。店には行儀の悪いカップルが一組いただけだ。TV近くのテーブルには、暇な時間だと主人の徐世力氏がお茶を飲みながらよく休憩している。お嬢さんだろうか、可愛い小学生の女の子が宿題をやっていたりもする。今日は真ん中の座敷が先客によって中途半端に座りずらくなっていたので、そのTV脇の特等席に腰を落ち着ける。そのテーブルには主人の飲みかけだろうか、ビールジョッキにお茶が殆ど減らないまま、残っていた。さて、メニューを決めなければならない。「あれれ、メニューが少なくなっている。」 以前は立派なメニューに伊勢海老とか車海老など高級食材を使った本格メニューがハードカバーで用意されていたのだが、今日は見当たらない。「まあいいや、どうせ高級食材なんて頼まないんだから。」 多分あまり注文が入らないので、手軽な麺系や点心系に絞ったのかもしれない。ワンタンスープとチャーハンを注文した。チャーハンはメニューに見当たらなかったが、フロアを切り盛りする奥さんに聞くと、裏メニューとして作れるという。それにしてもメニューが少なくなった。焼きそばとか、野菜の炒め物なんかもないようだ。厨房を見ると奥さんが準備をしている。「あれれ、ご主人はお休みかな?」 最初はそんな風に思っていた。「まさか、夫婦喧嘩して出てっちゃったとか。」 悠長なことをいっていた。それにしてもメニューに書かれている営業時間が平日17時までになっている。時計を見ると午後9時を回っている。 「今日はやってるのに。」 どうにも釈然としないが、そんな気持ちもワンタンスープが運ばれてきて、吹っ飛んだ。「ズズッ。 ...あれ、いつもより気持ち薄いかな。」 「やっぱり奥さんだから主人と味付けは少し違うのよ。」 なんていいながらワンタンを頬張ると、これはいつものジューシーで香ばしく濃厚な味だ。「やっぱり旨いなあ。」 豆板醤と香酢を少し加えると、味に広がりが出て一層美味しくなる。が、自家製豆板醤も以前と違うような...。 厨房からチャーハンを炒めている香ばしい音が聞こえる。やはり奥さんが作っているようだ。こんなことは初めてである。 チャーハンが運ばれてくる。すかさず口に運ぶ。「ウマい!」 が、少しハラハラ感が足りないような...。 塩加減は以前食べたのより美味しい。あっという間に平らげてしまった。 杏仁豆腐で口直しをしたかったので、奥さんに聞いてみた。あいにく切らしているとのことだが、タピオカミルクならあると言う。結局タピオカを注文するが、これはメニューにはなく、ランチの残りを分けて頂くということで、サービスしてもらった。可愛い器に入ったタピオカは食後のデザートにぴったりで、これで満足満足とう感じだ。「田芋饅頭も美味しいのよ。」という奥さんの誘惑に負け、お土産に2個作ってもらう。奥さんがお茶を継ぎ足しながら、「久しぶりですね。」と声を掛けてきた。それまで会話らしい会話をしたことがなかったが、憶えていてくれたことが素直に嬉しい。「今日はご主人いないんですねー。」 なんて能天気に答えた次の奥さんの言葉が衝撃だった。「...お客さんどのくらい来てなかったかしら。」「3ヶ月位は来てなかったと思います。」 「実は主人は2ヶ月前に急逝して...今は私が跡をついでやってるんだけど、同じ味が出せてるのか心配で...」 「えっ...」 言葉が出なかった。 前来た時は元気に厨房で鍋を振るっていたのに...。 ここで全てが分かった。 だからメニューが少ないんだ。だから営業時間が短いんだ。だから奥さんが作っているんだ。だから徐シェフがいないんだ...。「じゃ、じゃあこのお茶は...? よくこのテーブル席でご主人が休憩されてましたよね。」 「そう、お供えのつもりなの。このテーブルに座ると主人の気を貰えるわよ。」 健気に笑っていうが、7キロも痩せたというその体からは、料理はともかく経営なんてしたことがないという、大きな不安と悲しみと、脳溢血で急逝したご主人の跡を立派に引き継いで行こうという力強さが見え隠れしてた。「そのお茶を見て、まだ毎日泣いているの...。 でもお客さんに励まされ、何とか同じ味を出したいって思ってるんだけど、不安で不安で...。」 「でも今までご主人が一人で料理作ってたんですよね。 よくこんなそっくりな味出せますね。」 「長年助手として、連れ添って来たんだもん。それにチャーハンは私の方が美味しいはずよ。」 確かにそうだと思った。「子供を育てながら宜野湾からこの店に通っているので、私が子供を心配するより、子供達が私を心配するの。あんまり頑張り過ぎないでって。 だから近所に店を移すことも考えているの。」 (確か2号店を平和通りに出すはずだったのに...悲しすぎる) 頑張って欲しい。いや、既に十分頑張っている。逆に力を貰った気さえする。この日は店を閉めて仕込みをしていたら、お客さんが来てしまったので、急遽開けたらしい。我々が入れたのはあくまで偶々だったのだ。「折角お客さんが来てくれるんだもん、入って頂かないとね。」 と話していると、また何も知らない新しい客が入ってきたところだった。店の前には大事そうにラフティー丼を抱えた徐シェフがまだ笑っていた。

