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2006年6月 2日 (金)

守礼そば

評価 7

入店日時 平成18年6月2日(金) 14:30頃  過去入店回数 10回以上

ここは仕事柄空港に立ち寄った際に、よく行く店である。雰囲気が沖縄っぽいし、メニューがすっごく豊富なので気に入っている。「沖縄そば。ソーキそば。以上!」というように、そば1本で勝負している店も潔くて好きだが、だからといって美味しいとは限らない。その勝負玉が美味しくなければ2度と行かないだろう。単品で勝負している店に行くにはある意味覚悟も必要である。作り手が、「これ1本」で勝負している以上、中途半端な気構えで訪れることは出来ない。受け手(食べ手)もそれ相応の気構えで臨まなければならないのだ。だからけだるい平日の昼下がりに、「はあ、やっと金曜日かあ」というダラけた気分のときにはあまり直球勝負の店は行きたくない。もう勝負したくないのである。その点、メニューが豊富な店はいい。「今日は何を食べようかな、エフッ。」というヘラヘラした気分でも、お店側も「何を食べてもいいのよ、フフッ。」と微笑んでいる気がするのだ。だから勝負したいときは「首里そば」や「てんtoてん」のような単品勝負の店、勝負したくないときは「うるかそば」やここ「守礼そば」のような店がいい。勝負云々というのも、所詮独りよがりで、「おいおい、何を気張ってるんだよ!」と言われるかもしれないが、外食は金銭のやり取りが絡む真剣勝負と捕らえているので分かって欲しい。そして私が訪れた際は心して作って欲しいのだ。ふーっ、ちょっと冒頭から力が入ってしまったが、ここ守礼そばはメニューが豊富な方だ。すごく多い。日本そばやうどんまであるのはいかがなものかと思うが、店いわく「美味しければいい」のだそうだ。トンカツそばや唐揚そばまである。色々試行錯誤しながら、沖縄そばの可能性を拡げているそうだ。メニューが多くなると、無駄になる食材も多くなるから店の維持からみると大変だと思うが、まあ不味そうなものは頼まなければいいのだから良しとしよう。もし不味くても、「そっかあ、注文の仕方が悪かったんだな。今度来た時は、これを食べようっと。」と次に来る気が失せるということもないのだ。さてさて、また「守礼そば」の話だが、琉球音楽が常に流れていて、時には店内で三線のライブもやっている。店も広々としていて落ち着く。駐車場も広いし、何かと来やすいのである。そばは、あっさり系とこってり系があるが、あっさり系をお勧めしたい。メニューが豊富なので、選ぶのに時間が掛かった挙句、2、3品注文したくもなるのだが、1品1品の量が多いので、注意して欲しい。一番のお勧めはマース焼きそばとイカ墨焼きそばかな。ちょっと油っぽいけど、ボリュームもあるし試して欲しい。沖縄そばの麺は焼きそばに向いてるから、家で焼きそばを作るときも美味しくできる。あと、宜野座のじゃが麺もパリパリして焼きそば向きである。関係ないけど。話は守礼そばである。ここの客層は、店の作りとかは観光客向けっぽいんだけど、圧倒的に地元客が多い。ある意味、観光客が多い首里そばなんかと比較すると対極に来る店なのかも知れない。この店は1品1品を講じるよりも、全体として評価したので若干甘めの評価になってしまった。が、観光客は首里そばのように洗練された店(味)よりも、このように地元から支持されている店こそ足を運んで欲しい。

守礼そば                                                           那覇市高良3-7-27                                                   098-859-1155

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