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2006年12月 9日 (土)

八重食堂

評価 8

入店日時 平成18年12月3日(日)午後3時半頃 過去入店回数 なし

那覇マラソンの日、渋滞を避けてちゅら海水族館に久しぶりに行くことになった。当然久しぶりの北部でそばでも食べようということなる。この八重食堂は、やかんにスープが入っていることで有名。つまり出汁が入っていないそばに、客が自分で好きなだけ出汁を掛けていいのだ。いつも出汁を全部飲み干しても物足りないと感じているので、これは嬉しい。昼はひっそりしている名護の飲み屋街に鰹のいい匂いが漂っている。店に入るとすかさず珍しそうに八重子おばあさんに「どこから来たのか」と話しかけられた。このおばあちゃんは別に店を手伝うと言う様子もなく、常連の客と話をするのが仕事らしい。かつてはこのおばあちゃんがそばを作っていたらしいが、今は子供に任せているようだ。そばはソーキそばと三枚肉そばの2種類しかない。ソーキそばを注文する。湯がいたそばに青ねぎとソーキが載って運ばれてきた。あるべきスープはない。そう自分で掛けるのだ。やかんからアッツアツの出汁を注ぎ、まずその出汁を味わってみる。美味しい。すごく美味しい。しみじみ美味しい。麺はまるできし麺のような平打ち麺。北部は平打ち麺が主流だ。この麺がまたこの出汁とよく合っている。平打ちのワリにコシもあり、かなり美味しい。ソーキは少しだけ豚臭いが、これまた絶品だ。『小』を注文したが、結構麺の量は多い。全部食べた後、空になったどんぶりにやかんから出汁を注いでまた味わう。ああ美味しい。まるで蕎麦湯を飲んでいるような満足感だ。八重食堂。きしもと食堂と並び、沖縄そばの元祖のような店だ。このそばも八重子おばあちゃんも、ずっとずっと変わらずにあって欲しい。この後ちゅら海水族館に向かうが、八重食堂でゆっくりしすぎたせいか、閉館に間に合わなかった。が、そばを食べに来たと思えばいいのだ。

八重食堂                                               名護市城1-9-3                                         0980-52-3286

 

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