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2006年6月 9日 (金)

おもろそば

評価 8

入店日時 平成18年6月9日午後3時頃  過去入店回数 10回以上

自分の中では那覇市内でTOP3に入るそば屋である。おもろまちの裏道にある雑居ビルの1階にひっそりとあり、あまり混んでいるのを見たことがない。この日はもう夕方が始まる時間だったのか、他に客はいなかった。店内は広めに席を取っているが、他に特徴はない。ちょっと殺風景さを感じるかも知れない。夫婦でやっていると思うのだが、フロアを担当している奥さん(と思われる)の感じもよく、かといって馴れ馴れしく話しかけてくるということもない。もう数え切れないくらい通っているが、いやな思いをしたことがない。観光客は全くおらず、昼下がりに1人でそばを食べるのに、すごく向いている店だ。会社の部内にもここのファンがいる。彼は沖縄出身だが、ここで生まれて初めてゆし豆腐そばを食べて、そのうまさに感激したそうだ。自分はここでゆし豆腐を食べたことがないから、その感激すべき味が分からないのだが、いつも食べるソーキそばや三枚肉そばも非常においしい。「絶品」というのとは違う。これぞ沖縄そば、なのだ。透き通ってるのに、しっかりした味のスープ。鰹と豚骨のバランスがすごくいい。麺は八重山麺と沖縄麺から選べるようになっていて、八重山麺はラーメンのストレート麺を太くした感じ、沖縄麺は平打ちでしっかりコシがある。八重山麺は腹持ちがいいのでお腹がすいているとき、沖縄麺は消化がいいのでお腹がもたれているとき、というように食べ分けている。量は多めだが、多すぎはしない。トッピングなしの沖縄そばでなければジューシーやいなりはいらないだろう。忘れてはいけないのが、ここのソーキだ。ソーキそばには「軟骨ソーキそば」と「ソーキそば」があるが、個人的はソーキそばの方が好きだ。ソーキは甘辛の出汁でしっかり煮込まれているが、煮込まれ過ぎてもなく、適度な歯ごたえが残っていて食べでがある。肉を食ったああ、という気になるのである。ここではソーキで出汁が濁るとかいう細かいことは言わず、紅生姜をドンっとのっけてコーレーグースをパッパとふりかけガシガシ食べて欲しい。それが沖縄そばの正しい食べ方だと思う。決して奇を衒ったっておらず、伝統的な沖縄そばの味を追求しているその姿勢。沖縄そばの味を守ることは、沖縄文化の伝統を守ることに等しい。

郷土 おもろそば                                          那覇市おもろまち4-7-18                                       098-864-2111

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