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2006年12月 9日 (土)

アルチザン・ひとえ

評価 6

入店日時 平成18年12月1日(金)午後8時半頃 過去入店回数 3回

かつては「アルチザン」だった。このかつての「アルチザン」は結構気に入っていた。何にしても料理が美味しかった。それも、チマチマした料理ではなく、1皿ごとに迫力があると言うか、存在感に満ちていた。が、場所が良くないのか、あまり客は入っていなかった。そして経営者が変わったらしい。経営者が変わって「ひとえ」が店名に加わった。「ひとえ」が加わって料理が何だかおかしなことになっていた。店内の内装は前とさほど変わっていない。夫婦でやっているようだが、奥さんはテキパキと動いている。愛想もいい。この点は前と同じだ。メニューはボードに書かれていたが、それを見てビックリした。何だかメチャクチャなのだ。前の店から引きついている、アグーのローストや鴨とフォアグラのソテーのようなガッツリ系もあれば、まぐろの刺身やきんぴらごぼうなんてのもある。ようは和洋折衷なのだ。それはそれでいい。刺身をつまみながらのワインもまたいい。が、洋食だけで注文を組み立てようとすると、非常に困ったことになる。前菜がないのだ。料理の値段の幅も、これまた困ってしまう。きんぴらごぼうが300円かと思えば、鴨が2800円。その中間の価格帯がないのだ。結局苦労して次の料理を注文した。鯖のカルパッチョ、牛肉ラグーのスパッゲティーニ、アルチザンサラダ、アグーのロースト。 料理が出てくるのが遅い。突き出しにきんぴらごぼうと落花生が出てきた。きんぴらごぼうは美味しい。ここの料理人は和食出身なのだろう。ワインをボトル半分飲んだところで、ようやく鯖のカルパッチョが出てきた。このカルパッチョはまるで〆鯖にオリーブオイルを掛けたようなものだった。不味くはないのだが、何だか意図的に変わった料理を作っていると言うより、計らずして変わってしまっているような。しかもこれで1200円は高い。次に出てきた料理は早くもメインのアグーのローストだった。一応考えてオーダーしたつもりだったが、作り手にはそれが伝わらなかったようだ。このアグーは美味しかった。ソースはフルーツ系か。前のアルチザンほど豪快ではないが、素直に美味しいと感じた。しかしこれで2000円はやはり高い。次にサラダが出てきた。1200円。生野菜の上に鴨の燻製でも載っているのかと思ったら、干し芋だった。うーん。これはこれでいいのだが、少なくとも「干し芋サラダ」とメニューに書いておいて欲しい。最後にパスタが出てきた。麺での締めろということか。和食の発想で言えばおかしくはない。パスタも美味しかった。3000円の南アフリカ産ワインを飲んで丁度1万円。お腹一杯にはなったが、何かが物足りない。メニューの種類だろうか。いや、やっぱり和洋の組み合わせに無理があるような気がする。どこかで繋がっていればいいのだが、ここの和洋は全く繋がりのない別物になってしまっている。前の経営者と比較するのは酷だが、やっぱり前の方が好きだったな。もう少しワインのあてになるようなものを増やせば少しは良くなるのだが。今は試行錯誤しているのだと思う。1年後くらいにまた訪れてみたい。

Restaurant Artisan・ひとえ                                                                                那覇市久米2-11-3 第3幸福ビル2F                                                                  098-862-3162

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