家に帰って田芋饅頭を食べるとほのかな甘みに少し酸っぱいものが混じってしまった。 故・徐世力氏のご冥福を心よりお祈りすると同時に、今後の萬福楼の発展をお祈りします。

萬福楼
沖縄県南風原町津嘉山1467-4
098-889-2927

注) 平日は17時まで、土日は20時までとのことだ。電話をしてから行った方がいいと思う。

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2007年8月20日 (月)

舞天 久茂地店

評価 5

入店日時 平成19年8月17日(金)午後11時頃 過去入店回数 なし

「ぶーてん」と読む。パレットで映画を見た後だったので、遅い時間になってしまった。久茂地でも普通の居酒屋の営業はそれほど遅くまでやっていない。この店は1時までだが、それでも貴重だ。新都心の店は何度も行っており、結構お気に入りなのだが、この店は初めてだった。店内はカウンターとテーブル1席を残して埋まっている。そこそこお洒落だし、人気店の部類に入ると思う。新都心は広いし、しっかりしたスタッフが多くて割と好きだ。メニューも多い。この店は新都心よりは狭いが雰囲気は似ている。空いたばかりのテーブル席に腰を落ち着け、まずはビールだ。お腹が空いている。刺身3点盛り、とろとろテビチ(またかよ!)、トントロガーリック焼きを注文する。ビールを一気に飲み干してしまったが、金曜日だし鬼火(芋焼酎)に切り替える。フードの量はどれも少ない。それがこの店の欠点だ。「回」グループは他の居酒屋チェーンに比べ、食べ物が美味しく凝っているが、値段が少し高めだ。従業員の教育はワリとされていると思う。鬼火があっという間になくなったので、今度は黒糖焼酎の「昇龍」を2合注文する。違う焼酎を頼んだのに、グラスを変えてくれなかった。1合1000円もするのに。刺身3点盛り980円という値段も高いと思う。マグロ中心だったがどれも普通だ。半熟卵のシーザーサラダと水蛸唐揚げを追加注文したが、シーザーサラダも卵が半熟ではなく、ゆで卵になっていた。野菜も少ないし。これじゃパサパサで美味しくない。蛸の唐揚げも悲しいくらい小さく少ない。肴が先になくなり、昇龍が残ってしまった。時間が遅かったからだと思うが、酔客が多く、ろくに落ち着いて話も出来ない。どうにも新都心の店を期待していたのだが、チェーン店と言えどもサービスや料理が均一とは行かないようだ。ヘンなところに気が回り(トイレの出入り口を空けてくれたりとか)、客が求めているものが分からない店だと思う。(従業員同士がお喋りしていて客が呼んでいるのに気がつかないとか) そう言えば、台北にも支店を出したらしい。例に漏れず、そちらにはご熱心のようだ。 珍しく酒がまだ残っていたが、何だかぐったりして、次に行くこともなく早々に帰った。

舞天 久茂地店                                                 那覇市久茂地 3-11-22                                      098-863-6771

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2007年8月13日 (月)

