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2006年7月13日 (木)

ステーツサイズ

評価 6

入店日時 平成18年7月12日(水) 午後10時半頃 過去入店回数 2~3回

この界隈には他にも戦後直後から営業しているステーキ屋が数店ある。その中でも歴史を感じさせる寂れた雰囲気と、丁寧な焼き方からここが一番という声も多い。はっきり言って、肉そのものは美味しくない。石垣牛ややんばる牛など、県産牛の品質から比較すると、ここが使用しているニュージーランド産のビーフは雲泥の差だ。でも、サシが程よく入った油っぽい牛肉はあまり好きではない。生来貧乏性なのか、むしろ豚肉や鶏肉が好きだ。だからサシが全く入っていないここの牛肉は、小さい頃よく噛み切れないで延々口の中で噛んでいた固めの牛肉を思い出させる。といってここの肉が固いわけではない。あくまで昨今の県産和牛と比較すればだ。ステーキはテンダロイン(ヒレ)とアメリカン(サーロイン)の2種類から選ぶ。他にもエビフライやタコスなど、洋食メニューが豊富だ。いつもは柔らかいテンダロインを頼むが、今日はアメリカンを頼んだ。ここは黙っててもスープとサラダとパン(もしくはライス)が付く。ここのパンは、素朴でとっても柔らかくて美味しいのでパンを頼んだ。先に出されたスープを飲み、サラダを食べていると程なくステーキがジュウジュウ鉄板の上で音を立てながら運ばれてきた。焼き方を聞かれるが、焼きすぎるとすごく固くなるので、レア目をお勧めする。肉には塩コショウで基本的な味付けはされているが、沖縄でステーキを食べるときは、「A1ソース」をたっぷりかけるのだ。A1ソースは沖縄のスーパーならどこでも売ってるステーキ用(ハンバーグや焼肉でももちろん良い)ソースだ。これがないとステーキじゃない、という人も多い。付け合せはオニオンソテーと大き目のフライドポテトだ。A1ソースをたっぷり肉につけて食べる。う、うまい。何がうまいって、このA1ソースがここの肉によく合うのだ。グルメ番組のレポーターがここのステーキを食べたら何というか。馬鹿の一つ覚えみたいに、「キャー、柔らかい」とか「キャー、甘ーい」とは言えまい。「ウォー、ニックー」という表現がいいのではないか。肉を食ってる。大袈裟だが、そういう感覚が一番当てはまるような気がする。カロリーも国産和牛よりかなり低いはずだ。実際次の日の朝体重を量ると、遅い時間に食べたにも関わらず、体重は減っていた...。A1ソースをかけなければ、ダイエットメニューにもなるのではないか。最近の日本人はいい肉を食い過ぎてる。ステーキとはこういうもの、だと再認識させられた。で、値段。今日食べたアメリカンは1250円。一番高いテンダロインでも1500円。そりゃ地元客だったらファミレスよりこっち来るよね、絶対。

店内は特に音楽がかかっているわけでもなく殺風景だ。戦後進駐軍が足繁く通ったというこの店が、戦後の遺物だとすれば少しだけ救われる気がする。

ステーツサイズ                                            那覇市辻2-5-18                                          098-868-4318

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