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2006年9月 5日 (火)

大東そば

評価 8

入店日時 平成18年9月3日(日)午後14時半頃 過去入店回数 なし

国際通りから1本奥に入った通称パラダイス通りにある。緑ヶ丘公園も近い。店名通り、南大東島に本店があり、ここはその支店らしい。最近国際通りに那覇2号店も出来たとのことだ。南大東島。絶海の孤島。波荒々しく、風もまた吹き荒ぶ。そんなイメージだ。那覇から飛行機で1時間強。フェリーだとたっぷり15時間を要する。遠い。しかも台風の通り道になることが多く、行っても予定通り帰って来れない可能性も高い。そんな感じだ。では、「大東そば」とはどういうものか。結論から言うと沖縄そばと何が違うのかは分からなかった。いや、多分違いはないだろう。ただ、大東島で麺を作っているから大東そばなのだ。そう、ここの麺は南大東島の本店から空輸している自家製だ。木灰をつなぎに海水で延ばしているらしい。カウンターに座り「大東そば・寿司セット」を注文する。厨房では3人のおばさんが黙々とそれぞれの仕事をこなしている。店内はほぼ満席で、その殆どは観光客のように見える。黙々とそばを啜る人、ガイドブックを捲る人、カメラにそばの写真を収めたりしている人。日曜の午後の緩い時間が流れている。そばと寿司がきた。そばは一見して、食べ応えがありそうな太い麺が透明な出汁の中で鎮座している。寿司は白身魚をたれに漬け込んだらしく、いわゆる「づけ」っぽい。小粒だ。思わずそばより先に寿司を口に放り込む。う、うまい。魚はさわららしい。たれがほんのり甘くてわさびのアクセントと絶妙なハーモニーを奏でている。ハーモニー、なんてかなり照れくさい表現だが、それが一番相応しい気がする。「へー、これが大東寿司かあ、うまいなあ。」という言葉が思わず口をついて出る。我に返ると寿司の横に湯気を立てて「そば」が今か今かと待っている。まさに「わしっ」という感じで麺を食べる。「もぐもぐっ...」 何だこの麺の存在感は ! まず出汁を味わうのを忘れてしまったではないか! 噛めば噛むほどに小麦粉の味わいが滲み出てくる。仄かな塩気は海水のものか。このコシ。そして歯切れのよさ。太麺の傑作だ。喉越しもいい。出汁は豚骨と鰹がバランスよく、どちらも突出していない。が、少し塩辛いか。いや、これくらいじゃないと麺に負けちゃうかな。うーん、でももう少し塩気を抑えたほうがいいような。そんなことを考えながら食べているといつの間にか全部食べ終えていた。

家に帰って大東島について調べてみた。大東島は八丈島の開拓者によって開かれたとある。「そうかあ、大東寿司のルーツは八丈島の『島寿司』に違いない。」と1人納得する。沖縄本島から360キロ。今日も大東島の人たちは、台風情報に一喜一憂しているのであろうか。

大東そば                                               那覇市牧志1-4-59                                         098-867-3889

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