一鮮満 三原店

評価 7

入店日時 平成19年8月14日(火)午後9時頃 過去入店回数 なし

新都心にはファミレスのような店があるが、こちらが本店のようだ。寄宮フィッシングセンターとういう釣り船も出している釣具店が経営しているので、釣った魚の持ち込みもOKらしい。(有料) メニューはさすがに魚類が多い。いつもながら生ビールを注文し、生カレイのお造り、テビチ煮付け(最近ハマっている)、地鶏のタタキを豊富なメニューから選ぶ。刺身が美味しいのは当然だが、テビチと地鶏が予想以上に美味しかった。軽く夕食のつもりだったので、生ビールを1杯で切り上げ、飲みきりサイズというオリジナルのシマを頼む。少し中身が足りない気がしたのと、他の客が飲み残したものを足している恐れのある徳利のようなものが気になったが、考えすぎと思うことにする。店内は特に綺麗というわけでもなく、広くも狭くもない。テーブル席らしき席が入り口の近くに1席ある以外はカウンター席と座敷席だけというのは珍しい。フロアは愛想が良く気が利く若いコが一人と、愛想がなく気が利かない若くないコが1名。客は他に2組だけだから店内はのんびりしている。物足りなかったので、何かもう少し食べたい。「白身魚の月桃蒸し・野菜餡かけ」が美味しそうだったので、注文する。出てきた白身魚は大き目の「グルクン」だった。月桃の香りがほのかに漂い美味しそうだ。こういう凝った魚料理を出す店は少ない。淡白なグルクンの身と、酸味が程よく利いた餡が絡み合ってすごく美味しい。酒が進んでしまう。グルクンを蒸して食べるのは初めてだ。最後に寿司のプチ盛り合わせで締めて5千円弱だった。魚を食べたいときに来る店が一つ増えた。

魚彩工房 一鮮満 三原店                                    那覇市三原2-2-1                                         098-832-6777

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2007年8月11日 (土)

珍さんの台所

評価 6

入店日時 平成19年8月9日(木)午後9時半頃 過去入店回数 10回以上

開店当初は自分がまだあまり他の店を知らないこともあって、よく通っていた。家の近くだし。当時はいつも空いていて、注文した料理がすぐに来るのが気に入っていた。中華っていうのはやっぱりスピードが大事だし。ビールのツマミも充実していて、以前「支那竹」を注文したら、改めてごま油で炒めて出して来たので感心したものだ。しばらく足が遠ざかっていたが、久しぶりに行ったら結構混んでいて驚いた。ここは「ごちそうらーめん」とかいって、具がたっぷりのラーメンがウリらしいのだが、それ以外のメニューも結構充実している。ボリュームたっぷりのセットメニューも多い。が、メタボが気になるので、グッとセットメニューを堪え、単品で坦坦麺を注文する。以前この店は料理をスタッフが運んで来たときに、「ご注文の商品お待たせしました」というのが非常に不快だったが、注意してみていると直っているようだ。ご意見箱に3回連続でそのことを注意したからかも知れない。なかなか料理が来ないので、厨房を除いてみると、2人しかいない。忙しそうに鍋を振るっている。「珍さん」らしき人はいない。先にいた客にも料理が来ていなかったらしく、自分の周りを料理が通過していく。お腹が堪らなく空いてきた。単品で注文したことも後悔している。自分の中で「追加注文」と「メタボ」が戦っている。厨房からは香ばしい匂いや煙が飛んでくる。結局「メタボ」が負け、スタッフを呼び「今からAセットに出来るか」聞いた。「Aセット」とは餃子(3個)と半チャーハンのセットだ。不幸にも「出来る」とのことだ。それからさらに10分ほど待って、「坦坦麺のAセット」が運ばれてきた。一度に来客が集中したのか、20分以上待たされた。食欲が限界まで膨らんでいたので、一気に爆発する。坦坦麺→チャーハン→坦坦麺→チャーハン→餃子の順で摂取していく。餃子は具だっぷりで1個でもかなりボリュームを感じる。坦坦麺は辛くなく、ゴマのこってりした香ばしさと甘いひき肉がさらなる食欲をそそる。チャーパンは油が多い分、ハラハラしてて鉄鍋の香りも香ばしい。そう、何を食べても結構美味しい。でも他の店と比較して特に秀でた点はない。そもそも「中華料理」自体、日本人にとってワリと「何を食べても美味しい」料理なのだ。個人的にも中華が一番好きということもある。この店は「腹を満たす」には十分な店だし、気軽に行けるから地元の人には価値がある店だとは思う。そう、まさに中華のファミレスなのだ。 そうそう、入りにくい駐車場は改善すべきだろう。 頑張れ珍さん!

珍さんの台所                                             那覇市字国場1034                                        098-836-6602

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2007年8月 8日 (水)

島菜

評価 7

入店日時 平成19年8月8日(水)午後3時半 過去入店回数 7~8回

2年前くらいだろうか、新都心に店が増え始めた時期に開店した気がする。「美味しくない」という声も聞くが、個人的には結構好きな店である。最近は「化学調味料・添加物なし」をウリにしているようだ。メニューを見ると1品1品カロリー表示がしてある。うーん、ここまでしなくてもいい気がするけどなあ。ファミレスじゃないし。そばの他に定食も充実しているが、ここではそば以外食べたことがない。そばも単品だけでなく、そばとじゅーしーセットなんかが目立つ。そばとじゅーしーセットにしようとしたが、カロリーを見ると「じゅーしーセット → +426カロリー」とある。  ...テビチそばの単品にする。 ここのいいところは店内は広々としており明るいのと、料理が比較的早いのだ。車も止めやすい。 1人客のために新聞も多めに用意されていて、小さなことだけど嬉しい。仕事の合間の遅い午後だったが、店内は半分ほど埋まっていた。開業当初はあまり客の入りは良くなかった気がするが、結構認知されてきたのであろうか。新聞をめくるまもなく、テビチそばが運ばれてきた。テビチは中サイズが2個載っている。青菜も飾りではなく、ちゃんとした量が盛られている。他に付けあわせが2品。これはなくてもいいと思う。紅しょうがは無着色だ。てびちは臭みもなく、プルプルで美味しい。最近は食べていないが、軟骨ソーキも美味しかった記憶がある。ただ出汁が薄い。ここがこのお店の評価を分けるところだと思うけど、かなりの薄味なのだ。自分はカツオベースの上品な薄味が好きだから美味しいと思うんだけど、あじくーたーには物足りないだろうなあ。でも薄いけど、出汁はちゃんと効いている。麺もコシがある中細麺で好きなタイプだ。量は普通か若干少なめかも知れない。店内は禁煙でタバコを吸ってのんびりは出来ないけど、なんかこの店の雰囲気が好きなんだなあ。この日は仕事中だったので、食べ終わってすぐ店を出たけど、久しぶりの味に満足した。でも店の周りのノボリはやめて欲しい。すごく街の景観を壊していると思うな。いまどき「化学調味料未使用」なんてアピールもないだろう。

島菜                                                  那覇市銘苅1-3-47                                             098-941-2111

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Chocolet's

評価 6

入店日時 平成19年8月6日(月)午後8時頃  過去入店回数 6~7回

地元の店である。近所で軽く、というとこの店か「凛」ということになる。完全「和」な「凛」に対してこの店は「ソウルフル」な店である。しかし長田という中途半端な場所にあるから、ダーツもあればTVも付いてたりして、やっぱりローカルな雰囲気になってしまう。客は殆ど常連客で構成されているようだけど、我々は常連ではない。数回も行ってるんだけど...。店側からも違和感があるようで、あまり必要以上には寄ってこない。これはいい。店の人と仲良くなると、居心地が良くなることが多いけど、反面煩わしい時もあるのだ。だから結構通いながらも店の人と一定の距離を保てるのはいい。この店を気に入ってるのは、結構食べ物も美味しいのだ。揚物が若干多い気はするが、ありきたりのメニューではなく、「これって美味しそう」的なものだ。この日は、テビチのガーリック塩焼き、牛肉のタタキ・サラダ添え、餃子、イカの一夜干し、漬物盛り合わせだ。まあこう書くと普通の居酒屋と変わりない気もするが、メニューは黒板に書かれていて毎日変わるのだ。生ビールを2杯飲んだ後、シマーに切り替えたが、あまり手持ちがなかったので2合だけ菊の露を頼んだ。店は広くないが、照明が暗い店だから結構落ち着いてしまう。客は我々の他に1人客がカウンターにいるだけだったが、後から随分うるさい、というかかなり迷惑な客が入ってきた。よく見ると先日の「ぐるくん」で他の客の迷惑を顧みず、カラオケを離さなかったとんでもない輩だ。1人客に「ぐるくんに行こうぜー」と絡んでいる。悲しすぎる。意識を向けないようにするが、必要以上に大きな声で喚いているので、どうにも気になってしまう。店の人も迷惑そうだ。こういう場合はどういう風に対処したらいいのだろうか。面と向かって注意すると、双方とも酒が入っているので大乱闘ということにもなろう。音もなく後ろから近寄って泡盛のビンで後頭部を殴ろうか。いや、死んでしまうかもしれない。諦めて仲良くなって一緒に騒ぐか。いや、それじゃヤケクソだ。やっぱり静かに店を去るのがオトナなんだろう。そんなことを考えていると、向こうが疲れたのか、こっちが慣れたのか、それほど気にならなくなってきた。他にも客が入ってきたこともあろう。この日は飲むペースが遅く、2合飲むのに2時間くらいかかった。気がついたら0時近い。でも月曜日に飲んで帰ると、その1週間は不思議と短い、気がする。

Chocolet's                                               那覇市長田2丁目4-15                                      098-836-6966

フリー・ソウル クラシック・オブ・マーヴィン・ゲイ

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2007年8月 6日 (月)

コンタディーナ

評価 7

入店日時 平成19年8月5日(日)午後2時頃 過去入店回数 なし

どうも最近採点基準が曖昧になっていて、「7点」が連発されている。スッゴク良くもないが、悪くもない、すなわち「まあまあ」が7点になってしまっている。しかしよく考えても8点や9点でもないし、6点でもない。そこそこの店が多いということなのか、そこそこの店に行くことが多いのか。この店もその「そこそこ」の店だ。「そこそこ」というと、あまりポジティブな印象は受けないかも知れないので、敢えて「結構いい」とでも言いましょうか。たまには沖縄そばじゃなく、お洒落にイタリアンかフレンチを食べたくなったので、前に気になっていたこの店に行くことにした。浦添のパイプラインを走ることは珍しい。日曜だからやはり混んでいるが、新都心からパイプラインに入ってすぐのベスト電器の裏手に坂道を登っていくと、何故か雰囲気のいいロータリーにぶつかる。その一角にある。大きな団地が隣にあるが、緑の多い高台で暑っつい昼下がりのせいか辺りは静かだ。店はテーブル席が4席とカウンター席がある。天井が高くて窓が可愛い。その女性受けしそうな可愛い窓際の席に座る。ランチメニューは2種類だけ。パスタランチかパスタコースだ。それぞれ980円と1280円。コースの方を選らぶ。パスタは3種類から選ぶようになっている。我輩は「自家製生パスタ・パッパルデッレ牛ホホ肉とキノコのラグー」を選ぶ。サラダとスープが順に出てくる。それぞれ一手間掛けてあって美味しい。野菜は東風平の自家農園で栽培されたものらしい。どうりで瑞々しいわけだ。パンも熱々で美味しい。パスタは少し時間があって運ばれてきた。自家製パスタ。めちゃくちゃ幅広で、ラザニアみたいだったけど、すっごく美味しかった。ソースもコクがあって、パスタとよく絡んでいる。あー美味しい。周りは料理を済ませた客ばかりだが、会話に一生懸命だ。女性同士で会話が弾み、帰る気配もない。我輩も食事に満足し、コーヒーを飲んでいると、デザートがテーブルに置かれた。自家製シャーベットのパンナコッタ。美味しい。これじゃあ、平日の昼間は奥様方で満員かもしれない。1280円じゃいくらも儲けが出ないだろうなあ。今度は夜にいって、その実力を見てみたい洒落た隠れ家的レストランである。

イタリア料理 コンタディーナ                                    浦添市内間2-12-6                                        098-875-9126

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石巌當

評価 7

入店日時 平成19年8月3日(金)午後9時頃 過去入店回数 1回

自宅から壷屋にあるこの居酒屋の名前を告げると、「壷屋じゃなく、神里原ね。」と修正された。那覇には「神里原」と呼ばれる一帯があることは知っていたが、具合的にどの辺かは知らなかった。後で調べると、この「石巌當」という居酒屋が「神里原通り」の入り口、ということらしい。最近は活気を若干取り戻しているというものの、栄町、桜坂、前島のように、かつてはかなりの繁華街でありながら、時代と共に衰退してしまった「社交街」は那覇に多い。今は松山がそれらの街の後を引き継いでいるのであろうが、その松山もいつかは他の街にその座を奪われるのであろうか。那覇の繁華街は砂漠の湖のように、常に彷徨っている。神里原通りを歩くと、場末の酒場がイヤでも目に付く。怪しげな店も多い。この店は開南通り沿いにあるのと、ガラス張りなので外から店内がよく覗ける。雰囲気はいたって健全で安心である。「魚」がウリの店らしく、取れたての「イユ」が店内で1匹売りされている。今日は刺身が沢山食べたかったので、この店か「苫屋」かの選択に迷ったが、魚以外のメニューも豊富なこの店に決めた。迷わず「刺身の盛り合わせ」2500円を注文する。他は取りあえず刺身の量を見てからだ。生ビールを飲みながらカウンター席から店内を見渡していると、客の年齢層の高いのに気づく。それでも店内はほぼ満員だ。以前来たときは料理に結構待たされた記憶があるが、この日もなかなか待っても出てこない。目の前の厨房を見ても、焼き物や炒め物は忙しそうに次から次へと作っているのに、一向に刺身を切っている気配がない。さすがに堪りかねてフロアの女性に催促すると、オーダーが厨房に通っていなかったという。少し呆れたが、それでも厨房の刺身担当の男性スタッフが大急ぎで刺身を切り出したので、良しとする。この店、もう少しフロアの女性達がテキパキ動けばいい店になると思うのだが、愛想もない上にあまりヤル気もないようだ。一方、厨房は先の刺身担当、焼き物担当、炒め物担当の3名でフル回転だ。これを見ているだけで結構楽しい。さて刺身がやっときた。イラブチャー、ミーバイ、サーモン、マグロ、水ダコ、カンパチ、車えびが盛られている。ここの車えびは活けなので、まだ少し動いている。意外だが車海老の養殖では沖縄は日本一だ。特に夏の生産量が多いらしい。プリプリの食感は伊勢海老よりも美味しい。頭は唐揚げになっている。日本酒に切り替え飲んでいると、先ほどの刺身担当の板前が「これ、日本酒に合いますから...刺身遅くなったお詫びです。」と小鉢を差し出してきた。何かと聞くと、スルメイカの刺身にワタを丸ごと合えたものだという。うーん、美味しい。日本酒にこれほど合うツマミもないなあ。ミスはミスとして認めて、その後のこういうフォローは嬉しい。これで水に流そうという気になる。しかし、なかなか出来る店は少ないのだ。スタッフのオンナのコがうろたえるだけで、上の人間にも報告しないでろくに謝りもしない店なんか結構多い。今回のはこの板前の判断だろうが、飲食店における従業員教育がなってない店は多い。特にダメなのが、「こちらの商品お待たせしました」とか言いながら持ってくる店だ。「商品」って言い方は売る側(食べさせる側)の一方的な表現であり、これをそのまま客に使うのは100%ダメな店だ。中途半端な大型店やチェーン店に多い。このスルメのワタ和えは、メニューにもなく、しっかり美味しく気分がほぐれるのに十分だった。刺身が2人では多めだったので、他に「ウンチェーバー炒め」だけを追加で注文する。ウンチェーバー=空心菜は大好きだ。中華料理屋でもなかなか食べる機会は少ないが、このような居酒屋にあるのは珍しい。ニンニクベースで一気に炒め、仕上げにお酢を使っていた。この店は確かに魚料理や刺身以外にも、炒めものが充実していて、作っているの見ていると、あれもこれもと試してみたくなる。しかし日本酒を結構飲んでしまい、お腹もいっぱいなので、金曜日の夜、少し早いが真っ直ぐ帰ることにする。外は相変わらずの暑さだが、気分はよかった。

石巌當                                                 那覇市壷屋1-3-12                                         098-861-2786

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